ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に 作:烙印バンザイ
天之河「な、なんだその動き?もっと真面目に……」
刀真「あのな…一応、真面目だぞ?というかわざと不規則になるように攻撃しているんだよ。」
坂上「うお!?急に攻撃が…」
谷口「ヒイィィ!!早いし変なところから攻撃が来るよ!!」
刀真「喋ってないで反撃してこい」
その後、3人は死んだように眠ることが出来たようです。
百三話
俺は暗い空間に立っていた。
「…真、…い」
聞き覚えのある声が聞こえる。
「…夜を…杯から…してあげて」
所々聞き取れない部分もあった。
「ごめんね、色々……て」
なにを頼んでいるのかは分からなかった。それでも…
「分かったよ」
俺は了承していた。普段なら何を頼んでいるのかわからない事には首をあまり突っ込むつもりはなかった。ただ今回は違った。目的も内容も分からないのに了承をした。どこかで頼まれていることは俺がやらなければいけない事だと思った。
「ありがとう」
優しい声でお礼を言われた。その言葉である事に気づいた。
「…もしかして、母さん?」
聞き覚えの声は母さんの気がした。声はしなくなった。誰もいないはずなのに2人の人間に見られてる気がしたがそれでも悪意は感じられずなにか温かい感じがした。
「…真君、刀真君起きて!」
誰かに呼ばれていた。どうやらもう目を覚まさないといけないようだ。
————
目を覚ますと飛行艇は着陸していた。どうやらこの先からは地上を歩くようだった。
飛行艇からでると吹雪が襲いかかってくる。一応、現在、使っている髪を結んでいる髪留めには様々な効果がありその一つに防寒機能があったので寒さは平気だった。
「わぁ、これが雪ですかぁ。シャクシャクしますぅ! ふわっふわですぅ!」
シアはテンションが上がっていた。初めての雪なのだろうか。琥珀は遠いところを見ていた。
「雪は嫌いなのか?」
「そうですね…あまり好きではありませんね。私の師匠…いえ、お母さんと死別したのも雪が降っていたので」
「なるほどな……琥珀の過去は濃いからな」
「「「刀真(君)は言えなくない?」」」
「えっ?」
確かに7歳で直死を開眼させたりその二か月後に瀕死になったり四か月間も事件に巻き込まれたりしたがなんとかなっていたりその一ヶ月後に春奈や琥珀と出会ったりした。後は中学2の時にあったことくらいだ。それくらいである。
「7歳の時から大分濃いよ!?会った後は仲が良くなって知ってるけど十分濃いよ!?しかも中2て刀真君も両親やお爺さん達が……」
「いや中2の時は春奈達に迷惑をかけたし……」
「いや、それは……「あぁぁぁぁぁぁぁぁ~~」え?」
「うん?」
どうやら雪ではしゃいでいたシアが雪で隠れていた割れ目に落ちていったようだ。
3人は唖然としていた。
「落ち着くのはお前らだ。高いところから落ちたくらいでシアがどうこうなるわけないだろう? それより、俺達も下に降りるぞ」
南雲は落ち着きながら手を振り崖の上から飛び降りていきそれに続いてユエも飛び降りた。
「なるほど、これは落ちれば良いのか」
「そうみたいですね。」
「そうだね。」
俺達も南雲達を追って飛び降りた。途中、上から悲鳴が聞こえてきたが気のせいだろう。
———
現在、俺達は氷雪の峡谷を快適に歩けたていった。谷口が障壁を展開させて風の威力を防いでいるからだ。
「……ん。悪くない」
この障壁には魔法の天才であるユエからもお墨付きを貰えるレベルらしい。
「……あれか?」
しばらく歩くと二等辺三角形のような綺麗な形の縦割れが見えた羅針盤を確認すると針は真っ直ぐその割れ目を示していたどうやらあそこが氷雪洞窟の入り口のようだ。
「着いたみたいですね。……でも、ハジメさん」
「ああ。わかってる。何か来るぞ。全員、備えろ!」
洞窟の中から気配を感じた。大体は天之河達3人は緊張しているようだ。
「「「「「ギギギギギィ!!」」」」」
洞窟の中から出てきたのはビッグフットのような物が出てきた。
「ビッグフット?」
「さ、流石、異世界だね。こんな所で雪山定番のUMAに出会うなんて……」
ちなみに俺はUMAを見れるのだったら個人的にはネッシーを見てみたいと思っている。
ネッシー……1934年に撮影された「外科医の写真」をきっかけに世界中で知られた物だ。後にそれは潜水艦に木の首をつけた物だったようだがもしもいるなら見てみたい。
「刀真君てたまに変な知識を持ってるよね。」
「春奈と琥珀に出会う前まで小学校では誰とも話さなかったからな本を読んでる時見つけて調べた。」
小学生の頃は2年生の頃から行きはじめて性格などの原因で誰とも話さなかった。大体は図書館で剣術の本とかの本を読んでいた。もしも春奈と琥珀と出会わなかったり爺ちゃんが他の剣術家の道場に手紙を書いて行かせて雫と会わなければ小学生の頃はほぼ1人だった気がした。
ビッグフットの対処は天之河達がやるようだった。まあ、南雲も改造していたアーティファクトでの実戦経験を積みたいようだ。
ちなみに一応、天之河達三人にもある程度、特訓はつけていた。ある程度の動きや理不尽な攻撃も対応できるようにはさせていたはずだが
「なっ、トリプルアクセルだとっ!?」
ビッグフットが斬撃や衝撃をフィギュアスケートの回避したのだ。その後もビッグフットに苦戦していたが天之河達は全滅させたが顔はスッキリとしていなかった。
どうやら真剣勝負がしたかったみたいだが殺し合いに真剣勝負とか言っていたら死ぬだろうと思ったりもした。
刀真は琥珀た春奈の過去の方が悲惨だと思っていますが割と刀真も悲惨な事は起こっています。ただ刀真の感性が少しバグっているだけです。他人が同じことが起きたら人によってですが普通に精神が壊れる可能性はあります。