ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に   作:烙印バンザイ

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 作者「煉獄を追加するのグリューエン大火山とメルジーネ海底遺跡の間でもいいな」
刀真「なあ、南雲達も強化したらどうだ?」
作者「え、南雲たちも強化してるよ、ただ目立ってないだけで」
刀真「あ、そうなんだ」



六十五話

 水の供給を南雲達に任せて俺達は一足先ににオアシスを調べていたが

 「やっぱりな…」

 「予想通りですね」

「まあ、いるよね」

 予想通りオアシスの奥に原因がいた。

「三人ともなにかいるの?」

「ああ、いるな」

「…お嬢様、許可を」

「琥珀やっちゃて」

「春奈?琥珀は何をする気なの?」

琥珀が春奈になにかを要求して春奈が許可を出すと琥珀は黒い物を取り出してオアシスに放り込んだ。…そして

 ドゴォオオオ!!!

 オアシスから水飛沫を撒き散らしながら水柱がたった。

 「え?」

 「外れましたか」

 「いや、当たったが多分、防御力がそれなりにあるんじゃないか?よし俺もやるよ」

「あ、私も手伝うよ?」

「春奈、刀真?ちょっとま…」

 「・・・・・・・」カチッ

 「・・・・・・・」ポイ!ポイ!

 「セクエンス!」

 ドゴォオオオ!!!

 オアシスの水が枯れないように威力を調整しているがオアシスの水は魚の血などで赤く染まっていた。

 「ちょっと三人とも流石に…」

 「おいおいおい! 刀真殿!春奈殿!琥珀殿! 一体何をやったんだ! あぁ! 桟橋が吹き飛んだぞ! 魚達の肉片がぁ! オアシスが赤く染まっていくぅ!」

 「お前ら何やってるんだ…」

どうやら南雲達もこちらに来ていたようだ。

「南雲、ちょっとオアシスの中を見てみ」

「ああ、魔眼石に反応があるな」

「というわけで」カチッ

 「・・・・・・・」ポイッ!!

 「・・・・・・・」フォアン!

 「え…」

ズドーン!

 キュイイイン!!

 ドゴォオオオ!!!

 「あああ」

領主がなにか発狂していたが無視して下にいる何かに攻撃を再開させた。すると

  シュバ!

 無数の水の触手が襲ってきたためそれぞれで対処した。

 「なんだ……これは……」

 オアシスからは体長十メートル、無数の触手をウネウネとくねらせたスライムのような魔物が出てきた。

 「なんだ……この魔物は一体何なんだ? バチェラム……なのか?」

 「まぁ、何でもいいさ。こいつがオアシスが汚染された原因だろ? 大方、毒素を出す固有魔法でも持っているんだろう」

 「……確かに、そう考えるのが妥当か。だが倒せるのか?」

 「ん~……ああ、まぁ大丈夫だろ…」

「・・・・・・・」カチッ

 「・・・・・・・」カチャ

  ズドーーン!!

  ドンッ!ドンッ!ドンッ!!

 俺と琥珀でオアシスバチェラムに攻撃をしてバチェラムを殺した。オアシスバチュラムを構成していた水は力を失ってただの水へと戻った。

 「……終わったのかね?」

 「ああ、もう、オアシスに魔力反応はねぇよ。原因を排除した事がイコール浄化と言えるのかは分からないが」

 すぐにランズィは部下にオアシスを調べさせたが

 「……どうだ?」

 「……いえ、汚染されたままです」

 原因であるオアシスバチェラムが倒されても水は、汚染されているままだったのでランズィ達は落胆していた。

 「まぁ、そう気を落とすでない。元凶がいなくなった以上、これ以上汚染が進むことはない。新鮮な水は地下水脈からいくらでも湧き出るのじゃから、上手く汚染水を排出してやれば、そう遠くないうちに元のオアシスを取り戻せよう」

 珍しくティオがまともな発言をしていた。ただ考えてみれば普通にまともな事を言っていたような気はするが…これは、普段の行いだな。とティオの発言に思ってしまった。

 「……しかし、あのバチュラムらしき魔物は一体なんだったのか……新種の魔物が地下水脈から流れ込みでもしたのだろうか?」

 俺はビィズの話とアンカジがどういう国かで予想をしているが…おそらく

 「おそらくだが……魔人族の仕業じゃないか?」

 「!? 魔人族だと? ハジメ殿、貴殿がそう言うからには思い当たる事があるのだな?」

 ウルと前の勇者一行の襲撃だろうな…まあ、俺たちも両方関与して魔人族を見ているからな。というか実際俺と南雲は魔人族と戦っている。おそらくアンカジを狙ったのは、北大陸の八割もの食料供給をしている国だからだろう。

 「魔物のことは聞き及んでいる。こちらでも独自に調査はしていたが……よもや、あんなものまで使役できるようになっているとは……見通しが甘かったか」

 「まぁ、仕方ないんじゃないか? 王都でも、おそらく新種の魔物なんて情報は掴んでいないだろうし。なにせ、勇者一行が襲われたのも、つい最近だ。今頃、あちこちで大騒ぎだろうよ」

 「いよいよ、本格的に動き出したということか……ハジメ殿……貴殿は冒険者と名乗っていたが……そのアーティファクトといい、強さといい、やはり香織殿と同じ……」

 ランズィはこれ以上言わなかった。こちらになんらかの事情があるのかと思っているのだろう。

 「……ハジメ殿、ユエ殿、ティオ殿、雫殿、刀真殿、春奈殿、琥珀殿。アンカジ公国領主ランズィ・フォウワード・ゼンゲンは、国を代表して礼を言う。この国は貴殿等に救われた」

 「ああ、たっぷり感謝してくれ。そして、決してこの巨大な恩を忘れないようにな」

 「あ、ああ。もちろんだ。末代まで覚えているとも……だが、アンカジには未だ苦しんでいる患者達が大勢いる……それも、頼めるかね?」

 南雲のド直球の態度に若干戸惑っていたが感染者たちを救うため〝静因石〟の採取を改めて依頼した。

 「もともと、【グリューエン大火山】に用があって来たんだ。そっちも問題ない。ただ、どれくらい採取する必要があるんだ?」

 ———

 「あ、ハジメくん……その、いってらっしゃい」

 「おう、ミュウの事頼んだぞ」

 「うん……それで、その……キス、ダメかな? いってらっしゃいのキス……みたいな」

 「……ダメに決まっているだろ。ていうか何だいきなり」

 「ほっぺでもいいよ? ダメ?」

 (夫婦の会話かよ)

 白崎とミュウそれから何かあった時のために雫が残ることになったのだが…目の前では、ユエ、白崎による修羅場が起こっていた。

 「出発前に何やってるんだあいつらは…あ、雫、白崎やミュウのことは任せた」

「分かったわ…」

こちらも軽い挨拶をすませたが雫は何か言いたそうにしていたが特には言わなかった。

 「はあ〜こっちもこっちで大変だよね」

「そうですね」

 「フォーウ」

何故か春奈達に呆れられていた。俺はティオに助けを求めようとしたがティオは興奮していため剣圧を撃ってしまい逆に更に興奮してしまった。南雲の方もなんだかよく分からない空気になりながら俺達は【グリューエン大火山】へ出発した。

 




 煉獄を出そうとはしていますが…セリフを考えたりまあ、雫を主て言うようにはさせますが他のキャラとの会話はどうしようと思っています。
 
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