ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に 作:烙印バンザイ
刀真「どうした?」
作者「150万まで貯めたのに」
刀真「ああ、」
作者「別のゲームのリセマラと並行していたため50万までのデータまで戻された」
刀真「リセマラと同時にやるなよ」
「止まってくれ。ステータスプレートを。あと、町に来た目的は?」
「食料の補給がメインだ。旅の途中でな」
南雲が門番と話していた。俺達は、ステータスプレートを見せたが門番は、目を擦るなどの様子をとりながらステータスを見ていた。南雲と春奈の様子を見てみると少し焦っていた。俺と琥珀は、隠蔽していたが南雲と春奈は隠蔽を忘れていたなと予想した。
「ちょっと前に、魔物に襲われてな、その時に壊れたみたいなんだよ」
「こ、壊れた? いや、しかし……」
「壊れてなきゃ、そんな表示おかしいだろ? まるで俺が化物みたいじゃないか。門番さん、俺がそんな指先一つで町を滅ぼせるような化物に見えるか?」
「そうですよ、私達が町を壊せるわけないじゃないですか」
二人は、嘘をついくがシアとユエからは呆れられていた。
「はは、いや、見えないよ。表示がバグるなんて聞いたことがないが、まぁ、何事も初めてというのはあるしな……そっちの二人は……」
「さっき言った魔物の襲撃のせいでな、こっちの子のは失くしちまったんだ。こっちの兎人族は……わかるだろ?」
門番は嫉妬しているような目を南雲に向けながら尋ねたが南雲は肩をすくめ何も答えなかった。
「まぁいい。通っていいぞ」
「ああ、どうも。おっと、そうだ。素材の換金場所って何処にある?」
「あん? それなら、中央の道を真っ直ぐ行けば冒険者ギルドがある。店に直接持ち込むなら、ギルドで場所を聞け。簡単な町の地図をくれるから」
「おぉ、そいつは親切だな。ありがとよ」
「ありがとうございます」
町に入ったがシアは、南雲を睨んでいた。
「どうしたんだ? せっかくの町なのに、そんな上から超重量の岩盤を落とされて必死に支えるゴリラ型の魔物みたいな顔して」
「確かにゴリラみたいな顔してるな」
「誰がゴリラですかっ! ていうかどんな倒し方しているんですか! ハジメさんと刀真さんなら一撃でしょうに! 何か想像するだけで可哀想じゃないですか!」
「……脇とかツンツンしてやったら涙目になってた」
「まさかの追い討ち!? 酷すぎる!」
「首から下がバラバラになっていた」
「グロすぎです!ってそうじゃないですぅ!」
シアが騒いでいてうるさいと思っていると
「これです! この首輪! これのせいで奴隷と勘違いされたじゃないですか! ハジメさん、わかっていて付けたんですね! うぅ、酷いですよぉ~、私達、仲間じゃなかったんですかぁ~」
「あのなぁ、奴隷でもない亜人族、それも愛玩用として人気の高い兎人族が普通に町を歩けるわけないだろう? まして、お前は白髪の兎人族で物珍しい上、容姿もスタイルも抜群。断言するが、誰かの奴隷だと示してなかったら、町に入って十分も経たず目をつけられるぞ。後は、絶え間無い人攫いの嵐だろうよ。面倒……ってなにクネクネしてるんだ?」
「南雲〜今言ったことに関係あるぞ」
「そうだね」
「そうですね」
「どのへんが?」
「も、もう、ハジメさん。こんな公衆の面前で、いきなり何言い出すんですかぁ。そんな、容姿もスタイルも性格も抜群で、世界一可愛くて魅力的だなんてぇ、もうっ! 恥かしいでっぶげら!?」
「あ〜あ」
「……調子に乗っちゃだめ」
「……ずびばぜん、ユエざん」
「あ~、つまりだ。人間族のテリトリーでは、むしろ奴隷という身分がお前を守っているんだよ。それ無しじゃあ、トラブルホイホイだからな、お前は」
「それは……わかりますけど……」
「・・・・・・・」
「……有象無象の評価なんてどうでもいい」
「ユエさん?」
「……大切な事は、大切な人が知っていてくれれば十分。……違う?」
「………………そう、そうですね。そうですよね」
「……ん、不本意だけど……シアは私が認めた相手……小さい事気にしちゃダメ」
「……ユエさん……えへへ。ありがとうございますぅ」
「「「・・・・・・・」」」
俺達は、三人の様子を見ていたが
「これ、さあ、トラブルホイホイなの南雲もじゃない」
「まあ、そう思いますが・・・・・・・」
「どうした?」
「刀真君もトラブルホイホイに入ると思うよ」
「えっ!」
二人からいきなり言われたが心外であると思ったら…多少は、自覚はしているが春奈や琥珀と行動している時にもトラブルが起きるんだよな。と言っても怒られそうなので黙っておいた。いつの間にか俺以外、冒険者ギルドに入っていたのでいそいで中に足を踏み入れた。
ギルドの中は意外にも清潔感があった。予想通り他の冒険者の視線が刺さっていたが特に邪魔されることはなかった。カウンターには、オバチャンが立っていた。オバチャンを見て南雲にユエとシアが冷たい目をして見ていた。
「あんた冒険者じゃなかったのかい? 確かに、買取にステータスプレートは不要だけどね、冒険者と確認できれば一割増で売れるんだよ」
「そうだったのか」
「両手に花を持っているのに、まだ足りなかったのかい? 残念だったね、美人の受付じゃなくて」
「いや、そんなこと考えてないから」
「あはははは、女の勘を舐めちゃいけないよ? 男の単純な中身なんて簡単にわかっちまうんだからね。あんまり余所見ばっかして愛想尽かされないようにね?」
「……肝に銘じておこう」
南雲は、何か余計な事を考えていたようだった。周りをみていると他の冒険者達は見慣れているようだった。
「・・・・・・・」
「春奈どうした?」
「あんたは、あんたで女の子を無視はいけないよ」
「そうだな、すまん。それでどうした?」
「…鈍感」
確かに視線を向けられていたのに気づかずいたのは悪いし視線の正体がもし敵ならやばいな。
「あんたは、女心を学んだほうがいいわよ」
なんか心の中を見られた気がするが何故、それで女心になるんだろうか。…でも昔から色んな人から女心を学べとはいわれる事があったがまさか初対面で言われるとは思わなかった。
「さて、じゃあ改めて、冒険者ギルド、ブルック支部にようこそ。ご用件は何かしら?」
「ああ、素材の買取をお願いしたい」
「素材の買取だね。じゃあ、まずステータスプレートを出してくれるかい?」
「ん? 買取にステータスプレートの提示が必要なのか?」
「あんた達冒険者じゃなかったのかい? 確かに、買取にステータスプレートは不要だけどね、冒険者と確認できれば一割増で売れるんだよ」
「そうだったのか」
「他にも、ギルドと提携している宿や店は一~二割程度は割り引いてくれるし、移動馬車を利用するときも高ランクなら無料で使えたりするね。どうする? 登録しておくかい? 登録には千ルタ必要だよ」
「う~ん、そうか。ならせっかくだし登録しておくかな。悪いんだが、持ち合わせが全くないんだ。買取金額から差っ引くってことにしてくれないか? もちろん、最初の買取額はそのままでいい」
「あ、俺と春奈と琥珀も頼む」
「可愛い子四人もいるのに文無しなんて何やってんだい。ちゃんと上乗せしといてあげるから、不自由させんじゃないよ?」
俺と春奈と琥珀と南雲は、オバチャンにステータスプレートを手渡した。今回は、南雲と春奈も隠蔽をしていた。ユエとシアは、ステータスプレートをいま作ると隠蔽されていない状態で見られるため登録はしなかった。オバチャンに手渡したステータスプレートが戻ってきた。
「男なら頑張って黒を目指しなよ? お嬢さん達にカッコ悪いところ見せないようにね」
「まあ、そうだな」
「ああ、そうするよ。それで、買取はここでいいのか?」
「構わないよ。あたしは査定資格も持ってるから見せてちょうだい」
このオバチャンって優秀なのでは、と思っていると
「こ、これは!」
オバチャンの驚いたような声を出した。オバチャンはため息を吐き南雲に視線を戻した。
「とんでもないものを持ってきたね。これは…………樹海の魔物だね?」
「ああ、そうだ」
奈落の素材は、大パニックが起こると思ったが樹海でもこの反応なのかと思った。
「……あんたも懲りないねぇ」
「何のことかわからない」
オバチャンは呆れた視線で南雲を見ていた。
「…南雲」
「…なんだ」
「現実は、残酷だそ」
「…知っている」
いかに南雲が変心したとしてもオタク魂までは消せなかった様だ。南雲は、現実から目を逸らしていた。
「樹海の素材は良質なものが多いからね、売ってもらえるのは助かるよ」
オバチャンはオバチャンでなにもなかったように接していた。めちゃくちゃいい人だと思った。
「やっぱり珍しいか?」
「そりゃあねぇ。樹海の中じゃあ、人間族は感覚を狂わされるし、一度迷えば二度と出てこれないからハイリスク。好き好んで入る人はいないねぇ。亜人の奴隷持ちが金稼ぎに入るけど、売るならもっと中央で売るさ。幾分か高く売れるし、名も上がりやすいからね」
オバチャンの視線がシアに向いていた。オバチャンは、シアの協力で探索したと思っているようだった。全ての素材を査定し金額を提示した。買取額は四十八万七千ルタだった。
「これでいいかい? 中央ならもう少し高くなるだろうけどね。」
「いや、この額で構わない。ところで、門番の彼に、この町の簡易な地図を貰えると聞いたんだが……」
「ああ、ちょっと待っといで……ほら、これだよ。おすすめの宿や店も書いてあるから参考にしなさいな」
オバチャンは、南雲に地図を手渡した。その地図を見てみると金を出してもいいくらいに精巧で有用な情報が記されていた。
「おいおい、いいのか? こんな立派な地図を無料で。十分金が取れるレベルだと思うんだが……」
「構わないよ、あたしが趣味で書いてるだけだからね。書士の天職を持ってるから、それくらい落書きみたいなもんだよ」
趣味でそこまでしてさらに査定資格もある。このオバチャン本当に何者なんだと考えた。
「そうか。まぁ、助かるよ」
「ありがとう」
「いいってことさ。それより、金はあるんだから、少しはいいところに泊りなよ。治安が悪いわけじゃあないけど、その四人ならそんなの関係なく暴走する男連中が出そうだからね」
南雲は、苦笑いをしていた。俺は人の顔が良いのは分かるがどこまでがイケメンとかどこまでがかわいいまでは、あまり興味がなかったため考えた事がなかったが南雲の表情や他の冒険者達からの視線で四人は確かに目立つようだった。
「ふむ、いろんな意味で面白そうな連中だね……」
0時から21時まで金集めしていたデータが吹き飛ぶとみなさんだったらどう思いますか。僕は、泣きました。
ギャグ回か過去回みたいなの作るときにどういうネタにするか
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幼児化
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性別転換
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先生との過去
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刀真のトラウマ