ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に 作:烙印バンザイ
琥珀「私も兵器を使いますか?」
作者「まだあの兵器はでません「カチッ」え?」ドン!!
刀真「作者…聞きたいことが…またか」
(何だよ、これは……何なんだよ、これは!!)
清水幸利は、目の前の惨状に体を震わせながら言葉を失った様に口をパクパクさせていた。
ドゥルルルルルルルルル!!!
ドゥルルルルルルルルル!!!
無数の弾幕が大量の魔物を貫いていた。南雲の左側ではシアが連続してロケットランチャーをぶっ放していた。
「これは、どっちが殺戮をしにきているのかわかりませんね」ドドドン!!ドドドドン!!
琥珀は、両手にマシンガンを持ち魔物に向かい乱射していた。
「あきらかにこっちが(魔物を)殺戮してるけどな…よっと!!」カチッ!
ズドーン!!ズドーン!!
「むぅ、妾はここまでのようじゃ……もう、火球一つ出せん……すまぬ」
どうやらティオが魔力を使い果たしたらしい。
「…お疲れ、休んでっていいよ」
「ご主人様が優しい…罵ってくれるかと思ったのじゃが……いや、でもアメの後にはムチが……期待しても?」
「・・・・・・・」スゥー
俺は、空間収納から蛇行剣を取り出し「カチッ!」ティオに刀を向けて
魔物の方に蛇行剣を突き出した。
「よっと!!」ドン!!
ズドーーー!!
蛇行剣からジェット水圧を放射してティオに手加減して剣圧を撃った。
「刀真君、なんで撃ったの?」
春奈が弓で魔物を狙い撃ちながら聞いてくると。
「なんか…イラッとした。」
少しだけうざかったので黙ってもらうことにした。
「ユエ、魔力残量は?」
「……ん、残り魔晶石二個分くらい……重力魔法の消費が予想以上。要練習」
「いやいや、一人で二万以上殺っただろ? 十分だ。残りはピンポイントで殺る。援護を頼む」
「んっ」
「シア、魔物の違いわかるか?」
「はい。操られていた時のティオさんみたいな魔物とへっぴり腰の魔物ですよね?」
「へっぴり……うん、まぁ、そうだ。おそらく、ティオモドキの魔物が洗脳されている群れのリーダーだ。それだけ殺れば他は逃げるだろう」
「なるほど、私の方も残弾が心許ないですし、直接殺るんですね!」
「……あ、ああ。何ていうかお前逞しくなったなぁ……」
「当然です。お二人の傍にいるためですから」
「南雲!シア!黒ローブ捕まえたら合図してくれないか…合図にしたらすぐに避難かこちらに戻ってきてくれない。」
(どのくらい威力が出て巻き込まれるかわからないから)
「刀真君…なにをする気なの?」
「刀真、なにをする気なんだ」
「残った魔物を吹き飛ばす…」
「出来るんですか?」
「たぶん?」
たぶんとは言ったがなんとなくやれる気はしていた。
「さてと…」スドーーー!!!
俺は蛇行剣でジェット水圧で魔物を吹き飛ばした。
南雲の視界の端に遠くの方で逃げ出す魔物に向かって何やら喚いている人影が見えた。
おそらく最後の一頭と思われる黒い四目狼にまたがり逃亡を計る清水の姿を発見した。黒いローブの男、清水は、逃げ出す魔物に癇癪を起こす子供のように喚くと、王宮より譲り受けたアーティファクトの杖をかざして何かを唱え始めた。もちろん、そのまま詠唱の完了を待ってやる義理などないので、南雲は片手間で銃を発砲し、その杖を半ばから吹き飛ばす。余波で、地面の穴の中にもんどり打って倒れこむ清水。
清水が何かしたのかどうかは分からないが、群れの陰に隠れてハジメに決定的な隙が出来るのを辛抱強く窺っていた黒い四目の狼型魔物が一斉に飛び出して来た。
しかしものの2分で全滅した。
「何だよ! 何なんだよ! ありえないだろ! 本当なら、俺が勇者グペッ!?」
南雲は、魔力駆動二輪を取り出すと一気に加速し瞬く間に清水に追いつく。後ろからキィイイイ! という耳慣れぬ音に振り返った清水が、異世界に存在しないはずのバイクを見てギョッとした表情をしつつ必死に手足を動かして逃げる。
悪態を付きながら必死に走る清水の後頭部を、二輪の勢いの義手で殴りつけた。清水は、顔面から地面にダイブし、シャチホコのような姿勢で数メートルほど地を滑って停止した。
「さて、先生はどうする気だろうな? こいつの事も……場合によっては俺の事も……そういえば刀真が捕まえたら合図しろって言っていたな・・・・・・・」
念話で刀真に捕まえた事を言った。
「…北に逃げてるな…うん…なるほど…じゃあ、急いで戻ってくるか、避難しといて」
「どうしたんですか?」
琥珀が銃で魔物を撃ちながら話しかけてきた。
「黒ローブ…清水捕まえたから一気に吹き飛ばす…」
「でも、どうやって吹き飛ばすの?」
春奈に聞かれたが俺は無言になり蛇行剣を構えた。そして
「天(あめ)、地(つち)、海(わだつみ)、嵐(あらし)、焔(ほむら)。天地自然の諸力を此処に――「界剣・天叢雲剣!!」
蛇行剣から両刃の剣になった。そして剣を振り上げると水の斬撃が八つに分かれてその姿は、八岐大蛇のようだった。
「刀真君…それは…」
『絶技・八岐怒濤(ぜつぎ・はっきどとう)』!!!
俺は、剣を振り八つの水の斬撃を一気に飛ばした。すると魔物のめがけて向かっていき命中した。
ズドーーーーーン!!!!
「お嬢様!!!」
「刀真君!!流石にやばいよ…壁が余波で壊れる」
ドカーーーーン!!!ガラガラ!!
南雲が作った壁が崩落してしまった。幸いな事に崩落する前に避難していたので誰も巻き込まれていな…
「おい!!刀真!!」
「どうした?南雲」
「どうしたじゃない、シアと黒ローブが巻き込まれた」
「あ、すまん…とりあえず探そう」
どうやら巻き込まれていたらしいが気配ですぐに見つかった。どうやらどちらも生きているようだった。
「さてとどうなるかな」
俺は蛇行剣を空間収納に入れ黒ローブ…清水がどうなるかを考えていた。
「どちらに転んでも一人は死ぬんだろうな」
そんなことを呟きながら南雲達のところに向かった
作者「そろそろウル編も終わりそうな」
刀真「そうだな」
春奈「ちなみに性別転換はいつ書くの作者?」
作者「終わった後、ミューが出てくる間で幕間として書く予定」
刀真「なんで春奈楽しみにしてるんだ?」