Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編   作:GMKゴジラ

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今回は全裸ギャグとシリアスの融合です!

ここからラストバトルまで一気に駆け抜けます!



41話 この世全ての悪!最凶のフュージョン!

【大聖杯前──静寂の闇にて】

 

──イリヤの話とほとんど同時刻───

──場面は変わり、柳洞寺地下──

 

──大聖杯の間で、恐るべき計画が行われようとしていたのだった──

 

夜の闇に沈む柳洞寺の地下深く。

禍々しい黒い泥が、大聖杯の周囲に蠢いている。

 

 

「ククク……時は満ちた」(言峰)

 

静寂の中、ゆっくりと現れる影が一つ。

それは神父服を纏った言峰綺礼だった。

 

ギルガメッシュ敗北の報せはすでに届いていた。

しかし、それすらも

 

──この瞬間を迎えるための過程に過ぎない。

 

 

その顔には、どこまでも不気味な笑みが浮かんでいた。

 

「……フ、フハハハ……。ついにこの時が来たか」(言峰)

 

「私は見届けたい。北斗神拳の究極奥義は愛、北斗琉拳の究極奥義は悪。どちらが勝つのかを」(言峰)

 

 

─「ラオウの魂」と「カイオウの魂」を重ね───

─2つの魂の力を併せ持つ『疑似サーヴァント』になること!───

 

─北斗最強の拳を自らの悪で打倒すること──

─これこそが言峰の計画だった!!─────────

 

 

言峰は聖杯の泥をすくい取り、泥を触媒としてカイオウの魂を呼び出す。

 

さらに、冬木教会で融合したラオウの魂も使用する。

 

 

「ラオウの魂とカイオウの魂、両者を重ねる」(言峰)

 

 

「――――告げる。

  汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

  聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」

 

「誓いを此処に。

  我は常世総ての善と成る者、

  我は常世総ての悪を敷く者」

 

 

闇の中からゆっくりと声が響く。

 

 

──「救世主はここにいる……」(カイオウ)

 

──「オレこそがまさにこの世の救世主……」(カイオウ)

 

 

「……フ、良い声だ」(言峰)

 

「貴様は我が生涯最高の強敵(とも)だ! 北斗琉拳最強伝承者カイオウ!」(言峰)

 

 

──「2千年の長きにわたる屈辱の歴史が終わる……」(カイオウ)

 

──「北斗琉拳こそが!このカイオウこそが〝新世紀創造主〟となるのだ……」(カイオウ)

 

 

聞こえてきたのは、重く、低く、おぞましく響き渡る声。

 

 

──「悪の者よ…このカイオウが最も嫌う"仁・義・信"を持たぬ者よ……」(カイオウ)

 

──「悪こそこの世を制覇するのだ……」

 

 

闇の声がさらに響き渡る。

その声がはっきりするとともに、輪郭が形成されていく。

 

 

闇の中に見えるのは、かつて北斗の歴史に君臨した最凶最悪の男──

 

─全身を鎧と魔闘気に包んだ北斗最凶の男。

─カイオウだった。

 

 

──「うぬこそ、悪を継ぐ者……」(カイオウ)

 

──「共に在ろう……共に極めよう……この世の全てを呪う、悪の力を……」(カイオウ)

 

 

「ありがたい言葉だ。貴様を選んでよかった」(言峰)

 

 

──「貴様の悪こそ、我が悪……」(カイオウ)

 

──「うぬはこの世全ての悪を統べるに相応しい……」(カイオウ)

 

 

魔闘気が激しく渦を巻く。

カイオウの魂が言峰の胸へと飛び込み、強制的に融合を開始した。

 

言峰は融合と同時に「ラオウの魂」を「カイオウの魂」に重ねる!

 

 

 

「言峰・ラオウ・カイオウ!フュージョンっ!!!」

 

 

 

ドラゴンボールのように叫ぶが、決してドラゴンボールではない!!

 

 

「グッ……ッ……!」(言峰)

 

2つの魂の激流に骨が軋み、血管が爆発しそうになる。

闇の奔流が体内を駆け巡り、爆発的な魔闘気が生成される。

 

 

「愉悦……これが、これほどの……愉悦か!!」(言峰)

 

言峰の髪が逆立ち、全身が黒き闘気で覆われる。

サーヴァントとしてのエーテル塊が黒い鎧を作り出していく。

 

「ふははははは!! 我が名は言峰綺礼! そして──」(言峰)

 

「我はカイオウ……その魂、ここに重なった!!」(カイオウの声が響く)

 

 

融合は完全に完了した。

〝疑似サーヴァント〟

〝言峰カイオウ〟となった言峰綺礼!!

 

今の言峰は通常の

"擬似サーヴァントカイオウ"ではない!

 

今回の融合には、

 

〝ラオウとカイオウ〟

〝最強の魂が2つ〟使われてる!

 

〝言峰カイオウ〟は生前のカイオウの力を遥かに超えていた。

 

「さあ……最終幕の始まりだ」(言峰)

 

「破壊ではない。悪と暴力が支配する時代を、 "新世紀創造主 "として悪の世界を私が創る」(言峰)

 

闇が蠢き、狂気が世界を包み込もうとしていた。

 

──最終決戦、開幕の時は近い。

 

 

 

──衛宮邸・離れ──

 

【突如溢れ出す膨大な魔力】

 

「……!」(凛)

 

凛は突然、立ち上がった。

 

「リン!」(イリヤ)

 

「この魔力の流れ……!」(凛)

 

突如、空気が変わった。空間そのものが震えるような違和感。

何かが蠢き、何かが満ちていく──圧倒的な悪意に満ちた魔力の奔流が、まるで大地の底から噴き出すかのように流れ出している。

 

「遠坂!」(士郎)

 

「……この流れ……柳洞寺よ!」(凛)

 

「俺も感じた!間違いない!」(士郎)

 

「間違いない……大聖杯が動き出してるわ……!」(凛)

 

その瞬間、セイバーも鋭く反応した。

 

「この魔力の流れ、尋常ではありません!」(セイバー)

 

「もう大聖杯が開こうとしてるってこと!?」(イリヤ)

 

「この魔力の流れは異常よ! 何かが起こる前に、止めないと!」(凛)

 

「行きましょう、シロウ!凛!」(セイバー)

 

凛は即座に全裸に…はならず…

コートを羽織り、手早く準備を整える。決して "今は" 全裸にならない。

 

「セイバー! 準備はいい?」(凛)

 

「もちろんです!」(セイバー)

 

「士郎も大丈夫?」(凛)

 

「正義の味方として当然だ!」(士郎)

 

「イリヤも行ける?」(凛)

 

「もちろん!」(イリヤ)

 

「行くぞ! "この世全ての悪"に"この世全ての最大ツッコミ"を叩き込む!」(脳内ケンシロウ)

 

「分かってるわよ」(凛)

 

一瞬の迷いもなく、全員が同じ方向を向いた。

もちろん、全裸にはならない。

 

向かう先は、ただ一つ─柳洞寺地下大空洞。

 

──大聖杯が目覚める前に、それを止めるために。

 

「最後の戦いよ!」(凛)

「行くぞ……!」(士郎)

「行きましょう!」(セイバー)

「私も行くよ!」(イリヤ)

 

もちろん全裸にはなっていない。

特にイリヤは聖杯戦争で一度も全裸になっていない。

 

彼らは魔力の嵐の方角へ走り出した。

聖杯戦争、最後の決戦が今、始まる──!!




次回、
同時刻に行われる陰謀!
北斗最凶の男と真の黒幕!


融合前のカイオウのステータスです。

クラス:アヴェンジャー
真名:カイオウ
筋力:EX
耐久:A
敏捷:B
魔力:A
幸運:E

固有スキル
北斗琉拳 EX
幻惑を極意とした悪の拳法。極めしものは魔界に落ち、魔闘気を纏う。
暗琉天破 A
魔闘気により無重力空間を生み出し敵を幻惑する北斗琉拳の秘奥義。

宝具 隼丸 (はやぶさまる)
ランク B
ラオウの黒王号と匹敵するほど巨大な馬
アヴェンジャークラスでも使用可能

アヴェンジャーのクラス特性を持つのは、北斗の反逆者としての性質からである
カイオウはライダーとアヴェンジャー、両方のクラス適性を持つ
幸運が低いのは生前虐待されたことの影響

※カイオウが北斗神拳を憎んでいる改心前の状態なのは、サーヴァントが全盛期の姿で召喚されるからです。
※改心後は腕が折れているため、憎しみが最も強大な状態で召喚されました。
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