ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に 作:烙印バンザイ
作者「流石に最初から無制限は駄目でしょ」
刀真「なるほどそうやって落とすのね」
刀真と琥珀はそう言った。私は刀真を見ると刀真の目は少し青くなっていた。
「ぐっ」
おかしい。俺はさっきから違和感を感じていた。魔眼の負荷が元の世界に比べて大きいのとそこまで時間が経っていないのに魔眼の負荷がでてきた。
「「「刀真(くん)」」」
「どうしましたか刀真」
「悪いまるで目に制限をかけられている気がする」
「大丈夫なんですか」
「今からは目を使わずに戦う」
「わかりました」
「カチッ」ズドンドンドン
俺は眼鏡をかけベヒモスに向かって剣圧を連続で撃った。琥珀はナイフを投擲して目を潰した。すると急にベヒモスの体が地面に埋もれた。後ろを見ると遠野と南雲が錬成で穴で沈めていた。
「ナイス、遠野、南雲カチッ」ズドーン
穴に沈んだベヒモスの頭に俺は今出せる8割の力で剣圧を飛ばした。2割残したのはこの通路から一気に走るために残してあった。そうして琥珀と遠野と南雲は走り出そうとしたら後ろから音がした。なんと頭を潰したと思ったベヒモスが立ち上がろうとしていた。
(ち、もうちょっと強く撃っとけば良かった)
琥珀は遠野を守るように戦闘体勢にはいり、俺は南雲、遠野を守れるように構えた。
すると後ろから魔法がベヒモスに向かい飛んでいった。階段側にいったクラスメイト達が魔法で逃げられるように援護していた。俺はベヒモスに向かい剣圧を飛ばしそれと同時に四人は階段めがけて走り出した。
すると俺は階段側から悪意を感じたそれは一つの火球の魔法だった俺はそれが通り過ぎた瞬間、悪寒がした。その火球を俺は止めようと踏みとどまった瞬間、南雲に当たり南雲はふらついていた。俺は焦っていた。
(まずい)
しかもベヒモスが怒り狂っていてその衝撃で橋が壊れ俺や遠野と琥珀、南雲は橋が壊れ奈落に落っていった。
(南雲は、くそ、っ遠野と琥珀)
落っている瞬間、南雲を見失ってしまったが遠野と琥珀は見つけたのでなるべく近づいた。
「離して! 南雲くんの所に行かないと! 約束したのに! 私がぁ、私が守るって! 離してぇ!」
「香織っ、ダメよ! 香織!」
「香織!君まで死ぬ気か! 南雲はもう無理だ! 落ち着くんだ! このままじゃ、体が壊れてしまう!」
「無理って何!? 南雲くんは死んでない! 行かないと、きっと助けを求めてる!」
何故か刀真、遠野、琥珀の名前は上がらなかった。
その時、メルド団長がツカツカと歩み寄り、問答無用で香織の首筋に手刀を落とした。ビクッと一瞬痙攣し、そのまま意識を落とす香織。
ぐったりする香織を抱きかかえ、光輝がキッとメルド団長を睨む。文句を言おうとした矢先、雫が遮るように機先を制し、団長に頭を下げた。
「すいません。ありがとうございます」
「礼など……止めてくれ。もう一人も死なせるわけにはいかない。全力で迷宮を離脱する。……彼女を頼む」
「言われるまでもなく」
目の前でクラスメイトが四人が死んだのだ。クラスメイト達の精神にも多大なダメージが刻まれている。誰もが茫然自失といった表情で石橋のあった方をボーと眺めていた。中には「もう嫌!」と言って座り込んでしまう子もいる。
光輝がクラスメイト達に向けて声を張り上げる。
「皆! 今は、生き残ることだけ考えるんだ! 撤退するぞ!」
途中、魔法陣が描かれた扉がありそこを潜ると二十階層だった
「帰ってきたの?」
「戻ったのか!」
「帰れた……帰れたよぉ……」
「お前達! 座り込むな! ここで気が抜けたら帰れなくなるぞ! 魔物との戦闘はなるべく避けて最短距離で脱出する! ほら、もう少しだ、踏ん張れ!」
騎士団員達が中心となって最小限だけ倒しながら一気に地上へ向けて突き進んだ。正面門に到着しクラスメイトは安心していた。
そんな生徒達を横目に気にしつつ、受付に報告に行くメルド団長。
二十階層で発見した新たなトラップは危険すぎる。石橋が崩れてしまったので罠として未だ機能するかはわからないが報告は必要だ。
そして、四人の死亡報告もしなければならない。
ホルアドの町に戻った一行は何かする元気もなく宿屋の部屋に入った。幾人かの生徒は生徒同士で話し合ったりしているようだが、ほとんどの生徒は真っ直ぐベッドにダイブして眠りについた。
町の一角で
「ヒ、ヒヒヒ。ア、アイツが悪いんだ。雑魚のくせに……ちょ、調子に乗るから……て、天罰だ。……俺は間違ってない……白崎のためだ……あんな雑魚に……もうかかわらなくていい……俺は間違ってない……ヒ、ヒヒ」
「へぇ~、やっぱり君だったんだ。異世界最初の殺人がクラスメイトか……中々やるね?」
「ッ!? だ、誰だ!」
「お、お前、なんでここに……」
「そんなことはどうでもいいよ。それより……人殺しさん? 今どんな気持ち? 恋敵をどさくさに紛れて殺すのってどんな気持ち?まあ他にも巻き込まれたけど」
「……それが、お前の本性なのか?」
「本性? そんな大層なものじゃないよ。誰だって猫の一匹や二匹被っているのが普通だよ。そんなことよりさ……このこと、皆に言いふらしたらどうなるかな? 特に……あの子が聞いたら……」
「ッ!? そ、そんなこと……信じるわけ……証拠も……」
「ないって? でも、僕が話したら信じるんじゃないかな? あの窮地を招いた君の言葉には、既に力はないと思うけど?」
「ど、どうしろってんだ!?」
「うん? 心外だね。まるで僕が脅しているようじゃない? ふふ、別に直ぐにどうこうしろってわけじゃないよ。まぁ、取り敢えず、僕の手足となって従ってくれればいいよ」
「そ、そんなの……」
「白崎香織、欲しくない?」
「ッ!? な、何を言って……」
「僕に従うなら……いずれ彼女が手に入るよ。本当はこの手の話は南雲にしようと思っていたのだけど……君が殺しちゃうから。まぁ、彼より君の方が適任だとは思うし結果オーライかな?」
「……何が目的なんだ。お前は何がしたいんだ!」
「ふふ、君には関係のないことだよ。まぁ、欲しいモノがあるとだけ言っておくよ。……それで? 返答は?」
「……従う」
「アハハハハハ、それはよかった! 僕もクラスメイトを告発するのは心苦しかったからね! まぁ、仲良くやろうよ、人殺しさん? アハハハハハ」
「ヒヒ、だ、大丈夫だ。上手くいく。俺は間違ってない……」
クラスメイトの知らない所で二人の人間は話していた。
刀真「弱体化されていた」
作者「逆に元の世界ならどれくらいいけたの」
刀真「無制限」
作者「無制限!」
刀真「何回か死にかけたらそうなった」
作者「過去編でかけるかなその話。」