京都第六鎮守府 3月末 工廠
「おー!!!」
「Все кончено」
只今工廠、この練度なら響が第二次改装を出来ると[開発=改修部]から伝言が来たので暁と一緒に響の改二改装後の姿を見に来たのだが…
「...?」
「...?」
二人なかよく首をかしげてしまう。
「ん?二人共、どうかしたかい?」
「ロ」
「ろ?」
「「ロ、ロシア語だーっ!?」」
「ちょっと、暁!?響がロシア語話せるの知らなかったの?」
「そりゃ知らないわよ!だって私たち六駆どころか特型全体でも沈むの早かったじゃない!」
「それならなんか先代の「暁」の「山彦」からロシア語学んだりとかしなかった?」
「無理よ!だって私が竣工される前に解体されてる筈よ!?」
「俺も無理だしどうすりゃ...」
そうやって二人でひそひそ話していると
「えーっと、はい。改修部から説明の方、よろしいですか?」
「「あっ!はい!」」
「えー、これは戦後、ソ連に対する賠償艦時代の響、「Верныйz」時代を再現した物となっています。」
「装備とか性能はどんな感じなの?」
「引き渡し時には武装解除状態だった為、新規装備は無し、そして暁改二の仕様とは正反対の方面、防御方面ですね。そちらに偏重しております。」
「えー、何よりも大発動艇、中型バルジ、内火艇を積むことができます。これが一番の変化でしょうかね。」
「これにより装甲の最大値が連撃作動範囲までだと普通の重巡以上になります。」
「説明ありがとうございます。」
「大規模作戦の時に大発とか積むと良さそうよね。」
「でもこの艦隊大発全然持って無いわよ?」
「そうなんだよねぇ...陸さんの船とか持って無いし...」
「まだ本領は発揮できそうには無いわね。」
「で。」
響...いや、「Верныйz」の方に向き直る。
「響改、改めヴェールヌイ!貴官のこれからの活躍に期待する!」
「Дa。」
「で、響。俺、ロシア語が分からないけどどうしたら...?」
「というかこれから響って呼んで良いのかしら...?」
「問題無いよ。二人とも。」
「というか俺、響の進化に喜びと困惑が混ざってるんだけど...」
「ソヴィエトに引き渡された後の姿だとしても私の妹である事は間違い無いのよ?」
「あっはは、確かにそうだわな。」
「で、響。」
「何か言いたい事とかあるかしら?」
「う~ん...特にはないね。」
「取り敢えずこれからもよろしくね。司令官。」
「うむ。」
「だいぶ声落ち着いてる~(天を仰ぐ)」
それはそれとして響の運は吸われてたし、Bepでは無く響と呼び続ける事にした。
暁、響の運を吸って幸運艦として生きてる節がある