ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に 作:烙印バンザイ
刀真「何してるんだ?」
作者「原作キャラとのパワーバランスが酷いんだよな」
刀真「知らないよ」
「……遠藤?」
「南雲ぉ! いるのか! お前なのか! 何処なんだ! 南雲ぉ! 生きてんなら出てきやがれぇ! 南雲ハジメェー!」
ユエたちの視線は、南雲に向いた。南雲はあまり関わりたくなさそうだが
「あ~、遠藤? ちゃんと聞こえてるから大声で人の名前を連呼するのは止めてくれ」
「!? 南雲! どこだ!」
南雲の方を向いたが気付かなかった。
「なあ、これ南雲の見た目が変わりすぎて分からないとかじゃないよな」
「たぶん、そうだと思います」
「そうだね」
「!?両儀!遠野!佐々目!お前らも生きてたのか!…?両儀と佐々目はいるのに南雲と遠野は、どこだ」
俺と琥珀は、魔物の肉を食べても見た目があまり変わっていなかったので気づいたが南雲と春奈はまだわかっていないようだった。
「…いや、春奈も南雲もそこにいるぞ」
「お、お前……お前が南雲……なのか?それにお前が遠野なのか?」
「はぁ……ああ、そうだ。見た目こんなだが、正真正銘南雲ハジメだ」
「うん、そうだよ」
「…お嬢様、この人しばきますか?」
「ダメだよ琥珀」
「お前ら……生きていたのか」
「今、目の前にいるんだから当たり前だろ」
「何か、えらく変わってるんだけど……見た目とか雰囲気とか口調とか……」
「奈落の底から自力で這い上がってきたんだぞ? そりゃ多少変わるだろ」
「遠野は、変わっているが両儀と佐々目は、あまり変わっていないな」
「まあ、慣れてるし」
「慣れてますから」
こういう事は、元の世界でも魔術関連で慣れているので南雲みたいに変わる事はなかった。
「そ、そういうものかな? いや、でも、そうか……ホントに生きて……」
遠藤は、俺達の生存を嬉しそうにしてたがさっきの急から何かあると思った。俺がそれを聞こうとする前に
「っていうかお前ら……冒険者してたのか? しかも〝金〟て……」
「ん~、まぁな」
「……つまり、迷宮の深層から自力で生還できる上に、冒険者の最高ランクを貰えるくらい強いってことだよな? 信じられねぇけど……」
「まぁ、そうだな」
「なら頼む! 一緒に迷宮に潜ってくれ! 早くしないと皆死んじまう! 一人でも多くの戦力が必要なんだ! 健太郎も重吾も死んじまうかもしれないんだ! 頼むよ、南雲!両儀!佐々目!」
「ちょ、ちょっと待て。いきなりなんだ!? 状況が全くわからないんだが? 死んじまうって何だよ。天之河がいれば大抵何とかなるだろ? メルド団長がいれば、二度とベヒモスの時みたいな失敗もしないだろうし……」
「・・・・・・・」
まあ、大方予想はしているが。
「……んだよ」
「は? 聞こえねぇよ。何だって?」
「……死んだって言ったんだ! メルド団長もアランさんも他の皆も! 迷宮に潜ってた騎士は皆死んだ! 俺を逃がすために! 俺のせいで! 死んだんだ! 死んだんだよぉ!」
「……そうか」
「そうなんだ」
「で? 何があったんだ?」
「それは……」
尋ねる南雲に、遠藤は膝を付きうなだれたまま事の次第を話そうとする。と、そこでしわがれた声による制止がかかった。
「話の続きは、奥でしてもらおうか。そっちは、俺の客らしいしな」
どうやらギルドの支部長が来たようだった。俺達は奥の部屋で話を聞く事になった。
——-
「……魔人族……ね」
「まあ、そうだろうな」
「つぅか! 何なんだよ! その子! 何で、菓子食わしてんの!? 状況理解してんの!? みんな、死ぬかもしれないんだぞ!それになんで両儀は、納得してるんだよ!」
「ひぅ!? パパぁ!」
「てめぇ……何、ミュウに八つ当たりしてんだ、ア゛ァ゛? 殺すぞ?」
「ひぅ!?」
どんどん南雲が過保護になっているような気がするのは気のせいではないよな… 「……もう、すっかりパパ」とか「さっき、さり気なく〝家の子〟とか口走ってましたしね~」とか「果てさて、南雲殿はエリセンで子離れ出来るのかのぉ~」とか聞こえてくるので気のせいではなかった。
「さて、ハジメ。イルワからの手紙でお前の事は大体分かっている。随分と大暴れしたようだな?」
「まぁ、全部成り行きだけどな」
「手紙には、お前達の〝金〟ランクへの昇格に対する賛同要請と、できる限り便宜を図ってやって欲しいという内容が書かれていた。一応、事の概要くらいは俺も掴んではいるんだがな……たった数人で十万近い魔物の殲滅、半日でフューレンに巣食う裏組織の壊滅……にわかには信じられんことばかりだが、イルワの奴が適当なことをわざわざ手紙まで寄越して伝えるとは思えん……もう、お前が実は魔王だと言われても俺は不思議に思わんぞ」
「バカ言わないでくれ……魔王だなんて、そこまで弱くないつもりだぞ?それに、俺より刀真と琥珀の方が強いぞ」
南雲の発言にギルドの支部長(ロア)と遠藤が驚いていた。
「…南雲、たぶん今は、春奈もお前より強いと思うぞ」
「…そうなのか?」
「ああ、お前らが裏組織潰していた時何かがあったみたいだ。」
「なんでみたいだ?なんだよ」
「俺もよくわかっていないから」
「そ、そうか」
俺と南雲が話していると
「そういえばなんで両儀は、魔人族って言われて納得してたんだよ」
「あ、単純だよ…まずメルド団長の事、あの人は、そこら辺の奴では遅れを取らないもしやられるとしたら勝てない相手が出ってきた時もしくは、想定外の事が起きた時だと思うそれにそろそろ異世界人と接触してるんじゃないかなとは、思っていたし。(ウルの件があるからな)」
清水みたいに魔人族側につくやつは、たぶんでってくる。それに清水に接触してあの、勇者に接触しないわけないからだ。
「随分な大言を吐くやつだ……だが、それが本当なら俺からの、冒険者ギルドホルアド支部長からの指名依頼を受けて欲しい」
「……勇者達の救出だな?」
「そ、そうだ! 南雲!両儀!佐々目!遠野! 一緒に助けに行こう! お前らがそんなに強いなら、きっとみんな助けられる!」
「「「「……」」」」
「どうしたんだよ! 今、こうしている間にもアイツ等は死にかけているかもしれないんだぞ! 何を迷ってんだよ! 仲間だろ!」
「……仲間?」
「あ、ああ。仲間だろ! なら、助けに行くのはとうぜ……」
「勝手に、お前等の仲間にするな。はっきり言うが、俺がお前等にもっている認識は唯の〝同郷〟の人間程度であって、それ以上でもそれ以下でもない。他人と何ら変わらない」
「なっ!? そんな……何を言って……」
「…俺は、召喚の日に言ったよな」
「…両儀?」
「殺される覚悟があるから戦争に出るんだよなって、これは、戦争だ死ぬ時は死ぬ」
「両儀…お前も、仲間が「仲間な、嫉妬で人を殺そうとしてなお、それが本人が偶然、当たってしまてそいつはどうなった?たぶんお咎めなしだよな…嫉妬で人を殺そうとしてくる、自分の意見が正しいと思いそれに反した意見を聞こうとしないアホもいる、正直、これだけで信用の二文字は、ほとんどないぞ」…」
無言か…なんか反論をしてほしいと思った。俺は南雲の方を向くとなんか考えていた。
「白崎は……彼女はまだ、無事だったか?」
「あ、ああ。白崎さんは無事だ。っていうか、彼女がいなきゃ俺達が無事じゃなかった。最初の襲撃で重吾も八重樫さんも死んでたと思うし……白崎さん、マジですげぇんだ。回復魔法がとんでもないっていうか……あの日、お前が落ちたあの日から、何ていうか鬼気迫るっていうのかな? こっちが止めたくなるくらい訓練に打ち込んでいて……雰囲気も少し変わったかな? ちょっと大人っぽくなったっていうか、いつも何か考えてるみたいで、ぽわぽわした雰囲気がなくなったっていうか……」
「……そうか」
どうやら、南雲は、白崎の事でなんかあるようだ。
「・・・・・・・」
確かに俺もクラスメイトにたいして全く関心がない訳ではない。
「…刀真君」
「…刀真」
…琥珀や春奈には、考えていた事が分かっているようだ。
雫は、クラスメイトの中で比較的に仲が良かったしまあ、話す相手だったからな…
南雲はユエに視線を向けた。
「……ハジメのしたいように。私は、どこでも付いて行く」
「……ユエ」
慈愛に満ちた眼差しで、そっと南雲の手を取りながらそんな事をいうユエに、南雲は、手を握り返しながら優しさと感謝を込めた眼差しを返す。
「わ、私も! どこまでも付いて行きますよ! ハジメさん!」
「ふぇ、えっと、えっと、ミュウもなの!」
「え? 何このハーレム……」
遠藤は、呟いていた。
「ありがとな、お前等。神に選ばれた勇者になんて、わざわざ自分から関わりたくはないし、お前達を関わらせるのも嫌なんだが……ちょっと義理を果たしたい相手がいるんだ。だから、ちょっくら助けに行こうかと思う。まぁ、あいつらの事だから、案外、自分達で何とかしそうな気もするがな」
「え、えっと、結局、一緒に行ってくれるんだよな?」
「ああ、ロア支部長。一応、対外的には依頼という事にしておきたいんだが……」
「上の連中に無条件で助けてくれると思われたくないからだな?」
「そうだ。それともう一つ。帰ってくるまでミュウのために部屋貸しといてくれ」
「ああ、それくらい構わねぇよ
「俺も参加させてもらうよ…気掛かりな奴がいるしあと、確認してみたいこともあるからな」
「おら、さっさと案内しやがれ、遠藤」
「うわっ、ケツを蹴るなよ! っていうかお前いろいろ変わりすぎだろ!」
「やかましい。さくっと行って、一日……いや半日で終わらせるぞ。仕方ないとは言え、ミュウを置いていくんだからな。早く帰らねぇと。一緒にいるのが変態というのも心配だし」
「……お前、本当に父親やってんのな……美少女ハーレムまで作ってるし……一体、何がどうなったら、あの南雲がこんなのになるんだよ……それに両儀もハーレム出来てるし」
「え、俺、ハーレム出来てるのか?」
「フォーウ!!」パシッ!!
「・・・・・・・」バシッ!!!
「…え、なんで」
何故がフォウくんと琥珀に叩かれた。俺達は急いで迷宮に向かった。
作者「はあ、石が欲しい」
刀真「無駄にガチャしてるからだろう、それならか」
作者「課金はしない」
刀真「早いな、ん?なあ、作者」
作者「なんだ?」
刀真「…あれはなんだ?」
???「ガチャァアア!!10連ガチャア!!いっぱいいっぱい回すのぉぉ!!」
作者「あれは、気にしない方がいい、あれはただの◯◯◯だから」
刀真「…お、おう」