Fate/北斗の拳 世紀末聖杯戦争―私は北斗神拳伝承者? 桜救出編 作:GMKゴジラ
「本編~桜救出編」の間の時系列
である本編や桜救出編とは関係ない話です。
本編で使えなかったボツギャグを再利用したものなので興味があれば、ご一読ください。
スルーしていただいても大丈夫です。
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─ 修行の朝・異常の始まり ─
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──衛宮邸・離れ。早朝。
書斎机の前で、凛は一人静かに魔術ノートを開いていた。
ペンの音が響く中、ページには北斗の理論と“ツッコミ”の文字が踊る。
「“ツッコミの本質は矛盾の指摘”……それを闘気と魔力で一点に集束させれば……うん、理論は成り立つわね」(凛・ぶつぶつ)
彼女は一旦ペンを置き、肩を回す。
「……もう少しだけ整理しておきたいわね。実戦はそのあとで」(凛・小さくうなずき)
そのとき──
「師匠、そろそろ庭で修行を開始しますか?」(セイバー・ふすまの向こうから)
「おーい、遠坂!今日も闘気上げてこうぜ!」(士郎・元気な声)
凛はすぐに返事を返した。
「うん、あと10分だけ待って。新しい“ツッコミ理論”の整理を終わらせるから、その間、先に二人で修行してて」(凛)
「了解しました。では先に構えに入ります」(セイバー)
「わかった!今日こそ新技をモノにするぞ!」(士郎)
ふたりの足音が庭へ向かって消えていく。
凛はその背中を見送りながら、静かにページをめくった。
「……さて。私は私で、“世界の穴”を開ける準備を整えないとね」(凛・微笑みながら)
そして彼女は、再びペンを走らせた──
──朝の空気が澄みわたる中、静かな決意と闘気が、再び動き出そうとしていた。
「“北斗剛掌波”……それを闘気と魔力で一点に集束させれば……うん、理論は成り立つわね」(凛・ぶつぶつ)
静かにページを閉じると、立ち上がる。
「よし。実戦確認の時間よ。そろそろ、あいつらも待ってる頃だし──」(凛)
凛は意気揚々と庭へと向かう。
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─ 脱衣を超えた目覚め ─
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──が、その瞬間──
凛は固まった。
士郎とセイバーに固まった。
「………………………………は?」(凛)
朝日が差し込む庭の真ん中に──
下半身だけ布を切り取った士郎
胸と局部の布に大胆に穴を開けたセイバー
──そんな“局所的露出スタイル”で構えを取る二人の姿があった。
「…………なにその格好はああああああ!!?」(凛・絶叫)
「遠坂。俺達は新たな“境地”に辿り着いたんだ」(士郎・本気)
「私は胸と下を解放することで、呼吸と体内の闘気循環が最大化されることに気づきました」(セイバー・うっとり)
「どこの修行で布だけ破いて闘気高める流派があるのよ!?露出で強くなるな!!」(凛)
「これは“完全な全裸”ではない。
“恥じらい”と“開放”のバランスを保った
…いわば“進化した修行着”なのだろう」(脳内ケンシロウ)
「“進化した修行着”じゃねえ!何がバランスよ!ただの変態露出じゃない!?」(凛)
──すると後ろから、イリヤがふわりと現れる。
「おはよう、リン。無駄よ、ツッコんでも」(イリヤ・淡々と)
「え……え?イリヤ?あんたこれ見てなんとも思わないの?」(凛)
「私はね、“目覚め”の“悪化は止まらない”って、諦めてる段階だから」(イリヤ)
「達観を通り越して諦めてるの!?」(凛)
「だってリンだけよ?今この場で“恥ずかしい”って思ってるの。
シロウもセイバーも、恥ずかしさを“闘気”に変換できる段階に達したのよ」(イリヤ)
「やめて! そんな言い方されると私が未熟者みたいじゃない!」(凛)
「もう彼らは全裸にならない。部分露出を“闘気の源”と信じてるの。これが彼らの目覚めが悪化した到達点なのね」(イリヤ・悟り顔)
「そんな悪化、イリヤはそれでいいの?なんとも思わないの?」(凛)
「もう無理よ、二人は戻ってこれない、留まることすらできない、“目覚め”の進化が加速する段階に入ったのよ」(イリヤ)
──一方、士郎とセイバーは呼吸を整えながら──
「セイバー……“部分露出”が“闘気の増幅”になるって、すごい発見だな」(士郎・静かに興奮)
「はい……“一部だけ”“見られている”という意識が、拳に力をもたらしています」(セイバー・うっとり)
「なんで私が精神的敗北者みたいになってるのよぉぉ!!」(凛・絶叫)
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─ 闘気と羞恥の融合理論 ─
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「ふざけんじゃないわよ!!服は着るもの!!着た上で修行するのが普通なの!!!」(凛)
「「着て(るぞ)(ますよ)」」(士郎&セイバー)
「それは着てるって言わないの!!なんで局部だけ露出っていう発想に至るのよ?」(凛・怒鳴りながら)
「いや……遠坂、お前も感じるはずだ。俺たちから放たれている、この異常なまでの闘気を……!」(士郎・マジ顔)
「感じるわよ!!視覚的に!精神的に!!痛いぐらいよ!!」(凛)
「凛師匠。羞恥心は、“魔術回路の刺激”にも似た刺激です。つまり部分露出は、闘気運用にも有効なはず……!」(セイバー・なぜか誇らしげ)
「しれっと闘気理論に組み込むな!!!」(凛)
──そのとき、凛の脳裏に静かな声が響く──
「“羞恥”は、もっとも原始的な感情……
それを“闘気”と合成できれば、爆発的なパワーになる……」(脳内ケンシロウ)
「……ケンシロウ、あんたもか」(凛・頭を押さえながら)
「この道は、“闘気羞恥融合”……いや、“闘気羞闘拳”と呼ぶべき新技か……」(脳内ケンシロウ)
「ネーミングセンスの方向性まで間違ってんじゃないわよぉぉぉ!!!」(凛)
「凛の拳が“ツッコミの拳”であるならば
二人は“露出の拳”と“羞恥心の拳”であるのだろう」(脳内ケンシロウ)
「何よそのメチャクチャな理論!?」(凛)
「だが凛、お前は“ツッコミ”という矛盾を世界に指摘し、修正する存在……
“ツッコミ”こそが、お前の極める道だ」(脳内ケンシロウ)
「……そうよ。私は、“矛盾”に怒り、
“くだらなさ”にツッコミする女……!
私の中で完成した根源到達理論を実践しに来たのよ……!!」(凛)
──凛は、片手を前に出し、魔術回路を励起させるた──
「“闘気属性の魔術師”として、
魔術回路を励起させ、闘気に変えてツッコミと共に放つ──
この力が“根源”に至る通路を貫くのよ……!」(凛)
「私の魔術理論を見せてあげる、北斗剛掌波を進化させた、“ツッコミ掌波”よ!!」(凛)
「“ツッコミ掌波”ってなんだ??」(士郎)
「それはとても興味深いです。ツッコミと北斗剛掌波の融合ですね」(セイバー)
「使うのは、『なんで私はこんな戦いしてるのよ?』ってツッコミ。
闘気だけじゃなく魔力と共に北斗剛掌波を放つ」(凛)
「北斗剛掌波にツッコミと魔力の力を乗せて、一点集中して撃ち抜くの」(凛)
「巨大な闘気を飛ばすのではなく、針のような“見えない一点”に収束できれば、世界に穴が空くわ」(凛)
「北斗剛掌波で、世界に穴を開け、そこから根源に突入するってわけか!?」(士郎)
「突撃する時こそ。根源ツッコミ直行便の出番ですね!?」(セイバー)
「そうよ、これが私オリジナルの闘気魔術……
北斗剛掌波を進化させた、“ツッコミ掌波”よ!!」(凛)
──凛の周囲に、風が巻き起こる──
空気が震え、指先に魔力と闘気が凝縮されていく。
「“闘気属性の魔術師”として、魔力を闘気に変換し、
“ツッコミ”を一点に収束させて撃ち抜く──
“ツッコミ掌波”、初の実戦発動!!」(凛)
──ゴゴゴゴゴゴゴゴ(闘気の集中)
凛の拳に魔力と闘気が渦を巻くように収束し、空気が軋む。
そして──
『なんで私はこんな戦いしてるのよ?』(凛・叫びと共に拳を突き出す)
──ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!(北斗剛掌波)
爆音と共に、凛の拳から放たれた闘気の波が、空に向けて撃ち出される!!
地が震え、風がうねり、爆圧が辺りを揺らす。
「……威力が凄まじいです!……」(セイバー)
「……以前よりパワーアップしてるぞ!……」(士郎)
「…………」(凛・無言)
凛はしばし黙って拳を見つめる。
まだまだ、“一点集中”にはほど遠かった。
爆発的な威力は出ていた。けれど、それはただの出力アップ。
「……ツッコミと魔力で威力だけ上がった、“北斗剛掌波”ね……
“見えない一点”に届かせるにはもっと修行が必要ね」(凛・落胆)
「……師匠……」(セイバー)
「いいの、最初からうまくいくなんて思ってない、一生かけて取り組む覚悟してるわ」(凛)
「“世界の壁”を打ち抜くツッコミなんて、そう簡単にできるはずがない……
魔術師として目指すの!“見えない一点”を撃ち抜くその日まで──!」(凛)
──その目に静かな決意が宿っている。
「……あの、凛師匠。少しだけ発見があります」(セイバー)
「ん? どうしたの?」(凛)
セイバーが、庭に立ったまま視線を上げ、
凛が撃ち抜いた雲を指差す。
「……以前の剛掌波より、“中心線”がほんのわずかですが絞られています」(セイバー)
「……えっ?」(凛)
「本当か!?俺には見きれなかった!」(士郎・目を凝らして)
「……私、気づかなかった……」(凛・ぽつり)
「肉眼では見えない程度ではありますが……
まちがいなく、“収束”の方向に向かっています」(セイバー・微笑みながら)
「……そうか。気づかないうちに、手応えはちゃんとあったのね」(凛)
──凛は再び拳を握る。
「闘気と魔力の融合、“ツッコミ”の一点集中、
ツッコミと闘気と魔力の高密度合成……
私はこの拳で、必ず世界を打ち抜くわ!!」(凛・力強く)
「応援するぞ!遠坂!俺も次は見切ってみせる!」(士郎)
「“矛盾”を粉砕する拳……我々の希望です」(セイバー)
「リン、ツッコミで世界に風穴を開ける女になってぇーっ!」(イリヤ)
──褒められた凛は、ちょっと照れつつも、再び拳を見つめる──
「……まだ遠いわ。
私が目指すのは、“見えない一点”。
世界に穴を開けるツッコミ……魔術師として根源に至る力」(凛)
「“ツッコミ掌波”はまだ未完成。
そして、その先にあるのが……“根源ツッコミ直行便”……!」(凛)
「世界の壁をツッコミでぶち破るなんて、ほんとリンらしいわね……」(イリヤ・達観)
「……ふん、当然よ。私の拳は、ツッコミの拳だから」(凛)
──彼女の中で、ツッコミはすでにただの言葉ではなかった。
それは、理論であり魔術であり、拳として昇華された力。
「行くわよ、みんな。次は“見えない一点”を狙う修行よ!」(凛)
「おーっ!!」(士郎&セイバー)
「私はもう見届け人でいいわ……心を無にして観察するから」(イリヤ・達観)
──こうして、“ツッコミ”という拳が、また一歩“根源”に近づいた。
「私の北斗剛掌波、いえ、未来の“ツッコミ掌波”……」(凛)
「今はまだ……肉眼で見えない程度に“北斗剛掌波”細くするのが精いっぱい……」(凛・低くつぶやく)
「でも、この理論を極めて修行をすれば……必ず私は根源に至る!!」(凛)
凛の視線が再び、下半身と胸だけ露出した2人に向かう──
「私は諦めない!今のどうだった?」(凛・鋭い眼差し)
「……すごいぞ遠坂!」(士郎・真顔)
「まるで、“羞恥と怒り”を高次元で合成した拳でした」(セイバー・真顔)
「いや服着なさーーい!!!!!」(凛・渾身の再ツッコミ)
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─ 修行後・衣服切断事件 ─
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修行がひと段落し、闘気の余韻とツッコミの余熱が消えていく中──
4人は、ようやく屋内に戻ってきた。
「ふう……凄まじい闘気を使ったわ……」(凛・髪をかき上げながら)
「私も……かなりの消耗です」(セイバー・露出したまま)
「俺も同じだ。そろそろ着替えて──」(士郎・下腹部だけ開放中)
──しかし
──二人が着替えた服……
日常の服、
それも“股間”と“胸”の部分だけが、正確に、完璧に、くり抜かれていた。
それはまるで、意図的に羞恥心を刺激する布の喪失儀式。
正気の沙汰ではなかった。
「……なにこれ……」(凛・声が震える)
「これからの普段着だよ、遠坂」(士郎・真顔)
「日常でも闘気を高めるんです。師匠!(セイバー・真顔)
「違う!それは“布があってこそ服”なのよ!!
何よこれ!?“羞恥部位”だけがくり抜かれてるんだけど!!」(凛・叫び)
「……遠坂、俺たちは気づいたんだ」(士郎・静かに)
「そうです、気づいたんです(セイバー・静かに)
「何に気づいたのよ!?」(凛)
「修行の途中……体の一部が解放されたことで、
明らかに闘気の流れが変わったんだ」(士郎)
「そうです。これは“羞恥の解放”による闘気循環の再編成……
いや、正確には“精神集中の臨界突破”と言えるかもしれません」(セイバー・学術的に)
「何勝手に理論確立してんのよあんたたちーーー!!!!!」(凛)
──ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!(闘気で地震)
「落ち着け遠坂。これは……新しい“闘気理論”の発見かもしれない」(士郎・真剣)
「闘気じゃないわよ!羞恥の話よ!!
何が“新しい闘気”よ!この服、“変態の衣装展覧会”になってるじゃない!!!」(凛)
「ですが師匠。実際、密閉されていないことで熱がこもらず、
精神集中時の内部魔力の揺らぎが抑制されるのです」(セイバー)
「言い換えないで!!言い換えたところで結局“露出でテンション上がる”って話でしょそれ!!!」(凛)
「違うぞ。これは“布の解放”だ」(士郎・キリッ)
「わかります。布を解き放つことで、我々もまた、己を解放できる」(セイバー・頷き)
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─ 凛の服・無断切断事件 ─
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──そして
──凛は自分も着替えようとして──
──世界が止まった──
「……え?」(凛)
「…………あれ?…………」(イリヤ)
「…………師匠……これが私たちの想いです」(セイバー・信じた目で)
「ああ……これは遠坂のためだ……」(士郎・目を輝かせながら)
目の前に広がるのは──
切り抜かれた凛の服。
すべての股間・胸元・尻部分だけが見事に切り取られていた。
士郎とセイバーの服ではない!
凛の服が切り取られている、服だけでなく下着までもが……
まるで衣類の陳列棚が“羞恥ゾーン”だけを喪失した状態で並んでいる。
無事なのはイリヤの服だけだった……
「これ……どう見ても……」(凛・震える声)
「……布の“羞恥部分”だけが消えてるわね……」(イリヤ・目を逸らし)
「アンタたちねええええええ!!!」(凛・大絶叫)
──ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!(闘気で地震)
「これもう事故とかじゃなくて事件!いやファッションテロよ!!!」(凛・怒号)
「……遠坂……切ったのは……俺達の応援なんだ……」(士郎)
「……私達にできる応援は、師匠の服を切ることだけです……」(セイバー)
「全部の服をタンスから出して──」(士郎)
「1枚1枚、羞恥ゾーンの布を、正確に“切除”しました」(セイバー)
「俺が下着も広げて、必要なところだけハサミを入れたんだ」(士郎)
「私も一緒に切りながら、切り残しも全チェックしました」(セイバー)
「なんでそんな“羞恥の完璧作業”を真顔でやってんの!? 布返せェェ!!!」(凛・全力ツッコミ)
「……服の拘束から解放されることで、凛師匠の闘気も上がります」(士郎・真顔)
「布を切った状態こそ、精神集中の極地なんだ」(士郎・真剣)
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─ 逮捕・刑務所系・魔法使い ─
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「このスタイルで外出したら!私まで逮捕されるじゃない!」(凛・絶叫)
「逮捕より前に根源にたどり着ければ問題ないじゃないか、それなら逮捕されても本望だろ!?」(士郎)
「それ前代未聞よ! 性犯罪者として刑務所で過ごす根源到達者・兼・魔法使いって意味分かんない!!」(凛)
「師匠、それは極めて理にかなっています。師匠なら第二魔法で羞恥のない世界を構築できます」(セイバー)
「世界中を性犯罪者にするのはやめなさい! 私が逮捕される前提で話をするな!」(凛)
「私達は悟ったのです。“逮捕を覚悟した闘気”が師匠に必要だと」(セイバー・強く頷く)
「その悟り捨ててこいーーーー!!!」(凛・全力ツッコミ)
「落ち着けよ遠坂。お前も“逮捕覚悟の露出”で、根源に到達できるなら最高じゃないか──」(士郎)
「良くないわよ!!どこの世界に“刑務所系・魔法使い”がいるのよ!?」(凛)
──そのとき、イリヤがぽつりと呟く──
「うん……もう無理ね……」(イリヤ・悟った顔)
「イリヤ……?」(凛)
「私、これが“北斗と南斗の最終形態”だって……ようやく理解したわ」(イリヤ・目を閉じて)
「やめてぇぇぇぇええええええええええええ!!!!」(凛)
「これは世界の法則だ。
羞恥は……突き抜けると闘気に昇華される……
凛、お前も“目覚める”のだ、それが根源到達の第一歩!」(脳内ケンシロウ・満足げに)
「いやもう黙ってろお前は!!」(凛・魂のツッコミ炸裂)
「結論から言うと、俺たちが辿り着いた境地は──」(士郎)
「“羞恥と闘気は反比例する”です」(セイバー・堂々)
「どこの物理法則よそれ!!!」(凛・膝崩れ)
──“布の解放”によって闘気が増幅し、“羞恥”を越えることで強くなれるという謎理論。
これが、彼らの次なるステージだった──
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──布なき服と“根源理論”──
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屋内、夜。
士郎とセイバーは、あいかわらず股間や胸元だけが“くり抜かれた”服を着用したまま、畳に正座していた。
その姿は完全に羞恥の衣。
二人は、いつもより嬉しそうな顔をしている。
凛は、唯一無事な修行用の服から着替えられなかった。
ため息をひとつついたあと、机の上にノートとペンを置き、静かに語り始めた。
「……あんたたちの服はすべて縫い直すとして。
今は、この“ツッコミ掌波”の理論構築が先よ」(凛・真面目に)
凛は手元のノートに、2つの技名を縦に並べて書いた。
①ツッコミ掌波
・北斗剛掌波
・圧縮して一点集中
②根源ツッコミ直行便
・無想転生
・北斗百裂拳(後方撃ち)
そのすぐ下に、こう記した。
《二連続発動・理論上の間隔:2秒》
《最終目標:世界の穴・根源の渦 》
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──“ツッコミ掌波”理論──
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凛は静かにノートを開き、ペンを置いて立ち上がった。
「……聞いて。最初の目標は、“世界に穴を開ける”ことよ」(凛)
彼女はノートに大きくこう記した。
《第一段階:世界に穴を開けるための闘気魔術》
《技名:ツッコミ掌波》
《目標:理論上の一点(面積ゼロ)に闘気と魔力を圧縮》
仲間たちがピクリと反応する。
「根源に到達するには、まず世界そのものの壁──“この世界”に、穴を開けなきゃいけない。
それができなきゃ、道なんて存在しないんだから」(凛)
凛は指先に闘気を集めるように軽く手を握る。
「前提として、北斗剛掌波にツッコミの力を乗せる、『なんで私はこんな戦いしてるのよ?』ってツッコミで北斗剛掌波を集中させる」(凛)
「 『なんで私はこんな戦いしてるのよ?』は私が無想転生に至ったツッコミ、これを使えば闘気と集中力が一番高まる」(凛)
「でも、問題は“一点集中”よ。北斗剛掌波はできるけど
それを“一点集中”して撃つのは……難しい」(凛)
「そこで生み出す技が、“ツッコミ掌波”。
これは、北斗剛掌波を極限まで圧縮し、“一点集中”で撃ち抜く新しい理論──
理論上、面積ゼロの“一点”を目指す闘気魔術よ」(凛)
「ゼロの点……そこまで圧縮するのか……」(士郎・息を呑みながら)
「いまの私は、せいぜい“剛掌波がちょっと細くなった”程度。
それも、セイバーにしか分からないくらいの変化」(凛)
「……北斗剛掌波……見切れたのは私だけです」(セイバー・頷き)
「でもね、それでもいいの。
だってこれは、“一生かけて修行するレベルの課題”なんだから。
私はその道を歩く覚悟がある」(凛・まっすぐに)
──そのとき、凛の脳内に、静かな声が響く。
「“ツッコミ掌波”……
その拳は、お前にしか生み出せん。
お前なら──達成できる」(脳内ケンシロウ・確信に満ちた声)
凛は微笑み、拳を見つめながら頷いた。
「……ありがとう。やってみせるわ。これが私の、闘気魔術よ」(凛)
──士郎が、拳を軽く握って言う。
「遠坂の拳って……ほんと、めちゃくちゃなのに納得しちまう。
すげぇよ……その拳で、世界に穴を開けるなんてさ」(士郎)
「遠坂が世界をぶち抜く瞬間……この目で見るからな」(士郎・真顔)
──セイバーが凛をじっと見つめ、穏やかに言う。
「師匠の拳は、理論と修行の融合……
まさに、魔術師の拳法です」(セイバー)
「私は、完成を見届けます。私も、支えます」(セイバー・微笑)
──イリヤが腕を組んで、微笑みながら呟く。
「聖杯の元々の役目、それは“世界に穴を開ける”こと。
やってやんなさいよ、“拳で”さ!」(イリヤ・キラキラした目で)
──そして凛は、深く息を吸って拳を握り直す。
「私は、“ツッコミ掌波”を習得する……
この拳で、“世界の穴”を作ってみせる!!」(凛・強く)
──その拳には、北斗の力と、魔術師の覚悟が込められていた。
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──“根源ツッコミ直行便”短縮修行への決意──
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凛は、再び筆を取り、ページにこう書いた。
《第二段階:穴が閉じる前に突撃する魔術》
《技名:根源ツッコミ直行便》
《目標:無想転生と百裂拳の後方撃ちをコンマゼロ秒まで短縮》
「“無想転生”で速度を出し、“百裂拳の後方撃ち”でロケット加速、
この“根源ツッコミ直行便”は、もうできるけど、まだ足りない──
発動に“間”がありすぎるのよ」(凛)
「一瞬でも遅れたら、“世界の穴”は閉じる。
あの時みたいに、聖杯にしか撃てないなんて、もう嫌なの」(凛・真剣に)
「だから私は、この動作をコンマゼロの誤差で繋ぐ修行を始めるわ。
“根源”を目指すなら、それしかない……!」(凛)
──沈黙。
次の瞬間、士郎が力強く頷いた。
「……遠坂。俺は信じる。
“連続発動”なんて誰もやってないことでも、お前なら絶対やれる」(士郎)
セイバーが静かに拳を握る。
「凛師匠、私たちは、あなたの拳が“闘気魔術”であることをもう知っています。
“繋ぐ速度”もまた、鍛錬で克服できるものです」(セイバー)
イリヤは微笑みながら、ちゃぶ台越しに手を振った。
「リンならできるって、私は最初から思ってるよ。
あの時、ツッコミで世界をぶち抜いた姿、忘れてないもん」(イリヤ)
──そして、脳内に響く静かな声。
「お前の拳は、“闘気”と“魔術”を一体にできるツッコミの拳……
修行で“速度”を手に入れた時──それは真に、道となる」(脳内ケンシロウ)
──凛はゆっくりと目を閉じ、拳を握った。
「……私は、拳で世界を問う魔術師。
この拳で、根源をぶち抜く準備、絶対に整えてみせるわ」(凛・静かな決意)
──────────────
──“根源への最終理論”──
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凛は、机の上のノートに最後の一筆を走らせた。
ページに並ぶ数式と理論図の先に、彼女の拳が目指す未来があった。
《世界の穴:ツッコミ掌波》
《往復経路:根源ツッコミ直行便》
《最終目標:拳による根源到達》
「……これで、私の“根源到達理論”は完成よ」(凛・静かに)
──静寂の中で、彼女の言葉が響く。
誰も、途中で茶化さなかった。
「“ツッコミ掌波”で世界に穴を開け──」(凛)
「“根源ツッコミ直行便”で、その穴から“根源の渦”へ突撃する」(凛)
「根源の渦に到達したら、もう一度、“ツッコミ掌波”で帰還する」(凛)
「到達と帰還、そのすべてが成功したとき……私は、“第二魔法”に手が届く」(凛・確信をこめて)
「魔術と拳の融合、感情と闘気と理論の統合……
“闘気属性の魔術師”として、私は根源へ至る」(凛)
──その瞬間。脳内に、あの声が響く。
「……“世界に問いかける拳”──それがお前の拳だ!
“到達”だけではない。“帰還”までを見据えた拳……
それが真に、魔術を超える道になるだろう!」(脳内ケンシロウ・静かに)
──凛は頷く。そして、静かに拳を掲げる。
「私はやるわ。拳で、ツッコミで、
世界そのものに“ツッコミ”して、“根源の渦”に至る魔術師になる……!」(凛)
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── 魔術師としての決意 ──
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凛は大きく息を吸い、もう一度、ノートを広げた。
「……まだ全然未完成よ。今の力じゃ“根源の渦”はまだ遠い」(凛)
「でも、形になってきたじゃないか」(士郎・布の切れ込みから風が抜ける音)
「これだけ練り上げた理論、きっとどこかに突破口があります」(セイバー・胸元のない布を見せながら)
「リン、私たち応援してるよ。ツッコミの拳で世界をぶち抜く瞬間、見届けるからね」(イリヤ)
凛は少しだけ俯き──すぐに顔を上げた。
「ありがとう。ほんと、あんたたちって……
世界一の非常識なのに、世界一あったかいわね」(凛・静かに微笑)
士郎が真剣な眼差しで凛を見た。
「俺たちにできることがあれば、なんでも言えよ」(士郎)
「はい、私は師匠の拳になります!」(セイバー)
「……じゃあ……さっそく一つお願いするわね」(凛・すっと指をさす)
「私の服、縫い直しなさい」(凛・低く鋭く)
「なんでっ、“部分露出”で闘気が上がるのに!」(士郎)
「……そうです!師匠も一緒に“目覚め”ましょう!」(セイバー)
「縫い直せって言ってんのよォォォ!!!」(凛・全力ツッコミ)
「私のも、あんたらのも、縫い直しなさい!!!」(凛・全力ツッコミ)
──ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!(闘気で地震)
イリヤはやわらかく笑って呟いた。
「うん、やっぱりリンのツッコミが一番だわ」(イリヤ)
そして──
士郎、セイバー、イリヤ、そして脳内ケンシロウも含めた仲間たちは、
凛の未来に向けて、静かに背中を押した。
「ツッコミとは、世界の矛盾を抜く行為……
お前の拳、いつかきっと世界を越える」(脳内ケンシロウ・どこからともなく)
──凛は目を閉じて、拳を握りしめる。
「私の北斗神拳は、誰かを殴るためじゃない。
“根源”をぶち抜くための、たったひとつの闘気魔術。
私の拳は……魔術なのよ」(凛・静かな決意)
──その目に映るのは、誰にも届かなかった“世界の外側”。
「さあ……準備は整ったわ。
私は、ツッコミで世界を穿つ魔術師。
この拳で、“根源の渦”に質問する──
“あんた、なんでこんなにおかしいのよ!”ってね!」(凛・笑顔で拳を握る)
まだ道は遠い。けれど──歩き出す価値がある。
遠坂凛は、闘気属性の魔術師。
その拳と理論は、確かに“根源”へと向かっていた。
───────────────
─ 外伝・根源への決意・完 ─
───────────────
遠坂凛
拳法 :北斗神拳
肩書き:最強伝承者
拳の質:ツッコミの拳
セイバー(アルトリア)
拳法 :北斗神拳
肩書き:修行者
拳の質:“露出”の拳
衛宮士郎
拳法 :南斗聖拳
流派 :南斗投影拳
拳の質:“羞恥心”の拳