ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に   作:烙印バンザイ

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作者「素材が足りない」
刀真「なんのゲーム」
作者「fgoにきまっているやろう」
刀真「周回しろよ」



三十三話

 俺達は、樹海を移動した。15分歩くと南雲が言葉を発した。

 「……なんだこりゃ」

 俺達は、大樹についてフェアベルゲンで見た木々のスケールが大きいバージョンだと思っていた。しかし、実際、大樹は枯れていた。

 「大樹は、フェアベルゲン建国前から枯れているそうです。しかし、朽ちることはない。枯れたまま変化なく、ずっとあるそうです。周囲の霧の性質と大樹の枯れながらも朽ちないという点からいつしか神聖視されるようになりました。まぁ、それだけなので、言ってみれば観光名所みたいなものですが……」

 大樹の根元に近づくとアルフレリックが言っていた通り石板が建てられていた。

 「…あった」

 「ありましたね」

 「これは……オルクスの扉の……」

 「……ん、同じ文様」

 南雲は、オルクスの指輪を取り出し。文様を確認していた。

 「やっぱり、ここが大迷宮の入口みたいだな……だが……こっからどうすりゃいいんだ?」

 「ハジメ……これ見て」

 「ん? 何かあったか?」

 ユエが南雲を呼んでいた。ユエは、石板の後ろをみていた。後ろを見てみると表の七つの文様に対応する様に小さな窪みが開いていた。

 「これは……」

 南雲は、手に持っているオルクスの指輪を表のオルクスの文様に対応している窪みに嵌めてみる。すると……石板が淡く輝きだした。 

 〝四つの証〟

 〝再生の力〟

 〝紡がれた絆の道標〟

 〝全てを有する者に新たな試練の道は開かれるだろう〟

 「……どういう意味だ?」

 「……四つの証は……たぶん、他の迷宮の証?」

 「まあ、そうなるな」

 「……再生の力と紡がれた絆の道標は?」

 「う~ん、紡がれた絆の道標は、あれじゃないですか? 亜人の案内人を得られるかどうか。亜人は基本的に樹海から出ませんし、ハジメさん達みたいに、亜人に樹海を案内して貰える事なんて例外中の例外ですし」

 「……なるほど。それっぽいな」

 「……あとは再生……私?」

ユエが試そうとすると春奈がとめる。

 「たぶん違うと思うよ。わざわざ条件に固有魔法を使うかな?」

 「……ん~、枯れ木に……再生の力……最低四つの証……もしかして、四つの証、つまり七大迷宮の半分を攻略した上で、再生に関する神代魔法を手に入れて来いってことじゃないか?」

 「まあ、そんなに単純なはなしではないようですね」

 「はぁ~、ちくしょう。今すぐ攻略は無理ってことか……面倒くさいが他の迷宮から当たるしかないな……」

 「ん……」

 「まあ、そうなるな」

「そうなるよね」

「そうなりますよね」

 「いま聞いた通り、俺達は、先に他の大迷宮の攻略を目指すことにする。大樹の下へ案内するまで守るという約束もこれで完了した。お前達なら、もうフェアベルゲンの庇護がなくても、この樹海で十分に生きていけるだろう。そういうわけで、ここでお別れだ」

 「とうさ「ボス!教官!副教官!お話があります!」……あれぇ、父様? 今は私のターンでは…」

 シアが別れの言葉を言いかけた時。カムが一歩前に出た。ビシッと直立不動の姿勢だ。

 「あ~、何だ?」

 「なんですか」

 「なんだ?」

 「ボス、我々もボス達のお供に付いていかせて下さい!」

 「えっ! 父様達もハジメさんに付いて行くんですか!?」

 「我々はもはやハウリアであってハウリアでなし! お三方の部下であります! 是非、お供に! これは一族の総意であります!」

 「ちょっと、父様! 私、そんなの聞いてませんよ! ていうか、これで許可されちゃったら私の苦労は何だったのかと……」

 「ぶっちゃけ、シアが羨ましいであります!」

 「ぶっちゃけちゃった! ぶっちゃけちゃいましたよ! ホント、この十日間の間に何があったんですかっ!」

 (俺と琥珀考案ハウリアブートキャンプをしてました)

 「却下」

 「無理です」

「無理だな」

 「なぜです!?」

 「足でまといだからに決まってんだろ、バカヤロー」

 「しかしっ!」

 「調子に乗るな。俺の旅についてこようなんて百八十日くらい早いわ!」

 「具体的!?」

 「いや、もっと掛かりますよ!」

 「教官は、厳しいすぎ!」

 「じゃあ、あれだ。お前等はここで鍛錬してろ。次に樹海に来た時に、使えるようだったら部下として考えなくもない」

 「……そのお言葉に偽りはありませんか?」

 「ないない」

 「嘘だったら、人間族の町の中心でボス達の名前を連呼しつつ、新興宗教の教祖のごとく祭り上げますからな?」

 「祭るならお嬢様にしなさい」

「琥珀!?」

「琥珀話がズレてる。」

 「お、お前等、タチ悪いな……」

「そりゃ、ボス達の部下を自負してますから」

 「ぐすっ、誰も見向きもしてくれない……旅立ちの日なのに……」

 シアは、いじけていたが誰も気づいていなかった。

 「ハジメさん。そう言えば聞いていませんでしたが目的地は何処ですか?」

 「あ? 言ってなかったか?」

 「聞いてませんよ!」

 「……私は知っている」

 「そういえばシアに話してなかったな」

 「そうだったね」

「そうでしたね」

「わ、私だって仲間なんですから、そういうことは教えて下さいよ! コミュニケーションは大事ですよ!」

「悪かったって。次の目的地はライセン大峡谷だ」

「ライセン大峡谷?」

「一応、ライセンも七大迷宮があると言われているからな。シュネー雪原は魔人国の領土だから面倒な事になりそうだし、取り敢えず大火山を目指すのがベターなんだが、どうせ西大陸に行くなら東西に伸びるライセンを通りながら行けば、途中で迷宮が見つかるかもしれないだろ?」

「つ、ついででライセン大峡谷を渡るのですか……」

「まあ、近いからいいだろ」

「お前なぁ、少しは自分の力を自覚しろよ。今のお前なら谷底の魔物もその辺の魔物も変わらねぇよ。ライセンは、放出された魔力を分解する場所だぞ? 身体強化に特化したお前なら何の影響も受けずに十全に動けるんだ。むしろ独壇場だろうが」

 「……師として情けない」

 「うぅ~、面目ないですぅ」

 「…私も」

「あれ、確か私、春奈さんと接近戦の戦いでボコボコにされたんですけど」

「…はあ!?」

南雲は、驚いていた。ユエは見ていたから驚いていなかったが一応、奈落の攻略の後、訓練以外でも鍛えてほしい。と頼まれたのでみんなが寝た後に訓練の続きをしていた。すると、南雲より低かった身体能力が同じくらいかちょっと上まで高くなっていた。これには、俺と琥珀も驚いた。

 「で、では、ライセン大峡谷に行くとして、今日は野営ですか? それともこのまま、近場の村か町に行きますか?」

 「そうだね、どうするの?」

「出来れば、食料とか調味料関係を揃えたいし、今後のためにも素材を換金しておきたいから町がいいな。前に見た地図通りなら、この方角に町があったと思うんだよ」

 「はぁ~そうですか……よかったです」

 「どうした?」

 「はい?」

 「いやぁ~、ハジメさん達のことだから、ライセン大峡谷でもいくら琥珀さんが調理したとはいえ魔物の肉をバリボリ食べて満足しちゃうんじゃないかと思ってまして……ユエさんはハジメさんの血があれば問題ありませんし……どうやって私用の食料を調達してもらえるように説得するか考えていたんですよぉ~、杞憂でよかったです。ハジメさん達もまともな料理食べるんですね!」

 「私の料理になにか不満でも?」

 「当たり前だろ! 誰が好き好んで魔物なんか喰うか! ……お前、俺を何だと思ってるんだ……」

 「プレデターという名の新種の魔物?」

 「OK、お前、町に着くまで車体に括りつけて引きずってやる」

 「ちょ、やめぇ、どっから出したんですかっ、その首輪! ホントやめてぇ~そんなの付けないでぇ~、刀真さん、春奈さん、琥珀さん、ユエさん見てないで助けてぇ!」

 「……自業自得」

 「自業自得だな」

 「自業自得だね」

「自業自得ですね」

 南雲とユエは、二人だけの空間ができていた。

 「あのぉ~、いい雰囲気のところ申し訳ないですが、この首輪、取ってくれませんか? 何故か、自分では外せないのですが……あの、聞いてます? ハジメさん? ユエさん?ちょっと、無視しないで下さいよぉ~、刀真さん、春奈さん、琥珀さんも無視しないでください泣きますよ! それは、もう鬱陶しいくらい泣きますよぉ!」

 充分、鬱陶しいと思いながら無視を続けていた。

 




ゲームで神引きして引いた時、運使い果たしたかと思いビビるのわかりますか?

ギャグ回か過去回みたいなの作るときにどういうネタにするか

  • 幼児化
  • 性別転換
  • 王様ゲーム
  • 先生との過去
  • 刀真のトラウマ
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