Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編 作:GMKゴジラ
冬木の街は深夜の静けさに包まれていた。
「さて、どうする?」(士郎)
衛宮くんが私を見ながら尋ねる。
「私たちは二手に分かれるわ」(凛)
私は腕を組んで答える。
「セイバーと一緒に巡回するのは衛宮くん。私は単独で行動する」(凛)
「……いいのか?」(士郎)
「そのほうが効率がいいのよ」(凛)
衛宮くんは少し不安そうな顔をしたが、すぐに納得したように頷いた。
「わかった。でも、無理はするなよ」(士郎)
「そっちこそ、無茶はしないことね」(凛)
「……ああ」(士郎)
こうして、私たちはそれぞれ別行動を開始した。
だが、その先にはとんでもない戦いが待ち受けていた──。
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セイバーVSライダー!
─ ビル街の死闘!! ─
───────────
「シロウ、何者かの気配を感じます」(セイバー)
「……来るのか?」(士郎)
衛宮くんとセイバーが冬木市のビル街を歩いていると、突然、闇の中から紫の影が飛び出してきた。
不気味な微笑みを浮かべるライダーが、鎖のついた杭を構えて二人の前に立ちはだかる。
「お前は……ライダー!!」(セイバー)
「もう一度遊んであげましょう……」(ライダー)
──ピシャァァァァン!!
ライダーの手から鎖突きの杭が飛び出し、セイバーに向かって襲いかかる!!
「セイバー!!」(士郎)
セイバーはすかさず剣を構え、杭を弾き飛ばす。
──ガキィィィィン!!
「……やはり、貴方は厄介ね」(ライダー)
ライダーは軽く舌打ちをすると、すぐに宙を跳躍し、ビルの壁を蹴って一気に距離を取る。
「さあ、上まで来なさい?」(ライダー)
「追ってこられないのなら、ここでおしまいよ?」(ライダー)
「シロウはここで待っていてください」(セイバー)
セイバーが地面を蹴り、ビルの外壁を駆け上がる!
「セイバー!!」(士郎)
ビルの屋上までのセイバーVSライダーの全力疾走バトルが始まった。
二人のサーヴァントの速度は凄まじい、ビルを登りながら、互いの武器を繰り出し、その度に火花が散る!!
「受けなさい!」(ライダー)
「はぁぁぁぁぁぁ」(セイバー)
そして、ビルの屋上まで一気に跳躍、ビルの屋上でも戦いの火花は散り続ける。
ビルの屋上でライダーとセイバーの激しい戦闘が繰り広げられる。
──ズバァァァン!!
ライダーの杭がセイバーの剣と激突し、火花が散る。
だが、ライダーは余裕の笑みを浮かべていた。
「どうやら余興はここまでのようね」(ライダー)
「……?」(セイバー)
「私の 宝具 は強力ゆえ、使えばどうしても人目に付く。
けれど、ここなら覗き見される恐れは無いわ。」(ライダー)
ライダーは再び首を刺し、血の魔法陣を出現させる!
血の魔法陣から白銀のペガサスが降臨する!!
──ピシャァァァァァァン!!
「この仔は優しすぎて戦いには向いていない。
だからこんな物でも使わないと、その気になってくれないのよ!」(ライダー)
ライダーは優雅にペガサスに飛び乗ると、セイバーを鋭く睨みつけた。
セイバーは迎撃しつつ、隙を見て反撃しようとする、マスターをかばいながらでなければ……戦える!
「セイバー!」(士郎)
その時、衛宮士郎がこの場に到着してしまう。
「シロウ!なぜ!!」(セイバー)
ここに彼女の主さえ現れなければ………
だがセイバーは覚悟を決めて宝具、エクスカリバーを解放しようとしたその瞬間──
──ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!
ビルの上空に、謎の轟音が響く。
「えっ?」(ライダー)
ライダーが振り向いた瞬間、何かが空から降ってきた。
──いや、人間がジャンプして落ちてきた。
「遠坂ァァァァァァァァ!!?」(士郎)
「おまえ人間じゃないだろぉぉぉぉぉぉ!!」(士郎)
「いっくわよぉぉぉぉ!!」(凛)
凛、空から降臨──
私は両腕を交差しながら、ものすごい勢いでビルの屋上に着地した。
──ドゴォォォォォォォン!!
屋上に衝撃波が広がり、ライダーが空中でよろめく。
「……なっ!?」(ライダー)
「待たせたわね!!」(凛)
「待ってない!!」(士郎)
最終決戦! "騎英の手綱" VS 天将奔烈!!
ライダーは吹き飛ばされながらも、空中でペガサスを操って体勢を立て直し、冷静に凛を睨んだ。
「……あなたを仕留めます!」(ライダー)
「ふん、来なさい」(凛)
私は静かに構える。
「決めるのは
「お前はちょっと黙ってて!!」(凛)
ライダーはペガサスと共に疾風のごとく突撃してくる!!
その瞬間、凛は拳を静かに握りしめた。
「……ならば、見せてあげる」(凛)
「何を!?」(ライダー)
「"北斗神拳"の真髄よ!!」(凛)
ズズズズズ……!!
夜空を貫くように、凛の体から今までで最大の闘気が溢れ出した。
ビル全体が震えるほどの圧倒的な闘気!!
「な、なんだよこれ!? なんで地震みたいになってんだよぉぉぉ!!」(慎二)
慎二は驚いて叫ぶ、魔術師だと思っていた凛の豹変を信じられないようだ。
「……
「ここで決めるわよ……ライダー!!」(凛)
「天将奔烈!!」(凛)
ズガァァァァァァァァァン!!
凛の拳から巨大な闘気がペガサスに向かって放たれる!!
空中でペガサスが粉砕され、ライダーの体が閃光の渦に飲み込まれる!!
「騎英の手綱─ベルレフォー・・・ンうわらばぁぁぁぁぁぁ!!」(ライダー)
「ええええええええええええ!!」(慎二)
ライダーの体は砕け、光の粒となって完全に消滅。
慎二はその光景を見て、しばらく呆然としていた。
「……ライダー……僕のライダーが……」(慎二)
慎二は泣きながら、屋上から全速力で逃げ出した。
「ウワァァァァァァァ!!」(慎二)
慎二は必死にビルの非常階段をダッシュで駆け下りる。
「もう嫌だぁぁぁぁぁぁぁ!!」(慎二)
──だが、その背後から。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!
「……あなた、逃げられるとでも思った?」(凛)
「え?」(慎二)
──ズバァァァァァァァァァァン!!
空を裂くような轟音と共に、 凛が慎二の背後に瞬間移動していた。
「お前、人間じゃないだろおおおおおお!!」(慎二)
「フフ……私はただの魔術師よ?」(凛)
「嘘つけぇぇぇぇぇ!!」(慎二)
慎二は全力で走る。
ガンダッシュ!!
だが、次の瞬間──
「秘孔は見えたわ!!」(凛)
「秘孔戦癰(せんよう)!!」(凛)
私は慎二の背中を突いた!!
「ウワァァァァァァァ!!?」(慎二)
悲鳴を上げる慎二。
──慎二の体が硬直。
「うっ……!? 体が……動かない……!!?」(慎二)
「フフ……あなたはもう、逃げられない!!」(凛)
「
「うるさい!!」(凛)
慎二は全身をビクビクと痙攣させながら、必死に抗う。
「こ、こんなの……魔術じゃない……!!」(慎二)
慎二は涙目になりながら、懇願する。
「た、助けてくれぇぇぇぇ!!」(慎二)
「ふふ……"助ける"?」(凛)
凛は不敵に笑いながら、慎二の顔を見下ろした。
「助けるわよ?」(凛)
「ほ、本当か!?」(慎二)
「ええ。"あなたはもう助かっている"……」(凛)
士郎がやっと私に追いついてくる。
「遠坂、コイツどうする?慎二は放っておけない」(士郎)
「行きたくないけどしょうがないわ、冬木教会に連れていきましょう」(凛)
──ドゴォォォォン!!
私は慎二の首に手刀を入れ、一撃で気絶させた。
「
「もう黙ってて!!」(凛)
慎二を軽々と肩に担ぎ、そのまま冬木教会へ向かう。
士郎が若干引いた表情で私を見ているが……まぁ、気にしない。
「慎二、大丈夫か?」(士郎)
「気絶してるけど大丈夫よ。むしろ静かで助かるわ」(凛)
「いや、それどうなんだ……」(士郎)
こうして、私は慎二を片手で軽々と担ぐと冬木教会へと向かった。
「慎二の運命? それは……言峰次第よ。」(凛)
「運命とは、
「慎二の運命は
「お前が一番黙れぇぇぇぇ!!」(凛)
次回!
「再び始まる北斗神拳講座!」