ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に   作:烙印バンザイ

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 作者「え〜本日は両儀刀真の父親の両儀刀夜の知り合いの数人から両儀刀夜はどんな人物か聞いて集めてきたので見てみましょう。」
 料理屋の店主兼教会の神父「人間の皮を被った化け物」
 からくり屋敷の製作者「人外の領域に両足をいれてる自称普通の剣術家」
 闇医者(親友)「普段は温厚だがキレるとヤバい…巻き込まれ体質」
 とある魔術師殺しの師匠「あれには敵対したく無い…あれには敵対したくない……剣鬼とは敵対したくない」
息子の友人の両親「味方になってくれたからよかったけど……敵だった場合を考えると恐怖しかない」
学校の元教師「生徒だったが同じ生物なのかと疑った。」
一般の吸血鬼「あれは本当に人間なのか?と疑う。」
 恨みを持ったある人達「「「化け物」」」
 作者「……マジで刀真の親、何者だよ」
刀真「普通の父親?」
刀真以外「絶対ない。」
刀真「え?」


九十九話

「今回は全員いるみたいだな」

「……ハジメ、偽物は?」

「いや、大丈夫みたいだ。俺の眼も感覚も全員本物だと言ってる」

「うん、私の方も偽物はいないね。」

「ハジメさんがそう言うなら大丈夫ですね」

「そうだな……妖精眼を持っている春奈も偽物はいないと言うなら確実だな」

 妖精眼は面倒な能力だがは、あらゆる嘘を見抜き、真実を完全に映し出すと言われている。……それに実際に見た事があるから。

(……刀真君)

(念話……?ああ、春乃か、どうした?……さっきまで普通に喋ってたけど?)

(今、話したら説明しないといけないでしょ?)

確かに今は、南雲が天之河と谷口と話しているが今話したらまた誰だて聞かる可能性はある。……さっきまでの場所ならいいが今は迷宮の試練の途中だなにかあるかもしれない。

(確かにそれは面倒だな…それでなにか用か?)

(刀真君はさっきから何か考えてたみたいだったけど)

(いや、なんだか春奈というか俺が仲良い奴は難儀な人生を送りやすいなと思ってな)

(…あ、ああ)

この時の俺達はこの先なにが起きるのか思いもしなかった。ただ春奈だけは気づいていた……この後、自分に起こる事を。

 それでも……それがどのような形で終わるのかは本人も分からない。

————

俺たちは巨樹に向かって歩いていたが

「う~む、何だか嫌な感じじゃの」

「うん。何だか、オルクスで待ち伏せされた時みたい」

「確かに……魔物の気配も全くないものね」

「一応、蜘蛛型ゴーレムを先行させているんだが特に何もないな。このまま何事もなくとは流石にいかないと思うが……いっそのこと、巨樹までの樹海を全部焼き払うか?」

「南雲……俺が言うのもなんだけど、取り敢えず面倒いから壊しとけみたいな発想はどうかと思うんだ」

「ああ、もうあの灼熱地獄は勘弁だぜ。マジで鈴の結界があっても生きた心地がしなかったんだからな」

「なら、桶流れ移動でもするか?」

「「それは絶対に嫌だ」」

 雫と煉獄から反対されてしまった。

「し、シズシズ!?」

「雫?どうしたんだ?」

「どうしたんだ?」

「もしかしてですけどあの時の移動方法ですか?」

「ああ、そうだけど」

 桶流れ移動はメルジーネ海底遺跡の時に行った移動方法だ。

「あの移動方法はやめてほしいわ」

「ああ、アレは本当に思い出しただけで…ウプッ…」

「アレって…そんなにヤバかったんですか?」

「いや?桶に乗って津波を起こしてジェット噴射で速度を上げるだけだぞ……まあ、最近、少し水圧の威力が上がってるから調整をミスったら少し……まあ、うん、大丈夫だろ…たぶん……」

「「「「「「「「「「「「絶対に安心できない」」」」」」」」」」」」

「ええ……」

 全員から反対されてしまった。結局、爆撃や津波を起こすは反対したがこの後、起こる事を知っていれば周囲を爆撃したはずだ。

「あ、そういえばなんだけど…俺達、囲まれてるから」

「「「「「「「「「「「それを早く言え(って)!!!!」」」」」」」」」」」

 予想通り怒られたがもう遅かった。

————-

「まあ、結局こうなるよな」

「よくもまぁ、ユエ達に汚ねぇもんかけてくれたなぁ。跡形もなく燃やし尽くしてやる」

 現在、南雲がスライムを爆撃しようとしていた。こうなったのにも理由があった。何かに囲まれていると話していたがその正体は乳白色スライムだった。しかし、そのスライム自体は弱くすぐに倒せたのだが問題は、倒した後に飛び散った飛沫だった。乳白色の粘液で絵面がとにかく酷かった。

「悪魔だ、悪魔がいるよ、シズシズぅ! 怖いよぉ~」

「……見ちゃダメよ、鈴。見なければどうということもないはずよ! 多分、きっと……」

「やべぇよ、光輝。あいつ、いつか絶対とんでもねぇことやらかすぞ」

「そう、だな、魔人族の方が人らしく見えるよ……」

 という感想を持つものもいれば

「あぁ……ハジメ、素敵」

「ですねぇ~、こうキュンキュンきますねぇ……」

「……ハジメくん……ゴクリ」

 という感想も聞こえてくる。恋は盲目になると聞くが…

「人を好きになるとああなるのか?」

「……う、ううん、どうなんだろう…まあ、あまり否定できないんだよね…というか目を瞑ってるのに見えてるの?」

「いや、見えてない…聞こえてきた情報からどうなっているか予想しているだけ」

「そ、そうなんだ……なんか刀真君てこういう配慮は出来るのに…なんで自分に対しての事だけは鈍感なんだろう」

「それが、刀真だからだと思います。」

「ところでご主人?なんでわしだけど吹き飛ばしたのじゃあ」

「…えっと、1番ヤバい状態だったから…」

1番、粘液を浴びっていたのはティオだったので見た目がやばいことになっていた。

 その後、南雲はある程度焼き尽くし、蜘蛛型ゴーレムで目的地の巨樹までの道を錬成していた。

 ちなみに女性陣の汚していた液体は白崎によって取り除かれ綺麗になっていたが約1名の記憶は消されることになった。

—————

 道が錬成されるまでしばらく時間がかかるので急速をとっていたが、「……これは…」

天之河、谷口、坂上は拘束されていて雫は目を瞑り精神統一をしていてユエとシアと白崎は南雲にくっついていた。

 原因は、あのスライムの粘液だった。あの粘液には強力な媚薬だったようだ。現在、平然としているのは俺、春奈、琥珀、南雲とまさかのティオだった。

 南雲は耐性があったため効かなかったがティオの場合…

「妾はご主人様の下僕ぞ! この程度の快楽、ご主人様から与えられる痛みという名の快楽に比べれば生温いにも程があるわ!! 妾をご主人様以外に尻を振る軽い女と思うてくれるなよぉ!!!」 

「「「……」」」

「そうっすか」

「そ、そうか…」

少しでも尊敬できそうだと思った自分が馬鹿だった。どこまでティオは変態だった。

「流石ティオさん、いや、クラルスさんっすわ。マジ、パないっすわ。取り敢えず、それ以上近寄らないでもらえます?」

南雲もこの感想である。

「ああ、申し訳ないがクラルスさん……本当に…近寄らないでください」

「け、敬語じゃと!? しかも、族名で呼ばれた! 半端ない距離感じゃ! まさか、このタイミングで他人扱いとはっ。はぁはぁ、マズイ、快楽に溺れそうじゃ……」

「というか、お前らは大丈夫なのか?」

「ああ、俺は耐性があるから」

「私も…」

「私は琥珀が守ってくれたから」

「そうか…」

「ユエ、シア、香織。お前等がたかがこの程度の魔物にいいようにされるわけがない。まだ正気を保っているはずだ。そうだろう?」

「んんっ……当然」

「うぅ~、もちろんですよぉ~」

「だ、大丈夫! はぁはぁ、わかるよ!」

「いいか、これは大迷宮が用意したクソッタレな試練だ。なら、お前等が乗り切れないなんて有り得ない。見ろ。八重樫やド変態だって耐えてんだ。ここで万が一にでも負けたら、すげー恥ずかしいぞ?」

 雫はともかく……確かに負けたらあれ以下はいやだと思う。ティオを見ると無視されていることに興奮していた。

「確かにあれは…」

 南雲は三人を支えていた。三人とも幸せそうな表情を浮かべていた。

「まあ、この試練は乗り越えられそうだけど……」

俺は拘束されていた三人を見た。拘束された三人は気を失っていた。

「まあ、後何個、試練があるのか知らないが……」

「刀真くん…」

「あ、春乃かどうした?」

「アレに触れなくっていいの?」

「アレ?」

「ッ……堕ちちゃうぅ、堕ちちゃうのじゃぁあああっ」

「「………」」

「あ、ああ…まあ、少し騒がしいだけだから…」

「堕ちちゃうのじゃぁあああっ!!!!」

「……」カチッ!

ズドーン!ズドーン!ズドーーーン!!!

「まあ、……はい、静かにはなりましたね。」




 今後、本編が終わったら刀真達が産まれる前の話を書きたいと思っています。
 後、過去の話とかも書きたいです。
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