ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に 作:烙印バンザイ
作者「何してんの?春奈?それに雫も?」
春奈「いや、刀真君がもしもだけど女の子の心…」
作者「あ、それはないよ」
二人「え?」
作者「まあ、結ばれるようにするけど…本人が気づくことはないね。あとはティオをどうするか困ってる。」
二人「ええ…」
天之河達やサポートととして雫と煉獄がフロストタートルの相手をすることになったのは良いのだが…
「他と比べて多くないか?」
南雲達に向かってくる氷の魔物達に比べて大量の氷が襲いかかっていた。
「まあ、能力的に刀真君が厄介だからじゃない?」
「確かに斬られたら再生できないけど…」
「そう言いつつ話しながらでも対応できているよな」
「まあ、慣れてる……危な…からな」
ズドーーン!!ズドーーーン!!!
急に床から氷の針が生えてきたがそれを躱して俺はそのまま大量の氷相手に対応を続けていた。
「……あれは…」
天之河達の方を見ると雫が死角からフロストイーグルに攻撃されているところが見えたので俺は蛇行剣を取り出し普段使いの剣を持ち替えてフロストイーグル方向に構え
「……よっと」カチッ!
ズドーン!ズドーン!ズドーーン!!
俺と雫の間には魔物がいたが隙間があったので剣圧を三発飛ばしてフロストイーグルに命中させた。
「刀真君…相変わらずその技術なんなの?」
春乃が呆れたような声で聞いてきた。そう言えば霊になった後も春乃は俺達を見ていたのか。
「……?今のがどうしたんだ?」
「その衝撃波?みたいな斬撃を精密に撃ち込むのて…結構難しいよね」
「難しい…?まあ、トータスに来たばかりとかはあまり慣れてなくて檜山とかのバカな行動に躊躇して止められなかったりしたてたけど今は慣れたから」
「刀真君慣れたとしても周りの人からバレずに撃ち込んだり小さい隙間を突いての攻撃て難しい気がするんだけど」
「それはさておき…そろそろ終わりそうだな」
襲ってくる氷の魔物に対応しながら天之河の方に向けると大技を撃っているところだった。
「このまま消えてくれぇ!! 俺は、俺にはっ! 力が必要なんだぁああああ!!!」
天之河は叫んでいたがまるで何かに焦っているようだった。結果フロストタートルは天之河の神威で身体は真っ二つになり破壊された。
「や、やった…はぁはぁ……倒した…俺が……」
天之河は肩で息をしながら谷口に支えられていた。谷口は不安そうに話しかけたが
ボバッ!
音を立てて魔石を掴んだフロストイーグルが、クレーターから飛び出した。
「くそっ、破壊しきれなかったのかっ! だが、逃がしは…ぐっ」
「光輝くん!」
天之河は悔しそうに歯噛みし、聖剣を構えて立ち上がろうとしても魔力の枯渇により満足に動けそうにない。そんな天之河を谷口は止めようとしても天之河は憑かれたように呟いていて天之河の耳には届いていないようだ。
「俺だってやれる……俺がやるんだ……両儀や南雲なんかより、俺が……正しいのは……俺で……」
天之河はまともに動く事も出来ないのにもかかわらず必要のない手札を使おうとしていた。
「限界と……」
「光輝くんってば!」
天之河は限界突破を使おうとしていたが今戦っているのは天之河一人ではない。
ザッシュ!
煉獄をもった雫が一瞬でフロストイーグルに近づき魔石ごと粉砕した。魔石が粉砕され部屋中の氷の魔物は崩れていった。
「……」
「はっはっはっはっ! やったなぁ、光輝! 俺達の勝ちだぜ!」
「え? あ、龍太郎……」
「おう、なに湿気た面してんだよ。勝ったんだからもっと喜べって! いやぁ、にしても、やっぱ光輝の〝神威〟はやべぇな。見ろよ。すげぇクレーターが出来てるぜ」
「……そうだな。俺、いや、俺達が勝ったんだな。大迷宮の化け物に」
「おうよ! 今までやられっぱなしだったからな。スカッとしたぜ」
「ははっ、確かに、ちょっとスッキリしたな」
「だろ? こりゃあ南雲や両儀に追いつく日も近そうだぜ」
「……だといいけどな」
坂上は盛り上がり谷口や雫も天之河の神威を称賛していた。しかし天之河は苦笑いをしながら話していた。
「……」
「刀真…あれは、どう思いますか?」
「あれ?天之河の方……そんなの…何かやらかしそうに決まっているだろう。」
「そうですね。」
「刀真君に琥珀も辛辣だ…まあ、否定はできないけど」
「さ、3人とも…」
「それじゃあ、お姉ちゃんはどう思う?」
「……」
春乃の問いに春奈は黙った。 沈黙の答えはおそらく春奈もなにかやらかすと思っているのだろう。
「というか刀真君、結構魔眼殺しを外しているけど大丈夫なの?」
「ああ、なんかな…負荷をあまり感じないんだよな」
樹海の迷宮後、直死の魔眼を使用しても負荷を感じなくなった。トータスに来てから元の世界より直死を使用すると負荷がかかっていたがその負荷も感じなくなった。
その後、南雲の号令で再び通路を歩き出した。30分間歩くと通路から出たのだが待っていのは迷路だった。
作者「物語も後半なのですがいまだにサブヒロインにしているティオに関しては扱いに困っています。春奈、雫、琥珀、春乃は決まっているのですが本当にティオに関してが思いついていません。……本当にどうしよう。」