Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編   作:GMKゴジラ

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2回目の講義
講義は回を重ねるほどカオスさを増大させていきます



★11話 冬木教会「北斗神拳講座・再び!」

冬木教会の大きな扉を勢いよく蹴り開けた。

 

ドゴォォォォォォン!!

 

「……ほう、珍しい客人だな」(言峰)

 

「言峰、こいつを預かって」(凛)

 

私は慎二を床にドサッと投げ捨てる。

 

ドサァァァァ!!

 

「ぎゃあああああああ!! 痛い痛い痛い!! 床が硬ぇぇぇ!!」(慎二)

 

慎二は私に放り投げられた痛みで目を覚ます。

 

言峰は慎二を一瞥し、コクリと頷いた。

 

「なるほど。では、彼を保護しよう」(言峰)

 

「はえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」(凛)

 

「当然だ。敗残マスターの保護は監督役の務めだからな」(言峰)

 

慎二は、まるで助け舟を得たかのように必死に言峰の足にしがみつく。

 

「言峰! ありがとう!! 僕、ここにずっといる!!」(慎二)

 

「凛の(こぶし)が新たな居場所を作り出した……」(脳内ケンシロウ)

 

「だから私のせいにするなぁぁぁぁ!!」(凛)

 

士郎が私をじっと見て、若干引いている。

 

「なあ凛……慎二、完全にビビりきってるぞ?」(士郎)

 

「それが何か問題?」(凛)

 

「いや、お前のやり方、ちょっと……いや、かなり怖いんだけど……」(士郎)

 

(こぶし)とは、恐怖を超越するもの……」(脳内ケンシロウ)

 

「だから超越しなくていいのよぉぉぉ!!」(凛)

 

 

──そして慎二が奥に運ばれていった直後。

言峰綺礼による北斗神拳の講座が再び始まったのであった。

 

「さて、凛」(言峰)

 

言峰がニヤリと笑い、私を見据える。

 

「……な、なによ……?」(凛)

 

「お前の拳は、確実に進化している」(言峰)

 

「やだぁぁぁぁぁぁぁ!!」(凛)

 

「拳とは、日々の鍛錬によって磨かれるもの……」(脳内ケンシロウ)

 

「もう黙っててぇぇぇぇぇ!!」(凛)

 

言峰は静かに歩み寄り、紅茶をすすりながら語り始める。

 

「……凛。お前は自分がいかなる道を歩み始めたか、理解しているか?」(言峰)

 

「理解したくもないわよ!! なんで私は北斗神拳なんて継承しちゃったのよ!?!?!」(凛)

 

「ふむ……では、説明しよう」(言峰)

 

「北斗神拳とは、2000年もの間、中国にて一子相伝で受け継がれてきた暗殺拳。その本質は──」(言峰)

 

「やめてええええええ!!」(凛)

 

「秘孔を突き、肉体を内部から破壊することにある」(言峰)

 

「だから説明しなくていいって!!」(凛)

 

「だが、真に恐るべきはその適応力だ。北斗神拳は戦いの中で新たな奥義を生み出し、進化し続ける。"地上最強の拳"と呼ばれる理由はそこにある」(言峰)

 

士郎が感心したように頷く。

 

「なるほど、進化か、確かに強いな……」(士郎)

 

「士郎ォォォォォ!! なんで納得してんのよォォォォ!!」(凛)

 

「凛は戦いの中で確実に進化している……強くなり続けているのだ」(脳内ケンシロウ)

 

「進化しなくていいいいいい!!」(凛)

 

「拳の道とは、終わりなき成長の旅……」(脳内ケンシロウ)

 

「終わってぇぇぇぇぇ!!」(凛)

 

言峰は更に真顔で続ける。

 

「凛、お前の戦いを見て確信した。お前はいずれ北斗神拳究極奥義の"無想転生"に至るだろう」(言峰)

 

「何よそれ?!私はそんなもの会得しないからね!!」(凛)

 

「無想転生とは、哀しみを極めし者が到達する究極の境地、北斗究極奥義……」(脳内ケンシロウ)

 

「私の人生そんな悲惨な路線で進むのやめてぇぇぇぇ!!」(凛)

 

士郎がさらに神妙な顔になる。

 

「……つまり、遠坂は北斗神拳の伝承者として真にふさわしいと言うことだな」(士郎)

 

「だから違うってばぁぁぁ!!」(凛)

 

「遠坂……」(士郎)

 

 

士郎が私を尊敬するような目で見つめて呼びかける。

 

「お前……強くなりすぎてないか?」(士郎)

 

つい本音を口にしてしまう。

 

 

「お前らさっきから何回言うのよォォォォォォ!!」(凛)

 

言峰が静かに紅茶を置く。

 

「……凛。いずれお前が"地上最強"となる日を楽しみにしているぞ」(言峰)

 

「しないしないしないしない!!」(凛)

 

 

「フフ……その時は、"北斗神拳伝承者"として聖堂教会に迎え入れよう」(言峰)

 

「断るぅぅぅぅぅ!!」(凛)

 

「断るか……だがお前は北斗神拳を極める運命にある」(言峰)

 

 

言峰は肩をすくめた。

 

(こぶし)がつなぐ北斗の運命」(脳内ケンシロウ)

 

「お前ら全員何シンクロしてるの?怖すぎるんですけど!!もうやめてー!!」(凛)

 

士郎が何かを思いついたように言う。

 

「遠坂。もしかして聖杯がなくても、遠坂は(こぶし)で全て解決できるんじゃないか?」(士郎)

 

「士郎ォォォォォォ!! そんなバカなこと言うんじゃないぃぃぃ!!」(凛)

 

「拳とは、すべての問題を解決するもの……」(脳内ケンシロウ)

 

「だからその謎理論やめろぉぉぉ!!」(凛)

 

こうして、慎二を押し付けるだけのつもりだった私は、思いもよらぬ"北斗神拳特別講座"を受ける羽目になったのだった。

 

「……拳の道は、終わらない」(脳内ケンシロウ)

 

「終わってよぉぉぉぉ!!」(凛)




※召喚されたのは核戦争を経験し、無想転生に至った原作のケンシロウです。

遠坂凛(ライダー戦後)
筋力:A++++++
耐久:A++
敏捷:A++
魔力:-
幸運:F

固有スキル
北斗神拳 EX
人体を内部から破壊する無敵の暗殺拳である
進化 EX
数々の戦いを経て北斗神拳の力は高まりつつある
その理由は講義で明らかになるのだ!!
ツッコミ ランク(???)
???
話を進めていくうちに明らかになる?
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