Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編 作:GMKゴジラ
日常を感じる士郎と凛!?
桜の恐怖は加速していく!?
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「来訪、そして崩壊した衛宮邸」
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──衛宮邸の門
その先に広がっていたのは、もはや“家”とは呼べない光景だった
かつて建っていた本殿は、完全に崩壊していた。
瓦礫の山が地表を覆い、屋根は逆さまに転がり、柱は折れ曲がって空を突き刺している。
爆撃でも受けたのかと疑うほどの惨状──
それは、誰の目にも明らかな“全壊”だった。
「……え?え? な、なんですかこれ……家が……ない……!? 何も無いです!?」(桜)
桜は足を止め、目を疑った。
かつての衛宮邸“本館”──そのはずの場所には、“瓦礫の山”が広がっていた。
「嘘……嘘ですよね!? え、え? これ、倒壊してません!?全壊!?全損!? 何があったんですか!?」(桜)
「ん?あー……まあ、こんなもんだろ」(士郎)
「“こんなもん”じゃないです!! “屋根が空を向いてる家”が普通なわけないです!!」(桜)
(瓦礫:ガラガラッ……バキッ!!)
「うん、ちょっとだけ崩れたな。ま、でも生活には支障ないし」(士郎)
「え!?今“支障ない”って言いました!? さっき屋根が崩落して地面突き刺さってましたよね!? 見えましたよね!?」(桜)
(柱:ミシィ……メキメキ……)
「まあ、大丈夫大丈夫。玄関もあるし」(士郎)
「玄関!? それ、ただの板が散乱してるだけですよね!? 地面に直置きされてるんですけど!?」(桜)
「俺ん家って昔からこんな感じだろ?」(士郎)
「こんな感じじゃなかったです! 私、今まで錯覚してたんですか!? え、あれ!? 本当に昔から!?」(桜)
(壁:ボトン……ドサァ)
「ほら、座って。……ちょっと斜めだけど」(士郎)
「斜めとかいうレベルじゃないですよ!これ、座ったら転がる角度ですよ!?!」(桜)
「でも風通しはいいぞ」(士郎)
「……それ、壁が無いってことですよね!? そういうポジティブ変換やめてください!!」(桜)
「ま、細かいことは後で話すから。とりあえず中に」(士郎)
「“中”って言いました!? “中”ないですよね!?外と中の境界なくなってますよね!?!」(桜)
──その時。
──バァン!!(物理的にはどこも開いてないのに、なぜか開く効果音)
「……桜。来てくれてありがと。 中で話しましょ。 すぐに」(凛)
凛は瓦礫の隙間から“堂々と?”登場した。
表情は真剣そのもので、軽口の気配は微塵もない。
「え、え、遠坂先輩……!? 今……どこから……?なんか登場の仕方がバグってません!?」(桜)
「あなたのことが心配なの。……お願い、こっちへ」(凛)
差し出された手は温かく、けれどどこか異様なまでに“優しさ”を帯びていた。
「えっ……は、はい……? あの、でもこの倒壊……」(桜)
「……全部話すわ。だから、怖がらずに着いてきて」(凛)
その瞬間、桜は確信した。
これは──
“話せば理解できる系”じゃない。
──そして、桜は思う。
(この家、まだ誰か住んでると認識してる?……正常なの、私だけなんですか……?)
(怖い!怖いです!……このままじゃ“世界の常識”が崩壊します……!)(桜・心の声)
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次回──
「優しさと恐怖の狭間で」
崩壊するのは家だけじゃない。
常識と非常識の境界線、その先にある“正体”とは?
──To Be Continued──
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