Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編   作:GMKゴジラ

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★の話です!
長くて大変な人は後編だけ読んでください

言峰とケンシロウだけではなく、
士郎、セイバー、イリヤまでもが北斗の信奉者へと変わります



★24話 冬木教会!地獄の究極講義(前編)

セイバーはギルガメッシュと正面衝突して再び魔力切れの危機に陥っていたため、一旦私達は衛宮邸の離れに帰宅し、セイバーを秘孔で回復させた。

衛宮くんやイリヤにも疲れが残っていたため、私達は一晩、衛宮邸の離れで眠ることになるのだった。

 

そして、一晩が空けた。

 

 

次の日!出発!地獄の冬木教会へ!

 

「シロウ、私は冬木教会に行く必要があります。ギルガメッシュについて知るためです」(セイバー)

 

「ああ、前回の聖杯戦争で現れたサーヴァントが、なんで今も現界してるのか。その謎を聞きに行かなきゃいけないな」(士郎)

 

「はい!前回の聖杯戦争でアーチャーとして召喚されたギルガメッシュが現界している理由、それを明らかにする必要があります!」(セイバー)

 

「さて、言峰の話を聞きに行くわけだけど……」(士郎)

 

「ええ。この状況が異常なのは明白です。本来なら前回の戦争が終結した時点で、全てのサーヴァントは消滅しているはず……」(セイバー)

 

「なのに、あの金ピカが堂々と現界してるんだからね。コトミネなら何か知ってるはずよ」(イリヤ)

 

「もういやぁぁぁぁぁ!現界の理由なんてどうでもいいから私はあいつに会いたくない!」(凛)

 

「お前はもう!会っている!」(脳内ケンシロウ)

 

「うるさいぃぃぃぃぃ!」(凛)

 

 

私は気乗りしない様子で歩きながら、横目で士郎とセイバーとイリヤを見る。

3人とも異様に嬉しそう、好奇心が湧き出ているように見えるのは気のせいだろうか?

 

「言峰って嫌な奴だけど、話の内容自体は論理的だよな」(士郎)

 

「ええ、前回の北斗神拳の講義は極めて理路整然としていました。戦闘技術をあそこまで明確に体系化できるとは驚きです」(セイバー)

 

「そうそう! なんであんなに詳しいの!? 〝秘孔〟っていう概念も、闘気の制御の仕組みも、あそこまで理論立てて説明されたら納得するしかないじゃない!」(イリヤ)

 

「それにしても、やたら熱が入ってたよな。『北斗神拳は戦闘のみにあらず。人の生を司る究極の技だ!』とか科学的に証明されていたとしか言い切れないしな」(士郎)

 

「ええ、私も感銘を受けました。言峰の論理体系の美しさには、まさに芸術性すら感じました」(セイバー)

 

「あの時のコトミネの目、完全に北斗神拳の先代伝承者のそれだったよね?」(イリヤ)

 

「俺はアイツの拳に妙な説得力を感じたんだが、先代伝承者か!ありえるな」(士郎)

 

「シロウにも影響が大きかったみたいね。ずっと秘孔を突く練習してたし!」(イリヤ)

 

「俺は北斗神拳を正義の味方として目指すことを決意しただけで、練習はイメージトレーニングだけだぞ」(士郎)

 

「言峰の説明は無駄なく、洗練され、理路整然としている……。その言葉が、お前達の拳の中に刻まれているのだろう」(脳内ケンシロウ)

 

「「「その通り(よ)(です)!ケンシロウ!!」」」(士郎&セイバー&イリヤ)

 

「お前ら全員、何ケンシロウに同意してシンクロしてんの!?あいつの話のどこに論理があったのか私には意味不明よ!!」(凛)

 

「なんで言峰の話を北斗神拳の教えみたいに受け止めてんのよ!?おかしいでしょ!?」(凛)

 

「言峰の講義で北斗神拳を学ぶことで皆救われているのだ。皆、言峰の講義を心から楽しみにしている」(脳内ケンシロウ)

 

「私は楽しみよケンシロウ、コトミネの講義ワクワクするわ!そうよね、シロウ、セイバー?」(イリヤ)

 

「俺も楽しみだぞケンシロウ、俺は北斗神拳で正義の味方になる!北斗神拳は俺の目指した正義そのものだ」(士郎)

 

「はい!ケンシロウ、私もブリテンを北斗神拳で救うのが楽しみです」(セイバー)

 

「うるさい!! もういいから黙って歩きなさい!!」(凛)

 

 

冬木教会。

 

──ギルガメッシュがこの世に残った理由を聞くために、私たちはまたしてもこの教会に足を運んでしまった。

 

「……いやぁ、本当にまた来てしまったわね……」(凛)

 

凛は深い溜息をつく。

 

「お前の拳が、ここへ導いたのだ」(脳内ケンシロウ)

 

「だからぁぁぁ!! 私は導かれてないわよぉぉぉ!!」(凛)

 

そんな私の心の叫びを余所に、静かに扉が開く。

 

「ようこそ、北斗最強伝承者。そして……聖杯戦争の参加者たちよ」(言峰)

 

教会の奥で待ち構えていたのは、黒衣の男、言峰綺礼。

 

──冬木の監督役にして、間違いなく最もヤバい人物。

 

聖堂教会の神父でありながら妙に北斗神拳に詳しく、私の人生を“拳に染め上げ”ようとしてくる男。

 

「……いやな予感しかしないわ……」(凛)

 

「お前の拳が、この運命を呼び寄せたのだ」(脳内ケンシロウ)

 

「もう黙っててぇぇぇぇぇぇぇ!!」(凛)

 

「さて、なぜギルガメッシュがこの世に残っていたのか……興味があるのだろう?」(言峰)

 

言峰が椅子に座りながら静かに語り始める。

 

「私は前回の第四次聖杯戦争で最後まで勝ち上がり、最後にギルガメッシュと戦いました。最後の戦いで私は現界を保てなくなり消滅したのです。ギルガメッシュも私と同様に消滅していなければおかしいのです。なぜギルガメッシュは消滅せず現界し続けているのか、私が一番疑問に思っているのです」(セイバー)

 

「“そこだけ!私は知りたい”わよ!なんでアイツだけ消えずに現界し続けたのよ!?」(凛)

 

「それは……聖杯の力によって"受肉"したからだ」(言峰)

 

「──受肉? あの金ピカも言ってたけど受肉ってなによ?」(凛)

 

「受肉って……なんだ?」(士郎)

 

士郎が怪訝そうに尋ねる。

 

「通常、英霊は霊体として召喚される。だが、ギルガメッシュは聖杯の魔力を浴びて"肉体"を得た」(言峰)

 

「つまり……アイツだけは聖杯が消えても実体を持ち続けられるってこと?」(凛)

 

「その通りだ。そして、彼は王としてこの世に君臨し続けることを選んだのだ」(言峰)

 

深夜の冬木教会。

静寂の中、言峰綺礼がギルガメッシュの受肉について語り終える。

 

「つまり、ギルガメッシュは前回の聖杯戦争で聖杯の魔力を浴びて、肉体を持ち続けることができたのか!?」(士郎)

 

士郎が納得したように頷く。

 

「そんなことが可能だったとは驚きです……」(セイバー)

 

セイバーも驚いた様子だ。

 

「聖杯の魔力ってなんでもアリなのね!」(凛)

 

私は聖杯の万能性に驚く。

 

──これでギルガメッシュの件は解決した。

ならば、もうこの教会に用はない! さっさと帰ろう!

 

 

──冬木教会 "地獄の北斗神拳特別講義" 開幕──

 

「……さて」(言峰)

 

言峰が静かに立ち上がる。

目がギラリと光る。

 

言峰綺礼は静かに微笑みながら、ゆっくりと祭壇に座る。

 

言峰が腕を組み、ゆっくりと語り始める。その動作はまるで、悠久の時を語る歴史学者のようであり、同時に北斗の先代伝承者と錯覚させるような貫禄すら感じさせた。

 

「ではここで、北斗神拳をより深く知り、凛が北斗神拳をより深く理解し究極奥義に至るための講義を始めよう」(言峰)

 

「でたぁぁぁぁぁぁぁぁ!! またしても講義タイムぅぅぅぅぅ!!」(凛)

 

──始まってしまった。

"地獄の"北斗神拳特別講座 が……!!

 

「……これは……まさか……!!」(セイバー)

 

セイバーの表情が変わった。

その瞳には、何か 確信に至った者 の輝きが宿っていた。

 

「これは……歴史が私を呼んでいます……! 2000年の歴史を継ぐ者として……私はこの講義を聞かねばならないのです!!」(セイバー)

 

「その通りだ……!! これは……まさに"歴史"だ……!!」(士郎)

 

「ええ、これは"学ぶべき時"なのです!!」(セイバー)

 

「そうよ!! これは未来を知るための知識! 生きるための知識! 私たちはこれを聞かないとダメなのよ!!」(イリヤ)

 

「北斗神拳の歴史……それは人類の歴史と共にあります……これは私たちが学ぶべき"義務"です……!!」(セイバー)

 

「そうだ……この講義は……"運命"だ……!!」(士郎)

 

「その通りよ……!! これは……"神の意志"よ!!」(イリヤ)

 

「「「おおおおおおおおおお!!」」」(士郎&セイバー&イリヤ)

 

──突然の 全員の大絶賛モード突入 に、凛は 完全に置いてけぼり になった。

── 全員、完全にテンションがバグっていた。

 

 

「おいおいおいおい、なんでみんなそんなに気合入ってんのよ!? これはただの拳法の話でしょ!!?」(凛)

 

 

──その瞬間。

 

「"ただの拳法"ってなんですか……?」(セイバー)

 

「"ただの拳法"ってなによ……?」(イリヤ)

 

「"ただの拳法"ってなんだよ……?」(士郎)

 

ズギャァァァァァァァァァァン!!

 

 

三人の視線が、地獄の業火のごとき圧力 を伴って凛に突き刺さる!!

 

「おい、遠坂、お前、今北斗神拳を"ただの拳法"って言ったのか……?」(士郎)

 

「凛……あなたは"北斗の拳"を継ぐものとして覚悟が必要なのです……!!」(セイバー)

 

「"ただの拳法"ではないのよ……!! 北斗神拳は……"世界の理"よ!!」(イリヤ)

 

「ちょ、ちょっと待ってよ!? なんでみんなそんなに信仰心全開なのよ!!」(凛)

 

 

──だが、そんな騒ぎを尻目に、言峰はゆっくりと口を開いた。

 

「フッ……学びとは深淵なるもの……お前もいずれ理解することになる……」(言峰)

 

『では、始めよう……北斗神拳のさらなる深淵へ!!』(言峰&ケンシロウ)

 

「もういいのよ!私は帰りたい!」(凛)

 

「帰るなんて駄目だ凛!」(士郎)

 

「私は北斗神拳伝承者を目指す以上、全てを知る必要があります」(セイバー)

 

「リン!帰るなんてとんでもないわよ!これはあなたの才能を知る機会なのよ」(イリヤ)

 

「皆分かっているな! 凛、お前は北斗神拳の最強伝承者として聞く義務がある!お前はもう聞いている!」(脳内ケンシロウ)

 

「お前ら全員北斗世界の住人になってる!いやよぉぉぉぉ!」(凛)

 

 

「さて……まずは"北斗神拳"の歴史について語ろう」(言峰)

 

「北斗神拳──それは、今から約2000年前、漢王朝の時代に誕生した最強の暗殺拳である……」(言峰)

 

「知ってる!何度も聞いた!!もういい!!私は帰りたい!!」(凛)

 

「フッ……北斗神拳の歴史を知れば、その真価が分かる……」(言峰)

 

「お前も知ることになる……拳の真理を……」(脳内ケンシロウ)

 

「だから私に巻き込まないでぇぇぇぇぇぇ!!」(凛)

 

 

──北斗神拳、歴史の深層──

言峰はゆっくりと指を組み、厳かな声で続ける。

 

「北斗神拳は、漢王朝の時代に シュケン という男によって創始された」(言峰)

 

「シュケン……!」(セイバー)

 

「彼はただの拳士ではない……"北斗神拳の創始者"として、伝説となるべき男だったのだ」

 

「伝説の始まり……!!」(士郎)

 

「す、すごい……!」(イリヤ)

 

「北斗神拳は、ただの武術ではない。秘孔を突き、敵を 内部から破壊する拳。それは単なる戦闘技術ではなく、"人間の生と死"を司る究極の武の形だった」

 

「……そこまでは知ってるわよ!! だから何よ!!」(凛)

 

「お前はまだ分かっていない……"(こぶし)"とは、生と死を超越するもの……」(脳内ケンシロウ)

 

 

ー北斗神拳 究極の進化ー

 

「北斗神拳が他の武術と決定的に異なるのは、前にも進化と言う話を出したように、その"適応力”にある」(言峰)

 

「適応力って何......?」(イリヤ)

 

「北斗神拳は、敵と戦うたびに進化する.......!」(言峰)

 

「それ前にも聞いたわよ!もういいって!」

 

「新しい技を生み出し、相手の戦法を見切り、無限に強くなっていく......!それこそが、北斗神拳が”最強”と呼ばれる理由だ」(言峰)

 

「進化は前にも聞いたけど無限ってのがすごいな」(士郎)

 

「そう......まさに”無限の可能性......!」(セイバー)

 

「無限.....まさか、最強の拳はまだ進化するってこと!? そんなの最強すぎるじゃない!!」(イリヤ)

 

「「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」(士郎&セイバー&イリヤ)

 

「お前ら、なんでそんなテンション上がってんのよぉぉぉぉ!!」(凛)

 

──こうして、"伝説の北斗神拳特別講義" は、さらに 地獄の領域へと突入 した。

 

ズン……!!

 

──言峰綺礼が一度呼吸を止めると、冬木教会に 異様な重圧 が満ちた。

闘気とは違う、しかしそれに匹敵する 講義の波動 が凛たちを包み込む……!!

 

「ついに……来たのですね……!!」(セイバー)

 

「ここからが本番ってわけか……!!」(士郎)

 

「ふふっ、楽しみね……!!」(イリヤ)

 

「いや待って!? なんでお前らそんなに楽しみにしてるのよ!!」(凛)

 

言峰は一歩前に進み、ゆっくりと目を閉じると、

"あの" 講義モードのトーン、いやケンシロウと全く同じトーンの声で語り始めた。

 

「さて……まずは、お前がいかにして"北斗神拳の真髄" を極めつつあるかを説明しよう……」(言峰)

 

「もういい!!聞き飽きたわよ!!」(凛)

 

「凛、お前の"拳"の本質は何だ?」(言峰)

 

「……はぁ!? 拳の本質って何よ!? 私は魔術師なんだけど!?」

 

「否!!」(言峰)

 

ズギャァァァァァァン!!

 

言峰の声が教会内に轟く。

同時に士郎、セイバー、イリヤが 完全に納得した顔 をする。

 

「なるほど……確かにそうだ!!」(士郎)

 

「ええ……間違いありません!!」(セイバー)

 

「そういうことね……理解したわ……!!」(イリヤ)

 

「いや、何!? 何がそういうことなのよ!? 私には全然分からないんだけど!?」(凛)

 

「お前の拳の本質……それは以前の講義で伝えた通り"ツッコミ" である……!!」(言峰)

 

 

「いやぁぁぁぁぁ!?」(凛)

 

 

『凛の北斗神拳 = ツッコミの拳 である!心して刮目せよ』(言峰&ケンシロウ)




後編では全ての謎が明らかになります!!
長いですが、是非後編をお読みください!!

遠坂凛(???)
筋力:EX
耐久:EX
敏捷:EX
魔力:-
幸運:Z

固有スキル
北斗神拳 EX
人体を内部から破壊する
無敵の暗殺拳である
??? EX
後編で明らかになります
進化 EX
???
後編で明らかになります
ツッコミ EX
???
後編で明らかになります
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