このアカデミアでは俺だけに翼がない   作:のりしー

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タスケ4

「なータスケぱいせんタスケぱいせん!ぱいせんは胸派?尻派?どっち?」

 

開幕飛ばすこの彼は峰田君。

数日前に終わった雄英高校体育祭で活躍した1年A組の生徒。

今は職場体験でМt.レディ事務所に派遣されている。

 

こんな頭のグレープまで性欲詰まってるような子をМt.レディ事務所に派遣するなんて大丈夫か雄英高校…と思わないでもないが、まあ決まったことだしどうにでもなるんてしょうねきっと。

 

チラッと横目で見るとМt.レディも

 

『てきとーに、そっちでやっといて』

 

という感じだった。

 

流石大人の反応である。

多少のセクハラはスルーしてくれるようですね。

 

「なーぱいせん!ぱいせんはどっちよ?胸?尻?」

 

そして峰田君。ブレないですね~。 

 

まーよござんすよござんすよ。 

上司の許可が下りればこのタスケ!全身全霊でお相手する所存!!!

 

「胸派か尻派か…そう聞かれれば尻派、むしろ派とかでなく尻しかない!!そう言い切れるでしょう!何故なら人類の起源は四足歩行!!すなわち!人類の起源とともにセックスアピールとして人類の目の前にあったのは尻!尻なのです!故に人は全てその起源まで遡って尻派に決まってるでしょう!!」

 

「ぱいせんタスケぱいせん!どーしたんだよ!めっちゃ早口じゃん!」

 

「は!溢れる尻への憧憬が溢れる瞬間!」

 

「めっちゃぱいせん尻好きなのわかったけど落ち着いてくれよう!!オイラ、クラスの皆に胸とか尻とかの話する時こういう反応返ってこないから焦っちゃうよう!!!」

 

 

「へいSiri。あの馬鹿2人黙らす方法ないかしら」

 

『去勢するべきかと思います』

 

「「待って!!絶対Siriはそんな事言わない!!」」 

そう叫びながら、2人で事務所の回転椅子でクルクル回る。

 

 

なんかこの事務所だけSiriさんイカれてませんかねえ!!!

 

「でもアンタそれ残しておいても使う機会ないでしょきっと?今のうちソコキレイにしといた方が世の為なんじゃないの?」

 

「オイラ無邪気にとんでもないこと言われてるー!」

 

「大丈夫よ。一人じゃ寂しいでしょうからタスケも付き合ってくれるってさ」

 

「なんという過酷過ぎる連帯責任!!!」

 

 

…色々ありつつ、こんな感じで職場体験は無難に終わった。

雄英高校の生徒が来ると聞いて、最初に僕が雄英高校の生徒と言わないようМt.レディにはお願いしている。 

彼女は少し考えた素振りを見せたが、わかったわ、と言って頷いてくれた。

 

言いたいことはあるのだろうけど、この人はやっぱ良い人だと思う。

 

そうしてここでの職場体験は平和に終わる。

 

ここが平和であれば、当然平和でもない地域もあったようだ。

 

ヒーロー殺し、ステインの逮捕。

それに伴う事件が同時期に起こっていた。

 

 

 

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