転生したら敵対種でした   作:有神要素

9 / 30
序章のストーリーがいよいよ始まりますが……先に言っておきます。
大体原作改変しております。大筋としてはあまり変わりませんがその過程が変わってますのでご了承ください。


今日は昨日の明日

とある日、宇宙ステーション「ヘルタ」内でパトロールをしている肩に赤いスカーフを巻いた1人のヴォイドレンジャー・略奪がいた。*1

 

 

 

『扉の損傷……無いな。ヨシッ!*2

 

 

赤いスカーフのヴォイドレンジャー________ファクターは安全装置や扉などに異常が無いか確認をしながらパトロールをしていた。

 

 

『それにしても平和だなぁ……いつもこんな感じに続けばいいのだが……そうも言ってられないよなぁ……』

 

 

ファクターは知っていた。この先の訪れた星で待ち受けている()()があることを……

 

 

『封鎖部分には行けなかったし、星穹列車の話題で()、もしくは()()の話題が無かったから本編より前の時間だっていうことは分かるけど……』

 

 

と、つぶやいたその時だった。

 

 

 

ビー!!!ビー!!!

 

 

 

突如警告音が宇宙ステーション「ヘルタ」内に鳴り響いた。

 

 

『これは、レギオンが侵入した時の警報……ってことは本編の始まりなのか!?』

 

 

すると、ファクターのスマホ*3からアーランの緊急連絡が来たのでファクターは出た。

 

 

「ファクターか!?今、大規模のレギオンが宇宙ステーション内に侵入した!速やかにスタッフ達を避難させてくれ!」

 

 

『了解!』

 

 

ファクターはスマホの電話を切ると急いでスタッフ達の救助へ向かった。

 

 

 

~~~~

 

その頃、エレベーター内では

 

 

「~~♪」

 

 

紫色のレイヤーカットの髪に、蜘蛛の巣の形の刺繍を入れた手袋を付け、腰には二丁の銃、白のスーツに黒のコートを羽織り、そして丸い形のサングラスを額にかけている女、『カフカ』が、バイオリンを弾く動作をしながら鼻歌をしていた。

 

 

ドォン!

 

 

「……私の出番じゃなさそうね。」

 

 

遠くからの爆発音が聞こえたカフカはそう言った瞬間、

 

 

「いや、ちょうどいいところに来た。」

 

 

突如、カフカの目の前の空中に狼をモチーフにしたアイコンが中央のスクリーンが浮かび上がり、そこから女子の声が聞こえた。

 

 

「システム時間23時47分15秒、時間通りだ、カフカ。」

 

 

エリオ(星核ハンター)が見る未来に間違いはないわ。さっきの爆発は何かしら、あれも彼の『脚本』に含まれているの?」

 

 

「うん、『システム時間23時44分59秒、爆発による衝撃波でメイン制御システムの大部分がダウン』と書いてある。」

 

 

「君がやったの?」

 

 

「『反物質レギオン』がやった、やつらはシステムにおける2時間前に宇宙ステーションに侵入した。」

 

 

「私たちはレギオンと交戦するのかしら?」

 

 

「わからない、エリオは言ってない、重要なことではないみたい。」

 

 

「了解。じゃあ、ここからの行動は私が引き継ぐわ。」

 

 

「了解。今度こそ私を楽しませてくれる?ここまでの行動は本当に退屈だった。」

 

 

「ごめんね、今日の任務は退屈なの。ただ目標を「入れる」だけだから。」

 

 

「______でも、楽しみを見出したいのなら、邪魔はしないわ。だって……」

 

 

そして、カフカはエレベーターの扉が開き、目の前にいたレギオン達に歩みながら言った。

 

 

「______だって、エリオの脚本にないものは

 

 

 

 

 

どうだっていいもの!
」バン!

 

 

 

そして、カフカはレギオン達に向かって発砲した。

 

 

 

~~~~

 

 

『早くこっちへ!』

 

 

「ありがとう、本当にありがとう!」

 

 

一方、ファクターはスタッフ達に避難誘導をしていた。

 

 

『しかし、初めての任務と比べたら分かっているけどキリが無いな!』

 

 

ファクターがレギオンに愚痴を言いながら進むと、

 

 

『ッ!アーランさん!』

 

 

アーランが1体のヴォイドレンジャー・蹂躙と2体のヴォイドレンジャー・改ざんに襲われていた。

 

 

 

(だったら今こそ使う時だな!行くぞ!)

 

 

種族変身(モードチェンジ)!』*4

 

 

ファクターがそう言うと徐々にファクターの体が変わり、『ヴォイドレンジャー・蹂躙』になった。

 

 

『喰らえっっ!!』

 

 

ファクターは弓矢を出現させ、狙いを定めてヴォイドレンジャー・蹂躙の頭部へと放った。

 

 

『Gyaaaaaaa!!』ドコォォォォン!!

 

 

そして続けて、2体のヴォイドレンジャー・改ざんを足で蹴っ飛ばした。

 

 

『吹っ飛べ!』

 

 

『『Syaaaaaa!!!』』バキィ!!!

 

 

ファクターによってアーランを狙っていたヴォイドレンジャー達は塵となって消えた。

 

 

『アーランさん!大丈夫でしたか!』

 

 

「助けてくれて感謝する、ファクター。俺は大丈夫だ。」

 

 

『本当に怪我は……無いみたいですね。良かった……あ!スタッフ達は避難させましたか!?』

 

 

「それについては問題ない。ここにいるスタッフ達は全員安全な場所へ避難させた。今ここにいるのは俺とファクターだけだ。」

 

 

『良かった……あ!』

 

 

ファクターはそう言うと、思い出したかのように言った。

 

 

『少し、気になる場所があったので行ってみてもいいですか?』

 

 

「何かあるのか?必要なら俺もついて行くが。」

 

 

(どうしよう……もしカフカと出会ったら真っ先に()()で出会ったことを忘れさせられるんだよな……でも、開拓者(主人公)の安否を確認したいし……やむを得ないか)

 

 

『お願いします。一緒に来てくれませんか?』

 

 

「分かった。」

 

 

こうしてファクターとアーランは《収容部分》の1階の南東の部屋に向かった。

 

 

 

その行動が今後の展開に大きく影響することを知らずに……

 

 

 

 

~~~~

 

 

「ふーん……」

 

 

「どうしたの?おチビちゃん。」

 

 

カフカが銀髪のポニーテール、青と黒がトレードマークのお腹が丸出しのサイバーパンクな衣装を着て風船ガムを膨らませてる女子______『銀狼』に声をかけた。

 

 

「……ちょっと気になることがあってね?ほら、これを見て。」

 

 

「何かしら?……へぇ」

 

 

カフカは銀狼がハッキングした監視カメラの映像を見て、興味深そうに笑った。

 

 

「まさか、人類の敵であるはずのレギオンが人を助けるなんて……面白い。」

 

 

「なるほどね……だからエリオの脚本は『()()をここへ置いて行け』って書かれていたのね……」

 

 

「……まさか、本当にここに2人とも置いていくつもりなの?」

 

 

「ええ……それに好都合だわ。だって……」

 

 

 

 

 

 

 

「2人を離れ離れにするのはさすがの私も酷だもの。」

 

*1
ちなみに赤いスカーフは味方が敵と勘違いされないように伸縮性のある布で作ったスカーフをアスターにプレゼントされたのだ。

*2
元ネタは「ヨシ!」と指差し確認をする現場猫です

*3
スマホはアスターに買ってもらった

*4
ファクターが倒した敵ならその敵の外見になり、敵の能力を使うことができる技。ちなみに最初変身した時は全身の骨が折れるかもと思う程の激痛を味わったが、現在は筋肉がつる程度で済んだ。




ねじれポイント
・ファクターがアーランをレギオンから助けたため、怪我を負うことはなく普通に脱出できる。
・星核ハンターは星と穹を両方宇宙ステーションにおいていくことにした。
(本来は星か穹のどちらかだった。)



星と穹の2人のやり取り見たかったんです……

ファクター『……俺は未来について知っているけど話すべきだろうか……?』

  • 伝えよう!
  • やめておこう……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。