個人的な用事とモンハンしてました!(オイ
今回、流牙のISはオリジナルのものです。何故かって?流牙に白式は似合わないとおもう個人的な見解です。
イメージは白い真月ガロですね。
意外と修正していくのが大変ですが出来る限り早く更新していきます。
では!
「流牙くん、大丈夫でしょうか?」
山田先生は流牙の身を案じていた。アリーナの様子がモニタリングされている部屋で彼女は呟く。相手はイギリスの代表候補生…当然なのだが、隣にいる千冬は不遜に構えて構えている。
「なーに、心配はいらん。オルコット程度にやられる奴じゃないさ。なんせ、私と刀だけでわたりあって一太刀入れたのは奴ぐらいだからな。」
「えぇ!?じゃあ、あの話は本当だったんですか!?」
「あぁ…。保証する、道外流牙は勝つ!」
彼女が流牙の実力に太鼓判を押すのは理由があった。詳しいことは後々語られていくことになるが、まだその時ではない。真揶はその信頼ぶりに驚きながらも、再びモニターに目を移すのであった。
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「~~♪~~♪♪」
君は……誰…?
意識が朦朧とする中、赤い衣が張り巡らされた空間…その先から聞こえる歌声………。儚くて、哀しげで…………でも、何処か懐かしくて、違っているような………
「~♪~♪~♪」
誰が歌っている?
確かめようと手を伸ばし、遮る赤い衣を払いのけようと………
『おい、小僧!何時までぼーっとしてやがる!?』
「!」
はっ!と我にかえった流牙。赤い衣の空間は消え失せ、目の前は自分の光景はISが発進するためのカタファルト。指で喧しく叫ぶ相棒の声に今までの光景は夢だったと知る。しかし、立ったまま自分は夢を見ていたのか……
『全く、ただでさえ目立つというのに、こんな騒ぎを起こしやがって…下手したらあのイギリスお嬢様の奴隷だぜ。』
「うるさいなぁ、負けないよそう簡単には……」
気をとりなおし、彼は常備している右手のグローブに眼を向ける。白と金で装飾されたソレは自分の運命を狂わせ、ここに導いた元凶。何故、コイツは自分を選んだのかはわからないが今はこの力を使うしかない。
本来なら男が扱えないはずの『IS』を……
『さて、イギリスの嬢ちゃんの鼻っ柱…折ってやんな!』
「ああ、わかってるザルバ………『白狼』!」
ーーーギュオオォ!!!!
すると、流牙の身体が光輝き白い鎧のような装甲が全身に纏われていく……
メカというには人の肉体にあったスリムさはどちらかといえば筋肉質な人体を模した鎧に近い意匠だが、背部や脚部のスラスターにメカメカしい腰にさげられた剣『月呀天翔』が機械的さをアピールする。そのボディを引き立てるような美しい金の装飾になびく純白の2枚のマントの姿はさながら『騎士』……
その名は…IS『白狼』。
空を舞う流牙の『牙』………
「う~ん、やっぱり、手足は鎧より大きいなぁ……。まだ、慣れないな少し…」
流牙はぼやきながらも、滑走路に足をつけ、レバーを握る。開くハッチの先は決闘の空……
「道外流牙、白狼…出る!」
直後、カタファルトを滑走し白金の騎士は空へと舞い上がっていく…。
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「あれが、流牙くんの機体……白狼…」
モニターを見つめる真揶。一見するとスマートではあるが、か細さを感じさせるような彼のIS。いや、ISらしくないデザインに不可思議さを抱いていた。
「あんなに、華奢なボディに武器も1つなのに……」
「信じられないか?あれで、私と対等に渡りあったとは…?」
真揶はあることを訊いていた。流牙の持つ『白狼』は出所が不明のISでその詳細は不明…また、流牙についても国籍・生い立ちから全ての情報が無い。本人いわく、物心ついた頃には気の向くままに旅をしていた身だという。また、入学試験の実技では自分の隣にいる千冬とまともに渡りあったというのだから明らかに普通の青年ではないはず…
「白狼……愛称『ブランカ』。シートン動物記の狼王ロボの妻であった白いメスの狼からきている…。山田先生、眼を離さないほうが良い。ここから先は奴の狩りだ。まさに、兎を狩る……狼のな。」
千冬はすでに、この勝敗の先を見越していた。決して、流牙は名前負けするようなことはない。何より、自分がその身で流牙の実力を知ったから。
兎《セシリア》は自分が狼《流牙》の餌になりにきたとしか千冬の目には映らない。
「…織斑先生、流牙くんはいったい……」
「さあな。私もよくは知らん…。少なくとも、兎が狼に勝てる道理はまずないということだ。」
真揶はその比喩の真意を理解するのに、暫くかかったが千冬が異常に流牙を…いや、実力を確信していると知った。
そして、イギリス代表候補生であるセシリアを『兎』と言い放った意味をこのあと見ることになる…。
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そして……
…アリーナでは……
「さあ、セシリア・オルコットが相手をしてあげますわよ!」
空を舞うセシリア……
纏うのは青いIS『ブルーティアーズ』…。翼のようなパーツが特徴的で腰などには射撃武器と思わしき腰のマウントパーツやスナイパーライフルとおぼしき白い武器からして遠距離戦特化だと見てとれる。
一見すると近接武装しかない流牙が不利にみえるが、流牙は焦りは見せない。一方のセシリアは相性をみて対照的に不遜に笑う。
「あらあら、残念ですわね。近接武装しか無いなんて……今なら、泣いて降参すれば許してあげましてよ?」
彼女は自分の勝利を疑っていないようだ。対する流牙は月呀天翔を立てた左腕と刀身が交差するような独特な構え方をすると、背部からバッ!!と3枚のマント型のウィングが現れる。もう、騎士甲冑といっても他言ではないのではだろうか…
「残念、俺はお前を斬る!」
勿論、人を小馬鹿にした誘いを笑みで蹴飛ばす流牙。ならば遠慮はいらないと『笑っていられるのはここまでですわよ!』と彼女が叫ぶと同時に試合の開始のブザーが鳴る!
《試合・開始!》
「踊りなさい、私のティアーズで!!」
放たれる青の僕(ピット)…
その名前が機体名となった最大の特徴であるブルー・ティアーズ。この遠隔操作の武装は手に持つライフル『スターライト・Mark-Ⅲ』と同じレーザーを四方八方から飛び交い放つ。これが、展開された瞬間には流牙が蜂の巣になるはずだった。
だが……
「フンッ!」
ゴオォッ!!
「!…速い!!」
しかし、流牙はマントの下にあったスラスターを吹かせるとレーザーを縫うように回避してアリーナの中を飛び回る。ツバメのように風を斬り、セシリアの標準が捉えることの出来ぬほどに……
「くっ!ちょこまかと、逃げ回るんじゃありませんくてよ!!」
バシュ!!バシュ!!
スターライトのレーザーがまるで当たらない。ティアーズも動きが読まれているのか、かすりもしない。完全に動きについていけていない……
一見すると、ただ流牙が逃げ回るだけのようだが、下手をすれば懐に入られてしまう。
ただ、あんな動きを続けていれば流牙にかかるGも半端ではないはず……近接武装しかない彼はいずれ、一気に近接戦へと持ち込もうとするのは明白。そこが勝負所だ…。
「…フンン!!!!」
ゴォ!!!!
「かかりましたわね!」
そう予想していれば、早速といわんばかりにレーザーとティアーズを掻い潜り、ブースターを燃やして弾丸のように迫る!こんな直線的に向かってくるならばとセシリアは両腰にマウントされていたバズーカタイプのティアーズを起動し、砲身を向けて……
ドドゥ!!!!
弾丸を放つ!
至近距離にあの速さ、避けられるはずが……
「ぬぅん!」
「なっ!?」
無いはずが、流牙は白狼のマントをきりもみ回転をしながら、マントを纏う要領で絞り機体の占める面積を減らすとバズーカを紙一重で回避し、勢いを殺さずセシリアに襲いかかる。
「くぅ!」
バシュ!!
苦し紛れに射つスターライトも月呀天翔の黒い刃に斬り払われ、わずか数秒の間に優劣は逆転する。遠距離が近接に相性が良いのは遠距離に位置してこそ……
対近接で距離を詰められたらセシリアのティアーズでは為す術はない。
「うおおっ!」
ドスッ!!!!
「かはァ!?」
白狼の右肘がセシリアの腹部に勢いよく、めり込む。速さも一定の域を超越すれば質量と比例して大きな武器となる。今の一撃はまさに、それで加速によるこの攻撃は彼女の口から息を漏らさせ身体を『く』の字に曲げる。そこから、流牙は綺麗に円を描くように頭上に舞いがあがると強烈な膝をセシリアの顎へと追撃。
ゴッ!!
「ぐぅ!? 」
「終わりだぁ!」
ガガン!!!!
さらに、だめ押しの正拳をフラフラする彼女に一発!がら空きの胸にくらったセシリアは墜落していくも、スラスターを吹かしてなんとか地面スレスレで態勢を持ち直して不時着を逃れてみせる。
されど、脚がもつれた兎など狼の格好の餌食。黒い刀身がキラリと光り…彼女へと牙を剥く!
「終わりだ、セシリア!!」
「くぅぅ!!」
ガシッ!
ただ、セシリアにもセシリアなりの意地がある。なんと、スターライトを投げ捨て、月呀天翔を右肩に受けながらも白刃取りで耐えてみせた……
やはり、伊達に1つの国の代表候補生ではない。
「負けて…たまるもんですか!イギリス代表候補生の…この私が!」
「…斬り、裂く!お前のエゴ!」
削れていくブルー・ティアーズのシールドエネルギー…。このままでは見るからにセシリアが負けるのは時間の問題だった。
たが……
《《ERROR》》
「え?」
運命は気まぐれにも、彼女の味方をしたのであった…。
突然に下がる白狼の出力……ホログラムに次々と浮かび上がっていく『異常発生』の文字…
【道外流牙、マシントラブルのため戦闘・続行不能!よって、勝者…セシリア・オルコット!】
そして、非情にも勝利は流牙の手に渡ることはなかった…。
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「相変わらず、ツメが甘いな…道外流牙。」
ビジネスデスクに座り、流牙対セシリアの戦いを宙に浮かぶホログラムから見ていた壮年の男。よくわからない奇怪なアイテムでごちゃごちゃした机の上で彼は太く大きな筆をクルリと回して呟く…。
【…で、どうするよ?苻礼法師?】
「そろそろ、こちらも本格的に動く。そっちで準備の仕上げにかかれ、タケル。」
【りょーかい。】
通信をしていた相手に指示をだすと彼は重い腰をあげる…。さあ、そろそろ自分たちの出番だ。
ホログラムを閉じ、立ち上がると赤茶のマントを翻し懐に筆をしまう。
来るべき刻は近い……
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そのあと、よりによってのタイミングで不調を起こした白狼を引きずるように格納庫に戻った流牙は展開解除し、制服姿となるとザルバに話かける。
『おしかったな。ついてないな、小僧……』
「…」
『そう落ち込むな。これからの奴隷生活を楽しむと良い。自業自得だ。』
「…………まあ、少しは反省してるけど………。よりによってこんな時に。さっきから、見てるけど何かな?」
「!」
セシリアとの戦闘を反省しつつ、素早く物陰に隠れていた人物に意識を向ける流牙。ビクッと痙攣するような動きを隠れていた彼女はすると諦めたように、また緊張といった具合で姿を晒したのであった…。ポニーテールにリボンを結んだ彼女に流牙は見覚えがある…
「君は……」
確か、セシリアにふっかけられる前に自分を見ていた彼女だ。何者かは知らないが、とにかく自分に用があるようだ。
「…す、すまない。こそこそするつもりは無かったんだ。す、少し訊きたいことがあってだな……ど、道外………」
「流牙で良いよ。君、名前は?」
「箒……『篠ノ之 箒』だ。」
どうやら、彼女…箒は流牙に訊きたいことがあるらしい。何となく口下手であるが、雰囲気からして興味半分で流牙にちょっかいを出しにきたわけではなさそうだ。それなら、流牙も真面目に構えて彼女の話を聴いてみることにした。
「で、ほうき…ちゃん?だっけ?俺に訊きたいことって……?」
「そ、そのだ………お前、『織斑 一夏』という男を知らないか?お前と同じく、剣にかなりの腕前があった奴なのだが………」
(……織斑?)
織斑………その単語が流牙の眉をひそめさせた。この名字は千冬と同じ名字であることが引っ掛かった。だが『一夏』という名は知らない……今までの知り合いで織斑なんて名前は彼女だけだし、身内がいたとしても流牙は織斑家の事情など知る由も無い。
「あー、ごめん。知らない名前だ。」
「そ、そうか……突然、済まなかった。で、では、これで失礼する…」
なんだったのだろう……聴くだけ聴いて、彼女はスタスタと慌てるように去っていってしまった。流牙はただ見送っていたが箒の姿が見えなくなるのをみはらかって、1人きりになった瞬間にもう1人の人物に話しかけた…。
「さて、次は君の番だ…。君は何の用かな?」
「あら、残念。やり過ごそうと思ったのに……」
何処に掴まっていたのだろう……天井からスルリと降りてきた水色の髪をした女子生徒。紅い瞳に屈託なさそうな笑みをしているが忍者みたいな芸当からして明らかに一般生徒ではなさそうだ。
ここは念のためにと、懐からライターらしきアイテムを取り出して火をカチッとつける流牙…。されど、その火は翠色で『魔導火』と呼ばれるもので、向かい合う彼女の瞳を照らす…。これに少女は疑問の意を示した。
「あら?何かしら…?」
「ちょっとした、おまじないだよ。気にしないで…。」
疑問を持ち、変化が無いなら彼女はただの人間だ…。ただ怪しいにはかわりないので警戒は解きはせず、魔導火ライターをしまう。一方、相手の彼女は扇子を取り出して笑みを隠すように扇ぐ…
「はじめまして、道外流牙くん。私はIS学園生徒会長『更識楯無』よ。先程の戦いがあまりにも鮮やかだったから、つい挨拶に来たの。」
つい……胡散臭いものだ。彼女、楯無…生徒会長が挨拶くらいのつもりなら普通に逢えば良い。また、『更識』という名が気を緩めることを許させない。
「挨拶…くらいなら普通にしてくれ生徒会長。それ以外、用が無いなら俺は帰る……」
「あ、まって!まって!貴方には感謝してるのよ。セシリア・オルコットにお灸を据えてくれて。これで、彼女も少しは代表候補生として自覚を持ってくれると思うわ…。そこで、その腕前を見込んで……」
「断る。」
「まだ何も言って無いわよ?」
「生徒会に入らないかというんだろ?悪いが、興味は無い。他を当たってくれ。」
そのまま、無理矢理に楯無をあしらうとその場を後にする流牙…。楯無は『残念』と書かれた扇子を広げ、文字通り残念そうな顔をして彼を見送っていたが目は獲物を狙う眼光があった。
「あらあら、釣れないなぁ?だけど、お姉さんはそんなに簡単には諦めはしないわよ…」
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リアクションとは裏腹に流牙は焦っていた…。廊下を追跡される気配が無いことを確認しながら懐から端末を取り出して、赤い札を張ると何処かへ連絡する。
【ん…?どうした、流牙?】
聴こえてきたのはキリッとした若い青年の声…。
「アグリか!まずい、いきなり更識に目をつけられた!」
【何!?この馬鹿が!初日から早々、派手なことをやらかすからだ!正体は?】
「いや、まだそれはバレてないが…何か勘づかれているようだ。自分の手元に俺を置きたがってる。」
【そうか……。なら、くれぐれも目立ち過ぎるな。タケルも行ってるが正直、奴では何処まで宛になるかわからん。俺もリアンの機体の整備が終わり次第、そっちに合流する。せいぜい、気をつけろよ……】
・流牙side…
『更識』……この極東の国において、様々な国のスパイやテロリストなど国益を損なう奴らに対抗するために存在する忍者のような一族。その存在は俺達の仕事からみれば昔からの厄介者といっても他言ではない。同じ影に生きる者としても、俺達とアイツらとはその影の意味合いが違う。あっちからみれば俺達は未だに未知の存在なのだ…。故に長い時代の中で時に更識の一族とは小競り合いになったことも多々ある。
そして、その更識の当主を僅か15歳で襲名したのがあの生徒会長・楯無…。最も警戒しなければならないのは事実だったのだがいきなり、初日からコンタクトを向こうからしてくるのは予想外だった…。しかも、目をつけられた!
こんなように頭をグルグルと回転させていた俺だが、幾つか致命的なことを忘れていた…。
ここはIS学園で生徒で俺だけが男……そして、相部屋であること。つまりだ……。
ーーガチャ……
無造作に自室のドアを開けたら……
「きゃ!?」
箒
ルームメイト
がバスタオル1枚だけという無防備な姿であることもあり得るってことだ……
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「死ねェェェェ!」
「ちょ!?まっ…!?」
流牙は己の軽率さを恥じる間もなく、ブンブンと振るわれる真剣を回避に移った。箒が怒るのも無理はない、裸を見られのだから。
「落ち着いて、俺はこの部屋のルームメイトだって!?」
「黙っ……へ?」
その後、流牙が白刃取りをして何とか荒ぶる箒を落ち着かせると服を着るのを待って話をはじめる。
「…す、すまない。相部屋になるとは聴いてはいたがまさか男子とは思わず………」
「いや、俺も悪かったよ。考え事しててつい……それじゃ、改めて相部屋になる道外流牙です。よろしくね、箒ちゃん。」
「そ……その、ちゃん付けは止めてくれないか?何だか背筋が痒くなる…」
お互い、ベッドの上に乗り改めて自己紹介。和解を済ませると、自分が持ってきたボストンバッグから色々と物を引っ張りだしはじめる。
「やけに身軽なんだな?」
「あ?ああ……元々はサバイバル生活をしてたし、必要最低限くらいの物しか持ってきていないんだ。」
「…そうなのか。」
「多分、これから色々と迷惑をかけちゃうと思うけど…そこのところは色々と教えてくれれば助かるよ……………ん…?」
荷物の整理をしていた流牙だったが、荷物に紛れてあるものを見つける。手にとればそれは赤い封筒……通称『赤の指令書』。
…意味は彼に新たな任務が与えられたということ。
「ゴメン、箒ちゃん…脱衣室借りる。」
流牙はすぐに、部屋の脱衣室に駆け込むとドアを閉め魔導火ライターに魔導火をつける。そして、翠の火で指令書を燃やすと焼けた焔が禍々しい魔界文字で空中に指令の内容を示す。
……今宵、空を舞うカラクリの舞台の元…
…………青い涙の少女の陰我と悲劇のオブジェをゲートに魔獣ホラーが現れん…
………………穢れた涙はいずれ空を踊り血を啜る牙になるであろう…。陰我の刻は近い…日没……
「マジかよ。」
流牙は悟った…。
日没まではあともう僅かだ…
日が沈む時間は『奴ら』の刻……
気がつけば勢いよく、仰天する箒を尻目に部屋を飛び出していた。
……このままでは、セシリアが危ない。
To be continued……
ちなみにモンハンはレギオスX(ガンナー)好でオンラインをウロウロしてます。
そんなことはどうでも良い…?ああ、そう……
・IS『白狼』
第?世代
愛称・ブランカ
流牙専用のISで彼の運命を狂わせて、IS学園に入学する要因となった機体。姿は真月ガロと酷似した白いボディ。高い高速近接戦・肉弾戦を得意とする。今作のキーアイテムのひとつ。
唯一の武装は黒い刃を持つ剣『月呀天翔』。他に武装は無いが流牙の剣術のスペックも相まって、入学試験で千冬と互角に渡り合ったとされる。
流牙はこの機体しか、起動できないが逆にどんな女性も白狼を起動することは出来ない。開発された経緯等も謎に包まれている。さらに、他にも秘密が……