ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に 作:烙印バンザイ
作者「あるにはあるけど春奈の強化しか思いついてない」
春奈「刀真君と琥珀は…?」
作者「三人の中で琥珀が1番、思いつかない…あと南雲達をもう少し強化しようかなと思っているがあまり思いつかない…」
「……なにしてるの…刀真?」
「と、刀真君」
春奈と琥珀もこちらに来た。
「どういうことだ?いつもと同じくらいで踏み込んだはずなのに…」
俺はいつもと同じくらいで縮地を使ったはずなのにいつもより速度が速く制御しきれなかった。
「両儀…君には聞きたいことがある。君の兄が春奈の妹を殺したと言っていたがどういうことだ」
「・・・・・・・」
「何故黙る!!お前は春奈の妹を殺してなぜ平気な顔をして生活をしているんだ!!何も思わなかったのか!」
「…やめなさい」
「琥珀…今は両儀…に」
「もう一度言う…やめなさい…もしくは黙りなさい」
琥珀はドスのきいた声で話した。
「あなたは、その時のことを知らないはずです…それに…平気な顔をしていた?…何も思わなかった?何故そんな事を言えるんですか?」
「それでも…」
「黙りなさいといったはずですよ」
天之河は何かを言おうとしていたが琥珀が言葉を遮った。
「なあ…南雲」
「あぁ、どうした刀真」
「すまんがいつ出発するんだ?」
「明日のつもりだが」
「そうか…すまんな、体の感覚が変だから少し運動してくる」
「ああ、分かった」
「待て!!まだ話は」
「・・・・・・・」
俺は天之河を無視しそのまま立ち去った。
——————
刀真君がいなくなった後、天之河君が小言を言っていた。
「やはり…殺した事になんの罪悪感も持っていないじゃないか…」
「天之河さん、あなたはバカですね」
「なに!!」
「…ご主人様の様子がおかしいのじゃ」
「ええ、いつもと何かが違う…あれは、まるで中学二年生の時みたいな雰囲気だった」
「中学二年…どう言う事だ雫?」
「中学二年の時…クラスが違くてあまり会っていなかったけど、たまに会った時、刀真の様子はあんな感じになっていたわ」
「そういえば春奈ちゃん」
「どうしたの香織ちゃん?」
「五日前から気になってたけど…どうして金髪で目の色も変わっているの?」
「私にも分かんないけど…変わったと言ったら香織ちゃんもだからね…」
香織ちゃんの体は神の使徒の体になっていた。南雲君の隣に立つために神の使徒の体に魂を定着させたらしい。
「すごいよね…香織ちゃんは…」
「ええ、そうですね」
「私には……刀真君の隣には…」
「・・・・・・・」
(お嬢様はあの襲撃で姿が変わった以外に魔力量がさらに多くなり強くなりましたが…刀真はあの竜の姿になってから魔力量も上がり身体能力が高くなっていた。しかし私は…)
「…琥珀どうかしたの?」
「……いえなんでもありません」
——————
俺は王国から魔物がでてくるところまで出ていろいろ試していた。
ザッシュ!ザッシュ!
「・・・・・・・ふぅー…」カチッ…
ズドーン!ズドーン!
「・・・・・・・」
「フォーウ!!」
「…フォウくん?…いつの間に」
どうやらついてきたようだ。
「フォウ!フォーウ!!」
「・・・・・・・」
フォウくんがなにを言っているのかはだいたい分かった。
「…そうだな…今やっていた事は八つ当たりだよ」
五日前に新夜に負け…クラスメイトに過去の一部を知られ…ただの自分の不甲斐なさに魔物に八つ当たりをしていた。
「これじゃあ…あのバカ勇者の事言えねえな…」
…お前は春奈の妹を殺してなぜ平気な顔をして生活をしているんだ!!何も思わなかったのか!…
「・・・・・・・」
(思ったことか…)
お願い、刀真君の手で
「・・・・・・・」
ごめんね‥こんなことをやらせて…だけど…ありがとう
「あの時は頭がぐちゃぐちゃになったな…うん?」
目から水滴が流れてきた。
「……はは…なんでかな…雨でも降ったか?」
空を見上げても雲もなく晴れていた。
「グルルルルル!!」
「…うん?」
あたり一面を見渡すと大量の魔物に囲まれていた。
「…はあ、お前ら…もう少しだけ俺の八つ当たりに付き合え」
俺は大量の魔物相手に八つ当たりを続けた。
「・・・・・・・」
————
「あっ、雫ちゃん! こっちだよ!」
「香織。隣、いいかしら?」
「もちろんだよ」
「うん?春奈…席が一つあいてるが一体…」
「え、刀真くんの席だよ」
「両儀の席?しかしアイツは…」
「…呼んだ?」
「両儀!!」
「…刀真!?」
「両儀くん!?…というかなんでそんな血塗れなんですか!!」
「魔物を斬っていたらこうなってた」
「……刀真」
「…どうした、琥珀?」
琥珀は何か言いたそうにしていたが俺の顔を見てなにかを思ったのか。
「いえ、なんでもありません…とりあえず血塗れで席に座るのは待ちなさい」
そういうと琥珀は生活魔法を使い血塗れだったところが綺麗になった。琥珀はたまに使っていたが生活魔法は便利だなとあらためて思った。
夕食を食べていた時、南雲とユエ、シア、白崎でピンク色の空間が出来ていた。
女子は騒いでいたが男子は嫉妬の視線を送っていた。
「と、刀真くん…」
「ご主人」
俺は春奈とティオに呼ばれたが
「うん?」
「フォウ!!」
「お、うまいかフォウ君」
「フォーウ!!」
俺はフォウ君に料理を食べさせていた。
「「「・・・・・・・」」」
「…あの三人…いや主を含め四人は大変だな」
煉獄がそのようなことを呟いていた。
食事の最中近くに天之河が近くにいたが特に何も言ってこなかった。別に何も言わないなら別にいいが…昼間のあの威勢はどこに行ったのやら。
夕食も終わり、俺は琥珀に呼び出された。
「そういえば刀真…」
「なんだ、琥珀」
「前の戦闘で貴方の服がボロボロになっていたので新しいのを用意しましたが…」
「おい、また女装の服じゃないよな」
「安心してください…こんな感じの服です」
「これは…」
その服は夢の中で出てきた。セイバーの服と似ていたが少し違った。夢の中で見たセイバーの服は裾が少し大きかったからだ。
「まあ、今後はこれを着るよ。ありがとうな」
前まで制服に何か羽織っているような服装で愛着は少しあったがせっかくの貰い物なので受けとった。
…まあ、その後、もう一つあると言われて、見てみたら女物の服だったのでふざけるなといいながら琥珀と戦闘が始まったが
「その様子だと大丈夫そうですね」
「…っ…琥珀…まさか」
「まあ、勝ったらいつも通り着てもらいますが」
「断る」
あれはあれで琥珀が俺に対しての気遣いなのだろう。おそらく琥珀の趣味もあるかもしれないが日がのぼるまで俺達の戦闘は続いた。
戦闘後
刀真「…ふぅ、危なかった」
琥珀「…今回はアレでしたが次は負けません」
刀真「なんで俺が着せ替え人形になりなるかどうかかかっているときに強くなるんだよ琥珀は」
琥珀「それが趣味に対しての意地です」
作者「あ、ちなみに刀真の女装する時ははまだ出るから」
刀真「嘘だろ」