其の暴君個性にあらず   作:Danamon

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どーも作者です。
最近小説を読んで書いてみたいなってなった感じです。
国語の成績は下の下、支離滅裂なことが多いかもしれないけどよろしく⭐︎



原点

 

 『〜〜〜』

 

 スマホのブザー音で目を覚まし体を傾ける。

 

 「、、、、、、」

 

 まだもう少し寝ていたいという欲求を持ちつつ体を起こしリビングへ向かう。机の上には食べとけと言わんばかりの食料(メシ)が置かれていた。それを軽く平らげて雑に置かれていたヨレのあるシャツに袖を通し、今の時間を確認しながら玄関まで行きドアノブに手をかける。

 

 「行ってくる」

 

 返事の返ってこない言葉が部屋に吹き溜まっていった。

 

 


 

 

 学校に着き、靴を取り替えながら教室へ向かって行きドアノブに手をかける。この通っている山ノ丘中学校は4つの町が合併してできた唯一の公立校であり、ほとんどの人たちはこの中学校に行く。よって小学校の奴らも必然的に上がってくる。よって…

 

     『クスクス

 

            『www

 

 

 …こうなる。机の上には花瓶が置かれていて、前にある教卓には自身(甚爾)の写真が置かれていた。呆れながらその写真と花瓶を窓に投げ捨てて席についた。そのタイミングで担任が入ってきたので、各々が席に座った。そしてHRが始まり、また憂鬱な日々も始まった。

 

 六限目、先生から配られてきたのは[進路希望調査]と書かれていた紙であった。今は9月、もう秋の暖かさは消え薄れ、冬の寒さが窓の隙間から流れ初めてくる頃であった。もう自身の行き先を決める時なのかと思ったら、

 

「はいはーい!俺、雄英に行くぜ〜!」

「まじ!?お前テスト死んでたろw。そんなんでいけんのか〜?」

「あったりめーよー!!俺はヒーローになってヴィランをぶっ倒してやるから見とけよ〜」

「はいはい、今から説明しますから騒がないの。」

(相変わらずうるさい奴らだ。)

 

 そう言って先生は生徒たちを宥めた。静かになったところで先生が進路の説明をし始めた。何でも今回の進路希望調査は余程の理由がない限り、

変更をすることが原則禁止とされているものらしい。

 

「…ということなので来週の月末までにこの紙を提出してくださいね」

『『『はーい!』』』

(どーしよっかな)

 


 

 授業が終わり下校の時にも考えさせられた。自分は何処に行きたいのか自身が何になりたくて何をしたいのかなんて今まで考えたことすらない。

…いや()()()()()()()()と言った方がいいかもしれない。そんなことを考えながら自身の家...を通り過ぎてそのまま歩いて行く。行き先はもちろん...

 

 「やっぱここだな。」

 

 そう言って自分の拠り所であったこの場所(競馬場)に入って行く。

未成年は入ることができないようになっているが、甚爾は中学生とは思えないほどに身長が高く、尚且つガタイも良い方であった。そして競馬場も最近では【個性】がで始めたことによって、その結果を先に見るということが出来てしまうようになってしまっていったので、客足もあからさまに少なくなっている。なのでたとえ未成年であろうと金をかけてくれているので店員側からは何の文句も言わないのである。そして席に座って先々のことを考えていると

 

「お前何をしているんだ?」

「…ジジイには関係ねーだろ。」

「やめとけ。お前は楽して稼ぐことは向いていないだろ。」

「うっせ。」

 

 いつのまにかそこにいたのは直毘人(ジジイ)であった。彼はいつもはこの時間寝ているはずなのに、何故かここに来ていた。

 

「何でもう起きてるんだ?この時間はいつも酔っ払ってるだろ。」

「しょうがないだろ。儂だって起きたくて起きたわけじゃねえ。」

「…じゃあ何でいるんだよ。」

「お前のとこの担任に起こされてな。お前、今まで進路希望出したことがないんだってな。」

「    」

「図星だな」

 

 確かに今まで進路希望を真面目に書いて出したことはなかった。理由?そんなん簡単だ。自分が将来やることなんてその時の自分で決める。未来のことなんて考えたこともない。

 

「やることがないから別に出さなくてもいいだろ。」

「やることがない…ねえ。」

「俺は俺のやりたいように生きる。誰かに指図されて生きたくはないんでね。」

「そのやりたいことがないから今考えてたんだろ。」

「キッショ。何でわかるんだよ。」

「何年一緒にいたと思ってる。猿でもわかるわ。」

 

 何なんだよそれ。と思いながらどうしたものかと考えていると、

 

「お前クラスの奴らにいじめられとるんだろ」

「…それも猿でもわかるのか?」

「これはただの感だ。お前んとこの教師が電話してきた時、妙にお前の学校生活のことについて言ってきたからな。」

「なるほどな。」

「...悔しいとは思わないのか?」

「は?」

 

 びっくりした。まさかこのジジイが俺のことを考えてくれたのか。

(悔しいかと言われたら悔しい部分もそりゃある。けど..)

 

「もう()()は捨てた。」

「そうかっていつもの儂なら言ってたろうにな。だが今日は違う。甚爾、お前は雄英に入れ。」

「…何処だっけそこ?」

「お前地頭いいのにすぐ忘れるな。雄英は偏差値79の進学校だ。そこの【ヒーロー科】に入れ。」

「ジジイそれ本気で言ってんのか?」

 

 授業態度がいいわけでもないのにそんなエリート校に行けるわけがない

ましてやヒーロー科なんて余程運が良かったとしても入ることはできないだろう。何故かって…

 

無個性の奴がヒーロー科に入れる訳ねえだろ。」

「別に前例がないってだけでヒーロー科志望することはできるだろ。考えても見ろ。今まで無個性で自分より格下だと思ってた奴が、いきなり天下の雄英入学しかもヒーロー科なんてきたらそいつらどんな顔するか考えてみろ。」

 少し思考を巡らして考える。今までいじめてきた奴らの悔しいがっている顔、友達になろうとよってくる奴ら、今までのことを謝ってくる奴ら。

「…めっちゃ笑えるな。」

「だろ?それを今の目標にすればいい。後のことはお前の言った通りその時に考えればいい。」

 

 今まで考えてこなかった。格下だと思ってた奴が上に立たれた気持ちなんて。だからこそ今は少し晴れやかな感じだ。あいつらを、いや、今まで無個性だって馬鹿にしてきた奴ら全員倒す。

 

 

 

     「全て問題なし。」

 

 

 




こんな感じに書いていこうと思いまーす♪誤字脱字があったら報告してくれると嬉しいです。
次回はあの姉弟がちょっと出てきます
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