アイアンマン「EXAMSYSTEM STANBY」「PROG RIZE」 作:波瑠紅兎
入学式当日、俺は職員室のドアを叩いてた。
イズは「生徒会の打ち合わせがあるから」と生徒会室に行った。
大量のお菓子と耳栓はなぜ渡されたのだろう…イズは「自己紹介したら耳栓して」と言っていたが…
星翔「失礼します。織斑先生はいらっしゃいますか。」
織斑先生「葛城か、これから教室へ向かう。お前も来い。」
そして織斑先生は教室に入っていったのだが、丁度今は自己紹介の場だったらしい、聞こえてくるのは男性の声、一夏だろうな
『―――以上です』
パアン!と音が聞こえてきて『げえっ、呂布!?』『誰が三国志の英傑か、馬鹿者』パアン!とまた音が聞こえた。
その後は女子生徒達の黄色い声が上がる、事前の学習で織斑先生がISを用いた世界大会モンド・グロッソの初代優勝者、ブリュンヒルデだというのは聞いていた。
そして此処はISを学ぶ為の場所、彼女達にとっては憧れのプロスポーツ選手が現れたような感覚だろう。
『―――それと諸事情により遅れていた者を連れてきた。丁度良い、自己紹介して貰うとしよう。葛城、入って来い』
「失礼します」
名前順で並んで教室に入る俺、入ってから目に入るのは殆んどが同年代の女子の姿、大半は日本人のようだがISを学べるのは世界でもここIS学園のみである為に外国人の姿も見える。
星翔「はじめまして、葛城星翔です。本名字は篠ノ之ですが、諸事情で葛城と名乗っています。どちらで呼んでも構いません。よろしくお願いします。」
(諸事情ってそんな大したものじゃないだろ)と声が聞こえた気がする。
『…き、』
星翔「き?」
『きゃあああああああああ!』
うぐぁ…超音波兵器か?イズのあれはそういうことか…
「男!それもカッコイイ!」
「篠ノ之ってことは篠ノ之博士の弟!?」
「担任は千冬様だし、私もう死んでも良い!」
「男子をこのクラスだけで独占!これは情報が売れるわね!」
織斑先生「色々と聞きたい事もあるだろうが今はSHRの時間である事を忘れるな。取り敢えず自己紹介は今ので最後だったか?まだの者は挙手しろ。織斑弟と葛城は学校生活の中でクラスメイトの名前と顔を覚えろ。良いな?」
星翔「は…はい…(キーン」
織斑先生「ならば席につけ。これより半月の間にISの基礎知識を諸君に叩き込む。その後に実習となる。ISは扱いを誤れば簡単に人の命を奪えるような危険な物だ。全員、その事を念頭に真剣に授業に打ち込むよう。分かったな」
『はい!』
〜〜〜
イズ「ふう〜こんなもんかな。会長どこに行ったんだろ…虚さんが大変って言ってた理由がわかった…」
会長が「ようこそ生徒会へ!」って言ってたときの虚さんの顔が…キツイとは知ってたけどこれほどとは…
二人が帰ってきた。会長が引きずられてる。
楯無「虚ちゃん、もう少しだけ…」
虚「駄目です。ちゃんと仕事をしてくさい」
イズ「あ、おかえりなさ〜い。」
虚「ほら、イズさんもやってるんですから…」
イズ「もう終わりましたよ。あとは会長の仕事だけです。」
生徒会の時が止まった。
虚「え…もうですか?」
楯無「本当?」
イズ「嘘を言う必要ありますか?」
虚「いえ…誠には信じがたく…本当に…」
書類を見て驚く。
イズ「では後は会長、がんばってくださいね〜」
楯無「イズちゃん…手伝って?」
イズ「可愛くおねだりしてもだめです。これからビルドドライバーの制作とそれとアイアンマンの調整…アイアンレギオンの点検にゼロワンのアサルトグリップの開発…」
どんどん顔が死んでいくように感じる。
楯無「虚ちゃん…私の仕事ってイズちゃんと比べれば楽って気付いたわ…」
虚「えぇ、気付いたらちゃんとやってください。」
イズ「あぁ…何徹かなぁ…」
イズのブラック労働…