Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編 作:GMKゴジラ
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爆発する準備はできました
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──衛宮邸・離れ
──セイバーとイリヤの実演でも桜は止まらなかった
──完全に「旅立ちモード」に入ってしまった
「もうダメだぁああああっ!!」(凛・絶叫)
「何を言っても無駄だこれぇぇええっ!!!」(凛・頭を抱えながら)
「無駄じゃありませんよ。姉さん、私は幸せでした」(桜・穏やかな死に顔)
そんな桜に、凛は最後の手段として、そっと口を開いた。
「やっぱり……百聞は一見に如かず。百見より一突きよ」(凛・決意)
「これが最後よ、私があなたに秘孔を突くわ。ちゃんと“安心”して」(凛)
「……最後……なんですね……」(桜・穏やかに頷く)
「違う意味での“最後”じゃないわよ!? いい!? これは落ち着くだけの秘孔だからね!?」(凛・必死)
「姉さん……最期まで……本当にありがとうございました……」(桜・軽く礼)
「……姉さん。私も天に帰りましょう」(桜・ユリアの声)
「やめて、そのセリフやめてぇぇぇ!!」(凛・顔を覆う)
──凛は深呼吸をして、手のひらをそっと桜の額に添える。
「じゃあ……いくわよ」(凛・集中)
「……姉さんの手で逝けるなんて……本望です……」(桜・静かに目を閉じ)
「──遺書の通り、火葬でお願いします……」(桜・合掌)
「しないわよっ!!!」(凛・即ツッコミ)
──凛の指が、桜の額を滑るように下がり、中央に軽く押し込まれた。
「秘孔!定心(ていしん)!」(凛)
──ツボッ(落ち着く秘孔)
秘孔が突かれた瞬間、桜の視界が開けた。
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遺書は撤回します、恥ずかしいので
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「……っは……!?!?」(桜)
「桜、どう?少し落ち着いた?」(凛)
「あれ……? 私は……みんなの前で死ぬ死ぬって言って……?」(桜)
「全部私の勘違い…? 遺書まで書いて、姉さんに渡して……?」(桜)
「無理です無理です無理です無理ですううううううう!!」(桜・顔真っ赤)
「ひゃあああああ!!恥ずかしすぎて秘孔から煙が出そうですぅぅぅぅ!!!」(桜)
「秘孔って煙出るのね……?」(イリヤ・興味津々)
「出ません!! 絶対出ません!!!」(桜)
「……何がそこまで恥ずかしかったのでしょうか?」(セイバー・穏やかに)
「セイバーさん!私は!あなたの筋肉を!“命の最期に見る風景”と思ってましたああああ!!!」(桜・手をバタバタ)
「……光栄です」(セイバー・真顔)
「喜ばないでくださいいいい!!!」(桜)
「いやでも、実際綺麗だしな、セイバーの筋肉……」(士郎・ポツリ)
「先輩までそんなこと言わないでください!! 思い出が全部最期っぽくなるんですぅぅ!!」(桜・床を転がる)
「いやーでもさ、桜が“火葬にしてください”って真顔で言ったのは傑作だったわ」(凛・思い出し笑い)
「その発言禁止です!!遺言の中でも最高に黒歴史です!!!」(桜)
「じゃあ、“穏やかに爆裂”って言ったのは?」(凛)
「それはもう……恥ずかしくて……魂が分裂しそうです……!!」(桜・半泣き)
「魂の爆裂分裂……それ、今度ツボに効きそう」(イリヤ・楽しそう)
「違います違います!!イリヤさんは“笑顔で爆裂してる少女”とか思ってました私ぃぃぃぃ!!」(桜)
「私そんなキャラじゃないわ!?」(イリヤ・びっくり)
「今は違います……でも、あのときは本気で信じてたんです……ああああ!!!」(桜)
──そのとき、桜の中に響く、静かなる声。
「おまえの羞恥は、もはや肉体を凌駕し、
精神を爆裂寸前まで高めている……」(脳内ケンシロウ)
「爆裂させないでくださあああああいっ!!!」(桜・両手で頭を抱えながら転がる)
「桜、本当に落ち着いてきたわね。ちゃんと話せてるし」(凛・にっこり)
「落ち着いてませんっっ!!“理性を持ったまま羞恥で死にかけてる”だけですぅぅぅ!!」(桜)
「でも、少なくとも“火葬希望”とか言わなくなったじゃない」(凛)
「“遺書は撤回します”って、書き直してもらうか」(士郎・さらり)
「お願いですから今は言わないでください……“訂正遺書”という、新たな黒歴史が生まれます……」(桜・ぐったり)
「でも、桜。あなたが無事で、本当に良かったです」(セイバー・微笑み)
「……はい……本当に……ありがとうございます……」(桜・深々と頭を下げ)
「……その……もし、生きてても……変じゃなければ……私……もう少しだけ、生きていたいです……」(桜・小さく)
「変じゃないわよ。むしろ、今からが始まりよ?」(凛・にっこり)
「サクラ~! お昼はカレーだよ~!元気になったら一緒に食べよっ!」(イリヤ)
「……ありがとうございます……では、カレーを食べて……恥を流し込んでまいります……」(桜・ふらふら)
「桜、ちゃんと笑って“今”を楽しもうぜ」(士郎・やさしく)
「でも、カレーを食べてる途中にまた思い出して爆裂しそうです……」(桜)
──こうして、羞恥の嵐は去り、桜の笑顔がほんの少し戻った。
──凛の拳、そして“ケンシロウの愛”は、今日も人の心を救っている。
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昼食パート・自己紹介編
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──衛宮邸・ダイニング。昼食時。
温かいカレーの湯気がテーブルに広がり、皆の緊張がようやく和らぎ始めていた。
少し前まで「爆裂寸前」の顔で床を転がっていた桜も、今はイスに座ってスプーンを手にしている。
「よし、みんな揃ったな。桜にセイバーとイリヤを紹介するよ」(士郎)
士郎が軽く手をあげて、セイバーの方へ向き直る。
「セイバーは俺の爺さん……いや、その、切嗣(きりつぐ・父親のこと)の友達でな。
今は一緒に暮らしてる」(士郎)
「すごく礼儀正しいし、自分に厳しいタイプね。
思いやりのある子よ。桜とも、きっとすぐ仲良くなれると思う」(凛)
二人の声とともにセイバーは立ち上がる。
そして、礼儀正しく一礼する。
「……はじめまして、間桐桜さん。
“セイバー”です。今は――凛のもとで秘孔を学んでいます」(セイバー・丁寧に会釈)
「えっ、えっ……秘孔……ですか?」(桜)
「はい。肉体の“流れ”に触れる技術です。
私の中では、目に見えない“命の道筋”を辿る行いでもあります」(セイバー)
「秘孔って、そんな……繊細なものなんですね……」(桜)
「爆裂するだけじゃないわよ」(凛)
「恥ずかしいいい!爆裂って言わないでくださいいいい」(桜)
「俺は桜にも秘孔のセンスあると思うぞ」(士郎)
「私も。桜って、正しいところにツッコむから」(イリヤ)
「ツッコミと秘孔って、同じ分類なんですか……?」(桜)
──再び、桜の中に声が響く。
「秘孔とは、目に見えぬ“命の流れ”に触れること。
それは時に、誰かの心を癒し、導くものだ……」(脳内ケンシロウ)
「……ケンシロウさん……秘孔って、あたたかいんですね……」(桜・ほわほわ)
「うん、たぶん“温度”じゃなくて“心”のことね」(凛)
「そして!もうひとり紹介したいのが……イリヤだ!」(士郎)
士郎はイリヤに向かって温かな声を掛ける。
イリヤはスッと立ち上がって一礼する。
「イリヤは“アインツベルン家”っていう遠い国の家系に生まれてさ。
今はこの家でのんびり暮らしてるよ」(士郎)
「イリヤは、おしゃべり好きで、場の雰囲気を明るくしてくれる子なの。
話してると自然と笑っちゃうような、そんな力があるわ」(凛)
「あらためまして!私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン!」(イリヤ・笑顔でスッと立ち上がる)
「名前は長いから、“イリヤ”って呼んでね!」(イリヤ)
「衛宮邸の住人で、リンにいろいろ“突かれて”延命中だよ!」(イリヤ・元気に)
「ちょ、ちょっとイリヤ!?その言い方は誤解を生むでしょ!!」(凛)
「だってほんとのことだもん!」(イリヤ・ケロッと)
「え、ええと……“突かれて延命”って……姉さんの秘孔で……?」(桜)
「そうなのよ。実はイリヤの命はもともと短くてね。けど、秘孔で寿命をコントロールしてるの」(凛・真剣)
「リンの秘孔で、普通の女の子と同じくらい生きられる予定だよっ!」(イリヤ・ピースサイン)
「……そんな……秘孔で……命が延びるなんて……」(桜・カレーのスプーンを握ったまま固まる)
──そのとき、再び声が響いた。
「命とは、流されるものではなく、意志によって“突き開く”もの。
たった一つの秘孔が、生きる理由になることもある……」(脳内ケンシロウ)
「ケンシロウさんの言葉が重すぎて……箸が重いです……」(桜・うっすら感涙)
「それスプーンだよ?」(イリヤ・指摘)
「間違えましたぁぁああ!!!」(桜・カレー噴きかけ)
「桜もすっかり元気ね」(凛・笑いながら)
「まさか“恥で死にかけてた少女”がこんなに穏やかな表情になるとはね」(士郎・しみじみ)
「秘孔って……本当に“生き方”まで変えてくれるんですね……」(桜・微笑)
「これからも少しずつ、秘孔を知っていきましょう」(セイバー・にこやかに)
「はい、セイバーさん……イリヤさん……よろしくお願いします……!」(桜・しっかりと頭を下げる)
──その瞬間、テーブルには笑顔とスパイスの香りがふわりと広がった。
──体の爆発ではなく、笑顔がはじける午後。
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次回──
「妹と七つの傷、明かされる桜の秘密」
優しい声と、温かな決意。
その夜、絆はひとつ、強く結ばれた。
──守るために知る。
──知ることで誓う、未来。
──To Be Continued──
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