Fate/kaleid liner プリズマ ☆イリヤ 『夢(妄想)を叶えて(実現して)』 作:古明地こいしさん
街ひとつが壊滅した都市があった。死者は数万と大変なことに
そしてそこには魔力の流れが感じ取れた
衛宮切嗣は放置するよりも教会や時計塔が動く前に先に現場に到着すると1人の男の子が倒れていた
倒れていた少年....と、言うには幼すぎると切嗣は思う、娘のイリヤスフィール・フォン・アインツベルンより歳下と見積もり、一先ずその子供を抱えその場から離れた
「切嗣、その子...」
「十中八九、この子が原因であの場所は壊滅したんだろう。でなければこの子が無事な理由の説明がつかない」
未だに眠っている子供を見ながら衛宮夫婦は話す
どうするかと
処罰というより処理してしまうのは簡単だ。撃ち殺すなり絞め殺すなりとできる
だがそれをしないと言う事は2人はこの子供を殺したくないという事だ
「切嗣、この子、家であずからない?いっその事息子に迎えて」
「いいのかい?もしかしたらあの場所のように冬木市が今度は壊滅するかもしれないよ?」
「...大丈夫よ。むしろこの子はイリヤに何かしら影響を与える。そんな気がするわ」
肩をすくめる切嗣、戸籍を偽造しなければいけなくなった。それに当たって名前の考えだが
「想理...想いの理....日本語だと誰かを想うって確かこう書くんでしょ?」
「あぁ、分かった。登録してこよう」
それが想理の拾われた時だった
「んん....」
バンっと扉が開く、足音が鳴り響きベッドに近づく者が
「ソウリ、朝だよ。ほら、お姉ちゃんが起こしに来てあげたよ〜」
「んん...お姉ちゃん?んん、おはよ」
「はい、おはよう。ちゃんと起きれて偉いね。さ、下に行こ、みんな待ってるから」
こうして衛宮家の一員となり衛宮想理となって末っ子としてみんなに可愛がられている。セラとリズにはそうするように伝えられているのだが
セラには一応ではあるが、先の壊滅した街の話に深く関わっていると話されている
だからと言って接し方が他とはよそよそしいなどとはない
「おはよう。セラ、リズ、士郎お兄ちゃん」
「「おはよう」ございます」
「ぐっもーにん」
「ねぇねぇ!今日届くかな?」
「ん〜、多分?」
みんな椅子に座り朝食を食べるとイリヤと想理は手を繋いで登校する
「イリヤお姉ちゃん、僕この階だから」
「うん、勉強頑張ってね!それじゃあ帰りに校門で!」
そう言ってイリヤは上の階層へと、想理はこの階層の3の1にと
これが本来の日常、これまでが本来の日常である。そう、今日この朝と昼までは.....
イリヤ、弟ができて有頂天