Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編   作:GMKゴジラ

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本編の十数年前
遠坂凛が生まれる前の話です
いかにして凛が北斗最強の素質を持ったかが明らかになります。

ー登場人物ー
・遠坂時臣 (うっかり時臣)
・遠坂葵  (ポテンシャル葵)



26話(十数年前)「遠坂凛 誕生秘話」うっかり時臣とポテンシャル葵

十数年前・遠坂邸・夜

─── 夫婦団らんの時間───

 

冬木の夜は静かに更け、遠坂邸には暖かな灯がともっていた。

高級な絨毯の上に並ぶワイングラス、香り高い紅茶、そしてソファでくつろぐ二人の夫婦。

 

「うっかり時臣さん、お茶が入りましたわ」(葵)

 

「おお、ポテンシャル葵、ありがとう。君のお茶は本当に絶品だな」(時臣)

 

葵は微笑みながら、時臣の隣に腰を下ろす。

普段は冬木の魔術協会の重鎮として振る舞う時臣も、この時ばかりはただの「夫」としての顔を見せていた。

 

「うっかり時臣さん、今日はゆっくり過ごせますのね?」(葵)

 

「ああ、久々に〝夫婦ゴムいらず〟の時間をゆっくりねっとり楽しもうじゃないか」(時臣)

 

(※ゴム=コンドーム)

(※ゴムいらず=中◯しセッ◯ス)

 

「うっかり時臣さん、どうして会話の流れで急にそういう話に持っていくんですか?」(葵)

 

「おっと、うっかり口が滑った」(時臣)

 

「うっかりの範囲を逸脱してますよ!」(葵)

 

たまにはこうして、ただ二人で過ごす時間も大切だ。

 

 

──しかし、この平和な時間は長くは続かなかった

──時は深夜、遠坂邸。

うっかりを昇華させてツッコミに変える〝最強の子作り計画〟が密かに進行していた。

 

「君は北斗宗家の血を持つ者だ。それに爆発的なポテンシャルを持った子を生み出す特異体質を持っている」(時臣)

 

「プロポーズの時からおっしゃってましたね」(葵)

 

「まず、北斗宗家の血を引く君のポテンシャルを基礎に私の子供を作ることを考える」(時臣)

 

「はい!」(葵)

 

「次に、私の"うっかり"の才能を受け継ぐ」(時臣)

 

「うっかりは才能ではなく欠点では!? うっかり時臣さん?」(葵)

 

「違うぞポテンシャル葵よ!」(時臣)

 

「"うっかり"にも使い道があるのですね」(葵)

 

「君の"ポテンシャル"の血統を使って、私の"うっかり"の才能を"ツッコミ"へと昇華させる──!」(時臣)

 

「"うっかり"がどうして"ツッコミ"に変わるんですか?」(葵)

 

「ポテンシャル葵よ、私は長年考えていた……なぜ私はうっかりを繰り返すのか!」(時臣)

 

「確かに、それは魔術協会でも議論されるほどの問題でしたね!」(葵)

 

「しかし、私は気づいたのだ!! うっかりとは、世界の矛盾を無意識に突く行為!!」(時臣)

 

「なんと!! つまり、うっかりは”自然発生するツッコミ”なのですね!!」(葵)

 

「うっかりは〝自然発生するツッコミ〟ではあり、無意識に矛盾を引き出し、世界を正しい方向へ導く力!! 」(時臣)

 

「すごい!! つまり、うっかりを極めた者こそ、最強のツッコミ使いなのですね!!」(葵)

 

時臣はワインをぐいっと飲み干し、椅子から立ち上がった。

その勢いでテーブルを"うっかり"倒す。

 

「ポテンシャル葵よ……聞いてくれ私の脳内で完成した"究極の子作り理論"を!」(時臣)

 

「きゃあああああ! 最高です!」(葵)

 

時臣は突然、真剣な表情になった。

いや、正確には 「世界の法則を作り替えようとしている顔」 である。

 

 

時臣は迫真の顔で叫ぶ!

 

【 うっかり × ツッコミ × ポテンシャル × 北斗神拳 × "無想転生の速度" × "北斗百裂拳の推進力" = 根源到達 】

(時臣の叫び)

 

 

「この公式を "北斗神拳・根源ツッコミ直行便" と名付けよう!」(時臣)

 

「公式の意味はまったくわかりませんが、最高に論理的です!」(葵)

 

「この公式は3つの理論で証明できるのだ!詳細は今から説明する」(時臣)

 

「うっかり時臣さん、心してお聞きします!」(葵)

 

時臣はワイングラスをくるくる回しながら、深刻な顔をした。

 

 

理論1:「根源とはツッコミである」

 

「ポテンシャル葵よ……魔術で根源に到達するのはもはや限界だ……」(時臣)

 

「だから北斗神拳を使うんですね」(葵)

 

「そうだ、我々が根源に到達するには基本的に北斗神拳を使う」(時臣)

 

「素敵です、うっかり時臣さん、そもそも根源とは?」(葵)

 

「根源とは何か。世界の外側にあり、万物の始まりにして終焉、この世の全てを記録し、この世の全てを作れるという神の座……つまり!」(時臣)

 

「つまり?」(葵)

 

「"この世界最大の矛盾"だ!」(時臣)

 

「なんですってえええ?」(葵)

 

「考えてみろ、ポテンシャル葵よ……この世界には不条理が多すぎる!」(時臣)

 

「確かに! なぜコンビニのレジに"お箸いりますか?"の札があるのに、店員が毎回聞くんですか!」(葵)

 

「それだァァァ!」(時臣)

 

「うわああああ! 確かに!」(葵)

 

「つまり、世界にあふれる矛盾をすべて解き明かすことこそが、根源に至る唯一の道!」(時臣)

 

「なるほど。つまり?」(葵)

 

「ツッコミが極まれば、根源に至ることができる!」(時臣)

 

「理論的です!うっかり時臣さん!」(葵)

 

「究極のツッコミとは、すべての矛盾を見抜き、世界を正す力!」(時臣)

 

「はい!」(葵)

 

「すなわち!」(時臣)

 

「根源とはツッコミだった!」(時臣 & 葵)

 

 

理論2:「無想転生の速度」

 

「だが、これだけではまだ不十分だ……!」(時臣)

 

「ま、まだですか!?」(葵)

 

「北斗神拳は確かに強い! ツッコミもまた最強だ! しかし!」(時臣)

 

「しかし!?」(葵)

 

「"根源"は遠すぎる!」(時臣)

 

「確かに!」(葵)

 

「そこで必要になるのが……"無想転生の速度"だ!」(時臣)

 

「出ました!」(葵)

 

「無想転生は最強の北斗神拳伝承者だけが到達できる究極の秘奥義!敵の攻撃を完全に見切り、最適な行動を瞬時に選択することができる!」(時臣)

 

「ええ!」(葵)

 

「しかし! 見切るだけでは根源に届かない! そこで考えたのが……"無想転生の速度を最大限に引き出し、加速する"という概念だ!」(時臣)

 

「まさか!」(葵)

 

「無想転生は、"あらゆる攻撃を見切り、最適な動きを選択する能力"……つまり!」(時臣)

 

「つまり?」(葵)

 

「"最適な加速を続ける"ことで、拳を振るうごとに速くなる!」(時臣)

 

「素敵です。 完全に理論的です!」(葵)

 

「無想転生の本質は、攻撃をかわしながらも"最速の動き"を生み出すこと!」(時臣)

 

「ええええええ! つまり"動けば動くほど速くなる"ってことですか?」(葵)

 

「そうだ! 無想転生の動きそのものが、"加速のエネルギー"となるのだ!」(時臣)

 

「な、なんと……!」(葵)

 

「この無想転生を維持し続ければ、根源まで一直線に駆け抜けることが可能になるのだ!」(時臣)

 

「すごい! すごすぎます!」(葵)

 

 

理論3:「北斗百裂拳の推進力」

 

「しかし、まだ足りない……!」(時臣)

 

「えええええええ?」(葵)

 

「無想転生がいくら加速できるといっても、根源は遠すぎる。それゆえ、まだ決定的な力が足りない!」(時臣)

 

「確かに。何かが足りない気がします」(葵)

 

「そこで考えたのが……"北斗百裂拳の推進力"!」(時臣)

 

「北斗百裂拳?」(葵)

 

「"北斗百裂拳"とは、圧倒的な速さで敵を殴りつける技だ」(時臣)

 

「それは知ってます」(葵)

 

「だが、それを"後方に向かって撃ち続ける"ことで……」(時臣)

 

「まさか!」(葵)

 

「その反動で"加速力"が生まれるのだ!」(時臣)

 

「まさにロケットですね!」(葵)

 

「拳の爆発的な反動を推進力に変えることで、根源へと加速し続ける!」(時臣)

 

「確かに! 無想転生の速度に、"北斗百裂拳の後方撃ち"でさらなる加速力を得るのですね」(葵)

 

「その通りだ!」(時臣)

 

「つまり"拳の爆発的な推進力"を使って根源まで突撃するんですね!」(葵)

 

「そうだ! 拳の速度が限界を突破したとき、"拳圧の速度"がツッコミの概念を超え、根源へ突入する! これこそが"北斗神拳・根源ツッコミ直行便"だ!」(時臣)

 

「すごい! すごすぎます!」(葵)

 

 

ー計画の実行へー

ー聖杯戦争へ凛を参加させた理由ー

 

「この計画を実行するにあたって次のような手順を取る」(時臣)

 

「お聞かせください。うっかり時臣さん」(葵)

 

「我が子は最初は魔術師として教育し、魔道の道を歩ませる!それは全て聖杯戦争でサーヴァントを召喚するのに魔術が必要だからだ」(時臣)

「最初だけは魔術師として育てるんですね。北斗神拳に気づいた我が子はきっと喜びで感動するでしょう」(葵)

 

「しかし、今回の子作り計画で作る我が子は“北斗史上最強の才能”を持っている」(時臣)

「歴代最強の才能なんて凄すぎます!今から考えても生まれてくる子どもが羨ましいです」(葵)

 

「“北斗最強の才能”はそれ自体がサーヴァント召喚の“聖遺物”となる」(時臣)

「“私達の子自体が聖遺物”と化すように“ツッコミと北斗宗家の血”を融合させるんですね。流石です」(葵)

 

「“我が子自体が聖遺物”となっていれば、サーヴァント召喚で"歴代最強の北斗神拳継承者の霊"が宿る!」(時臣)

「天才的です、うっかり時臣さん」(葵)

 

「我が子は聖杯戦争で通常通りサーヴァントを召喚出来ず魔術を失う。しかし、代わりに北斗神拳の習得がなされるのだ!」(時臣)

「つまり、サーヴァント召喚の変わりに魔術を失い北斗神拳に目覚めるということですね!」(葵)

 

「まとめると、聖杯戦争のシステムを利用し、サーヴァント召喚の儀式と共に"北斗神拳"と"伝承者の霊"が一瞬で受け継がれる!」(時臣)

「完璧ですね!こんなに論理的で理にかなった計画は他にありません!」(葵)

 

「まさに"拳の英霊化"だ!」(時臣)

 

「完璧な計画です、うっかり時臣さん!」(葵)

 

「フフフ……どうだ、ポテンシャル葵よ……?」(時臣)

 

葵はぐっと拳を握りしめた。

 

「完璧です! これほどの計画が他にあるでしょうか?」(葵)

 

「そうだろう!」(時臣)

 

 

そして、伝説の子作り計画へ……!

──北斗神拳ツッコミ伝承者、誕生の瞬間──

 

二人はしばし見つめ合った後、頷き合う。

 

「うっかり時臣さん……」(葵)

 

「ポテンシャル葵よ……」(時臣)

 

「よし! 今夜、作るぞ!」(時臣)

 

「はい! 作りましょう!」(葵)

 

「では〝夫婦ゴムいらず〟の時間をじっくりねっとり始めよう。ポテンシャル葵よ」(時臣)

 

「ええ……〝夫婦ゴムいらず〟今日はべとべとになるまで思いっきり楽しみましょう」(葵)

 

(※ゴム=コンドーム)

(※ゴムいらず=中出○セック◯)

 

時臣はグラスを置き、二人は改めて見つめ合う。

 

──二人はそっと手を取り合い、灯りが静かに消えた。

 

──こうして、"最強のツッコミ"と"北斗神拳"の才能を持つ者が生まれることが決まった。

──北斗神拳伝承者「遠坂凛」ここに誕生確定!!




うっかり時臣
ポテンシャル葵
二人の計画が明らかになりました
遠坂凛の苦悩はすべてこの2人が元凶だったのです

"無想転生の速度を活かし、北斗百裂拳の後方撃ちでロケットのように加速し続ける" という完全に意味不明な理論が確立!!!

これで "北斗神拳・根源ツッコミ直行便" が完成しました!!!

この作者、一生の不覚
この計画は作者の目を持ってしても全く見抜けませんでした
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