勝ち組男の異世界迷宮で奴隷ハーレム   作:Lilyala

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色々考えた結果、もう少しで完結になります。

理由は後書きにて。


迷宮討伐Ⅰ

 

 

──春の季節 七十一日目

 

 

赤城光 男 27歳

魔法使いLv50 英雄Lv47 遊び人Lv49

冒険者Lv35 魔道士Lv33 禰宜Lv1 薬師Lv1

 

 色々考えた結果、セブンスジョブまで取ってこんな編成にする事にした。

 

 正直、薬師は暗殺者にしたかった。だが薬師を上げておかないとエリクシールが作れるか不安だったので、泣く泣く薬師を付けた感じだ。

 

 ちなみに気になる薬師と禰宜はこんな感じのジョブだった。

 

 

禰宜Lv1

効果 精神中上昇 MP小上昇 知力微上昇

スキル 全体大回復 全体状態異常回復

*1

 

薬師Lv1

効果 知力中上昇 体力小上昇 精神微上昇

スキル 霊薬生成

*2

 

 薬師の方は特に言う事は無い。

 

 禰宜の方は──うん、原作で状態異常耐性系の装備を身に付けてない理由が良く分かるな。

 

 沙門の方にも単体対象のスキルがあるだろうし、僧侶や神官系に状態異常耐性を持たせ、他は属性耐性の装備が一般的なんだろう。

 

 ただ軽く使ってみた感想だが、乱発は俺でも厳しい気がする。MPが一般的な禰宜の数倍ある俺ですら消費を実感出来るのだ。

 

 普通の禰宜なら三回も使えば間違いなく半分近くまでMPが減る。

 

 薬で何とか出来なくも無いが、基本はやっぱり回避なんだろう。

 

 

 あくまでも魔法は保険。

 

 

 それぐらいじゃないと迷宮討伐は果たせないんだろうな。この世界は凡人に厳しいぜ、本当に。

 

 

 

・キャラクター再設定

魔法使いLv 50

 

基礎BP149使用中BP142使用可能BP7

 

パラメーター設定

消費BP-

 

ボーナス装備設定

消費BP-

 

ボーナス呪文

消費BP3

 

メテオクラッシュ 1 ガンマ線バースト 1

ワープ 1

 

ボーナススキル設定

消費BP139

 

クリティカル上昇 1

クリティカル率十パーセント上昇 2

クリティカル率十五パーセント上昇 4

 

獲得経験値上昇 1 獲得経験値二倍 2

獲得経験値三倍 4 獲得経験値五倍 8

獲得経験値十倍 16 獲得経験値二十倍 32

 

セカンドジョブ 1 サードジョブ 2

フォースジョブ 4 フィフスジョブ 8

シックスジョブ 16 セブンスジョブ 32

 

鑑定 1 ジョブ設定 1 

詠唱短縮 1 詠唱省略 2 

キャラクター再設定 1

 

 

 

 ボーナススキルはこんな感じだ。流石にLv50までくると使えるBPも多く、色々迷った末に火力を優先した設定になっている。

 

 メテオクラッシュとガンマ線バーストは余ったBPで取った。メテオクラッシュはともかくガンマ線バーストは使えるか分からんが。

 

 個人的には使わないと駄目な状況に追い込まれた時点で負けなんだよなぁ。

 

 

「主様。準備出来ました」

 

「おう。それじゃ行くか」

 

 

 ワープを使ってレーヌへ飛び、第四迷宮に向かう。するとその途中、街中に湧いた魔物を相手にしている町人の姿を見つけた。

 

 

「任せた」

 

『『『かしこまりました』』』

 

 

 グロリア達が武器を抜いて駆ける。それをゆっくり追い掛けると、集団の下に辿り着いた頃にはアイテムに変わっていた。

 

 ま、レベル1の敵ならこんなもんだよな。

 

 

「アンタか。助かったぜ」

 

「おう。無事で良かったな」

 

 

 パッと見た感じ、奴隷商達の体に目立った傷は無い。これなら特に何もしなくて大丈夫そうか。

 

 

「これから潜るのか?」

 

「ああ。今日から討伐を開始するつもりだ」

 

「……そうか」

 

 

 何かを言おうとして口を開き、声を出せぬまま閉じることを繰り返す奴隷商。そんな彼を安心させる様にイザベラが正面に立ち、宣言する。

 

 

「安心しとくれんさい。すぐに攻略して見せますんで」

 

「出来るのか?」

 

「主人さまなら必ず」

 

「…………それなら期待させて貰おう」

 

 

 自分にそう言い聞かせる様に呟き、こちらに頭を下げる奴隷商。その姿を見て、仲間達も一斉に頭を下げた。

 

 

「この町の未来を頼む」

 

「あいよ。茶でも飲みながら待ってろ。すぐに吉報を届けてやっから」

 

「頼もしいな」

 

「その為の準備はしてきたからな」

 

 

 千の言葉より一の行動。それを示す為に町人達の間を抜け、迷宮へ向かう。

 

 目指すは最上階。第六ランクが現れる前に踏破出来ると良いんだが。

 

 

 

 

 どれだけ大層な名前を付けられたとしても、迷宮に現れる魔物に変化は無い。

 

 地獄の迷宮と名付けられようが、竜の迷宮と名付けられようが、楽園の迷宮と名付けられようが。

 

 出てくる魔物はこの世界の法則に則って現れる。そこに異常が発生する事は無く、いきなり変わる事も無い。

 

 だから第一ランクから第三ランクまでの敵が分かれば、現れる敵の種類に予測がつく訳だ。

 

 

「レーヌ第四迷宮の三十六層の敵はラピッドラビット。高速で動く兎だ」

 

 

 原作では主人公に迷宮探索が死と隣り合わせである事を教え込んだ強敵だ。三十六層ではそれが雑魚として出てくるんだが。

 

 

「他に現れる敵は三十四層のハチノス、三十五層のハントアントだ。グロリア以外は毒に注意しろ。何か質問は?」

 

『『『ありません』』』

 

「よし、それじゃ行くか」

 

 

 最初の十字路を右折。次の分岐も右折。ボス部屋の位置が不明な以上、地図を端から埋めていくしかない。

 

 行き止まりに辿り着く度に別の道へ進んでいると、サギニが足を止めた。

 

 

「敵です。全種二匹づつだと思います」

 

「アリはグロリア、ウサギはサギニとイザベラ、牛はメローが抱えろ」

 

『『『かしこまりました』』』

 

 

 四人が迷宮を走る。その後ろをゆっくり追って、敵が見えた瞬間、魔法を発動。

 

 放つ魔法はサンダーストーム二発とウォーターストームだ。

 

 敵と敵の間を稲妻が駆け抜け、水流が渦を巻いて敵を飲み込む。この中で弱点を突けるのは水弱点のアリだけだが問題無い。

 

 雷魔法は無属性魔法であり、耐性に左右されない便利魔法。追加効果の麻痺も含めて雑にブッパするのが正解だ──お、麻痺った。

 

 体感二割の麻痺が運良く発動し、メローの抱えるハチノスと、イザベラの抱えるウサギの二匹が崩れ落ちる様に足を折る。

 

 そこへ容赦なく二人が攻撃を加え、ボコボコにしていると、健常なサギニのウサギが不自然な格好で固まった。

 

 

「石化したのでハチノスに行きますね」

 

「お願いします」

 

 

 サギニが石化したウサギから浮いているハチノスに目標を変更。そのタイミングでクールタイムの明けた俺の魔法が着弾すると、今度はグロリアの抱えるアリが麻痺った。

 

 

「魔道士の魔法は凄まじいですね。サギニさんの石化の時も驚きましたが、戦闘がさらに楽になりました」

 

 

 麻痺ったアリに最低限の警戒を残しつつ、健常なアリの攻撃をグロリアが丁寧に捌く。

 

 鎧を強化したという事もあり、その安定感はまるで城塞の様だ。

 

 本人の報告によると、物理相手ならこの階層でも二十発以上の攻撃を耐えられるらしい。HP吸収を含めるならもっと耐えられる数字は伸びるそうだ。

 

 これだから竜騎士は最高だぜ!

 

 

「これでも御主人様の理想には届いてないのでしたか」

 

「ああ。本当ならサギニとイザベラの武器に麻痺を付けたかった。灌木のカードに縁が無くて断念したけどな」

 

「これでもまだ満足しとらんの……?」

 

「本気で迷宮攻略するなら()()()()()は普通だぞ?イザベラ」

 

 

 才能の不足分は装備で補える。その為の鍛冶師であり、メローだ。

 

 三巡目の魔法を放つ。まず最初に沈んだのは石化したウサギだった。やはり魔法耐性が下がるのは大きい。

 

 それから少し待ち、四巡目に入る。

 

 ここで魔道士枠で撃っていたサンダーストームを中級水魔法──アクアストームに切り替え、魔法使い枠でウォーターストームを放ち、最後にサンダーストームを撃って二匹のアリを沈める。

 

 これで残るはハチノス二匹とウサギか。良いペースだ。

 

 

「放置されているハチノスに行きますね」

 

「お願いします」

 

「石化しました」

 

「こっちもや」

 

「……全員でハチノスを殴りましょう」

 

 

 一瞬で片付いた戦況を素早く纏め、メローが俺の代わりに指示を出す。

 

 その間に俺は経験値二十倍をデュランダルに入れ替え、石化したウサギとハチノスからMPを回収する。

 

 それから一分もしないうちに麻痺していたハチノスが沈んで戦闘終了。

 

 片付く時は一瞬で決まる暗殺者は最高だな!

 

 

 

 

*1
もちろん独自設定。

*2
こちらも当然独自設定。





まずは閲覧&誤字報告に感謝を。

皆様のお陰でここまで来れました。

前書きに書いてある通り、迷宮討伐で一旦完結にして一区切りつける予定です。

で、その理由なんですが二つあります。

まずは一つ目。


5 0 層 以 降 の 魔 物 の 情 報 が 無 い ! !


原作最新刊がようやく迷宮討伐を終えたばかりなので、本当に欠片も無い。スカラップシェルぐらい?

で、二つ目。

どれハの世界観的にボスまで安定して辿り着けて尚且つボスを倒せる場合、違う迷宮でも同じ事の繰り返しになるんですよね。

物語として書ける事がほぼ無い。三十日ほど使って五十層を討伐した。で終わるという。

流石に50匹近くオリジナルにしちゃうのもアレだし、繰り返し作業を書くのも嫌なので、一旦完結にした後に細々と思い付いた話を投下する形にします。

という訳で明日からは最終章に突入します。最後までお付き合いくだされば幸いです。


追記


完結するまで感想返しは停止します。作者くんに余裕は無いんだ!
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