ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に   作:烙印バンザイ

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 雫「ここは?」
香織「雫ちゃん!」
雫「香織?ここは一体?」
作者「ようこそ茶番の場「カチッ」え、またですか…やめましょうよ、本当にやめまあ、ああああ」ドン!
 刀真「作者、ちょっと…ああ、もうこのくだり何回目だよ…まさか、新しく人が来るとこうなるのか?」


六十三話

「まあ、こんな感じだ…なんだその表情は?」

 俺達は、三人が初めて会った話をした。雫や白崎は、元の世界で魔術があることに驚いていたが異世界があるからと納得していた。

 「反社の人てなんなの?」

「悪い人のことだな」

「…南雲…反社の人でも仁義を大切にしてる人や良い人はいるぞ」

「そうだよ、南雲くん」

「そうですよ南雲さん、あまり反社=性格が終わった人間というわけではありません」

 「お前ら三人…前から思っていたがお前らの交友関係はどうなっているんだ?」

「別に普通だよな」

「そうだね」

「そうですね」

「「「普通じゃないだろ(よ)(わ)」」」

南雲と白崎と雫の三人にツッコまれてしまった。別に知り合いにヤクザみたいな人がいたり闇医者だったり辛い食べ物しか出てこない店の店主とかからくり屋敷で人が罠にハマるところを高みの見物してくる人がいるくらいだ。

 「ところで、春奈」

「なに?ティオ」

「話では春奈は、ご主人様の目を知っていたようだったが何故かの?」

 「それは…」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「ご主人様や琥珀に冷たい目で見られておる、興奮するのじゃ」

 ズドーン!

「あひっ!!」バタン!

 「「え」」

「いつものことだ気にするな」

「……ん、いつものこと」

「いつものことだな」

白崎と雫は俺がティオに剣圧を撃ったことがよくあることと聞き若干ひいていた。

 「とりあえず、俺は寝るわ…何かあったら起こしてくれ」

 過去にあった一部のことを話、なにもすることがなかったので寝ることにした。

 「相変わらずマイペースですね」

「そうだね」

「フォーウ」

————

 「……またか」

そこには▇▇が立っていた。

 「今度はどうしたんだ?」

「過去を話してたけど…なんで私のことは、話さなかったね」

「・・・・・・・」

春奈と琥珀との出会った話を聞かれたからあの時の事は言った…だがあの時の話は春奈の前では話したくなかった。ただそれは、俺の勝手な都合だ。

 「あいつらは、本当にいい仲間だよ…全部、俺が悪いのにな…」

 春奈や琥珀は俺が悪いのに俺が後悔しているだけの都合でその話題を口にはしなかった。本当に俺は恵まれた環境にいるなと自分でも思う。

 「はあ〜刀真くんて結構なフラグ立て人間だよね」

「急にどうしたんだ?」

「あの二人…いや四人は大変だなぁ…て」

「どういうことだ?」

▇▇に質問しようとしたら身体が大きく揺れたどうやら現実に目覚めるようだ。

 「じゃあ、またね」

▇▇がそう言うと俺は目が覚めた…目が覚めたのはいいが

 

 「あ、あの、ハジメくん。ごめんさない。その、つい衝動的に……決してエッチな目的があったわけじゃないの。ただ、ちょっと、抱きついてみたかったというか……」

 「……そして、あわよくば、そのままハジメを堪能しようと?」

 「うん、そうなんだ……って違うよ! ユエ、変なこと言わないで。私は、ユエみたいにエッチじゃないよ」

 「……私をエッチと申したか……確かに、ハジメと二人っきりだと否定は出来ない」

 「……お前ら、もう黙ってくれよ。それとユエ、恥ずいから夜の話は余りしないでくれ」

 「南雲さん、白崎さん、ユエ、今そんなことを話してる場合ではありません」

「というか三人ともミュウちゃんがいるのになんて話題してるの」

 「雫ちゃんの言う通りだよ」

 「なんだ?この状況」

目が覚めると車内はある意味で混沌とした状況になっていた。

 「何してるのお前ら?」

俺は春奈達に質問をした。

 「あ、刀真くん実は」

俺は、春奈に俺が寝た後何が起きたか聞いた。どうやらサンドワームに奇襲を受けたらしい。そして車の衝撃で白崎が南雲の下半身に…とまあ、白崎もどうやらユエやシアと同類だと思った。

 「ハジメくん! あれ!」

 「……白い人?」

 白崎が指を指した方向には白い衣服に身を包んだ人間が倒れていた。サンドワームは、倒れた人間を狙って集まっていたと思ったが何故食べられていないかはこの距離では謎だった。

 「お願い、ハジメくん。あの場所に……私は〝治癒師〟だから」

 白崎は南雲に懇願していた。南雲は倒れ込んだ人間に近づいた。たぶんだが何故、魔物に襲われなかったのか興味があったんだろう。倒れた人間に近づいたが

 「! ……これって……」

 二十代の若い男だったが苦しそうに歪められた顔には大量の汗が浮かび、呼吸は荒く、脈も早い。服越しでもわかるほど全身から高熱を発している。しかも、まるで内部から強烈な圧力でもかかっているかのように血管が浮き出ており、目や鼻といった粘膜から出血もしている。

 白崎は〝浸透看破〟を使った。すると

 「……魔力暴走? 摂取した毒物で体内の魔力が暴走しているの?」

 「香織? 何がわかったんだ?」

 「う、うん。これなんだけど……」

 そう言って白崎が見せたステータスプレートにはこう表示されていた

 

 ============================== 

 ======

 状態:魔力の過剰活性 体外への排出不可

 症状:発熱 意識混濁 全身の疼痛 毛細血管の破裂とそれに伴う出血

 原因:体内の水分に異常あり 

 ===============================

 ====

 「おそらくだけど、何かよくない飲み物を摂取して、それが原因で魔力暴走状態になっているみたい……しかも、外に排出できないから、内側から強制的に活性化・圧迫させられて、肉体が付いてこれてない……このままじゃ、内蔵や血管が破裂しちゃう。出血多量や衰弱死の可能性も……。天恵よ ここに回帰を求める 〝万天〟」

 白崎は中級魔法で男を治療しようとしたが

 「……ほとんど効果がない……どうして? 浄化しきれないなんて……それほど溶け込んでいるということ?」

 どうやら進行は遅らせることはできているようだが治すことはできなかった。

 「光の恩寵を以て宣言する ここは聖域にして我が領域 全ての魔は我が意に降れ 〝廻聖〟」

 光系の上級回復魔法〝廻聖〟。これは、一定範囲内における人々の魔力を他者に譲渡する魔法だ。基本的には、自分の魔力を仲間に譲渡することで、対象の魔力枯渇を一時的に免れさせたり、強力な魔法を放つのに魔力が足りない場合に援護する事を目的とした魔法だ。

 ステータスプレートには、〝体外への排出不可〟と表示されているが、上級魔法による強制ドレインならば〝あるいは〟と試したのだろう。

 周囲で、新たな仲間達が感嘆の声を上げていることに気がついた様子もなく、白崎は、青年から取り出した魔力を、南雲より譲り受けた神結晶の腕輪に収めていった。どうやら、上級魔法による強制ドレインは有効だったようだった。

 ちなみに腕輪なのはおそらく勘違いをまた起こさないようにしたのだろう。

 「取り敢えず……今すぐ、どうこうなることはないと思うけど、根本的な解決は何も出来てない。魔力を抜きすぎると、今度は衰弱死してしまうかもしれないから、圧迫を減らす程度にしか抜き取っていないの。このままだと、また魔力暴走の影響で内から圧迫されるか、肉体的疲労でもそのまま衰弱死する……可能性が高いと思う。勉強した中では、こんな症状に覚えはないの……ユエとティオは何か知らないかな?」

 白崎は知識の深いユエとティオに聞いたが二人とも知らないようで原因不明だった。

 「香織、念のため俺達も診察しておいてくれ。未知の病だというなら空気感染の可能性もあるだろ。まぁ、魔力暴走ならミュウの心配は無用だが」

 「うん、そうだね」

 「女神? そうか、ここはあの世か……」

 どうやら男が目を覚ましたらしい。白崎を見て男がそんな事を言っていた。

 「おふっ!?」

 「ハ、ハジメくん!?」

 「南雲くん?」

「ああ、いつも通りだな」

「そうだね」

「そうですね」

どうやら男はグリューエン大砂漠ね最大のオアシスであるアンカジ公国の人間らしい。

 南雲の踏み付けで正気を取り戻した青年は、自分を取り囲む俺達と背後の見たこともない黒い物体に目を白黒させて混乱していたが、白崎から大雑把な事情を聞くと、俺達が命の恩人であると理解し、頭を下げて礼を言うと共に事情を話し始めた。

 どうやら俺達はことあるごとにトラブルに巻き込まれるようだった。




 作者「春奈にきみをいだく希望の星を使えるようして、雫の強化は…自己暗示で強化してもらうのかいっそのこと煉獄をつけようかなと思っています。ちなみに水着の魔人オルタの煉獄のようそもいれたいので人形態もできたらやりたいです。」
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