ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に 作:烙印バンザイ
一話
月曜日は、憂鬱である。それは、学校があるからだ。俺は目が覚めるとその景色には線が見えていた。しかし赤い髪の魔法使い・・・いや先生に貰った眼鏡をかけるとその線は消えて線がない景色が広がった。俺は学校に行く準備をしてヘッドフォンをつけ音楽を聴きながら学校に行った。
教室に入るといつもの光景が広がっていた。
「よぉ、キモオタ!また、徹夜でゲームか?どうせエロゲでもしてたんだろ?」
「うわっ、キモ~。エロゲで徹夜とかマジキモイじゃん~」
いつも通り南雲ハジメに虐めのような雰囲気をつくりだしている檜山の四人組がまた南雲にちょっかいを出していた。南雲とは趣味があった友達であり仲も良いが南雲がとくに言わないからなにもしていない。まあ度が過ぎた場合は、容赦なくやるけど。一度あまりにも度が過ぎたため四人をボコした事はあった。まあ誰がやったかは本人達も知らないようだけど。
「邪魔だからどいてくれない」
「うるせぇな、お前もキモオタだろ。邪魔するなよ。」
「南雲、おはよう借りれた本面白かったよ。」
「おはよう、ありがとう」
「おい無視するな。」
こう言う時は無視にかぎる。なぜこうちょっかいを出されているのかは明白である。
「あっ!おはよう南雲くん、今日は何時もよりちょっと早いんだね。何時もこれ位の時間に来れば良いのに!」
「ああ……おはよう白崎さん。」
「うん!」
彼女の名前は白崎香織。学校で三大女神と言われ男女問わず絶大な人気を誇る途轍とてつもない美少女だ。そんな香織はなぜかよくハジメを構うのだ。徹夜のせいで居眠りの多いハジメは不真面目な生徒と思われており(成績は平均を取っている)、生来の面倒見のよさから香織が気に掛けていると思われている。だからこそ男子生徒の嫉妬をかっている。白崎がいるてことは・・・面倒な奴がくるな
「南雲君。おはよう。毎日大変ね」
「香織、また彼の世話を焼いているのか? 全く、本当に香織は優しいな」
「全くだぜ、そんなやる気ないヤツにゃあ何を言っても無駄と思うけどなぁ」
八重樫雫、天之河光輝、坂上龍太郎が順番に挨拶をしていた。
「おはよう、八重樫さん、天之河くん、坂上くん。はは、まぁ、自業自得とも言えるから仕方ないよ」
「それが分かっているなら直すべきじゃないか? いつまでも香織の優しさに甘えるのはどうかと思うよ。香織だって君に構ってばかりはいられないんだから」
ハジメとしては「甘えたことなんてないよ! むしろ放っておいてくれ!」と声を大にして反論したいのだが、そんなことをすれば強制連れションが実行されるだろう。光輝自身、思い込みが激しいところがあるので反論しても無駄であろうことも口を閉じさせる原因だ。
「いや~、あはは……」
ハジメは笑ってやり過ごそうとする。が、今日も変わらず我らが女神は無自覚に爆弾を落とす。
「? 光輝くん、なに言ってるの? 私は、私が南雲くんと話したいから話してるだけだよ?」
「え? ……ああ、ホント、香織は優しいよな」
また天之河は勘違いをしていると南雲には悪いが僕は気配消しながら愚痴を言うとある一人に話しかけられた。
「おはよう刀真」
俺はヘッドフォンをしながら顔を上げるとそこには八重樫雫が話かけていた。雫とは古い時からの付き合いではある家が剣術をやっているなどで仲が良いのかわからないがそれなりに話しているほうである。更にある少女が来た。
「おはよう刀真くん、南雲くん」
彼女の名前は遠野春奈これまた小学生くらいからの友人である。学校の三大女神といわれていて結構でかい家に住んでいるお嬢様で性格も良いため学校でモテている。
「・・・おはよう」
俺はそう返すと
「両儀ヘッドフォンを外したらどうだせっかく二人が話しかけているのに」
天之河に小言を言われていた。俺はこの小言があるから朝はヘッドフォンをつけているのである。この五人はだいたい固まっているしかもその中の三人が僕と南雲に話かけるのでそれは三人が優しいがけだからだと天之河は思い込んでいるためよりたちが悪かった。
「天之河、小言も良いがそろそろ席についたらどうだ」
「小言ではなく君たちの事を思っていっているんだ」
余計タチが悪いわ心の中でつぶやいていると二人は席に戻っていった。
「……ごめんなさいね? 二人共悪気はないのだけど……」
雫は俺と南雲にこっそり謝罪してきた。雫も大変そうだなと心の中で黙祷した。
「また後で」
遠野も自分の席に行った。そうこうしている内にチャイムがなり教室には教師が入って来て南雲は夢の中に旅立った。
昼休憩に入り隣の席の南雲は十秒でチャージできる物をとっていたちなみに自分は、コンビニおにぎりである。するとそこに白崎が来て。
「南雲くん。珍しいね、教室にいるの。お弁当? よかったら一緒にどうかな?」
南雲にとっては悪夢のような物であり俺にとっても面倒な火種であった。
「あ~、誘ってくれてありがとう、白崎さん。でも、もう食べ終わったから天之河君達と食べたらどうかな?」
南雲は抵抗していたが
「えっ! お昼それだけなの? ダメだよ、ちゃんと食べないと! 私のお弁当、分けてあげるね!」
だよね。まあこうなると席の近くにくるのは
「香織。こっちで一緒に食べよう。南雲はまだ寝足りないみたいだしさ。せっかくの香織の美味しい手料理を寝ぼけたまま食べるなんて俺が許さないよ?」
この男である。何故俺にも被害が来るかってそれは
「刀真くん一緒にご飯食べよ。」
遠野が誘ってくるからである。
「誘ってもらうのはありがたいがすぐ食べ終わるから天之河と食べたらどうだ。」
遠野は確かに話はするが周りの目が面倒くさいのと単純おにぎり三つ食べたら終わりなので一緒に食べようとしてもすぐに終わるからである。
「春奈もこっちで食べよう。両儀もこういっていることだし。」
「え? なんで光輝くんの許しがいるの?」
「天之河くんには関係ないよね。私は刀真くんと話していたんだよ。なんで天之河くんに言われないといけないの。」
素で聞き返す白崎と遠野に思わず雫が「ブフッ」と吹き出した。天之河は困ったように笑いながらあれこれ話している。
隣を見ると南雲は現実逃避をしていた。しかしその瞬間、嫌な予感が体全身に走った。天之河の足元に魔法陣が現れたからである。
(なんで天之河の足元に魔法陣がまるでいや先生のと比べたら先生の方がすごそうだけどこの魔法陣はヤバい)
魔法陣は教室全体にひろがっていた教室にいた愛子先生が咄嗟に「皆!教室から出て!」と叫んだと同時に魔法陣は爆発したように光った。
教室から光が消えるとそこにいった人間は消えていた。この事件は、白昼の高校で起きた集団神隠しとして、大いに世間を騒がせるのだが、それはまた別の話。
話を書くペースがどんどん遅くなったり数年書けなくなる時期があると思いますが暇を見つけたら気長に書いていきたいと思います。