1974年
・エジプト大統領アンワル・サダトが過激派ナセル主義者の青年に暗殺される。
1975年
・イラン帝国で革命が勃発。皇帝はアメリカに亡命。イラン・イスラム共和国が成立する。
・アメリカ大使館人質事件が発生。アメリカ合衆国がイランへの経済制裁を発動。
・イラクがエジプトの混乱を機会としてアラブ世界の盟主になるべく革命イランへ侵攻。しかし間もなく膠着状態に陥る(イラン・イラク戦争)。
1976年
・イラクがイラン相手に苦戦している中、政治的混乱を収めたエジプトはイスラエルへと奇襲攻撃を仕掛ける(第四次中東戦争)。
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・イラン・イラクでの戦争と合わせて石油価格が上昇しアメリカを中心に経済危機が発生する(第一次石油危機)。
・西側諸国が石油危機に陥る裏でソ連は産油国として外貨を獲得するが、汚職と穀物の輸入拡大により経済的に停滞を始める。
1977年
・エジプト、イスラエルとの停戦に合意。エジプトはイスラエルを国家承認し、アラブ連盟から資格停止処分を受ける。
1978年
・厭戦気分が高まるイランでソ連の支援を受けた社会主義者によるクーデターが勃発。テヘランでの革命は失敗に終わるが、社会主義革命派、イスラム共和派、民主共和派、王党派、クルド独立派などでの内戦に繋がる。
・ソ連が社会主義者と民主共和派、アメリカが王党派をそれぞれ支援。イラン内戦は泥沼に陥る。
・イラン皇帝が帰国し、南部でイラン帝国暫定政府が樹立。これに対して北部ではパールサ社会主義共和国が樹立される。
・パールサ社会主義共和国を支援するソ連軍が南部の帝国暫定政府に侵攻を開始(イラン紛争)。
・アフガニスタン共和国でクーデター発生。社会主義政権が成立。ソ連軍が同地に駐留を開始。アメリカが反体制派を支援し内戦が勃発する(アフガン内戦)。
1979年
・イラク軍がフーゼスターン州を含む地域を占領するが、同地の油田がイラン帝国軍により破壊される。
・ソ連指導者ブレジネフ書記長がペルシャ湾を航行するタンカーを攻撃すると発表。
・原油市場に対する不安が拡大し、ニューヨーク証券取引所で株価が暴落する(第二次石油危機)。
・アメリカでの経済危機と第二次石油危機の影響が世界経済に波及する(世界経済危機)。
・サウジアラビアが石油増産を決定。間もなく原油価格が低下し始め、これによりソ連の原油輸出に陰りが見え始める。
・原油価格の低下に反して、西側経済で混乱が続く。
・西側との貿易を強化していた東側でも世界経済危機の余波でソ連を中心に経済が混乱し始める。東側市民の間では政府への不満から民主化の機運が高まる。
1980年
・ユーゴスラヴィアの指導者ヨシップ・チトーが死去。連邦の各構成地域では民族主義が高まり始める。
・韓国光州市で民主化を求めるデモを行っていた市民に対して、軍が発砲する(光州事件)。
・ポーランドで労働者によるストライキが発生。『独立自主管理労働組合「連帯」』が設立されるが、ソ連からの圧力により政府は弾圧を行う。
・7月19日から8月3日にかけてモスクワオリンピックが開幕するが、イラン侵攻を受けて西側諸国はボイコットする。
・東西両陣営で経済危機が起こる中、東ドイツにおいて正統マルクス主義・反ソ連・反権威主義・反計画経済・自治主義などの要綱を掲げる「新社会主義」と呼ばれる思想が誕生する。
・ドレスデンで反体制派の連合である「新マルクス社会主義連盟」が設立される。
・ポーランドでは東欧各国に駐屯するソ連軍への抵抗を目的として各地の地下武装組織を結集し「独立東欧軍」が設立される。