Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編   作:GMKゴジラ

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17話 衛宮邸 崩壊寸前!!VSバーサーカー(後編)

次回、冬木教会で再び言峰綺礼と再開!

 

言峰の講義で凛が急激に強くなった理由が明らかになります!

 

冬木市、衛宮邸の本殿は崩壊寸前になっていた。

天からの裁きか、それともただの物理的破壊か。

 

「■■■■!!」

 

バーサーカーが雄叫びを上げる。

屋敷の壁はすでに崩壊、瓦礫が転がり、今や住めるのはケンシロウの精神ぐらいである。

 

「……シロウ、この家、もうダメじゃないですか?」(セイバー)

 

「いや、まだ住めるだろ」(士郎)

 

「どこがよ!? 玄関吹き飛んでるのよ!? 屋根もないのよ!?」(凛)

 

「屋根がなければ、空がある蒼天を感じよ」(脳内ケンシロウ)

 

「黙れぇぇぇぇぇ!!」(凛)

 

(こぶし)とは天と地の間にあるもの……」(脳内ケンシロウ)

 

「だからいちいち意味不明な哲学を語るのはやめろぉぉぉ!!

  衛宮邸には離れがあるから普通にそっちに住めばいいでしょうが!」(凛)

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

 

「さぁ、バーサーカー! 思いっきり暴れなさい!」(イリヤ)

 

「■■■■!!」

 

──巨体が一歩踏み出すだけで、地面が裂ける。

 

 

「シロウ!! 私がやります!!」(セイバー)

 

セイバーがエクスカリバーを掲げる。

 

「バーサーカーを……この一撃で……!!」(セイバー)

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ……!!

 

「風よ!」(セイバー)

 

「はぁぁぁぁぁ!!」(セイバー)

 

セイバーが風王結界を解除する

 

セイバーの剣が黄金に輝き、空気が震える!!

 

 

「約束された勝利の剣……エクスカリバー!!」(セイバー)

 

ズドォォォォォォォォン!!

 

 

バーサーカーの巨体が焼き尽くされる!!

 

「セイバー、よくやっ──」(士郎)

 

私は振り返った瞬間、セイバーがぐらりと揺れているのを見た。

 

「っ……!? ま、魔力が……!」(セイバー)

 

「セイバー!!?」(士郎)

 

──次の瞬間、セイバーがバーサーカーの拳を受け身体が宙を舞った。

 

バァァァァァァァァン!!

 

瓦礫に叩きつけられ、そのまま動かなくなる。

 

「セイバー、戦線離脱……」(脳内ケンシロウ)

 

「いや実況すんなぁぁぁ!!」(凛)

 

(こぶし)の実況は神の視点」(脳内ケンシロウ)

 

「なんで実況席に座ってるのよ!!」(凛)

 

バーサーカーはゆっくりと再生する。

 

「ちょっと!? エクスカリバー浴びて生きてるのヤバすぎない!??」(凛)

 

「光を浴びても、バーサーカーの拳は消えぬ……」(脳内ケンシロウ)

 

「お前はもう黙ってろ!!」(凛)

 

──だが、その時。

 

バーサーカーが雄叫びを上げ、巨大な拳を振り上げる!!

 

「■■■■!!」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

 

「おっと、今度は武器なしで殴り合いってわけね……いいわよ!!」(凛)

 

私は腕を構え、バーサーカーの拳を迎え撃った!!

私はなぜか、最初の戦いより闘気がはるかに高まっているのを感じたのだった。

 

 

──次の瞬間。

 

バーサーカーの(こぶし)が、私の顔面に直撃した。

 

ドゴォォォォォォォン!!

 

 

──が、私は一歩も動かない。

 

「え?」(士郎)

 

「え?」(イリヤ)

 

「■■■■!?!?!?」(バーサーカー)

 

「……うん、なるほどね」(凛)

 

 

私は拳を頬に当て、少し考えた後──

 

「うん、全然痛くないわね」(凛)

 

「■■■■!?!?!?」

 

バーサーカーの目が見開かれる。

 

 

──次の瞬間、バーサーカーは猛然としたラッシュを繰り出す!!

 

「■■■■!!」

 

ドゴォォォン!! バギィィィン!! ズガァァァン!!

 

 

バーサーカーの巨拳が、私の顔面、腹、腕、足に全力で叩き込まれる!!

 

 

しかし──

 

 

私は微動だにしない。

 

「■■■■!!?」

 

「これ……何かのマッサージ?」(凛)

 

「■■■■!?!?!?!?」

 

「凛、お前の成長、(けん)の冴え、そして肉体の進化、北斗神拳継承者としてふさわしい」(脳内ケンシロウ)

 

「私は魔術師なのよおぉぉぉぉぉ!」(凛)

 

私のツッコミをよそにバーサーカーは突撃してくる。

とりあえず、今はコイツをなんとかしないと。

 

「分かったわよ!しょうがない!拳で戦ってやるわよ!今はまずバーサーカーを倒してやるわ!」

 

 

私はツッコミをよそに一瞬思考を巡らせる。

 

 

──北斗神拳だけでなく、違う技も試すべきかもしれない。

 

「北斗だけじゃない!! 私の魔術は多岐に渡るのよ!!南斗水鳥拳!!」(凛)

 

シュバァァァァン!!

 

私は超高速の手刀でバーサーカーの腹を割き飛び上がる。

そして、バーサーカーの肩口に攻撃!!

 

そして──指先を刀のように鋭くして連撃!!

 

「南斗水鳥拳・飛翔白麗!!」(凛)

 

ズバズバズバズバッ!!

 

バーサーカーの肩が大きく切り裂かれ、血飛沫が舞う!!

 

「■■■■!!??」

 

「北斗神拳奥義、水影心、一度戦ったものの拳を己の分身とできる……」(脳内ケンシロウ)

 

「はぁ、魔術じゃなくてやっぱり拳法だった」(凛)

 

(こぶし)は "すべて" なのだ……」(脳内ケンシロウ)

 

「いつも思ってるけど意味不明な哲学を言うのはいい加減にしろぉぉぉ!!」(凛)

 

 

──私はもう開き直って拳で戦う。

私の拳が再び燃え上がる!!

 

「行くわよ!! バーサーカー!!」(凛)

 

「あたたたたた!!

  北斗千手壊拳!!」(凛)

 

ドドドドドドドドドドド!!

 

バーサーカーの頭部が粉砕され、肉片が空へ舞う。

 

──が、

 

「■■■■!!」

 

 

再び再生。

 

「この化け物、しつこい!!」(凛)

 

「しつこいのは拳の宿命……」(脳内ケンシロウ)

 

「だから拳で語るなぁぁぁぁ!!」(凛)

 

「お前しつこすぎんのよぉぉぉ!!」(凛)

 

「拳とは、耐久……」(脳内ケンシロウ)

 

「耐久の概念ぶっ壊れすぎでしょ!!」(凛)

 

「北斗神拳は無敵の暗殺拳だ……」(脳内ケンシロウ)

 

「拳の話はもうええわぁぁぁ!!」(凛)

 

 

しかしバーサーカーは再び再生。

 

「しぶといわね……なら、骨ごと破壊するわ!!」(凛)

 

私は拳を握りしめ、バーサーカーの額の秘孔を突く。

 

「北斗壊骨拳!!」(凛)

 

ガギギギギギギギギ!!

 

バーサーカーの腕、足、全ての関節が異常な方向に曲がり、背中から全ての骨が飛び出す!!

 

「■■■■!!??」

 

「壊骨拳……貴様、鬼か」(脳内ケンシロウ)

 

「ええ、鬼よ!! 魔術が使えないなら、鬼にもなるわよ!!」

 

「鬼拳、ここに極まる……」(脳内ケンシロウ)

 

「なんで勝手に新しい概念を作るのよ!!?」(凛)

 

しかし、バーサーカーは再生し再び私に拳を振り上げる。

 

「■■■■!!」

 

スカッ、スカッ、スカッ!

私は軽やかに攻撃を回避する。

 

 

「この拳で、終わらせる!!」(凛)

「ハァァァァァーーーーーーー!」(凛)

 

私は転龍呼吸法によって極限まで力を貯め始める。

残りの命を全て奪う力を貯めているのだ!

 

「静から動へ転じる時に転龍呼吸法の奥義はあるのよ」(凛)

 

「そしてその奥義をみた者には死あるのみ!!」(脳内ケンシロウ)

 

「私のセリフを取らなくていいの!」(凛)

 

「人体は恐るべきパワーを秘めているの。でも常人は30%を使えるのみ、残り70%を引き出すことに北斗神拳の極意があるの!」(凛)

 

「そうだ、北斗の極意は極限の怒りと哀しみだ」(脳内ケンシロウ)

 

「私はいつもあんたに怒ってんの!」(凛)

 

 

私は息を吸い込み、筋肉を膨張させる!!

凛の筋肉が膨れ上がり、服の袖が敗れ凄まじい筋肉が露出する。

 

その瞬間、凛はバーサーカーの懐に飛び込んだ。

 

 

「あたっ!あたっ!あたっ!あたっ!あたっ!あたっ!ほうあたぁっ!」(凛)

 

私は北斗七星の形にバーサーカーの秘孔を突く。

 

バーサーカーの体が痙攣し、動きを止める。

 

「■■■■!?!?!」

 

「これで……終わりよ……!!」(凛)

「北斗神拳究極奥義・北斗七死星点!!」(凛)

 

「バーサーカー!お前はもう……」(脳内ケンシロウ)

 

「だからセリフを盗らなくていいのよぉぉぉ!!」(凛)

 

「死んでいる!!」(脳内ケンシロウ)

 

ズドォォォォォォォン!!

 

 

転龍呼吸法によって極限まで高められた北斗神拳の力は、バーサーカーの残りのすべての命を奪い尽くすのに十分な力だった。

 

 

狂化の呪いを解かれたバーサーカーが凛を賛美して語り始める。

 

 

「ソレはお前の天賦の才が作り上げた真の力だ」(バーサーカー)

 

「世界最強の拳、この世に二人と存在せぬ拳だ。しかし──その拳法は侮れぬ」(バーサーカー)

 

「よもやただの一撃でこの身を……この身を……身を…をひゃ…ひゃ~~!! ひょ~~!!…ひでぶっ……!!」(バーサーカー)

 

 

「『ひてぶ』って何よ」(凛)

 

バーサーカーの巨体が大きく爆裂し、光の粒となって消滅していく。

 

「■■■■……!!」」

 

──バーサーカー、完全消滅。

 

 

戦いは、終わった。

 

私は膝に手をつき、荒い息を吐く。

 

「……ふぅ……やっと……終わった……」

 

「お前は、よくやった……」(脳内ケンシロウ)

 

「お前は何目線なのよ!!」(凛)

 

「拳の目線……それは無限」(脳内ケンシロウ)

 

「無限じゃなくて黙れぇぇぇぇ!!」(凛)

 

 

イリヤは静かにバーサーカーの消えた場所を見つめていた。

 

「……バーサーカー、死んじゃったの?」(イリヤ)

 

 

「バーサーカーは斧剣ではなく、最初から拳だけで勝負するべきだったのだ。それがバーサーカーの敗因だ」(脳内ケンシロウ)

 

「お前はちょっと黙ってなさい!!」(凛)

 

 

「バーサーカー……私はどうすればいいの」(イリヤ)

 

「イリヤ、大丈夫だ!」(士郎)

 

衛宮くんはすぐに微笑んで頷いた。

 

 

「……え?」(イリヤ)

 

「イリヤ、ここにいろ」(士郎)

 

「え?」(イリヤ)

 

「この家、半分はめちゃくちゃになったけど……それでも俺たちの家だ」(士郎)

 

 

衛宮くんは、崩れた屋敷と、無事な離れを見ながら微笑む。

 

「イリヤも、ここに住めばいい」(士郎)

 

(こぶし)が繋いだ絆……」(脳内ケンシロウ)

 

「だから(こぶし)をやめろぉぉぉ!!」(凛)

 

「お前の(こぶし)が新たな家族を生み出した」(脳内ケンシロウ)

 

「だから(こぶし)でまとめるなぁぁぁぁ!!」(凛)

 

イリヤは目を見開いた。

 

 

「……いいの? 私、お兄ちゃんを殺そうとしたんだよ?」(イリヤ)

 

「そんなの、もう終わったことだろ」(士郎)

 

「終わったことにするの早すぎない?」(凛)

 

「いや、(こぶし)理論で考えれば──」(脳内ケンシロウ)

 

「だから拳の話をやめなさいよおおおお!!」(凛)

 

 

イリヤは戸惑った表情をしながら、少し俯いた。

 

「……お兄ちゃん、変なの」(イリヤ)

 

「変で悪かったな」(士郎)

 

「……でも、いいよ。お兄ちゃんたちと、一緒にいる」(イリヤ)

 

イリヤは静かに笑った。

 

「よろしくね、お兄ちゃん……凛」(イリヤ)

 

「よろしく、イリヤ」(士郎)

 

(こぶし)が生んだ新たな絆……」(脳内ケンシロウ)

 

「だから拳を絡めるなって言ってんのよぉぉぉ!!」

 

──こうして、イリヤは私たちと共に暮らすことになった。

 

バーサーカーとの戦いは終わったが、聖杯戦争はまだ終わらない。

だが、それでも……新しい家族が増えたのは、きっと良いことだろう。

 

──聖杯戦争、それは "拳杯戦争" であった。──

 

 

突如、イリヤがパタリと倒れる。

バーサーカーが完全消滅した直後、イリヤの様子がおかしくなった。

 

「ハァハァ……うううぁ……」(イリヤ)

 

イリヤが荒い呼吸を上げる。

顔色も真っ青で、普通の状態ではなかった。

 

「イリヤ?どうした?」(士郎)

 

士郎の問いかけにもイリヤは応じない。

明らかに通常の状態ではない。

 

また、セイバーも倒れたまま起き上がれない。

 

「ううう……あああ……」(セイバー)

 

まるで、存在が薄くなっていくような感じを覚える。

 

明らかに2人とも様子がおかしい。

 

「遠坂!2人を助ける。冬木教会に連れて行くぞ!」(士郎)

 

士郎が叫び、私たちは冬木教会に行くことになったのであった。




次回、冬木教会で再び言峰綺礼と再開!

言峰の講義で凛が急激に強くなった理由が明らかになります!

遠坂凛(バーサーカー戦時)
筋力:A++++++++++++++++
耐久:A+++++++++
敏捷:A+++++++++
魔力:-
幸運:F

固有スキル
北斗神拳 EX
人体を内部から破壊する無敵の暗殺拳である
進化 EX
ツッコミを繰り返す度に力が高まっている
その理由は次の講義で明らかになる
ツッコミ ランク(???)
この戦いの終わりに明らかになるのだ!
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