Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編 作:GMKゴジラ
──翌朝。
冬木教会での激戦とプリン祭りから一晩が経った。
私はようやく一息つけるかと思い、衛宮邸でくつろいでいた。
「うぅ……結局夜中にプリン祭りしちゃったじゃない……」(凛)
私はキッチンへ向かう。
すると──。
「おはようございます、シロウ」(セイバー)
「セイバー……? その後ろにある大量のボウル……?」(凛)
「プリン修行です」(セイバー)
「なんでぇぇぇぇぇぇぇ!!?」(凛)
「今日から私も作るのです」(セイバー)
「拳の道とは、終わりなき研鑽……」(セイバー)
「拳の道は、プリンの道でもある……!!」(脳内ケンシロウ)
「お前も乗っかるなぁぁぁぁぁ!!」(凛)
「……もうツッコミ疲れて精神的にクタクタよ……」(凛)
聖杯戦争ってもっとこう、静かに駆け引きをするものじゃなかったの!?
サーヴァントを拳で殴り倒したり、剣と拳がぶつかる聖杯戦争、プリンを極める聖杯戦争なんて聞いたことないわよ!!
「セイバー、お前の拳、そして『プリンの拳』は、すでに聖杯戦争を超えている……」(脳内ケンシロウ)
「『プリンの拳』ってなによ?勝手に新しい流派を作らないでよ!!」(凛)
「新しい流派ではない、北斗神拳に派はない、北斗神拳は一子相伝、故に流派はない。プリンもまた北斗神拳の技の一つなのだ」(脳内ケンシロウ)
「凛、それがお前が背負う北斗神拳の宿命だ!」(脳内ケンシロウ)
「私の人生、いつから北斗の宿命やプリンを背負うことになったのよ!?!?」(凛)
「拳が語るとき……答えはすでに出ている……」(脳内ケンシロウ)
「だから拳で語るのやめろって言ってるでしょぉぉぉ!!」(凛)
──しかし、ツッコミに溢れる平和は突如として破られる──
ドォォォォォォォォォン!!
屋敷が揺れる!!
まるで巨大な隕石が落ちたかのような轟音!!
「な、何!?」(凛)
「なんだ!?」(士郎)
「破壊の波動……これは拳の試練……!!」(脳内ケンシロウ)
「そんな試練いらないからぁぁぁ!!」(凛)
衛宮くんが玄関に駆け寄るが──
バギィィィィィィィン!!
玄関が粉々に吹き飛んだ。
まるで戦車が突っ込んできたかのような破壊力!!
「これぞ、拳による挨拶……!!」(脳内ケンシロウ)
「いや、それただの破壊だからね!?!? 挨拶は『こんにちは』で十分よ!!」(凛)
そして、そこに立っていたのは──
「■■■■■!!」
「バーサーカー!?」(凛)
「奴は問うている……お前の拳の価値を」(脳内ケンシロウ)
「いや、聞いてないわよ!? 何その哲学的な解釈!!」(凛)
イリヤが悠然と玄関の残骸を踏みながら入ってきた。
「ふふ、やっと見つけたわ。お兄ちゃん」(イリヤ)
「イリヤ、どうして!?」(士郎)
「戦場に挨拶はいらぬ……」(脳内ケンシロウ)
「いや、さっき挨拶しろって言ってたじゃん!!」(凛)
衛宮くんは歯を食いしばり、私の隣に立った。
「……イリヤ、なんでこんなことを!!」(士郎)
「なんでって?」(イリヤ)
イリヤはクスクスと笑う。
「だって、お兄ちゃんたちを殺さないと、聖杯戦争が終わらないでしょ?」(イリヤ)
「だからこっちの都合も考えなさいよ!!」(凛)
「拳が全てを決めるのだ」(脳内ケンシロウ)
「うるさいわねぇぇぇぇぇ!!」(凛)
イリヤは指を鳴らす。
「さぁ、バーサーカー。思いっきり暴れなさい」(イリヤ)
「■■■■■■!!」
──巨体が一歩踏み出すだけで、屋敷の床が砕ける!!
「シロウ!! 私が前に出ます!!」(セイバー)
セイバーが即座に剣を抜き、前に躍り出る。
「シロウは下がってください!! ここは私と凛で対処します!!」(セイバー)
「衛宮士郎、おまえに拳はまだ早い……」(脳内ケンシロウ)
「だからそれは何基準なのよ!!」(凛)
セイバーは風王結界を解除し、聖剣を開放する。
バーサーカーの斧剣をかいくぐり一撃を放つ!
ドォォォォォォン!!
黄金の剣がバーサーカーの頭を刺し貫く!
バーサーカーが1回殺され、命のストックが11になる。
「■■■■■■!!」
だが、バーサーカーは再生し、再び咆哮するのであった。
「奴の肉体は、12回殺さなければ消滅しない……!あと11回だ!」(脳内ケンシロウ)
「知ってる!!知ってるからもう解説しなくていいのよ!!」(凛)
バーサーカーの巨大な斧剣が振り下ろされる!!
ドガァァァァァァァン!!
セイバーが剣で受け止めるが、衝撃波で屋敷の壁が吹き飛んだ!!
「くっ……!!」(セイバー)
「セイバー、大丈夫か!?」(士郎)
「問題ありません……!! しかし、このままでは埒が明きません……!!」(セイバー)
「凛、お前の拳を試す時だ……!!」(脳内ケンシロウ)
「お前はもういい加減に黙りなさいよぉぉぉ!!」(凛)
──私はバーサーカーの間合いに飛び込んだ!!
私は拳を振りながら叫ぶ!!
「あたたたたたたたたたたた!!」(凛)
「北斗百裂拳!!」(凛)
ドドドドドドドドドドド!!
「■■■■■■!!」
──バーサーカーの体が揺れた……が、倒れない!!
「奴の耐久は異常……だが、まだ手はある」(脳内ケンシロウ)
「だから黙ってなさい!!」(凛)
──バーサーカーが更に攻撃を放とうとした瞬間、私は秘孔を見抜いた!!
「秘孔、人中極!!最も破壊力の大きい必殺の秘孔よ!!」(凛)
「バーサーカー……!!」(凛)
「お前はもう……死んでいる!!」(凛)
ドォォォォン!!
──バーサーカーの体が爆裂する!!
「■■■■!!」
バーサーカーが苦しみながら崩れ落ちる……が。
「……まだ消えない!!?」(凛)
「奴は不死身だ……」(脳内ケンシロウ)
「知ったような口をきくなぁぁぁぁ!!」(凛)
イリヤがクスクス笑いながら言う。
「ふふっ……リン、一度に3回もバーサーカーを殺すなんてやるじゃない」(イリヤ)
「でも、バーサーカーは"十二の試練"を持ってるの。リンがどんな技を使っても、あと8回は倒さないといけないわよ?」(イリヤ)
「知ってるわよ!!」(凛)
「終わりなき戦いの始まりだ……」(脳内ケンシロウ)
「だからお前は黙れぇぇぇぇ!!」(凛)
──その時、バーサーカーが咆哮して突撃してくる。
「■■■■■■……!!」
次の瞬間──
ドガァァァァァァァン!!
「なっ──!!?」(セイバー)
バーサーカーの斧剣が突如振るわれるが、私は片手で受け止めた。
「え?」(士郎)
バーサーカーの腕がピクピク震えている。
「え?」(イリヤ)
「■■■■■■……!?!?!?」
「……ふぅーん」(凛)
私は余裕たっぷりに息を吐く。
「北斗神拳に武器は通じないのよ」(凛)
ググググ……!!
バーサーカーの斧剣を握りしめ、そのまま……
「北斗鋼裂把!」(凛)
ボキィィィィィィィィ!!
「■■■■■■……!?!?!?」
バーサーカーの斧剣、粉砕。
「ちょ、ちょっとぉぉぉぉ!? バーサーカーの武器を素手で壊さないでよ!!」(イリヤ)
「拳の前に剣は無力……」(脳内ケンシロウ)
「今回もしょうがないからあんたに乗ってやるわよ!!」(凛)
バーサーカーが一歩下がる。
──この瞬間、私は確信した。
「よし、今からボコボコにするわよ」(凛)
バーサーカーの目に映ったのは、闘気を放つ私の姿だった。
「■■■■……!?」
「さぁ、次は……私の番よ!!」(凛)
──戦いは、ここからが本番だ!!
遠坂凛(バーサーカー戦時)
筋力:A++++++++++++++++
耐久:A+++++++++
敏捷:A+++++++++
魔力:-
幸運:F
固有スキル
北斗神拳 EX
人体を内部から破壊する無敵の暗殺拳である
進化 EX
ツッコミを繰り返す度に力が高まっている
その理由は次の講義で明らかになる
ツッコミ ランク(???)
???
話を進めていくうちに明らかになる?