Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編 作:GMKゴジラ
「……ふわぁぁぁ……」(凛)
私は伸びをしながら、大きなあくびをした。
昨日は、バーサーカーと死闘を繰り広げ、北斗神拳の奥義で倒した。
そして、致命傷を負った衛宮くんを秘孔と謎の回復力で蘇生したわけだが──
いや、魔術師のやることじゃないわよね!?!?
「どうしてこうなったのよぉぉぉぉ!!」(凛)
「お前はもう、そうなる運命だった」(脳内ケンシロウ)
「運命じゃないわよ!!」(凛)
「運命など、
「だから
朝から絶叫する私に、衛宮くんはのんきに朝食を食べながら首をかしげた。
「どうしたんだ、遠坂?」(士郎)
「どうしたもこうしたもないわよ!! 私、聖杯戦争で魔術を駆使して戦うはずだったのに……なんで毎回
「え? だって、
「衛宮士郎、お前も
「お前の影響よぉぉぉぉ!!」(凛)
「受け入れろ、これが
「そんな宿命いらないのよぉぉぉ!!」(凛)
「いらなくても、
「じゃあ返すわ!!」(凛)
「不可逆!」(脳内ケンシロウ)
「ふざけんなぁぁぁぁ!!」(凛)
ツッコミのしすぎで、朝から疲れた。
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登校、そして違和感
学園に張られた死の結界
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「さて、学校に行くわ」(凛)
「おう……」(士郎)
私は学校に到着すると、胸騒ぎを覚えた。
「着いたけど……なんか違和感あるわね……」(凛)
「ん? なんか嫌な気配がするな……」(士郎)
衛宮くんも同じように、眉をひそめる。
──これは、結界の気配。
「衛宮くん、気づいてる?」(凛)
「ああ……これは、誰かが学校に張った魔術だな……」(士郎)
衛宮くんの表情が険しくなる。
「これ……ただの結界じゃないわよ」(凛)
「え?」(士郎)
「範囲が広すぎる。……これ、"学校全体"が対象になってるわ」(凛)
「っ!!?」(士郎)
衛宮くんは思わず息を呑んだ。
学校全体を覆う魔術結界。
こんな規模の結界……普通の魔術師じゃ扱えない。間違いなくサーヴァントの仕業だ。
「これ、発動したら……どれだけの人が犠牲になる?」(士郎)
衛宮くんの拳が震えていた。
「……最低でも、"全員"が巻き込まれるわね」(凛)
「っ……!!」(士郎)
衛宮くんが静かに怒りを噛み締めるのがわかった。
「魔術師が結界を張るのは……!!」(士郎)
それを、彼は理解している。
「魔術師ってのは、こうやって何の罪もない奴を巻き込むのか?」(士郎)
「……魔術師は魔術の秘匿のために大規模には動かない。だからこれはおかしいの」(凛)
「そんなの……ふざけてるだろ……!」(士郎)
衛宮くんの拳が握り締められる。
──彼は、「正義の味方」になりたい男だった。
だからこそ、この結界に巻き込まれる生徒たちを見捨てることはできない。
「お前はもう、怒っている」(脳内ケンシロウ)
「そんなの見たら誰だって怒るでしょ!!」(凛)
「怒りを
「だからいちいち
「この結界、今のところは発動してない。でも、中心にいる奴を見つけて止めないと……」(凛)
「そいつを倒せば、結界は消えるんだな?」(士郎)
「まあそうね」(凛)
「
「お前はもう何も言うなぁぁぁぁぁ!!」(凛)
衛宮くんは深く息をつくと、私を真剣に見つめた。
「……遠坂、俺も戦う」(士郎)
「……は?」(凛)
彼の目を見た瞬間、私は気づいてしまった。
「衛宮士郎は、絶対に人を見捨てない」(士郎)
「誰かが犠牲になるのを、絶対に許せない」(士郎)
「……はぁ……」(凛)
私は大きくため息をついた。
「じゃあ、私が護衛してあげるわよ。あんたの力じゃ、まだまだ足りないでしょ?」(凛)
「いや、遠坂、俺も
「
「
「お前もだぁぁぁぁぁぁ!!」(凛)
私はもう一度大きくため息をついて、衛宮くんに向き直った。
「とにかく、この結界を張った犯人を見つけるのが先決よ。適当に動いたら、こっちが狙われるわ」(凛)
「……分かった」(士郎)
こうして、私たちは学園に張られた「魔の結界」の謎を探ることになった。
「さて、結界の発生源を探すわよ」(凛)
「学校内のどこかに、起点となる場所が複数あるはずだな……」(士郎)
「……さて、何が出るかしらね」(凛)
「
「……もうそれでいいわよ」(凛)
──こうして、私たちの学園調査が始まった。