Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編 作:GMKゴジラ
同盟が新たなる展開を迎えるのは、
18話~21話です!
冬木市・深夜の学校(決戦後)
ランサーを
魔術を駆使して戦うはずが、気づけば
もう魔術師としての誇りも何もない。
いや、そもそも魔術すら使えないんだから、むしろこれは正しいのかもしれない。
そんなことを考えながら夜の校庭を歩いていると──
「……は?」(凛)
──遠くで、私をじっと見つめる男がいた。
──衛宮士郎。
彼は、さっきの戦闘の一部始終を見てしまったらしい。
目をまんまるにして、口をパクパクさせている。
「な、なんだ……今の戦い……!? 魔術じゃなくて……格闘技みたいだったんだけど……!!」(士郎)
──バレた。
このままではまずい。
士郎は警戒したように私を見つめた後、ゆっくりと後ずさる。
士郎はくるりと踵を返し、学校の外へ逃げ出した。
しかし──
「尾行するぞ」(脳内ケンシロウ)
「いや、私、ハンターじゃないんだけど!?」(凛)
「お前の
「そんな意思持たせないで!!」(凛)
私はため息をつきつつも、慎重に距離を取りながら士郎の後をつけることにした。
士郎は自宅へ戻っていった。
私は遠くから塀の上に乗り、静かに屋敷を見下ろす。
「ふむ……ここが衛宮邸ね」(凛)
「広いな」(脳内ケンシロウ)
「それ、私も思った」(凛)
慎重に塀の上を歩きながら、士郎の動きを観察する。
彼はどうやら敷地内の土蔵へ向かっているようだった。
「土蔵に向かう……?」(凛)
私は気配を殺して近づく。
すると、土蔵の中で微かに魔力の流れが変わるのを感じた。
「……これは、まさか……!」(凛)
「来るぞ」(脳内ケンシロウ)
まるで予言のような言葉。
その直後、土蔵の中が眩い光に包まれた。
──サーヴァント召喚──
─そして、忍び寄る影───
「問おう──あなたが私のマスターか」(セイバー)
しばしの静寂の後、凛は静かに呟いた。
「しかし、問題はこれからだ」(脳内ケンシロウ)
「そうね。これで彼も聖杯戦争の参加者になった……となれば、いずれ敵として戦うことになる。でも衛宮くんなら話が通じるかも」(凛)
士郎がセイバーを召喚した今、私はすぐにでも話をつけるべきだった。
「ならば、行け」(脳内ケンシロウ)
「分かってるわよ……」(凛)
私は静かに屋敷の敷地へと忍び込み、音もなく忍び寄った。
土蔵から出てきた士郎とセイバーは、屋敷の庭で立ち話をしていた。
「聖杯戦争……俺が戦うなんて、そんな……」(凛)
「マスター、これは避けられぬ運命です」(セイバー)
その会話を聞きながら、私は音もなく彼らの背後に降り立つ。
「衛宮くん!」(凛)
「なっ……!!?」(士郎)
士郎が飛び上がるほど驚き、セイバーはすぐに剣を構えた。
「誰ですか!?」(セイバー)
「おっと、落ち着いて。私はただ話をしに来ただけよ」(凛)
私は
「……それ、本気で言ってるのか?」(士郎)
「ええ、もちろん」(凛)
「力をもって語るのだ」(脳内ケンシロウ)
「もうそれ、戦う気満々じゃない!!」(凛)
しかし、士郎は警戒を解かず、セイバーも臨戦態勢のままだった。
「どうしてここに来た? まさか……俺を襲いに?」(士郎)
「違うわよ。あなたに提案しに来たのよ」(凛)
「提案……?」(士郎)
「ええ。私と同盟を結びなさい!!」(凛)
ドン!!(謎の衝撃音)
「……えっ?」(士郎)
「聖杯戦争は一人で戦うには厳しいわ。だから、私と手を組むのよ」
士郎は明らかに困惑した表情を見せた。
「いやいやいや! 俺、そんなの考えたこともないし──」(士郎)
「なら、決めるしかないわね」(凛)
私は静かに
「力で」(凛)
ドン!!(謎の衝撃音再び)
「同盟って話し合いで決めるんじゃないのか!? 遠坂!!」(士郎)
「言葉より
「貴方、黙ってて!!」(凛)
──しかし、戦いは避けられなかった。
セイバーが動いた。
「マスター、彼女の意図は不明ですが、敵意を感じます。ここは退きません!」(セイバー)
「ちょっ、待て、セイバー!!」(士郎)
しかし、セイバーはすでに剣を振り下ろしていた。
「ならば……
セイバーの剣が私に迫る。
私は迷うことなく、
「北斗剛掌波!!!」(凛)
ドガァァァァァン!!!
セイバーの剣と北斗剛掌波が激突し、衝撃が屋敷全体を揺らした。
士郎は唖然としていた。
士郎は信じられないという表情で、私とセイバーを交互に見つめていた。
「北斗百裂拳!」(凛)
私は鋭い突きを百裂にして放つ。
セイバーが剣で受け止め続けるが、明らかに押されている。
「マスター、この相手一筋縄ではいきません!」(セイバー)
「な、なんだこれ!? なんで剣と
──事実、私の
剣気と闘気がぶつかり合い、庭の空気が震える。
「この
私は再び
ツボッ!!(謎の秘孔音)
「……な、なに?」(セイバー)
セイバーの動きが止まる。
「なにをした……!? 体が……動かない……!?」(セイバー)
「あなたの秘孔を突いたのよ!!」(凛)
「くっ……体が言うことを……」(セイバー)
「さあ、次は衛宮くんよ!!」(凛)
「待て待て待て待て待て!!」(士郎)
ツボッ!!(謎の秘孔音)
「……うっ!動けない?遠坂お前何をした!?」(士郎)
「さあ、衛宮くん。選択肢は二つよ」(凛)
「……お前と同盟を組むか、破裂するか?」(士郎)
「分かってるじゃない」(凛)
こうして、私は二人を
「
「いや、交渉術間違ってるぅぅぅ!!」(凛)
──次回
ついに語られる北斗神拳の真実
地獄の講義第1回目開催!