Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編   作:GMKゴジラ

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★の話です

・凛がサーヴァントを召喚できず北斗神拳継承者になった理由
・脳内ケンシロウが宿った理由
・凛がバーサーカー戦で明らかに強くなっていた理由

これらの謎がここで完全に明らかになります
今までの謎が全て言峰綺礼の口から語られます



★19話 冬木教会・お前はもうツッコミまくっている

冬木教会の礼拝堂。

この時、言峰の講義が私の想像を超えた地獄になることに、私は想像もしていなかった。

 

「ふむ。イリヤスフィールとセイバー、無事に回復したようだな」(言峰)

 

そう言って、言峰綺礼は私たちを見回す。

 

「いや、"無事に"って言うけど、回復方法が秘孔ってどういうことよ!?」(凛)

 

私は思わずツッコむ。もう何もかもがツッコミどころしかない。

 

「秘孔を突くことで、生命エネルギーの流れを整え、魔力の循環を最適化したまでだ」(言峰)

 

言峰が平然と答える。

 

「普通は魔力供給とか魔術とかで回復するのよ!? なんで秘孔なのよ!?」(凛)

 

「秘孔とは、人体に刻まれた命の交点……これを極めし者は、生と死を自在に操る」(脳内ケンシロウ)

 

「うるさいわよぉぉぉぉ!!」(凛)

 

もう黙ってろぉぉぉぉ!! 脳内で解説してくるなぁぁぁ!!

でも脳内ケンシロウも言峰も黙る気はない。

 

「凛、お前は学ぶべきだろう。北斗の歴史と技の真髄のすべてを」(言峰)

 

「いやよ!! 私はそんなもの学びたくないのよ!!」(凛)

 

だが、次の瞬間、言峰が祭壇の前に立ち語り始めた。

 

 

冬木教会・地獄の北斗神拳講義 開幕!

凛が北斗神拳伝承者になった理由!!

 

「まず、北斗神拳とは2000年以上の歴史を持つ暗殺拳であり、一子相伝の掟によって継承されてきた」(言峰)

 

「うん、知ってる! 前にも聞いた!なんなら実践してるから!」(凛)

 

これに関しては異論ない。私もう普通に使ってるし。

 

「そして、この拳の極意は"秘孔"の概念にある。秘孔を突くことで、人体の流れを支配する……」(言峰)

 

「……もうそれも知ってるぅぅぅぅぅ!!前にも聞いたわよ!!」(凛)

 

「人体には708の秘孔が存在し、そのすべてを理解することで、人間の生と死を自在に操ることが可能となる。北斗神拳とは、単なる武術ではない。"究極の医学"であり、"究極の破壊"であり、"究極の救済"である」(言峰)

 

「秘孔とは人体に存在する経絡の要所。そこを突けば、回復、破壊、変化のすべてを支配できる」(脳内ケンシロウ)

 

「前にも聞いたって!今更ながら疑問だけど、言峰はなんでそんなに北斗神拳に詳しいのよ!!」(凛)

 

もう聞き飽きたわよ!! この話、何回繰り返す気なの!?

言峰の説明は止まらない。いや、止まれ。

 

私のツッコミを完全に無視し、言峰は続ける。

 

私の前で "常時実況解説モード" になっている言峰綺礼が、 何かにつけて北斗神拳の説明を始めるのだ!!

 

そしてそれが脳内ケンシロウとシンクロするもんだから、 二重の拷問である。

 

 

言峰綺礼は静かに口を開いた。

 

「さて、ここからは北斗神拳の技の解説に移ろう」(言峰)

 

「いや、もういいってば!! 私、技はもう知ってるから!!」(凛)

 

「いや、より詳しく知らねばならん。お前が歩む道のために」(言峰)

 

「だから!! 私はその道を歩まないってばぁぁぁ!!」(凛)

 

「北斗神拳のすべてを知ることは、お前の拳をさらなる境地へと導くことになる」(脳内ケンシロウ)

 

「だから導かなくていいってのよぉぉぉ!!」(凛)

 

 

「まず、基礎技からだ」(言峰)

 

「いらない!! そんなのいらない!! 早く終わってぇぇぇ!!」(凛)

 

「まず、最も有名な技からだ」(言峰)

 

 

「北斗百裂拳――これはお前も使ったことがあるな?」(言峰)

 

「そりゃあ使ったわよ!! 何も考えずにランサーやバーサーカーにぶっ放したわよ!!」(凛)

 

「この技は 素早い拳の連打で秘孔を正確に突く 。結果、相手の肉体は内部から爆裂し──」(言峰)

 

「うん! 知ってる!! 何なら何回もやったわよ!! もう説明いいから次行け!!」(凛)

 

 

「次に、北斗千手壊拳だ」(言峰)

 

「え、ちょっと待って!? それも解説するの!? キャスターやバーサーカーにぶっ放したあれを!!?」(凛)

 

「瞬間的に 千の拳を浴びせることで、相手の神経をズタズタに破壊し、肉体を極限の苦痛とともに崩壊させる技だ」(言峰)

 

「ええええええ!? そんな物騒な技を私使ったの!?!?!? ちょっと考えてから使えばよかった!?!?!?」(凛)

 

「拳とは、考えるものではなく、感じるもの……」(脳内ケンシロウ)

 

「うるさいわよぉぉぉぉぉぉ!!」(凛)

 

 

「次に、北斗壊骨拳だ」(言峰)

 

「え、もうやめて!! 私の頭のキャパオーバーしそうよ!!?」(凛)

 

「この技は、 秘孔を突くことで相手の骨を砕き、全身の骨が体外へ飛び出す技だ」(言峰)

 

「使ったわよ!!バーサーカーの骨が飛び出したわよ!! もう!! 何なのよこの拳!!」(凛)

 

「そう、拳が生み出すのは常識を超えた破壊……」(脳内ケンシロウ)

 

「お前はもう黙れぇぇぇぇ!!」(凛)

 

 

「さらに、北斗剛掌波……」(言峰)

 

「何度も使ったわよ! 魔術障壁をぶち破ったわよ!! っていうかこの技、何で普通に拳をかざしただけで相手が吹っ飛ぶのよ!?!?!? 物理法則どこ行ったの!?!?」(凛)

 

「拳の威力が物理を超えた時、そこに物理法則は存在しない……」(脳内ケンシロウ)

 

「だから!! 哲学いらないのよ!!」(凛)

 

 

「岩山両斬波……」(言峰)

 

「使ったって!バーサーカーの脳天をかち割ったって!」(凛)

 

「これは片手のチョップで 相手の脳天を砕く技だ」(言峰)

 

「いや、だから!! チョップで脳天割るってどういうことよ!?!?!?!?」(凛)

 

「拳にすべてを込めれば、岩すら断つ」(脳内ケンシロウ)

 

「誰が岩よ!! バーサーカーよ!!」(凛)

 

 

「北斗鋼裂把……」(言峰)

 

「いやそれ使ったわよ!! ライダーの鎖を引きちぎったわよ、それどころかバーサーカーの斧すら砕くなんて意味不明よ!!」(凛)

 

 

「そして、北斗有情猛翔破」(言峰)

 

「有情って言っといて猛翔破ってどういうことよ!?!?!?」(凛)

 

「相手に痛みを与えず、最も優しい形で死を迎えさせる──」(言峰)

 

「結局死ぬのよね!? それ優しいとかの問題じゃないでしょ!!」(凛)

 

「いらない!! そんなのいらない!! 早く終わってぇぇぇ!!」(凛)

 

 

北斗神拳、究極奥義の解説へ

"怒りとツッコミ"による"進化"

 

「ふむ……では、ここで究極奥義の説明に移ろう」(言峰)

 

「いや、まだあるの!?!? もう北斗の技だけで辞書一冊書けるんじゃないの!?」(凛)

 

「そして、これらすべての技を超越するのが──」(言峰)

 

言峰は一拍置き、静かに言った。

 

「無想転生だ」(言峰)

 

「前にも聞いたわよ!無想転生!」(凛)

 

──来た、ついに来てしまった!!

 

「そして、北斗神拳の本質は"極限の怒りと哀しみ"だ」(言峰)

 

「"極限の怒りと哀しみ"!?」(凛)

 

 

『凛、お前は北斗神拳を伝承した時から、ケンシロウと共にある。そしてその『ケンシロウに頻繁にツッコんでいるだろう!〝怒りと哀しみ〟を背負いながら』(言峰)

 

『ちょっと待って!? それってつまり私が"怒ってツッコミ"まくってる今、"進化し続けてる"ってこと!??』』(凛)

 

 

「その通りだ」(言峰)

 

「ええええええええ!?」(凛)

 

進化と言えば、私には思い当たることがある。

ランサーの槍やセイバーの剣を以前は避けていたこと。

しかし、私は前回の戦いではバーサーカー戦では斧剣を片手で受け止めていたこと。

さらに、バーサーカーの拳を直撃で受けてもマッサージ程度にしか感じなかったこと。

 

「お前はすでに、戦いの中で進化し続けている。お前の拳はすでに次の境地へ到達しつつあるのだ」(言峰)

 

「"無想転生"とは"無"の境地に至ることで、敵の攻撃を無効化し、完全なる反撃を行う究極の技だ!」(言峰)

 

「いやいやいや!! 私、無の境地なんて目指してないから!!??」(凛)

 

「拳とは求めるものではない……辿り着くものだ……」(脳内ケンシロウ)

 

「だからぁぁぁぁぁぁ!! そっちも黙れぇぇぇぇぇ!!」(凛)

 

「貴様はすでに、ツッコミにより怒りと哀しみを背負いすぎた……それが"無"へと至る条件だ」(言峰)

 

「いや!? 何!? ツッコミで私は何を背負わされたの!?」(凛)

 

=「凛、おまえがツッコミで背負ったもの、それは"北斗神拳の究極奥義へと至る道"だ」(言峰)

 

「貴様はすでに、ツッコミの意思に導かれている」(脳内ケンシロウ)

 

「だからツッコミの意思とか聞いたことないから!! 私の意思はどこにあるのよ!!」(凛)

 

「貴様の怒りと哀しみ……それこそが、ツッコミ、北斗神拳の真髄だ!」(言峰)

 

「いやぁぁぁぁぁぁ!! もうこの男達ヤバすぎるうううう!!」(凛)

 

『さあ、受け入れよ……ツッコミにより背負った怒りと哀しみにより、北斗究極奥義 "無想転生"の極みに至る、その瞬間を』(言峰&ケンシロウ)

 

「誰が受け入れるかぁぁぁぁぁぁ!!」(凛)

 

 

──講義の終わり

『拳杯戦争・無敵のツッコミ編』

 

──こうして、地獄の講義は幕を閉じた。

 

「……俺、すごい納得したわ」(士郎)

 

「ちょっと待って!?!?!? 衛宮くんなんで納得してんのよ!?!?」(凛)

 

「いや、だってすごく論理的だったろ?」(士郎)

 

「どこが!?!?!? どこに論理があったの!?!?」(凛)

 

「いや、遠坂の今のツッコミ、完全に極限の怒りと哀しみを体現していた最強の拳だったし」(士郎)

 

「ツッコミは拳じゃないってばぁぁぁぁぁぁ!!」(凛)

 

「でももう秘孔見えてるし……な?」(士郎)

 

「それはぁぁぁぁぁ!! それはそうだけどぉぉぉぉ!!」(凛)

 

「お前はすでに……"ツッコミの導き"に選ばれたのだ」(脳内ケンシロウ)

 

「導くなぁぁぁぁ!!」(凛)

 

「衛宮士郎!……貴様は理解しているな」(言峰)

 

「……ああ、何となくだけど理解はできた。言峰、お前は凄いな」(士郎)

 

「いやいやいや!! ここで理解されると私が詰むのよ!!」(凛)

 

「凛、お前はもう……"ツッコミの拳"を極めつつあり、それが無想転生に繋がりつつある」(言峰)

 

「"ツッコミの拳"って!何その新しい概念はぁぁぁぁ!!」(凛)

 

「面白かったわ、リン」(イリヤ)

 

「笑い事じゃないのよぉぉぉぉぉ!!」(凛)

 

「凛、素晴らしい講義でしたね」(セイバー)

 

「セイバーも真面目に聞いてんじゃないわよぉぉぉぉぉ!!」(凛)

 

 

聖遺物と化した遠坂凛

 

「お前にケンシロウが宿り、北斗神拳伝承者になった理由を伝えねばならん!」(言峰)

 

「私が一番知りたいのよ!どうしてこうなったの!?」(凛)

 

「お前がサーヴァントを召喚しようとして、北斗神拳を伝承した理由……それはお前自身の〝北斗神拳伝承者としての素質〟自体が聖遺物だったからなのだ」(言峰)

 

「そんな聖遺物聞いたことないわよ!」(凛)

 

「私も驚いている。凛、お前が北斗史上最強の素質を秘めていたことを」(言峰)

 

「いやぁぁぁぁぁぁ!!私が一番驚いんてんのよ!!」(凛)

 

「凛、お前は自分の才能に誇りを持つべきなのだ」(脳内ケンシロウ)

 

「持たない!!やめてぇぇぇぇぇ!!」(凛)

 

──こうして、遠坂凛の運命は大きく変わることになる。

 

遠坂凛は、無想転生に至りつつあり、"ツッコミの拳"によりケンシロウやラオウを超え、北斗神拳最強の存在になろうとしているのであった。

 

「喜べ、遠坂凛、お前が無想転生に至るときは近い」(言峰)

 

『お前はすでに……"無"の境地に至ろうとしている』(言峰&脳内ケンシロウ)

 

「いやあああああああああ!! もうやめてぇぇぇぇぇ!!」(凛)

 

 

北斗神拳伝承者 遠坂凛──無想転生、体得まであと少し。




凛がサーヴァントを召喚出来ず、脳内ケンシロウを召喚し、北斗神拳を継承した理由も明らかになりました。

凛の北斗神拳の素質がズバ抜けていたため、凛自信が聖遺物となっていたのでした。

次回の講義では、さらなる地獄が凛を襲います。
次回の講義は今までで最もカオスで大爆笑な話になるのでお楽しみに。


遠坂凛(地獄の講義後)
筋力:EX
耐久:EX
敏捷:EX
魔力:-
幸運:Z

固有スキル
北斗神拳 EX
人体を内部から破壊する無敵の暗殺拳である
進化 EX
進化の理由はツッコミであった、地獄の講義でツッコミを続けた結果、ステータスは評価規格外となった
ツッコミ EX
ツッコむ度にステータスは上がる
その上昇限界は無限である
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