Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編   作:GMKゴジラ

32 / 95
☆32話 優しい夜 「お前はもう告白している」☆

────優しい夜 ────

──仲間たちの語らい────

 

部屋の隅に灯る柔らかな明かりの中、

温かい空気が漂う。凛はにこやかに笑い続ける。

 

全員はイリヤのベッドの周りに集まっていた。

 

「遠坂が元気になって俺は嬉しいぞ」(士郎)

 

「私も嬉しいわよリン」(イリヤ)

 

「フフフ…でも、秘孔のせいで迂闊に喋れませんね」(セイバー)

 

「大丈夫よ…あの言葉を言わない限り秘孔は発動しないんだから…!!」(イリヤ)

 

「凛、お前は既に仲間に助けられている」(脳内ケンシロウ)

 

「みんなありがとう。私は最強なんだからね!弱くなんかないからね」(凛)

 

「もう大丈夫そうだな、さっきまで…(弱音を)…吐いて……てはっ!!ぐぎゃあ~!!」(士郎)

 

──ピキーン!!

 

「フフフ、北斗最強伝承者に逆らったらこうなるのよ!」(凛)

 

「凛、この言葉でも発動するのですか!?…シロウは…(慰めようと)……とわった!!ひぃ!!」(セイバー)

 

──ピキーン!!

 

「ま、まあこのくらいお茶の子さいさいよ!」(凛)

 

「あはは、シロウもセイバーもダメダメね」(イリヤ)

 

「ふーん……イリヤは大丈夫なのね」(凛)

 

凛はニヤニヤしながらイリヤを見つめる。

いたずらっぽい表情にイリヤは自身を持って笑いかける。

 

「私はヘマをしないわよ。凛の強さを知ってるから。強さも…(辛さ)…も…全部受け止め……もぽい~!!ぺぃっ!!」(イリヤ)

 

──ピキーン!!

 

「私は一言も……(涙の話)……はしてな…ないぎえ、ふんげえ!!ぺがぷ!!」(イリヤ)

 

──ピキーン!!

 

「北斗神拳・秘拳ツッコミ返しよ!!」(凛)

 

「ひぃぃぃ!!何も言えなくなっちゃったじゃない!!」(イリヤ)

 

「フフフ、イリヤ、これは愛の秘孔よ?」(凛)

 

「そんな愛いらないわ!!!」(イリヤ)

 

「お前たちは既に凛の掌の上である」(脳内ケンシロウ)

 

「じゃあお前もやられろ!!」(士郎)

 

「俺は実体を持っていない!故に秘孔は通じないのだ!」(脳内ケンシロウ)

 

「「「ずるい(ぞ)(わ)(です)!!」」」(士郎&イリヤ&セイバー)

 

「フフフ…そろそろみんなの秘孔を解いてあげるから自由に喋ってもいいわ……でも泣いたことは秘密よ」 (凛)

 

──ピキーン!!

 

「よかったー。どんな言葉でも発動するんじゃ安心できないわよ」(イリヤ)

 

笑いと温かな冗談で部屋の空気はさらに穏やかになっていく。

 

「遠坂!俺たちは仲間だ!」(士郎)

「私達をいつでも頼ってくださいね」(セイバー)

「どんな時でも私たちは一緒」(イリヤ)

 

凛は仲間たちの温かな言葉に耳を傾け、照れ隠しながらも、心からの笑顔で笑いかける。

 

そして、立ち上がり、大きな声で宣言する。

 

「当然よ!常に余裕を持って優雅たれ!魔術も北斗神拳も優雅に極めるのが私よ!」 (凛)

 

 

────拳を極めるセイバー ────

──お前はただ遊んでいる────

 

セイバーがふと顔を伏せ、興味津々な視線を凛に向けながら告げる。

 

「凛、試したいことがあります」(セイバー)

 

「なぁに?セイバー」(凛)

 

「私は北斗神拳を目指す者として秘孔を試したいのです」(セイバー)

 

「北斗神拳は一子相伝、同時に伝承者を二人生み出すことは出来ぬ。だが、セイバーはブリテン時代の英霊だ。故に北斗神拳を学ぶ資格がある」(脳内ケンシロウ)

 

「セイバー!お前は既に闘気を纏っている!故に秘孔を使えるはずだ!」(脳内ケンシロウ)

 

「では、問題ありませんね。凛、私に秘孔の伝授をお願いします」 (セイバー)

 

セイバーは子どものようにワクワク、ウキウキしながら笑い出す。

士郎とイリヤは微笑ましい光景に笑いが止まらない。

 

「セイバー、まず簡単な秘孔から実践よ、両脇の後ろ2個所を突いてみなさい」(凛)

 

「はい!いきます!」(セイバー)

 

ツボッ!!(秘孔音)

 

──ピキーン!!──

──モリモリモリ!!──

 

セイバーの筋肉が肥大化し、両腕の服が弾け飛ぶ。

セイバーは全身に力が満ちてくるのを感じた。

 

「凄いです。力が湧き上がってきます。これなら私は拳で戦えます」(セイバー・半裸)

 

「当然よ、北斗神拳は宝具を超えるのよ。これでセイバーは強くなったわ」(凛)

 

「ありがとうございます。私も北斗神拳を極められます」(セイバー)

 

「セイバー、私の指示通り突きなさい」(凛)

「これが足の疲労を消し去る秘孔、これが腕の力を更に強める秘孔ですね」(セイバー・半裸)

 

筋肉モリモリのセイバーはウキウキしながら秘孔を試し続ける。

 

──ピキーン!!──

──ズズズズズズ!!──

 

「魔力がみなぎり体が動きます。清々しい気分です」(セイバー)

 

セイバーの魔力が明らかに増大し、筋肉が更に肥大化する。

セイバーの服が破れ全裸になる。

士郎とイリヤが顔を赤くする。

 

「セイバーったら、はしたなーい!」(イリヤ)

 

「シロウ、あなたが凝視してること、私は気づいてますよ」(セイバー・全裸)

 

「なんでさ?」(士郎)

 

士郎は慌てて視線をそらす。

セイバーは魔力で服を生成し、肥大した筋肉に合わせたドレスを作り出す。

凛は笑いながら指導を続ける。

 

「北斗神拳は実戦で技を極める必要もあるから、拳を極めるまで使う秘孔は筋力強化くらいにして、しばらくエクスカリバーを使いなさいね」(凛)

 

「分かりました。秘孔とエクスカリバーを組み合わせるだけでも威力は数倍になります。私は強くなりました」(セイバー)

 

ムキムキになったセイバーは秘孔の効果を実感し、改めて拳を極める決意を固めたのであった。

 

「使っちゃいけない秘孔もあるのよ、刹活孔(せっかつこう)を突いた場合、凄まじい力と引き換えに命を縮めるわ」(凛)

 

「刹活孔、凄まじい剛力を得るが、同時に己の命さえ奪う非情の秘孔!」(脳内ケンシロウ)

 

「この秘孔は使用禁止ですね」(セイバー)

 

続いて凛が実戦での技について語りだす。

セイバーはムキムキのまま聞き続ける。

 

「まず、北斗百裂拳からマスターするといいわ。あと、セイバーの魔力放出スキルで北斗剛掌波を使えば凄まじい威力になりそうね」(凛)

 

「凛、ありがとうございます」(セイバー)

「私が聖杯に呼ばれたのは間違いではなかった〝北斗神拳〟と出会えたのだから」(セイバー)

 

セイバーは以前士郎に言ったセリフをそのまま凛に告げる。

士郎は笑い転げてしまう。

 

「はははは!セイバー、そのセリフ俺に言った時そのまんまだな!」(士郎)

 

「言いましたね。シロウ」(セイバー)

 

セイバーはニヤリと笑うが士郎はセイバーの真意に気づいていない。

 

 

 

────遊ばれる士郎────

──お前はもう告白している────

 

ムキムキにのセイバーを見て士郎は更に笑い続ける。

 

「わっははははは!!セイバー、お前鏡見てみろよ」(士郎)

 

笑い続ける士郎の元にムキムキになったセイバーがゆっくり歩み寄る。

ニヤニヤした表情のままだ。

 

「フフ……実は、私はずっとシロウで秘孔を試してみたかったのです」(セイバー)

 

「面白そうね、やっちゃいなさい!」(イリヤ)

 

「凛、シロウの秘孔縛りをお願いします」 (セイバー)

 

「いくわよ~!士郎!秘孔縛!」(凛)

 

ツボッ!!(秘孔音)

 

──ピキーン!!カチンッ!!──

 

「動けない!やめてくれー!」(士郎)

 

急に動けなくなった士郎は驚きの声を上げる。

 

「フフ……秘孔は他人でも実践する必要があるのです」(セイバー)

 

「ちょっと待て! ここにきて実験台が俺なのか!?」(士郎)

 

凛は優しい笑みを浮かべながらも、真面目に語る。

 

「セイバー、士郎の首の後ろ、ここに闘気を込めてみなさい」(凛)

 

「シロウ……あなたはすでに“騎士王の秘孔”を突かれています……」(セイバー)

 

ツボッ!!(秘孔音)

 

「どういう秘孔なんだよ!!?」(士郎)

 

「衛宮士郎、お前はすでに“遊ばれている”」(脳内ケンシロウ)

 

「えええええぇぇぇぇ!!!」(士郎)

 

──ピキーン!!

 

秘孔が発動した!!

 

「俺は…正義の味方を目指してるんだ…魔術の修行もそのために続けてきた…」(士郎)

 

「ウフフ…シロウってば可愛いところあるのね」(イリヤ)

 

「じゃあ私のことはどう思ってるの?」(凛)

 

──ピキーン!!

 

「正直、学校では遠坂には憧れてた…聖杯戦争が始まる前から遠坂が好きだったし…俺は淡い恋心を持っていたかもしれない…」(士郎)

 

「でも、セイバーが召喚された時、俺はセイバーに一目惚れしたんだ…今はセイバーが大好きでたまらない…」(士郎)

 

「イリヤは俺にとって家族、妹みたいな存在だ…守りたい…どんなことをしても守るつもりだ」(士郎)

 

──ピキーン!!

 

「……って俺は何を言ってるんだ!!」(士郎)

 

「シロウ! 私のことをそんなに大事に思ってくれてるのですね?」(セイバー)

 

「私に惚れておきながらセイバーに鞍替えするなんてこの浮気者!」(凛)

 

「妹って何よ!?私を子供扱いするんじゃないの!」(イリヤ)

 

「ぎゃー!何で俺はこんなこと喋ってるんだ!!」(士郎)

 

「これは違う!遠坂が突いたのは相手を惚れさせる秘孔だ!…俺の言葉は秘孔の効果であって本心では…」(士郎)

 

──ピキーン!!

 

「……俺の本心だ!…俺は遠坂が好きで付き合いたい……でもセイバーが一番大好きだ……愛してるんだ……」(士郎)

 

──ピキーン!!

 

「やめてくれー!!何で止まらないんだー!!」(士郎)

 

士郎は顔を赤らめながらも言葉を止めることができない。

3人は士郎の態度に笑いが止まらない。

 

「解唖門天聴(かいあもんてんちょう)を突いたのよ。意思とは関係なく口を割らせる秘孔よ」(凛)

 

「衛宮士郎、お前は既に凛の術中にはまった」(脳内ケンシロウ)

 

「フフフ…そういうことよ」(凛)

 

──ピキーン!!

 

「俺は遠坂か好きだ……ずっと好きだったし、今でも好きだ……でも一番じゃない」

 

「俺はセイバーが一番好きだ…遠坂が好きな気持ちは変わらない……でもセイバーが何より大好きなんだ」

 

「俺はセイバーと手を繋いでいたい。ずっと一緒にいたい」(士郎)

 

「セイバー、お前を世界で一番愛してる!」(士郎)

 

──ピキーン!!

 

「って止めろー遠坂!」(士郎)

 

「面白いからこのままにするわよ。私を妹なんて言った罰なんだから」(イリヤ)

 

「二股で浮気者の罰にはちょうどいいわよね。セイバー」(凛)

 

「はい。私もシロウの本心が聞けて嬉しいです」(セイバー)

 

「衛宮士郎、お前は愛を取り戻したのだ!愛を止めることはできぬ!」(脳内ケンシロウ)

 

全員が士郎の本音を聞いてからかい続ける。

告白されたセイバーは顔を赤くしてうつむき呟く。

 

「ですが、シロウがそこまで私のことを気にかけていたとは驚きです」(セイバー)

 

「いや……そういうわけじゃ……」(士郎)

 

──ピキーン!!

 

「そういう訳だ…遠坂も好きだけど…俺はセイバーを一番愛してる…」(士郎)

 

「……フフ、浮気者には“もう一発”です!」(セイバー)

 

「やめろぉぉぉぉぉぉ!!!」(士郎)

 

ツボッ!!(秘孔音)

 

──ピキーン!!

 

士郎の筋肉もセイバーと同様に肥大化し上半身の服が弾け飛ぶ。

 

「アハハハハ!!!」(凛&イリヤ)

 

 

────愛の囁き────

──お前達はもう全裸である────

 

凛は静かにニヤリとする、

“あかいあくま”の本領発揮はここからだった。

 

「北斗神拳奥義……天破活殺…… (ボソッ)……」(凛)

 

凛は静かな声でセイバーに闘気を放つ。

──ボッ──

 

──ピキーン!!

セイバーの秘孔も発動した。

 

「……シロウ、私もあなたを愛してる……」(セイバー)

 

「……私達はサーヴァントとマスターの関係ではないのです。これが私の本心です……」(セイバー)

 

二人は突如愛の言葉をささやきながら抱き合う。

抱きしめ合うとともに、二人は服を筋肉で吹き飛ばす。

 

──ボシュウウウウ(筋肉肥大化)

──ビリィィィィン(服が破れる)

 

「……シロウ…私はあなたを愛してる…」(セイバー・全裸)

「……セイバー…俺も気持ちを抑えられない…」(士郎・全裸)

 

二人はムキムキのまま包容を交わす。

イリヤは裸で抱き合うセイバーと士郎に目を白黒させる。

 

「えぇっ!?何これ?急にラブラブしちゃって!」(イリヤ)

 

「秘孔、瞳明(どうめい)を突いたわ!士郎とセイバーに私達は見えないの」(凛)

 

「だからって何でムキムキのまま抱き合ってるの!?」(イリヤ)

 

「北斗繰筋自在脚 (ほくとそうきんじざいきゃく) よ。全身の筋肉を自在に操れるようにしたの。いい雰囲気だったからセイバーの秘孔も突いて本音で行動させてるのよ」(凛)

 

「……セイバー、お前が好きだ」(士郎・全裸)

 

「シロウ、私もあなたを心から愛しています」(セイバー・全裸)

 

「わっははははは!!どうして急にこんな雰囲気になったのかしらねぇ」(凛)

 

「リンのせいよ!!私にまで恥ずかしいとこ見せないでよ」(イリヤ)

 

「二人の愛が抑えきれないほどに溢れ出しているのだ」(脳内ケンシロウ)

 

「そんなこと言われても、ちっとも納得できないわよ!」(イリヤ)

 

「……俺はセイバーを抱くぞ、いいよな?」(士郎・全裸)

 

「……もちろんです、シロウ。私はあなたに抱かれたい」(セイバー・全裸)

 

「フフフ…二人とも面白いわね!」(凛)

 

「二人とも、もう少し控えめにできないの!?」(イリヤ)

 

「もはやこの二人の愛の語らいは、誰にも止められぬ」(脳内ケンシロウ)

 

士郎とセイバーは抱き合いながら横になる。

二人は強く抱きしめ合って口づけを交わした。

 

「シロウ、私が女として抱かれるのはあなたが初めてです。優しくお願いします」(セイバー・半裸)

 

「セイバー、俺も初めてだけど優しくするぞ」(士郎・全裸)

 

「あっははははっはは!それちょっと重すぎるってば!」(凛)

 

「二人の愛は拳よりも強い。これほど純粋な愛を前に、お前たちに何ができる?」(脳内ケンシロウ)

 

「何ができるって、そんな大袈裟な話じゃないでしょう!?」(イリヤ)

 

士郎とセイバーは愛の言葉を紡ぎ続け、凛はその様子に笑い転げる。イリヤは恥ずかしそうにツッコミを入れ続ける。

 

「お前達の心はすでに一つになっている」(脳内ケンシロウ)

 

「だから人前でおっぱじめないでよ!」(イリヤ)

 

「イリヤ、少し落ち着きなさい」(凛)

 

「落ち着いてなんかいられないわよ!」(イリヤ)

 

士郎とセイバーは強く見つめ合う。

優しいふれあいが始まる。

 

「いいじゃない、微笑ましくて」(凛)

 

「これぞ愛の極意」(脳内ケンシロウ)

 

「何なのよその極意って!」(イリヤ)

 

士郎とセイバーの愛の触れ合いは続き、ケンシロウはさらに語り続けた。

 

「愛を育む心は、時にどんな強大な拳よりも強いものだ」(脳内ケンシロウ)

 

「もういい加減にして!リンはなんとかしてよ!」(イリヤ)

 

「フフ……いいじゃないの、イリヤ。これぐらい楽しませてあげれば」(凛)

 

「全然楽しくないわよ!」(イリヤ)

 

士郎は不器用ながらもセイバーを愛撫し、セイバーは身動ぎする。

セイバーも士郎の体に触れ、お互いの体温を確かめ合う。

 

士郎とセイバーの優しい愛の時間は続き、ケンシロウの言葉と凛のからかい、イリヤのツッコミが重なり合い、温かい時間が流れる。

 

「セイバー……入れるぞ…………」(士郎・全裸)

「えぇ…初めて…をあなたに……」(セイバー・全裸)

 

まさに、行為が始まる直前、

凛が笑いをこらえながら宣言する。

 

「よしよし、もう十分聞けたし、これで秘孔を解いてあげるわ」(凛)

 

──シュゥゥゥ──

 

凛が軽く闘気を放つと秘孔の効果が消えた。

 

──ピキーン──

 

「あ、あれ……なんで俺は裸なんだ?……!」(士郎・全裸)

 

「……は、恥ずかしいです……」(セイバー・全裸)

 

士郎は顔を真っ赤にしながら後ろを向き、セイバーは手で胸を押さえて俯いた。

 

「ふふ、二人とも随分と正直に喋ってたじゃない。楽しかったわよ」(凛)

 

「楽しいのはお前だけだろ!俺たちはどんだけ恥ずかしい思いをしたか……!」(士郎・全裸)

 

「シロウがそんなに私を……なんて言いますか……その……」(セイバー・全裸)

 

「あなた達、ほんっとにラブラブね!」(イリヤ)

 

「イリヤ、お前も茶化すなよ!俺だって好きで言ったわけじゃ……!」(士郎・全裸)

 

「私、嬉しかったですよ。シロウ」(セイバー・全裸)

 

「……えっ……いや、まぁ……その……」(士郎・全裸)

 

士郎は顔を両手で覆って、さらに恥ずかしそうにモジモジする。

二人は恥ずかしそうに服を着る。

セイバーも士郎も全裸ではなくなった。

 

「フフフ……最高に面白いわ」(凛)

 

「凛、面白がらないでください……!」(セイバー)

 

「でも本当に、二人が仲良くなるなら私はそれで満足よ。イリヤもそうでしょ?」(凛)

 

「うん!でも、なんで私まで一緒に巻き込まれたのかは謎だけどね!」(イリヤ)

 

「お前たちは今、笑顔を浮かべている。その笑顔こそ、お前たちが求めていた真の力だ」(脳内ケンシロウ)

 

「また始まったわよ、脳内ケンシロウのポエム」(イリヤ)

 

「でも、あながち間違いじゃないわね。秘孔がなくても二人の気持ちは変わらないんだから」(凛)

 

「俺は穴があったら入りたい気分だ……」(士郎)

 

「大丈夫よ、士郎。穴があっても私は埋めないから」(凛)

 

「遠坂、それフォローになってない!」(士郎)

 

みんなの笑い声が柔らかく響き、部屋の空気が一層温かくなった。

 

「凛、次はもう少し優しい秘孔にしてくださいね」(セイバー)

 

「えー、十分優しい秘孔だったと思うけど?」(凛)

 

「私にはそうは思えなかったけどね!」(イリヤ)

 

「お前たちは既に愛し合っている。お前たちの心は繋がっているのだ」(脳内ケンシロウ)

 

「ちょっと何言ってるかわからないけど、まぁいいや!」(イリヤ)

 

 

 

────優しい夜──

───仲間達の絆────

 

こうして、士郎とセイバーの告白劇は終わり、優しい笑いと温かい雰囲気に包まれた時間が戻る。

 

「遠坂、こんな風にみんなで笑い合えるのは、本当に貴重な時間だな」 (士郎)

 

「そうよ。リン!あなたに涙は似合わないわ」(イリヤ)

 

「凛、この温かな時間こそ、私たちが支え合う理由です」 (セイバー)

 

「遠坂、笑ってるお前を見ると、俺は救われるんだ」 (士郎)

 

「リン、あなたの笑顔は、私たちにとって最高の贈り物だわ」 (イリヤ)

 

「お前達は既に幸せである。お前達は既に仲間と歩み始めている」 (ケンシロウ)

 

凛は心から笑えていた。

本当に穏やかで温かな時間だった。

 

ゆっくりと時が過ぎていく…

しかし、笑い声が途切れることはなかった。

 

温かな励ましが絶えない中、凛は仲間の支えを感じながら、心から笑い続けた。

 

──こうして、5人は夜通し語り合ったのであった。




遠坂凛(最終)
筋力:EX
耐久:EX
敏捷:EX
魔力:-
幸運:A+

固有スキル
北斗神拳 EX
人体を内部から破壊する無敵の暗殺拳である
その真髄は"愛と哀しみ"である
無想転生 EX
無より転じて生を拾う北斗神拳究極の秘奥義
凛は「ツッコミ無理想転生」と名付けた
進化 EX
成長限界は無限である。仲間の絆で更に成長速度が早くなった
ツッコミ EX
暖かな時間を過ごし、"愛"のツッコミは闘気を更に倍増させた
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。