人格破綻者   作:INUv3

3 / 5
今回やっと、最後の転生者を登場させます。
なお、原作開始は未定です。
なのはの、お話って、結構複雑ですな〜


転生者達のお話、あと山猫

 

ふむ、あれから1年程度、俺は特に何もせず

鍛錬に鍛錬を重ね、連休は世界探索程度だな

アダマンタイトが見付からんが、あるはずだ多分

2年生に上がったが、相変わらず退屈な学校生活だ

あの後は、転生者達…あぁ、黒崎みかど と 高町 そら の事だ

あのもの達とは、特に関わりは持っていない

だがな、クラスが変わったはずの

月村かせんには何故か、付き纏われている

ことあるこどに俺の後を着いてくるのだ、何故だ?

俺は、月村には、星辰光も何も見せていないぞ?

星辰光を見せてないから、光のドレイにもしていないぞ?

月村のクラスには、主人公勢?が居るのだから

そちらに関わりを持って欲しいのだが?

俺は、お前達の敵となるのに何故

あぁ、それと、踏み台転生者なる者を発見した

2年生に上がる頃に、隣の町から編入した様だ

見た目は首を隠す程の銀髪、金と赤のオッドアイ

身長は、黒崎みかど程度、顔立ちは、中性的と言えるな

筋肉の付き方から、戦闘向きの身体では無い

魔力が俺の上、出力は俺より下程度といった状況だ

能力は分からんが、予想ではFateシリーズでは無いな

よく、みかどに挑んでは負けている場面を見ていた

まぁ、俺は奴らの気配を感じた場合、即座に別方向に向かう様に

動いているから、関わる事が無いのだがな

え?月村にも、同じことをしろと?勿論、実行済みよ

まぁ、何故か居るのだよ真横に、普通にホラーだぞ、これ

あぁ、今日もまた、無駄な学校生活が始まる

何故、既に知っている知識を聞いていなければならんのだ…

鍛錬に時間を割いていた方が有意義な時間を潰せるのだがな…

 

《ディストside終》


《みかどside》

あれから、1年、俺は、なのは達と勉強したり、遊んだりしながら

生活していた、夏休みは、温泉街に行ったな〜、楽しかったな〜

まだ小学生だから、復習すれば分かる範囲だが…

普通に難易度高くないか!?この学校!ま、まぁ大丈夫だろ!

 

そして、今は、2年生に上がった俺と、なのはと、そらの3人で

学校に向かう為に、バスに乗り込んだ

お!今日も、すずか達が乗ってるな〜、遅刻は無いな!

でも、すずか達ってお嬢様なのに、何で、バス登校なんだろ?

 

「おはよう!すずか!かせん!アリサ!」

 

「すずかちゃん!かせんちゃん!アリサちゃん!おはようなの!」

 

「おはよう、すずか、かせん、アリサ」

 

「おはよう、なのはちゃん、そらちゃん、みかど君」

すずかはお淑やかな物腰だよな!

 

「おはようございます、なのは、そら、みかど」

かせん、お嬢様感が凄い…!

 

「おはよう!なのは!そら!みかど!」

アリサは元気だな〜!

 

そうして、俺達はバスの一番後ろに皆で座ったが

やっぱり、居るよな…俺から見て、右前の席に座っている

金髪の男…ディスト・ヴァルゼライト、確実に転生者だ

見るからに日本人離れした顔立ちと、特徴的な獅子の様な金髪

そして、オッドアイ、更に言えば…魔力の他に何か分からないが

強大な力を感じる…それも、英霊エミヤ以上の力が…

だが、俺達に接触する事も無いんだよな…多分、転生者の

かせんに逆に絡まれてる位しか行動が無いんだよな…

何時も、休み時間や移動中は、サングラスをかけて、

イヤホンで何かを聴いてるが

それが何なのかも分からないんだよな〜

だけど、コレだけは言える、絶対に俺は勝てないな

まぁ、今の所、無害だが良いんだが…

そして、かせんは相変わらず、ヴァルぜライトの隣に居るんだな…

 

問題はあのg「よぉ!なのは達!俺が来たぞ!」あぁ…今日もか…

 

「あ、うん、こうき君、おはようなの」

 

「はぁ…おはよう、こうき、それで?何か用なの?私達が話してるんだけど?」

 

「あぁうん、おはよう、こうき君、お話は後でしようね?」

 

「はぁ…またあんた?面倒だから、来ないでって前に言わなかったかしら?」

アリサ!?毒舌過ぎないか!?そこまで鬱憤が溜まってるのか…!?

てか、かせんは無視してるぅ!?

 

「おいおい!何で俺を仲間外れにするんだよ〜!俺もみんなと、話したいだけなんだぜ?まぁ、そこのみかど以外とだがな…」

 

「はぁ…何で、お前は俺を目の敵にするんだ?こうき」

 

「うるせぇ!俺はなぁ!お前が嫌いなんだよ!」

 

「だから!その理由を応えろよ!話をしないと分かり合えないだろ!?」

 

5人目の転生者だと思うが、コイツの名前は鳳凰院 聖*1

海鳴町の隣町にある、名家、鳳凰院家の一人息子で

甘やかされて育ったみたいでな…

気に食わない事があれば、直ぐに手を出すんだよな…

見た目は、首が隠れる程の銀髪で、赤目と金目のオッドアイ

身長は、俺と同じ位で、顔立ちは中性的、

身体付きは女みたいに細い

魔力も俺より上ってのは分かるんだが

能力は分かんないんだよな…何なんだろう?

ただまぁ…喧嘩に凄く弱い、才能はあるみたいなんだが

勿体ないよな〜

「おい!みかど!無視してんじゃねぇ!」

 

「あぁもう!煩いな!だから、何で俺に突っかかって来るんだよ!」

 

「だから!お前が気に食わないんだよ!」

 

「だ〜か〜らッ!何で気に食わないのか!説明しろって言ってんだよ!」

 

「気に食わないから!気に食わn「うるさいぞ、貴様ら」へっ?」

 

「は?え?誰だ今の?」

 

俺達は声のした方向を見るが、そこには、サングラスを外して

見て分かる程に、私、超不機嫌ですって顔のヴァルゼライトが居た…!

 

「喧嘩なら他所でやれ、ここはバスの中だ、騒ぎを起こすならば、容赦なく叩き出すぞ」

 

(こ、怖い!何なんだ!?この怒気!?士郎さんや、恭也さん以上に怖い!こ、ここは、素直に謝らなければ!)

 

「あ、え、あ、す、すみません…ごめんなさい…」

 

「あ、あぁ…その…ごめんなさい…」

 

「騒ぎを起こすならば叩き出す、普通に会話する程度なら何もしない、俺はそれだけだ、他に異議がある者は直接言え」

 

そうして、ヴァルゼライトは再度サングラスをかけて

イヤホンをした、雰囲気があまりにも、怖過ぎだろ…!

そして、かせんは、それをにこやかに見てる…こっちも怖い!

それにしても、何で、かせんはヴァルゼライトに付き纏っているんだ?

ヴァルゼライトも特に文句を言ってないから良いのか?

いや、見るからに眉間に皺が寄りまくってる…嫌なんだ…

にしても、かせんの髪色が段々、薄くなってるけど、何でなんだ?

まぁ良いか!とりあえず、こうきは前の席に座って

静かにしてるから、良いけどさ

にしても、何で士郎さんや、恭也さんは

俺を道場に入れてくれないんだろ?

まだ、身体が未発達だからって言ってたけど…

なるべく3年生までには、力を付けたいな

《みかどside終》


《ディストside》

さて、ここで問題だ、俺は最終的には死ぬ予定だ

それも、転生者に殺されるのではなく

この世界の主人公に殺されるのが目的なのだ

だが、その為には、何か大きな事件を起こさなければならんが

俺の能力は、事件を起こす事が苦手だ…起こした瞬間に

星ごと消し飛ぶから、意味が無い

そして、未だにアダマンタイトが見付からない!

星辰光はある!だが、訓練する為の発動体が無いんじゃ意味がねぇ!

どうすりゃええねん!原作知識なんて無いぞ!?

例の願望器さえあれば、聖杯戦争起こしてでも事件作るのに…

さて、どうするか…魔法少女の世界ならば

何か事件が起こるだろうし

その時に、便乗して乱入して、敵になるか


〜数時間後〜


「よし、帰る準備は終わった、さっさと帰るとするか」

あの後?いつも通りだ、授業はノートを取り

合間の休み時間は、小説等を読み漁り

昼の休みには、かせんが来るので、サンドイッチ等の軽食を渡し

話し相手になる、それだけだ

そうして、かせんに発見されず、さっさと帰路についていたが

 

「?なんだ、この魔力…弱い、今にも砕け散りそうな程に…向かってみるか」

 

微弱だが、魔力を感じた為、俺はその方向に脚を向けた

そうして、数十分程度歩いていると、拓けた草地があった

確か、ココは、魔力が集まりやすい地脈の収束地の一つだったか

さて、現実逃避はやめにしよう、その中央に大型の猫科の生物…

いや、先程、現実逃避はやめにしたはずだ、魔力を持った生物なぞ

この地球上には存在しないはずだ、ならば、この山猫はなんだ?

だが、ここで見殺しにするのもな…それに何か、役に立つかもしれん

とりあえず、診察から始めるとしよう

 

「おい、生きているか?…反応は無し、魔力の炉である、コアが無い…ふむ、俺自身の魔力をパスにして、送り込めそうだな…やってみるか」

 

とりあえず、分かった事は、この猫が普通の山猫では無い事

そして、魔力を持つ癖に、魔力炉が無い、バッテリーすらないとはな

長くて今日には消えていた命だ

俺がどう使おうと、誰も構わんだろう

魔力炉が無く、バッテリーが無いという事は

俺以外の存在が魔力を渡しており

そのパスが何らかの外部影響で切れたか

若しくは、契約解除等だろう

まぁどうでもいい、使い魔モドキになるのだからな

 

「とりあえず、魔力変換せずに、そのままの純魔力だけを渡す様に…こうか…よし、魔力のパスが繋がったな、では送り込む」

 

結構食うなコイツ、案外強い存在なのか?山猫の癖に

総魔力の2割程度食うとは、食いしん坊だな

ふむ、魔力パスが切れることも無い

そして、俺のリンカーコアの半分を渡しておこう

コレならば死ぬ事は無いだろう、

何?リンカーコアを渡して大丈夫なのかと?

安心して欲しい、俺のリンカーコアが半分消えた所で

再生して治るのだ、ならば渡し得だろう?

それに、パスが繋がっている、つまり仮でも契約は完了した

後は、起きるまで待ち、その後に本契約をするとするか

《ディストside終》


《???side》

 

私は、その日、私の使命であり役目を果たしました

 

私の主《プレシア・テスタロッサ》彼女の使い魔として

 

プレシアは非常に、それも不出世と言える実力のある優秀な

[大魔導師]として、名を馳せていました。

 

そのプレシアから、私の使い魔としての契約であり使命

それは彼女の娘、フェイト・テスタロッサを

独り立ちして、戦える一人前の魔導師に育てること。

そして、彼女の為に、インテリジェンス・デバイスを作成する事でした。

途中から、フェイトが拾ってきた、アルフも加わりましたがね…フフ

 

そして、約2年の特訓の成果として

フェイトは一人前の魔導師になりました。

フェイトは私の出した課題を全てクリアし

私は彼女のデバイスも完成させました。

そのデバイスは、バルディッシュ

又の名を《閃光の戦斧》

色はフェイトをモチーフに漆黒をベースに

宝玉は彼女の魔力色と髪色の金色にしました。

まだ、セットアップ衣装は設定していませんが

フェイトなら、自分でセットアップするでしょう。

 

そして、私は、このバルディッシュに想いを込めました…

「全てを切り裂く槍として、全てを護る盾として」

彼女は、私の最初で最後の愛弟子です…だからこそ

彼女の道筋に困難があった場合に、助けになる様にと…

 

コレで、私の契約も終了し

そのまま時の庭園から追放されました

そして、何処の世界か分かりませんが、広い草原で

私は、誰にも知られずに、消える

でも…最後だけ、最後だけは、フェイトとアルフ…

あの二人にだけでも、別れの言葉を送りたかった…

時には妹のように接してきた2人の女の子であり、愛弟子達

1人は物静かで無口気味。でも普段は穏やかで心優しい少女…

もう1人は感情表現が豊かで思いやりがあり、主人思いの女の子…

 

そして自分の主。

最近は研究室に籠り、ますます体調を崩していました。

自分の娘アリシアを生き返らせるために、また体調を悪くして

無茶をしているのでしょう。

プレシアは本来は家庭的で、そして、子思いの心優しい

普通の、そう、極普通の母親だったのですが…

やはりアリシアを失ったのがとても大きかったのでしょう。

段々と彼女は研究に籠り、狂気染みていってしまいました。

私は、プレシアの目的を知っている。

でもそれを…止めることはできなかった。

 

私は使命を果たし、最後に交わした

プレシアとの会話を思い出しました。

 

『そうね、杖を完成させたらのね、ならもういいわ、契約解除よ、あなたほどの高性能な使い魔、維持する程、今は楽じゃないの』

 

はぁ…最後の会話がコレは流石に傷付きますが、まぁ良いでしょう。

私が消えたあともプレシアはまた無茶をして、体調を崩していくでしょう。

 

唯一、心残りがあるとすればプレシア達の

行く末を見守れないことでしょうか?

ですが…もうダメそうですね…

とっくに、目を開けるのも辛くなってきました…

私はどうやらここまでのようです。

 

役目は終わってしまったのですから

素直に、静かに、この舞台から消えましょう。

 

「プレシア、フェイト、アルフ、どうか、お元気で…アリシア、今、私もそちらに行きます…」

 

そうして、私は根性で繋いでいた、意識を完全に手放した

 

はずだったのだけど…

 

ココは何処でしょう?随分と広い部屋ですが…

水の入った皿と、私が寝ているベット

そして、温風を出すエアコン以外は無い部屋…

監視カメラ等も無い所を見ると、空き部屋なのでしょう

とりあえず、まだ猫状態から戻らない方が良いでしょう

ですが、何で私は生きているのでしょう?

それに、身体の内側から何故、魔力が溢れているのでしょうか?

私は、使い魔、リンカーコア等無いはず…いえ、あるのですから

リンカーコアが存在していて、それが覚醒したと思いましょう

そして、仮段階とはいえ、魔力のパスが繋がっていますね…

プレシアとは違う、まるで光そのものの様な魔力…凄いですね。

 

「それにしても…本当に、ココは何処なのでしょう?魔力が、ここまで感じられない世界も珍しいですが…ッ!?誰か近付いてくる…?警戒しなくては…とりあえず、声は出さない様にしましょう…」

 

そして、足音は、この部屋の前で止まり

部屋の扉がガチャりと言う音と共に開きました

そして、入ってきたのは、軍服を着た

人間とは思えない光を放つ金髪の少年でした

 

《???side終》


《ディストside》

 

俺はあの後、猫を抱き抱え、家に戻り

とりあえずは、リビングのソファーに寝かしておき

適当な部屋をエアコンで適温に暖めた後に

ベットの上に猫を持っていき、その傍に

水を張った皿を置いてきた

そして、待つ事、大体3日程度か?

中々に起きない為、動物病院にでも行くかと思ったが

俺の勘が、大丈夫と囁く為、放置を決め込んだ

水は、学校に行っている間以外はこまめに変え

部屋は、毎日、綺麗に掃除をして待ち続けた

そして、猫の意識が覚醒したのが気配で分かった為

一応、臨戦準備として軍服を着てから向かった

 

「さて…どんな奴か、楽しみだな…!」

 

出来れば、俺に魔法を教えれる程の知能があれば良いが

獣畜生に期待は出来んからな、俺の遊び相手になれば良いが

そして、俺は部屋の前に行き、扉をガチャリと開くと

目を丸くした猫と目が合った、これが猫の習性なのか?

というか、俺を見て、逃げない動物が居るとはな

大抵は、俺の中に存在する星辰光を恐れて逃げるのだがな

 

「………」

 

「………」

 

ふむ、何も話さない…まぁ良い、とりあえず中に入り扉を閉め

そして、鍵をかける、コレで万が一に暴れられても何とかなる。

相手は警戒している、何故、俺が、死にかけの存在を連れ帰ったのか

そして、何故、こんなに手厚くしてくれていたのかを考えているのだろうか?

もしくは…ただ単に、俺の光を恐れているか…

 

「ふむ、獣に何を言っても返事は帰ってこないだろうが、とりあえず、自己紹介と行こう、俺の名前はディスト・ヴァルゼライト、今にも儚く散りそうだった、お前を連れて帰り、延命措置をした張本人だ」

 

さて?コレで返事が返ってきたら知能が高い証拠だが、どうだ?

 

「………」

 

「ふむ…まだ警戒されているか、まぁ良い、お前を助けた理由は単純だ、俺の遊び相手、もしくは話し相手、更に言えば何かに使えると思ったからだ、何せ、この地球という星には魔力を持つ生物が居ないからな、珍しさで連れ帰ったとも言えるな、HAHAHA!」

 

さて?どうだ?これ程に話したのだ、獣でも何か反応を見せるぞ?

 

「……はぁ…話は分かりました、ツッコミどころ満載ですが、とりあえず、貴方はただのお人好しだと、そして、貴方が私に敵意がないことは一目見たときに分かってましたよ。ですが、私のことを見た瞬間に光を抑えずに放ってきた時は驚きましたがね…」

 

「ふむ、それは済まなかったな、俺は存外、ワクワクしていた様だ、うむ、俺はワクワクしていた、初めてだから、魔力を持つ生物なぞ興味しか無かった」

 

案外、俺はワクワクしていたようだ、何時も抑えていた

星辰光が漏れていた事にすら気付か無かったのだからな

そして、話すという事は人間と同程度の知能がある生物だ

コレは、地球上の生物では無いな?

別世界があるという証拠でもある、面白くなってきた

 

「まだ色々ありますが、とりあえず、質問なのですが、貴方は魔導師なのですか?」

 

「ふむ…俺は魔導師の定義は知らんが、魔力は持っている、それより、お前の名前を教えて貰いたい、流石に、獣と呼ぶ訳にもいかんだろう?」

 

「そうですね…自己紹介を忘れていましたね、申し遅れました、私の名はリニス。山猫がベースとなった使い魔です。そして、とある場所で、とある少女の家庭教師をしていました。」

 

「ほう?家庭教師とな、話から推測だが、つまりは、魔法を教える家庭教師と言う奴か?それに、使い魔…知らない知識だ」

 

「はい、その通りです、そして使い魔とは、魔導師と契約を結び、主従関係になる者たちの総評です。」

 

「だが、リニス、貴殿は獣だろう?どう、人間の少女?の家庭教師をしていたのか?流石に嘘に感じるぞ?」

 

「あぁ、私は使い魔ですので。この山猫の姿ではなく、人間形態の方で普段は過ごしていました。このように」

 

そうして言うリニスが発光したと思ったら

どんどん姿が猫から人型になって行った、人体の不思議か?

そして、光が収まると、綺麗な女性が立っていた

えぇ…?コレには俺もカルチャーショックだ…

 

「………」

 

「…?どうかしましたか?」

 

「…あ、あぁ済まない、余りにも今までの常識が壊れる光景があった事と、貴殿が、男ではなく、女であることには驚いた事、そして、綺麗な女性であった事もあってな、思考放棄しそうになっていた…」

 

そして問題なのは、リニスの格好だ、白い帽子をかぶり

腰まである白いジャケットを羽織っている、ここまではいい

その下に黒いボディスーツのようなものをきており、

リニスの健康的で目に悪い()体が強調されていた。

そしてオシャレな黒いブーツを履き、

可愛らしい先端が黄色い丸い杖を持っている。

男の欲情を増幅させる姿に、俺の青少年としての欲が

こんにちは、しそうになったが脳を1度、燃やしてから治した為

綺麗に収まった、うむ、やはり脳を燃やすのは楽だ

そしてリニスの見た目は完全に、出来るキャリアウーマンだ

だがな!その格好は余りにも、青少年の感情に悪い!

という訳で、俺は羽織っていた外套をリニスに渡した

 

「…?どうしたのですか?いきなり外套を渡して」

 

「…リニスよ、貴女の格好は…その…まぁ…うむ、ハッキリ言おう、青少年としての俺の精神に悪い、外套を着てくれ、でなければ、俺は俺を殺しかねん」

 

「???…ハッ!あ、その…す、すみませんッ!///」

 

そう言うと、リニスは顔を真っ赤にしながら

外套を急いで着始めた

俺?俺は、リニスが光から出た瞬間に理解した脳を燃やした後に

上を向いたから無問題だ、ただな…やはり青少年の性欲は恐ろしい

リニスの身体が脳にこびり付いたから、先程から何回も燃やしている

はよ消えろ、俺の記憶

 

そうして、リニスが着替えたのを確認した俺はこう言った

 

「とりあえず、リビングで話そう、俺が死ぬ前にな…」

 

流石に何度も焼いたからか、脳が死ぬ程痛いぞ…

 

〜少年&お姉さん移動中〜

 

そうして、部屋の片付けをした俺とリニスは

リビングのソファーで対面しながら話す事になった

 

「さて、とりあえず、改めて自己紹介だ、俺の名前は、ディスト・ヴァルゼライト、この家の主であり、両親は戸籍上居るが、存在はしていない、現在は、私立聖祥大附属小学校に通う、2年生だ、年齢は8、身長は139.2だ、体重は31.2、魔力量は多い方と自認している、そして、リニス、貴女のリンカーコアは、俺が分け与えた物だ、まぁ、この程度だろう…っと、どうした?何故、迫ってきた?」

 

そう言うと、リニスは凄い形相で、俺に迫ってきた

何故だ?何か分からぬところでもあったのだろうか?

 

「ちょっと待ってください!?リンカーコアを分け与えた!?あなた!何をしたのか分かっているんですか!リンカーコアは破損した場合、修復しない特殊な器官なんですよ!それを分け与える?そんな事をするなら、貴方に早く戻してください!」

 

「落ち着け、とりあえず、落ち着いてくれ、顔が近過ぎる、良いか?俺は特殊でな、リンカーコアもだが、どれだけ肉体が破損しても、再生して元通りになるのだ、だから、貴女にリンカーコアを分け与えた次の日には、リンカーコアは再生している、それに、貴女に渡したリンカーコアに拒絶反応等の症状が出ていないからな。ならば大丈夫だろう?」

 

「…はぁ…とりあえず、分かりましたが、コレからは、そんな事を決してしないでくださいね?良いですか?「善処しよう」善処しようではなく!誓ってください!良いですね!? 」

 

「あ、あぁ…了解した…二度とやらぬと誓おう…」

怖…えぇ?やはり女性が怒ると怖いな…

 

「それでは、次に私から、私は使い魔リニス、とある魔導師に仕えていましたが、契約と使命を果たした為、契約を解除し、消えるのを待っていた存在です。以前までは、その魔導師の娘である少女と、その使い魔の家庭教師をしていました。」

 

「ふむ、まぁ良いかな?それで、俺としては、貴女「リニスと呼んでくださいね?」…リニスと契約したいと考えているが、どうだろうか?待遇はそうだな、月収100万程度で良いだろうか?まぁ、契約したとしても、この家に住みながら、私の話し相手と、家事などを適当にやってもらう程度だ、どうだろうか?」

 

「えぇ、分かりました、この世界の通貨は分かりませんが、ここを出ても私には行くあてもないので、逆にお願いしたい程です。では、お願いしますね?ヴァルゼライト「あぁ…それと、私は親しい者にはクリスと言われていた、何故か知らんがな、ヴァルゼライトだと長いだろう?こちらで呼んでくれ」分かりました…クリス…クリス…えぇ、いい名ですね。では、改めて、コレから、お願いしますね?クリス」

 

そう言う彼女は、頭を下げて、俺にお願いしてきたが…

それは別に良いのだ、そう、別にな…

ただ別問題なのが、彼女の仕草なのだ…

 

「…すまないが…それは素なのか?それならば、俺は何も言わんが、何故、そうも、俺の理性を破壊する様な動きをする?何故、渡した外套の前を開けたまま話すのだ?理性で抑え込むのも限界なのだが?」

 

「あ…その…すみません…今まで男性と話す機会が少なくて、あまり男の方との会話中の服装に慣れておらず…「あぁ…それならば…俺が脳を焼けばいいだけだ、心配するな」えぇ!?脳を焼く!?」

 

「あぁ、そうだ、俺は体内にある異物と判断したものを全て燃やしている、つまりは、俺に必要ではないと判断された欲は全て脳と共に燃やされている。」

 

「それも危険ではないですか!良いですか!?それも禁止です!」

 

「あ…あぁ…了解した…では、辞めておこう…」

あぁ、ココに決まった、俺は彼女に頭が上がらん…

つまり尻に敷かれると言う奴だ

 

「とりあえず、契約をしてしまいましょう、仮契約ではパスが弱いですからね。」

 

「了解した…だが、俺は契約の仕方なぞ知らんぞ?何せ、魔法の使い方なんて知らんからな」

 

「…はぁ…コレから、貴方に魔法を教えていく事になりそうですね。まぁ家庭教師として仕事しましょう、とりあえず、契約の仕方ですが、主に2つ、言葉での契約ですね、こちらは簡単な方です、そして、もう1つは、主になる人物の血を飲ませる強制の方ですね。私はこちらが苦手です。」

 

「それは実質1つでは無いのか?とりあえず、1番目で良いだろう」

 

「はい、それでは、まず、クリス、貴方のリンカーコアの魔力量を調べさせていただきますね?」

 

「了承した、頼んだ」

 

そうして、リニスは俺の胸部に手を当て

目をつぶって何かをしているようだ

そうして数分もすれば、リニスは目を開けた

 

「えぇ…成程、貴方の魔力量は相当、多い様ですね。私に半分も渡したのに、魔力量はSSですよ?どんなリンカーコアですかと言いたいですが、我慢しましょう」

 

「ふむ、成程、魔法に精通している存在の言葉ならば信じれるな」

 

「それで、使い魔との契約は初めての様なので、説明しますね?」

 

「あぁ、頼んだ」

 

「はい、ではまず基本から説明しましょう。使い魔とは、魔導師が作製し使役する魔法生命体のことをいいます。基本的には動物が死亡前、又は直後に人工的に作った魂を憑依させることで作り出します。基本外ですと、元々の魂を元に人工的に加工した後の作成ですが、大体は人工的に作る魂を使用します、今回は私の魂があるので、安心してくださいね?それで、生前とは違う人工の魂の人格を植え付けるので、死者を蘇らせるといったこととは違います」

 

「つまりは死者蘇生方法では無いのだな?ならば安心だがね」

 

「えぇ、そうですね。そして使い魔とは作製時に目的と使命を設定し、能力を決め、目的と使命が達成した後に契約を解除するのが一般的です」

 

「成程、そうして、達成後は再契約や契約更新をしない場合は、消滅すると」

 

「そうですね、以上で説明は終わりですが、何か質問はありますが?「いや、無い、このまま契約に移ろう」分かりました、それでは契約の詠唱と、その時の注意点を、お教えしますね?」

 

「あぁ、頼んだ」

 

そうして、俺はリニスから教わった事を覚え

そのまま契約の為に部屋を移したが

俺は、そこで、彼女にとある施術を、行う事を考えていた

 

「汝、リニス、我が名の元に契約し、以下の制約を遵守し、履行せよ。己の身体と心に従い、己の望む道を見付け、その道筋と使命を決して見失わずに行動しろ、そして、我が主の命が燃え尽き、この世から去った場合、我が残す全て、何もかもを、己に明け渡そう。それこそが、我が契約である。」

 

そう詠唱をすると、部屋の中央がリニスを中心に光出した

まぁ、肝心のリニスは目を真ん丸にする程、驚いた顔で

こちらを見ていたが、契約の為に、詠唱を始めた

 

「我、使い魔リニス、主ディスト・ヴァルゼライトに救われしこの命尽きるまで、貴方を支え、教え、導き、共に生き、そしてあらゆる苦行、絶望が来ようとも守りきることを誓います」

 

そうすると、魔法陣が動き始め、リニスを中心に回転しだした

 

「使い魔リニス」

 

「主ディスト・ヴァルゼライト」

 

「「今此処に誓いを!」」

 

言葉が重なり足下の魔方陣が強く光出すと

周りが見えなくなる程の光がリニスを包みだした

まぁ、それと同時に俺から魔力が取られた感覚があったがね

そして、その光が収束すると契約は終了した。

 

「…クリス?あの契約内容は何ですか?」

 

「ふむ、そのままの意味だ、俺は長くても100年以内には太陽神と同化、もしくは、新しい神の1人として天に帰る事になるからな。ならば、俺より生き長らえるだろう、リニスに全てを明け渡した方が楽であろう?」

 

「はぁ…とりあえず、分かりました「あぁ、それと、君に施術を施す」え?ど、どういう事ですか!?クリス?クリス!?」

 

俺が取り出したのは、神弓ヴィジャヤである

コレは、何がどうなったのか知らんが

日輪よ、具足となれ*2と似た効果である、超強力な再生能力が

付与されていたが、俺には手に余るからな、リニスに埋め込むのだ

つまり、リニスが英霊となった場合は、キャスターではなく

アーチャーへの適性が高くなるだろうな!(笑)

 

「では、リニス、背を向けてくれ、前面からやると、リニスの胸部か腹部を触る事になる、ならば背面からの方が良いだろう?」

 

「ちょっと待ってください!?何で私に、そんなロストロギアの様な物を埋め込もうとしてるんですか!?私を殺す気ですか!?」

 

「失礼な、コレは神弓ヴィジャヤという、れっきとした聖遺物…あぁいや、神造兵装だな、うむ、まぁ宝具だ、俺と同程度の再生能力付きだ、良いだろ?ほら、後ろを向くのだ」

 

「えぇ…?う、ううん…?…あぁもう!わ、分かりましたよ!さっさとしてください!」

 

「了解した、それでは、施術開始…」

 

まず、神弓ヴィジャヤを小型化した後、7等分に分解していく

そのまま、リニスの体内への魔力パスを開き

ヴィジャヤを埋め込んでいく

弦を頭部に、持ち手は胴体に

上側の棒を半分にし右手と右足に

下側の棒を半分にし左手と左足に埋め込む

コレで、任意で弓を出現させる事が出来るはずだ

そして、魔力パスを閉じれば施術完了

 

「…ふぅ…よし、施術終了、どうだ?リニス」

 

「あ…はい、何か、とてつもない力を感じます…」

 

「まぁ、腐っても神の兵器だからな、能力値は相当伸びただろう。身体能力には、コレから慣れていけばいい、後は埋め込んだヴィジャヤは任意で呼び出せるはずだ」

 

「はい、分かりました、ありがとうございます。クリス」

 

「では、コレからよろしく頼んだ、リニス、そして、ようこそ、我がヴァルゼライト邸に、コレからはリニス、君も家族だ!」

 

「はい、クリス、貴方の家庭教師となります、リニスです。コレから、どうぞ、よろしくお願いします。我がマスター」

 

俺とリニスはお互いに握手を交わした

我が家に新しい家族が加わった

とは言っても、我が家は大き過ぎる為

掃除等は大変だろうがな

 


 

《オマケ》

 

「そういえば、クリス、貴方の能力は何なのですか?魔力を使用しないので、レアスキルでも無い物もありますよね?」

 

「ふむ、レアスキルは分からんが、まぁ教えておこう、俺は太陽神スーリヤの血が混じっていてな、かの神と同じ神の炎…まぁ太陽の炎を持っていてな、それを使用して異物を焼いている、そして、太陽神から与えられた、日輪よ、具足となれ*3によって超再生と、絶対と言える程の防御力を手に入れたのだ、まぁ毒などには弱いが、その毒する異物として、燃やし尽くしてから再生するから意味が無いがな」

 

「成程…それで?魔力を使わない方は何なのですか?」

 

「そうだな、コレを俺は、星辰光と呼んでいる、本当は発動体…そうだな、リニスが教えてくれた、デバイスの様な物が必要なのだが、その元になる素材である、アダマンタイトが無いのでな、今の所は、光を発し、身体能力等を強化する程度の効果しかないな、それにデメリットも高くてな、俺の星辰光が放射能分裂光に似た性質でな、俺の肉体を知らぬ内に蝕んでいるが、それすらも焼いて治っているから、ほぼデメリットは無いと言えるだろう。」

 

「何だか、貴方の能力は全てがデタラメですが、そのデメリットすらもメリットに帰るほどデタラメですね…」

 

「まぁ、産まれ持った物だ、仕方がない」

 

*1
ほうおういん こうき

*2
カヴァーチャ&クンダーラ

*3
カヴァーチャ&クンダーラ




という訳で、2話目でした
最後の転生者が転生(転移)した為
コレで、全員、出揃いました
そして、リニスさん、使い魔として頑張って貰います
彼のブレーキ役として!あと、ガンマレイにやられないように
リニスさんを不死にしました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。