ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に 作:烙印バンザイ
刀真「作者どうしたんだよ?」
作者「いや〜、刀真の設定だの能力で主に三つほどつけたよな?」
刀真「あ、あ?そうなのか?」
作者「つけたんです。そしたらさあ。最近考えて…実は結構ヤバいのではと考えて少し調べた結果…」
刀真「……結果?」
作者「えっとですね。型月基準でも世界のバグらしいです。」
刀真「はい?」
作者「というか、刀真の存在自体もバグらしいです」
刀真「はい!?」
天之河達にはなにも感じないが春奈達には憎悪を感じた。周囲を見渡すと
「ユエ」
「……ハジメ」
「……お前のことが滅茶苦茶憎いんだけど」
「……あなたのことが凄く憎い」
普段の二人の会話とも思えないものだった。二人ともメンチを切り合っていた。
「ちょっと、何をしているんですか、二人共」
シアが二人に制止の声をかけるのかと思えば
「お二人をぶっ殺すのは私ですよ? 勝手なことしないで下さい」
周囲をみると全員がお互いに嫌悪感のある視線を……
「お、おい、お前達、南雲と両儀に何をする気だ! 南雲と両儀に手を出す気なら俺も黙ってはいないぞ!」
訂正しよう。一人いた。しかし普段の天之河なら絶対に言わない言葉だった。
(あ、これ…感情が反転してるのか…)
好印象なら逆にその分の憎悪を感じる。逆に印象が悪ければ好印象になる。
面倒な試練だと思い琥珀の方へ向いた。春奈と同様に憎悪を感じていたが様子が別の意味でおかしかった。
「……ことで」ぶつぶつ
「ちょっと?琥珀どうしたの?ぶつぶつ言って」
「こんなことでお嬢様の忠義が無くなると思っているのか糞虫共!!!!」
「はっ?」
琥珀は何故か普段と同じ感じで叫んだ。……琥珀は叫ぶこと自体は珍しいが本気でキレた時はああいう感じになる。……というか待て…琥珀は元に戻っているのでは?
「お嬢様…」
「なに、琥珀」
春奈は嫌悪感を出していたが琥珀は構わずに話していた。
ズドォオオオオン!!
琥珀が話している間に南雲が飛び出していった。
「…グフっ……それよりも、今はこの状況をどうにかするべきのはずです。」
「というか、なんで吐血したの?」
「何でもありません。」
間違いなく元の状態になっていた。なぜ元に戻ったのかは分からない。でもそんなことよりも
(敵に好意的で味方に憎悪を抱く……あれ?さっきまで逆だったのにいつも通りに感じる?)
俺は蛇行剣を取り出し魔力を放出した。
———
私は今、ある意味ダメージを受けていった。お嬢様に憎悪を向けられているからだ。
(これは……普通にきついです……うん、アレは……ッ!!!!)
刀真が蛇行剣を振り上げて魔力を放出していた。
(……)
刀真は大技をゴキブリの群に向かい撃ち込む気だった。しかし
(あっちのほうでは南雲さんやユエさんが……まさかアレはまずい)
「……ッ!と、刀真くん!?」
「……刀真(さん)!?」
「ご主人!?」
「両儀くん!?」
ユエさんと南雲さんはわかりませんがどうやら少しだけ憎悪がうすれているようでした。あの三人はあまり変わっていませんが。
刀真は目を閉じていました。そして
「南雲!!ユエ!!すまんが避けろ!!!!」
刀真は目を開き射線状にいる二人に向かい叫び水を纏った剣を振った。纏った水の斬撃を喰らったゴキブリは消滅した。
———
「はあ、はあはあ。」
危なかった…何が危なかったかというと下手をした場合、迷宮ごと破壊する可能性があったからだそれでも
まだ本当の意味で蛇行剣の力を出しきれていないことに本能的に気づいていた。それでももし仮に出せたとしてももっと大変だったからちょうどよかった気がする。
「おい!刀真!」
声のする方を見ると南雲とユエが立っていた。どうやら空間魔法で避けることができたようだ。
「よくも勝負の邪魔をしやがったな。」
「それは、すまん……魔力を放出してようやく戻ったんだよ……まあ、感情が逆になってることは気づいていたから自分が憎悪を向けている反対の奴を倒そうとしたけどなんか急に戻ったからまとめて吹き飛ばすことにした。」
「吹き飛ばすにしても限度があるだろ!!」
いやお前もよく殲滅させるだろうと言ったら迷宮があともう少しで崩壊するほどの威力は出さないと言われてしまった。その後、数十分南雲とユエに怒られた。どうやら天之河、坂上、谷口以外は自力で戻ることができたようだった。
気がつくと5本目の通路ができておりそこを登りきるといつものように洞が出来ていた。中に入ると転移陣が起動する。
光が収まるとそこは庭園だった。どうやらここは大樹の天辺付近のようだ。
「おいおい、おかしいだろ。……俺達がフェルニルで樹海の上を飛んで来たときには大樹なんてなかった。濃霧があるところまでで目算しても、この庭園の高さは二百メートルはある。こんなでっかい樹を見逃すはずがないが……なるほど。隠蔽する魔法でも働いてるってことか」
「……ん。闇系統にそういう魔法はある……魂魄魔法ならもっと……あるいは空間をずらしてる?」
「やっぱり、ここがゴールか」
俺たちは1番奥の石板の元へ歩いたのだが石板の場所までついた瞬間…
ポタポタ……
「と、刀真?なんで鼻血を出してるの?」
「…えっ?」
いつものように知識を無理やり刻み込まれる感覚がした。しかし今回は少し何かが違った。神代魔法を習得したが身体が少しおかしい…いくら負荷があるとしてもいつもはこうはならなかった。
「刀真?」
俺は神代魔法を習得したが意識を手放してしまった。
———
暗い…いや?明るい?……燃えてる?
「なんだ?ここは?」
そこは何処かの教会なのか炎で燃えていた。
「誰かいるのか?」
そこには二人の人影があったが両方どこか見覚えがあった。
「あれは?父さん!?」
そこには昔見せてもらった高校生の時の父さんが血塗れで立っていた。そしてその隣にいたのは…
「あれは…確か…セイバー?」
夢の中で出てきてあの蛇行剣の使い方を教えてくれたセイバーがボロボロの状態で若い頃の父さんの横に立っていた。
「セイバー!!!令呪を持って命ずる!!あの聖杯を破壊せ!!!!」
「天(あめ)、地(つち)、海(わだつみ)、嵐(あらし)、焔(ほむら)。天地自然の諸力を此処に――『界剣・天叢雲剣(かいけん・あまのむらくものつるぎ)』!!」
セイバーは魔力を最大限まで放出し金色の泥がはいった杯に向かい剣を振り上げた。
「清き水よ、たゆたい、流れ、海へと至りて星を成せ――『絶技・八岐怒濤(ぜつぎ・はっきどとう)』!!!」
ドゴオオオオオォォォォォン!!!!
セイバーが八つ水の斬撃は命中して周囲は光でなにもみえなくなった。
————
迷宮攻略後、フェアベルゲンでは私達にそれぞれ個室が用意されていた。
迷宮のゴールで刀真君はなぜか気を失ってしまったから刀真君の結果は分からないが天之河君、坂上君、鈴ちゃんは神代魔法は習得出来なかった。
フェアベルゲンに帰った後、春乃は自分で説明をしてない3人に説明をしていた。3人とも驚いていたが天之河君が余計なことを言っていたが気絶させられていた。
私は刀真君の様子を見に眠っている場所に行き様子を見た。
「……まだ寝てる……え?」
刀真君を私の妖精眼が見た時その光景に驚いた。
視界に映ったのは二つの強大な力がぶつかり合っていた。それだけではなかった。頭には死の茨が脳を締め付けように見えていた。しかしその二つでも驚いたが私が本当に驚いたものはその二つではなかった。
刀真君の周りで二つの力がぶつかり合っているがそれを呑み込むほどの底がない虚無の穴が広がっていた。
あらためて要素を調べたら刀真の場合、考えている最終段階は人類の脅威/概念の執行者の実力らしいです。分かりやすくすると相性によって人類悪正面から互角、あるいは相性次第でそれ以上に渡り合えるらしいです。まあ、流石に相性が悪い相手…死の概念が無かったり根源自体には勝てませんが。
結構ヤバい存在になる可能性があり知った時自分でもちょっと盛りすぎたと思いましたがヒロインの1人である春奈さんはもしも最終段階同士で戦った場合相打ちくらいに強くなります。