ありふれた世界で死が見える剣士が世界最強に 作:烙印バンザイ
刀真「待て待てなにをあやまっているんだ?」
作者「お前にはまたあれをやってもらう」
刀真「まさかだけど…」
二人「・・・・・・」何かを作業中
とりあえず帝国にいる間は刀真を弱体化?なのか分かりませんが少しだけしてもらいます。迷宮に入る時は元に戻します。
ユエと南雲が部屋からツヤツヤな状態で出てきて空気は冷えていた。
「随分とお楽しみだったみたいですね?」
「ユエ、ツヤツヤだね? 何をしてもらったの? ねぇ? 何をしていたの? ねぇ、ねぇ」
白崎のハイライトは消えており。谷口はテンションが高くなっていた。
「……何を勘違いしているんだ。ユエがツヤツヤしてんのは俺の血を吸ったからだぞ?」
「「へ?」」
「まさか、本当にユエを抱いていたとでも思ったのか? 俺は盛りのついた犬かよ。随分な評価じゃないか? えぇ?」
「あは、あはははは、まさかぁ~、私はわかっていましたよ。そうだろうなぁって。ね、ねぇ、香織さん」
「う、うん! もちろんだよ、シア。再生魔法は魔力の消費が激しいもんね。最初からそうだと思ってたよ」
「はぁ~、まぁいい。とにかく欲しい情報は得られた。今晩、カム達がいる可能性の高い場所に潜入する。警備は厳重そうだが、カム達を見つけさえすれば、あとは空間転移で逃げればいいから、特に難しくもないな。潜入するのは俺とユエとシアだけだ。万一に備えて、気配遮断や転移が使える方がいいし。香織達は帝都の外にいるパル達のところにいてくれ。直接転移するから」
「……それはわかったけど……そもそも、その情報は正しいの? ネディルって人が嘘を言っている可能性は……」
「そりゃないだろう。自分の股間が目の前ですり潰された挙句、痛みで気を失う前に再生させられて、また潰されて……というのを何度も繰り返したからな。男に耐えられるもんじゃない……洗いざらい吐かされた後、股間を押さえながらホロホロと涙を流すネディル君を見て、流石の俺も同情しちまったよ」
お前がやったんだろとツッコミを入れられていたが俺や琥珀ならどうするのと言われたのでとりあえず腕と四肢を切り落としてあとは死なない程度に身体の一部を切り落としていくか脳をいじると言ったら全員にひかれてしまった。
「なぁ、南雲……今更だが、シアさんの家族が帝城に捕まっているんなら、普通に返してくれって頼めばいいんじゃないか? 今ならリリィもいるはずだし、俺は勇者だし……話せば何とかなると思うんだが……」
コイツはどこまでアホなのだろうか。
「対価に何を払う気だ?」
「え?」
「カム達は不法入国者な上に、帝国兵を殺したんだぞ? しかも、兎人族でありながら包囲されて尚、帝国側にダメージを与えられるという異質な存在だ。それを、まさか頼んだからって無償で引き渡してくれると思うのか?」
「それは……」
「対価を要求するに決まってるさ。それも思いっきり足元を見た、ドでかい対価をな。帝国にだって面子はある。唯で済ますことは出来ないだろう。あるいは、姫さんの交渉にも影響が出るかも知れないぞ? それでもいいのか?」
天之河は黙っていた。
「……ッ」
「…?刀真どうしたの?」
「いやなんだか悪寒が…」
南雲の方を見てみると天之河の方を見ながら悪い顔をしていた。
「なぁ、天之河。一つお前に頼みがあるんだが……」
「っ!!!? なん……だって? 南雲が俺に頼み? ……有り得ない……」
ありえないが面倒事を任せることはあり得る気がした。
「あ~、いや、やっぱりいい。こんな危険な事、お前には頼めない。済まないな、忘れてくれ」
「ま、待てっ、待ってくれ! まずは何をして欲しいのか教えてくれ……」
「いやな、帝城に侵入するといっても警備は厳重すぎるくらい厳重だ。だから、少しでも成功率を上げるために陽動役をやって欲しかったんだよ。……例えば、さっきの犬耳少年のような亜人を助けるという建前でひと暴れして帝国兵を引き付ける……とかな。ああ、だが、危険すぎるよな。忘れてくれ」
おそらく俺も着いていくぞと邪魔をされないように役割を与えるようだ。
「陽動……あの子達……やる。やるぞ! 南雲! 陽動は任せてくれ!」
「お、おう、そうか、引き受けてくれるかぁ、流石、勇者だな……うん。そんな素敵な勇者達には、これを贈呈してやろう」
南雲は鉱石で四つの仮面を作った。色は赤、青、黄、ピンク…まるでどこかの戦隊物のようだった。
「……南雲……これは?」
「見ての通り仮面だ」
「………………なぜ?」
「なぜってお前、勇者が帝都で脈絡なく暴れるとか不味いだろ? 正体は隠さないと。そして、正体を隠すと言えば仮面だ。古今東西、ヒーローとは仮面を被るもの。ヒーローとは仮面に始まり仮面に終わるんだ。ちゃんと区別がつくように色分けもしてあるだろ?」
「え? いや、いきなり、そんな力説されても……まぁ、確かに正体は隠しておいた方がいいというのはわかる。リリィの迷惑にもなるだろうし……でも、これは……」
「……心配するな勇者(笑)。お前には、ちゃんとリーダーの色、〝赤〟をくれてやる」
「……なぁ、今、勇者の後に何かつけなかったか?」
「坂上、お前は青だ。冷静沈着を示す青。黒とどっちにするか迷ったが、お前脳筋のためにも青がいいと判断した。我ながら英断だったと思う」
「お、おう? なんかよくわからんが、くれるってんなら貰っとくぜ」
「そして谷口、お前は……」
「ピ、ピンクかな? かな? ちょっと恥ずかし……」
「黄色だ。あれ? いたの? の黄色だ。お調子者の黄色だ。いろんな意味で微妙の代名詞、黄色だ」
「……ねぇ、南雲君って、もしかして鈴のこと嫌いなの? そうなの?」
「そして最後……八重樫は……」
「待ちなさい、南雲君。私も揺動なの?それにもう一つしか残っていないのだけど……まさかよね?」
「八重樫、もちろん、残っているピンク、それがお前のカラーだ」
「嫌よっ! っていうか、仮面以外にも正体を隠す方法なんていくらでもあるでしょう? 布を巻くくらいでいいじゃない! 南雲くん、あなた、確実に遊んでいるでしょ!」
南雲の顔は楽しんでいた。
「いいか? 正体を隠すなら確実に! だ。その仮面はちゃんと留め金が付いていて、ちょっとやそっとでは外れない上に、衝撃緩和もしてくれる。更に、重さを感じさせないほど軽く、並の剣撃じゃあ傷一つ付かない耐久力も併せ持っているんだ」
「あ、あの一瞬でそこまでのものを……なんて無駄に高い技術力……」
「そして八重樫、お前のように普段キリッとしたクールビューティータイプは、実は可愛らしいものが好きというのが定番だ。故に、わざわざ気遣ってピンクにしてやったんだ。感謝しろ」
「な、なんという決めつけ……わ、私、別に可愛いものなんて……」
「あっ、当たってるよ、ハジメくん! 雫ちゃんの部屋ぬいぐるみで一杯だもん」
「あ、確かに部屋に行ったときあったね」
「……そういえば、昔から動物も好きだったよな。特に、ウサギとかネコとか……」
「!」
「ああ、シズシズの携帯の待ち受けもウサちゃんだったよね~」
「!」
「ゲーセンとか寄ったりすると、必ずUFOキャッチャーやるよな。しかも、やたらうめぇし」
「!」
「なるほど、それで雫さん、私のウサミミをいつもチラ見していたんですね?」
「!!!」
もはや周りからの言葉は擁護ではなく雫に対しての追撃だった。
「……八重樫。さぁ、受け取れ。ピンクは……お前のものだ」
雫はピンク色の仮面を受け取っていた。しかし今だに悪寒を感じていた。
「刀真…」
「どうした…こは……おい、待てその袋の中身を見せてもらおう」
俺は琥珀が持っていた袋の中を見た。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「あれ?刀真さん?」
「どうしたのかしら」
「あ、これもしかして」
俺と琥珀は武器を取り出し外に出た。
「どうしたのじゃあ?あの二人は…?春奈?」
「ごめん!私も行かなくちゃ!!!」
春奈は杖と琥珀が持っていた袋を持ち出し外に飛び出した。
「どうしちゃったのかしら?」
—————
南雲とユエとシアが捕まったハウリア族の救出をしている最中、勇者一行+雫と煉獄側
「しかも、しかも……そんなふざけた仮面なんか付けやがって! 馬鹿にしてんのかっ!」
「え? いや、馬鹿にしてるわけじゃ……」
「どう見ても馬鹿にしているだろうが! 特に、そこのピンク色!」
「!?」
「可愛いさアピールでもしてる気か!? 仮面を着けてる時点で激しくキモイんだよっ! この変質者めっ!!」
「!? …………可愛いさなんてアピールしてないわ。……特にそういうのが好きなわけでもないし……無理やりだもの……私のせいじゃないもの……」
「主よ。落ち着け」
「ちょっと、不細工面なおっさんの癖にシズ…ピンクを馬鹿にしないで! すず……イエローは本気で怒っちゃうよ!」
「そうだ! シズ…ピンクが可愛いもの好きでもいいだろうが! それ以上、ピンクを傷つけたら俺……仮面レッドが許さないぞ!」
「あ~、取り敢えず、仮面ブルーも許さねぇぞ~」
私たちは帝国兵の揺動をしていた。
「うん?この音は…」
「な、なんだ!?」
ズドーーン!!!
ドン!ドン!
キュイイイイン!!!
刀真と雫と琥珀が戦っていた。
「おい!ふざけるな!!!」
「刀真君…ごめん、本当にごめん!!だけどお願い。私達が諦めるのを諦めて!!」
「刀真、おとなしくしなさい!!」
「なんで!こういう時いつもより執念深いんだよ!!
「な、なんだおま…グハァ!!」
「ガハッ!」
3人…もとい刀真対琥珀と春奈の戦闘に巻き込まれ帝国兵が次々と気絶していった。そして刀真が二人に捕まった。
「待て!俺は男だぞ!」
「大丈夫です。お嬢様あの薬は残っていますか?」
「え、うん残ってるよ」
「待て…離せ!離せ!あああああ!!!」
刀真は二人に引きずられてどこかへ行ってしまった。
その後、私達は目的を達成したが私は帝国兵の都市伝説になってしまった。
fgoがストーリーが終わったけど良かった。推しキャラも活躍させられたから本当に良かったです。
2026年は、忙しくなるので暇になったときに書けるようにしていきたい。