ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に   作:烙印バンザイ

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 作者「煉獄を早く出したい」


六十六話

 俺達は【グリューエン大火山】に入ったのだが…

 「うわぅ……あ、あついですぅ」

 「ん~……」

 「確かにな。……砂漠の日照りによる暑さとはまた違う暑さだ。……こりゃあ、タイムリミットに関係なく、さっさと攻略しちまうに限るな」

 「そうだね〜」

「大丈夫ですかお嬢様」

「あんまり…でも」

「・・・・・・・」

 「ふむ、妾は、むしろ適温なのじゃが……熱さに身悶えることが出来んとは……もったいないのじゃ…そういえばご主人様はここに来てあまり話していないのじゃが…どうしたのじゃ」

「……あまり喋りかけるな」

「…本当にどうしたのじゃ?」

「ああ、刀真は昔から暑さがあまり得意ではないんですよ」

俺は、昔から暑さに弱かった昔、祖父に修業で火山に連れていかれたことがあり多少…いや少しだけ暑さになれたのだが…本当に少しだけだったのでおそらく俺が克服できなかった物の一つだった、あと、克服できなかったものは苦手な食べ物とかあとは人間関係の作り方や関わり方だと思う。

 「そういえば、あまり得意じゃなかったよね刀真君は」

そんなことを話しながら山頂に着いた。山頂にはアーチ状の岩石がありそこには内部へと続く大きな階段があった。

 「やるぞ!」

 「んっ!」

 「はいです!」

 「うん!」

「はい!」

 「うむっ!」

「…おう」

約一名以外は返事に自信があった。

 ————

  内部には、マグマがうねうねと空中に浮いていたり。マグマが流れていた。

 「うきゃ!」

 「おっと、大丈夫か?」

 「はう、有難うございます、ハジメさん。いきなりマグマが噴き出してくるなんて……察知できませんでした」

 「まあ、それよりも…」

「…あ、暑い、まじで暑い」

 「刀真が弱っているのをあまり見ないよな」

「はあ、あれが弱っていると言えますかね」

「琥珀さんそれはどういうことですか?」

「・・・・・・・」ぶつぶつぶつ

 奥に進んで行きある広間で、あちこち人為的に削られている場所を発見した。

 「お? 静因石……だよな? あれ」

 「うむ、間違いないぞ、ハジメ殿よ」

 「……小さい」

 「ほかの場所も小石サイズばっかりですね……」

 「やっぱり大量に取るなら奥に行くしかないね」

「元からそのつもりですからね」

南雲は宝物庫に少し収納してさらに奥に進んだ八階層へ続く階段を降りきったその時。

 ゴォオオオオ!!!

 俺達の眼前に巨大な火炎が襲いかかった。

 「〝絶禍〟」

 火炎の砲撃が全てユエの超重力の渦に呑み込まれると、その射線上に敵の正体が見えた。火を纏った牛のような魔物だった。

 「むぅ……やっぱり、炎系は効かないみたい」

 「まぁ、マグマを纏っている時点でなぁ……仕方ないだろ」

 「・・・・・・・」ぶつぶつぶつ

 「「・・・・・・・」」

「ハジメさん、私にやらせて下さい!」

 シアがやる気を出しながら大槌を構えていた。南雲が銃を構えようとしたがシアがやるようだった。

 「お、おうぅ。ハジメさん、やった本人である私が引くくらいすごい威力ですよ、この新機能」

 「ああ、みたいだな……〝衝撃変換〟、どんなもんかと思ったが、なかなか……」

 どうやら新しく機能をつけたようだった。衝撃変換か…もしかしたらあの時の魔族と戦っていた場所にあった死体でも食ったのかなと思った。

 ——

 現在、魔物に襲撃されているのだが…

「失せろ!この▇▇の▇▇で▇▇共が!!!」カチッ

 ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザッシュザッシュ!!!

 「まあ、こうなりましたね。暑さで頭がイカれてどうやらアドレナリンがすさまじくでているようです」

「ハァハァハァご主人様がいろいろアウトなことを言っていて興奮するのじゃ」

 「ゔあああ!!!失せやがれこの▇▇共がぁ!!」カチッ

 ズドーン!ズドーン!ズドーーーーン!!!!

 「まあ、襲ってくる魔物を刀真が殺戮しているから暑さ以外で体力をあまり使っていないんだが」

「アドアドアドレナリンがあああ!!!」カチッ

 ザシュ!ザシュ!ザッシュ!ザッシュ!

 ズドーーン!!ズドーーン!!ズドーーン!!!

 ズドーーーーー!!!

「ああ、刀真君落ち着いて!!」

 この後、魔物が襲ってくるのが止まるまで刀真はこのままだった。

 「ふぅ……ユエ、氷塊を出してくれ。しばらく、休憩しよう。でないと、その内致命的なミスを犯しそうだ…というか約一名は、頭がおかしくなってるから」

 「ん……了解」

 「はぅあ~~、涼しいですぅ~、生き返りますぅ~」

 「……ふみゅ~」

 「ああ〜涼しい」

「はあ、確かにましになりましたね」

「涼しい…」

 ようやく頭がいつも通りに回るようになった。

 「ハジメ殿は、まだ余裕そうじゃの?」

「お前ほどじゃない。流石に、この暑さはヤバイ。もっといい冷房系のアーティファクトを揃えておくんだった……」

「ご主人様は、逆に元気になってないかの?」

「なんか戦っていたほうが…頭が回るし暑さも気にしなくなる」

「ふむ、ご主人様やハジメ殿が参る程ということは……おそらく、それがこの大迷宮のコンセプトなのじゃろうな」

 「コンセプト?」

 「ああ、そういうことか」

 「うむ。ハジメ殿やご主人様から色々話を聞いて思ったのじゃが、大迷宮は試練なんじゃろ? 神に挑むための……なら、それぞれに何らかのコンセプトでもあるのかと思ったのじゃよ。例えば、ご主人様が話してくれた【オルクス大迷宮】は、数多の魔物とのバリエーション豊かな戦闘を経て経験を積むこと。【ライセン大迷宮】は、魔法という強力な力を抜きに、あらゆる攻撃への対応力を磨くこと。この【グリューエン大火山】は、暑さによる集中力の阻害と、その状況下での奇襲への対応といったところではないかのぉ?」

 「……なるほどな……攻略することに変わりはないから特に考えたことなかったが……試練そのものが解放者達の〝教え〟になっているってことか」

 「あれ、でもそれなら俺やばいかな」

そう俺は迷宮に入って暑さであまり集中していなかった。

 「いや、あれのどこが集中していなかっただ。魔物を殲滅している時に声をかけてもほとんど聞いていなくて魔物を倒してたからな」

 「それは、戦いに集中できてたからな」

そんな事を話したりユエと南雲がイチャついりしながら俺達は更に奥に進んだ。

「・・・・・・・」

 ———

「・・・・・・・」

「…おい、主、起きて」

「…え、誰なのこの人」

 真っ黒な空間で長身で長い刀を持った女の人が立っていた。しかし、男の人の声が聞こえた。

「フぁ、寝てないです」

「いや、寝てただろ」

 どうやら刀が喋っているように聞こえた。

「あ、あの」

「魔神セイバーそしてこれは、煉獄」

「おい、そこのお前」

「は、はい」

「とりあえず俺たちと戦え」

「え、ええぇ」

この後、魔神セイバーさんと煉獄さんと戦いボコボコにされたが私は魔神セイバーさんに技を教えてもらった。煉獄さんが私に協力してくれるようだったが夢なのにどういうことかわからなかった。

 「う、ううん…え誰」

 「誰とは失礼だな、まあ今はお前がいや今日からよろしくな、主」

「もしかして煉獄さん」

「ああ、煉獄でいいがなんで俺は人型になっているんだ?」

「わ、分からないわ、というか手紙?」

雫へ煉獄を頼みます。

           魔神セイバー

 「雫ちゃん、起きた…え、誰!!」

こっちも大騒ぎになっていた。




 なんか新しい小説を書いてみたくなったので更に書くのが不定期になるかもしれません。
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