アイアンマン「EXAMSYSTEM STANBY」「PROG RIZE」 作:波瑠紅兎
IS学園についた。
織斑先生「今から試験を行う……筆記は免除だが専用機を持っている以上、実技だけは行わなければならん。なに、相手のシールドエネルギーをゼロにすれば良い。束の傍にいたのならば簡単だろう?」
星翔「あぁ…はい、やります。それで相手は誰なんですか? まさか織斑先生?」
織斑先生「相手は私もだが、相手は生徒会長だ。ISスーツは持っているか? 無ければ貸出――」
星翔「大丈夫。すぐにやれます。」
楯無「えっと、君が星翔君よね? 私はここの生徒会長『更識楯無』あなたの模擬戦の相手を務めさせてもらうわ」
星翔「俺は『篠ノ之 星翔』です。よろしくお願いします、生徒会長さん」
楯無「ええ、よろしく♪」
織斑先生「さっさと始めるぞ」
星翔「了解」
楯無「ISスーツは?着替えなくて大丈夫?」
星翔「問題ないです」
服についている紐を引っ張るとタイツ状になる。
楯無「すごいわね、それ…」
星翔「相棒の傑作です」
メーティス(嬉しいね、そう言ってもらえると)
織斑先生「始めるぞ。山田先生、審判を頼む」
山田先生「は、はい!星翔君、制限時間は10分です。頑張ってください。」
星翔「分かりました。」
織斑先生と生徒会長がISを展開する。
こっちは胸のアークリアクターをダブルタップする。
すると大量のナノマシンが体を包み、全身を覆うスーツが形成されてていく。
ずっとつけてた眼鏡を外し、ヘルメットが装着される
赤と金の戦士、アイアンマン
星翔「サポート頼むぞ、メーティス」
メーティス「了解、相手のISの
楯無「フルスキン?珍しいわね」
星翔「『ISの機能だけに頼らないスーツ』がコンセプトなので」
織斑先生「まあ、
山田先生『それでは…はじめ!』
始まった瞬間、両手のリパルサーを向けてリパルサーレイを打つ。
まあ、簡単に回避された。
織斑先生「ふっ!」
ブレードを振りかぶってきたので、ナノマシンでシールドを形成、攻撃を弾く。
楯無「すごいわね。次は私よ!」
水の槍を作って突撃させてきた。
星翔「ユニビーム!」
アークリアクターから発射された光線が水を蒸発させ、そのまま会長に向かっていく。
しかし、水のヴェールでガードされる。削ってはいるが、ギリギリ届かない。
そして会長が手に持っているランスのガトリングを向けてくるがリパルサーで飛び、空中を高速で移動する。
楯無「なっ!?」
織斑先生「早い!」
この狭い空間内で安全に戦うためにリミッターを設けているとはいえ、それでも現行のISが出す速度では追いつけない速度だ。
右手にナノマシンでブレードを出し、織斑先生に斬りかかるが対処される。
織斑先生「普通のISと違って動きが読みづらいな。速度も桁違いだ。」
星翔「それでも簡単に対処する織斑先生はなんなんでしょうね」
切り続けようとするが絶妙なタイミングで会長が参加してくる
両肩のミサイルを撃つが、ヴェールで防がれる。
メーティス「やっぱりこのミサイルでは貫くに足らないか…」
星翔「ぐっ」
ガトリングと水の槍に当たる。シールドエネルギーは大して減らないがナノマシンが少しずつ削られる。
回収してはいるが会長のアクアナノマシンに削り取られる。
今は会長のように生み出すことができないから取られれば補充がきかない。
俺がリパルサーを向けたところで俺の目の前でガトリングを向けている会長が―
楯無「ふふっ、甘いわよ?」
―水になって崩れた。
「分身!? 本体は―――ぐぅっ!?」
後ろに回りこまれて、水でドリルとなったランスの薙ぎ払いを受ける。
ノックバックしたところに織斑先生がいてブレードで吹き飛ばされる。
星翔(きついな…)
メーティス(でも…制限時間は残り5分。)
星翔&メーティス「ラーニング完了…」
〜〜〜
流石に織斑先生との2対1はやりすぎだったわね…
それでもあそこまで耐える星翔君も大概おかしいけど。
『油断するなよ。まだまだシールドエネルギーは残っているぞ』
そう、それよ。
あのアーマーのナノマシンでシールドエネルギーが大して削れない。
とてつもなく早くてそれで硬い面倒なタイプ。
攻撃面も馬鹿にできない。
あんなものを作る【相棒】って誰かしら…
星翔&メーティス「ラーニング完了…」
ラーニング?あのISの機能かしら。
まだ何かあるなんて驚きね…
―――
ちょっと、何あれ!?
こっちの動きが読まれてる?
何をしても避けられるか対処されるんですけど!?
しかもさっきとは動きのキレも少し違うし、下手に動けば確実に当てられる。
ラーニングを終えるまでナノマシンでシールドエネルギーを保持して終わったら先読みで確実に仕留める…かなり強い布陣じゃない。
でもね、私も学園最強として負けるわけにはいかないのよ。
〜〜〜
メーティスのラーニングで少し楽になったが、対処が難しいな。特に織斑先生の斬撃。
避けたいけど会長の妨害の予測で受けるしか無いんだが…めっちゃ重いんだよ。1撃1撃が。
できれば受け止めたくない。
織斑先生の攻撃をいなして会長の対処はメーティスがする。負担は少ないけど
メーティス「あと1分」
星翔「りょうか…っ!」
腕に蛇腹剣が…っ!
楯無「そぉれっ!」
星翔「うおっ!」
メーティス「星翔、後ろ!」
後ろから織斑先生がブレードを振ろうとしていた。
星翔(まずい、メーティス!どうにかできるか? …メーティス!?)
GNドライヴ、リポーズ解除
TRANS-AM
EXAM SYSTEM STANBY
〜〜〜
えっ、消えた?
躱せない。絶対に直撃だった。
ハイパーセンサーに反応があるけどこれは…
今までの…3倍。
まさか、あれ以上の速度が出せるなんて。
星翔君を肉眼で見た。
ISが赤く輝いている。
金属の光沢ではない。直接光っている。
ISの腰からなにか出てきた。
モスグリーンの板のようなもの。
『GNホルスタービット起動 ライフルビット、シールビット展開』
中性的な声が聞こえた。
この場にいる誰とも違う声、プログラム?AI?そう考えていると、板からライフルが出てきて宙に浮いている。板も浮遊し、四角を形成する。
ビット技術⁉︎イギリスの第3世代兵装。何も関係ない星翔君が扱うなんて!
『ロックオン・ストラトス! いつもと違って、乱れ撃つぜ!!』
ライフルに光が灯り、私達に降り注ごうとした時
ビー!
試合時間が終わった。
危なかったわね…。
あの子…ぜひとも生徒会に欲しいわ。
束さんとの生活で違法研究を行っていた研究所を破壊するためにスナイパーライフルで長距離狙撃から奇襲という手段を使っていたので、今回は「いつもと違って」という言葉を使いました。