アイアンマン「EXAMSYSTEM STANBY」「PROG RIZE」 作:波瑠紅兎
自己紹介後、後ろの席(いきなりだったから急ごしらえだったのだろう)でイズと話(生徒会の仕事の愚痴)をしていると
??「せとせと〜」
星翔「ん?俺?」
??「そうだよ〜ねぇせとせと、お菓子持ってる?」
星翔「お菓子?持ってるけど…食べる?」
??「ありがと〜私は布仏本音だよ〜のほほんって呼んで〜」
星翔「あ、あぁ…(イズが言ってたのってコレか…)」
本音「そろそろ次の授業があるからまたね〜」
星翔「またな(なんか、不思議な感じがしたな…)」
1時間目はISの基礎についての授業で予習済み(イズに脳に刻み込まれた)ので問題はなかった。
そして二時限目、IS関連の教育に特化しているこの学園では一日の授業の殆んどがISの授業で締められていた。
山田先生の先生の授業で一夏が「参考書?電話帳と間違って捨てました!」と言って俺のを貸したが。
一夏「星翔、ありがとな!」
星翔「いいよ。ほとんど覚えてるし」
????「ちょっと、よろしくて?」
星翔「ん?あぁ、セシリア・オルコットさんか。」
一夏「誰?」
星翔「クラスメイトの名前ぐらい覚えとけよ。イギリスの代表候補生だ。」
セシリア「あら、そちらの殿方は私のことをご存知のようですわね。織斑一夏さんの方は少しお勉強が足りないのではなくて?」
一夏「代表候補生ってなんだ?」
星翔「…(絶句」
セシリア「あ…あなた、本気で言ってますの?」
一夏「おう、知らん」
星翔「一夏、勉強不足がすぎるぞ。簡単に言えば国家代表の卵だ。」
セシリア「コホン。もう一人の方はよく理解しているようですわね? そう、わたくしは代表候補生、つまりはエリート! その中でも専用機を持つことを許された特別なのですわ!」
一夏「星翔、専用「文字通りだ。千冬さんの暮桜とかな」なるほど。」
少しは学ぼうと思わんのか…
セシリア「貴方はお話の分かる方ですのね? 男性ですのによく理解していらっしゃいますわ」
星翔「教えてくれた先生が良かったからな」
ん、なんだ?なんでそんなに驚いてるんだ?
セシリア「そうですの。でしたら分からない所があれば教えて差し上げますわ? わたくしは入試で唯一、教官を倒していますの。その凄さもお分かりでしょう?」
一夏「……入試ってISを動かして戦う奴か? それなら俺も倒したぞ? 星翔は?」
星翔「織斑先生と生徒会長の2on1だぞ?勝てない勝てない。」
「「…は?」」
星翔「ん?」
一夏「千冬姉とやったってことか?」
星翔「あぁ、流石に勝てないわ〜アレ」
セシリア「あ…貴方…」
星翔「あ、もうチャイムが鳴る」
セシリア「あ…コホン。取り乱しましたわ。もう少しお話をしてあげたい所ですがもうそろそろチャイムが鳴りますのでこれで失礼させていただきます」
3時間目は織斑先生の武器の扱いや種類、特性について…か。
織斑先生「そういえば再来週のクラス対抗戦に出る代表者を決めていなかったな。誰か立候補、または他薦はあるか?」
その言葉に生徒全員がざわつく、そもそも説明が少ない
「クラス対抗戦は文字通りクラスから代表となる生徒を一人選出してISでの試合を行う。そしてクラスの代表として選ばれた者は他にも生徒会の会議や委員会への出席とまあ簡単に言えば中学までの間にもあったであろう、クラス委員長という訳だ。なお一度決定すれば一年は変更出来ん。その辺りの事をよく考えて選ぶんだな。自薦他薦は問わん、誰かやる奴はいるか?」
「はい! 織斑君を推薦します! 」
「私も!!」
よし、気配を消しておこう。
一夏「…うん? 織斑って俺!?」
他に誰がいる…織斑先生がいるか。でもこの場で織斑に当たるやつは一夏しかいないだろう。
一夏「ちょっと待ってくれ!」
織斑先生「織斑弟、推薦された以上は拒否権はない」
一夏「クッ、なら俺は星翔を推薦します!」
星翔「あ、テメェ、一夏!折角人が気配消してたのに!」
織斑先生「織斑に葛城か。他にいないか?」
セシリア「納得がいきませんわ!!」
織斑先生「ほう、なら理由を言ってみろオルコット」
セシリア「勿論です。単に男性だからと、物珍しさだけで選ばれるなどあってはならない事です。クラス代表とは文字通り、そのクラスの中でも最も相応しい者にこそなる権利と義務があります。そしてこの中でそれに一番近い人物はこの私を置いて他にありません!大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛でーー」
IS学園を日本に作らせた国連だの国際機関に言えと言いたいところだが、ここでとうとう一夏がキレた。
一夏「イギリスだって大したお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」
あちゃ〜、これは国際問題になるぞ…あ?気が…遠く…「ごめんね」
セシリア「あっ、あなたねぇ!私の祖国を侮辱しますの!?」
星翔?「そうだ!イギリス料理は不味いものだけじゃない!偏見で物を語るな一夏ァ!!」
一夏「星翔!?どこに反応してるんだお前!?」
星翔?「ふぅ〜、セシリア・オルコットさん、貴方もです。それは国際問題にもなる発言です。今すぐに撤回を要求します。一代表候補生の発言として非常に不適切です。」
セシリア「あ…」
織斑先生「葛城、
星翔?「今は星翔じゃありません。星翔の体を借りているだけです。」
織斑先生「何?…なるほど、飛電か」
今の星翔は目が緑色に、緑色のメッシュになっている。
星翔イズ「えぇ、言いたいことは言えたのでこれで失礼します。星翔は多分しばらく寝ている状態になるので」
星翔イズは椅子に座ると目を閉じた。
織斑先生「ハァ、なんにせよ決闘にてクラス代表を決めるという方向で来週の月曜日の放課後にアリーナにて三名での模擬戦を行う。それまでに全員、機体の調整を行っておけ。以上。これより授業を始める」
〜〜〜
星翔「は〜起きたら質問攻め…疲れた〜」
イズの奴、急に出てきて…あんなんイマジンだろ…
説明に齟齬が無いようにするのは大変だった…本当のことは姉さんとクロエしか知らないもんな…
星翔「イズ…あれ、居ないのか?」
イズ「あ〜ダメだ!なんでできないんだ!?やっぱりネビュラガスか?でもこの世界にネビュラガスなんて無いし〜…何で代用すれば…」
星翔「あの〜イズ?」
イズ「これが出来てもアイアンマンの調整…あ〜やることが多い…」
楯無「星翔君、イズちゃん聞いたわよ〜試合をやるん…なにこれ?」
会長が困惑と書かれた扇子を広げて聞いてくる。
星翔「ビルドドライバーっていうISの展開装置を作ろうとしてるんですけど行き詰まってるっぽい」
楯無「?あの胸のタップで良いじゃない。」
星翔「イズは演出のためって言ってるんですけどいつの間にか作ることが目的にすり替わってて…」
楯無「あ〜…まぁ…無理しないようにね…ISのコア人格って皆こうなの?」
星翔「イズが特殊なだけです。」