ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に   作:烙印バンザイ

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 作者「次、幕間書くよ」
刀真「また、ギャグ回か?」
作者「今回は過去回」
春奈「誰の?」
作者「琥珀の」


六十一話

私達は、決闘を見ていた。雫ちゃんや香織ちゃん、周りの人達は驚愕していた。私達以外、1対6で圧倒的に天之河君達が優勢だと思っていたからだ。

 「やはりこうなりましたね」

 「南雲君達はこうなるの分かってたの?」

 「そうだな」

 「でもどうして」

「刀真君は、私と南雲君、ユエ、シア、ティオの5人がかりで戦っても勝てないから」

「そうなの」

「うん、前に訓練として挑んでボコボコにされた。私はなんとか一撃いれられたけど」

「よく、いれられたよな…俺達は、攻撃をしたが全部、躱されるか、防がれるかだったな」

「私なんて、攻撃しようとしたら一番最初に気絶しました」

「妾もそれなりに強いと思ってたんじゃが痛みを感じる暇もなく気絶してしまったのう」

「刀真君と一対一できる琥珀はおかしいよ」

「…ん、春奈も十分おかしい」

「そうかな?」

「私達にとっては、南雲君達みんなおかしいんだけど」

 「そうだよ」

二人にツッコまれてしまった。

 「でも、刀真はなんであんなに攻撃を躱せたりできるの?」

 「何かの能力かな?」

 「あれは、単純な反応速度です」

「え?」

「刀真は、昔、交通事故で死にかけて直死の魔眼が発現したそうです。しかし刀真の変化はそれだけでなかったそうです」

 「変化?それはどういう」

「刀真は、死にかけた時、リミッターが外れたらしく身体能力と反射速度と空間認識能力が上がったそうです」

琥珀の言葉にこの事を話していなかった人は驚いていた。南雲君とユエは、話したことがあったから驚いてはいなかった。

 「でもそれに、対応できる琥珀はなんでなの?」

「私の場合、能力があります。それに…生きるために死ぬほど鍛えたので」

琥珀の目は、未来視の魔眼(予測)。一応、未来視の魔眼(予測)は不確定ではあるがある程度当たる。つまり刀真の攻撃に対応できるのだが

「琥珀、あなたも何者なの?」

「私はただお嬢様に仕えるメイドです」

 刀真や琥珀、春奈の表しか知らない雫は、生きるために鍛えたという言葉がひっかかった。

 「とりあえず、決闘の続きを見ましょう」

そう言い琥珀は話を終わらせた。

 ———-

 「よくも二人を!!」

「いや…近藤を気絶させたのは俺だが二人はお前らの攻撃だろ」

「お前が二人に当てるように仕向けただろ!卑怯だろ!」

「卑怯…一対多数で挑んで来てるお前らが言えることか?」

「多数で挑んで良いと言ったのはお前だろ」

「いやいや、まずこっちにたいしての禁止事項多いし…だから遅いんだよ…追尾か…よし当てるか」

話している途中で檜山が魔法を追尾で撃ってきたので俺は、坂上に近づき魔法に向かい蹴り飛ばした。

 「ぐわぁ!!!」

 「龍太郎!!」

 俺に向けられた魔法は坂上当たった蹴った勢いが残っていたのかそのまま壁に吹き飛んでいった。

 「さて残り二人だが…檜山」

「な、なんだ?」

「お前、白崎を自分の物にしたいようだけど…無理だと思うぞ」

 「なっ」

「まず、白崎が惚れてるのは南雲だろ、それでお前、南雲をいじめたり奈落に落としたんだよな。」

「それは、」

「両儀!あれはわざとではなくたまたまだ、それにいじめられていたのは南雲にも問題が…」

「今は、お前の言葉はどうでもいい…お前にも少し話すことがあるから黙っていろ、めんどくさいから」

「なっ…、何を」

「黙れていているだろ…話は後で言ってやるから」

俺は少し天之河に圧をかけた。するとすぐに喋らなくなったので俺は、檜山の方を向いて話を戻した。

 「わざと?なわけないだろだいたい」

「追尾の魔法…使ってたよな」

「あれは、あの後使えるようになったんだ!」

 「まあ、そんなことはいい。お前ら南雲と白崎と話してるだけでなんか絡んでいたけど、それを言ったら天之河とかも話してたけどそれについてどうなの?」

「それは…」

「はあ、なんで即答しない。勝てないからだろ?」

「……ッ」

「確かにアイツは、モテて目立つ、勝てないと判断していたから自分より下だと思っていた南雲にしかヘイトを向けていなかったんだろ。くだらないなお前」

 俺は、元の世界で思っていたことをぶちまけた。

 「お、お前、この世界に来てから調子乗っているんじゃないか」

「はあ?」

檜山は急にそんな事を言ってきた。

 「お前は、元の世界では、南雲と同じ陰キャなのにこの世界に来て力が手に入って…」

「くだらねえな、お前…」

「…っ」

俺は、あまりにもくだらない事を言われたのでイラついてきた。

 「力を手に入れたから調子に乗っている?調子に乗っていたのはお前らもだろ?南雲のことをオタクて言っていたくせにいざ自分達が異世界転移と言うラノベみたいなことがおきた瞬間、おまえら楽しそうだったよな?後、俺が調子に乗っているて?悪いな俺は、元からこんな感じなんだよ。単純に興味がないことには比較的に興味が湧かないんだよ。それが人間でもなあ、実際…俺は仲がいいやつや人間として良い人以外はどうでもいいと思っている。それに身体能力も元の世界でも普通にある程度は出来てたぞ。」

学校では、別に力をつかなくて良いから見せていないだけで大体は元の世界からこんな感じだった。

 「そういえば、お前らなんかろくでもないこと企んでるいるけど別に俺はどうでもいい…だがお前死ぬぞ」

 「死ぬ?そんなことあるわけないだろ」

「いや…なんとなくだがそうかんじるだけだ…まあそんな事はいい、続きはしないのか?」

「う、うわあぁぁぁ!!」

 「はあ〜」

檜山が切りかかってきたので蹴り飛ばした。

 「ぐわぁ!!」

「…意外に吹き飛んだな」

 「両儀よくも!!」

「で、どうするんだ…降参してくれたらありがたいんだけど」

「降参だとふざけるな!!俺は勝つそしてお前や南雲から彼女達を解放するんだ」

「ブフッ」

天之河があまりにもバカな発言をしたため吹き出してしまった。

「なにがおかしい!!」

「ちなみに解放した後は、お前らと一緒に戦うのか?」

「そうだ!それがどう「ブフッ!」だからなにがおかしい!!」

「いやだって、なんでお前が決めてるんだ?」

「どういう事だ!」

「俺…というか俺達、全員自分の意思で動いているんだぞ。なのになぜ自分の元に置く」

 「それは、俺は勇者でお前や南雲は人として…」

「勇者?お前は何を言っている?そもそもなぜ、お前は白崎や雫、春奈が周りにいるのが当たり前だと思っている?なぜアイツらの意思を無視して自分のところに置こうとしている?それは、勇者とか関係ないぞ」

 「それは…」

「そもそもだ、お前はアイツらのことを自分の物だと思っているのか?」

「それはちが…」

「違くないだろ?今までの発言や態度からそう感じるんだよ、まじで無自覚でやっていたのか?逆に怖えよ」

 俺は、天之河に対して別の意味での恐怖を感じた。それに対して天之河は

 「それは彼女達のことを…」

「まだ言うのか、お前のそれはただ自分の価値観を押し付けているだけだぞ」

「違う!俺は」

「なぜ、自分が正しいと思う?」

「俺は正しいんだ!!人として間違っているのはお前らの方だ!!」

「はあ〜お前と話すだけ無駄だな。そろそろ終わらせるからとっと来い」

俺はこれ以上は無駄だと思い戦闘を終わらせるために天之河にいった。

 「言われなくても!限界突破!!覚悟しろ両儀!!」

 「いいから来るなら来い」

「うおぁぉぉ!!!」

 天之河は、限界突破を使いこちらに真っ直ぐに近づいてきた。

 「単純なのも変わらないな」

(たぶん、頭に血が上っているのも原因だな…さて)

「うおおお!」

 「スゥぅぅ、はあー」

 俺は構えて天之河が剣で切りかかった瞬間に天之河に近づき腹を殴った。

 ドン!

 「ガハァ!!」ゴキッゴキッゴキッ!!!

  骨が折れる音がして天之河は訓練場の壁に吹き飛んだ

「しょ、勝者、両儀」

 天之河を含め全員骨が折れるようだった。決闘が終わり気絶している奴らは回復魔法をかけられていた。こうして決闘は終わった。




 作者「とりあえず次回は幕間で琥珀の過去を書きます。そして書き終わった時のアンケート結果で雫をこのタイミングで同行させるか、原作通り襲撃後に同行するか決まります」
 
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