白蛇は月の夢を見る   作:金色のくじら

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原作沿い月島夢小説です。
旅芸人兼薬売りの夢主が第七師団に捕まり、作品キャラと絡みながら月島に激重感情抱かせていくお話。ハピエンです。
読んでいただいた方に刺されば嬉しいなあ。
亀更新ですみません。




はじめまして。
見る専の私が初めて書く夢小説です。

ここにたどり着いて読んでいただき、ありがとうございます(*´`)

続き気になるー!ってなってくれたら嬉しいなあと思います♡


皆さんはスチェンカのフィギュア予約しましたか?
私は迷って迷ってまだしていないのですが、4人の肉体美が頭から離れないので時間の問題だと思います(笑)

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注意書き、プロローグ

 

・ゴールデンカムイの沼にどぼんしました。金カ夢は見る専だったので、初めての投稿です。

・よって乱筆、乱文だらけで誤字脱字も多いかと思います。明治時代の知識やその他もいい加減です。

・この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

・閲覧する方のご希望に添えない内容になる可能性があります。キャラクターの独自解釈など。

・ネタバレ含みますので、ネタバレが嫌な方はご注意ください。

・作者の癖で月島が贔屓される可能性ありです。ルートは今の所月島です。

・オリジナル女主人公、設定、癖が多々あり。

・原作を愛読し、心からゴールデンカムイを愛しております。

・ハピエンはお約束します。

・作中に度々イメージソングが出てきますが解釈不一致もあるかもしれません。悪しからず。

・明治時代の喋り方が分からないので、夢主が現代っぽい喋り方です。

・自己満足の塊ですが海よりも広い心で閲覧をお願い致します。

以上を承知頂ける勇気のある方は、次のページへお進み下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おかしいなぁ。

 

 

私は町で薬売りをしていただけだ。

自分が普通の女だとは思ってはいないが、少なくともただの旅人として目立たずに生きてきたつもりだ。

 

 

・・・そんな私は今、椅子に座り縄で縛られている。

 

「はじめまして、七海結月さん」

 

目の前の男は、背筋が凍るような目で笑った。

 

 

 

 

───訳あって故郷を離れ旅をしていた私は、北海道に本州には無い薬草がある、と聞いてこの地に足を踏み入れた。

小樽の山中で出会った親切なアイヌの少女に薬草を学び、充実した日々を送っていた。

南国育ちで寒さにはめっぽう弱い私には辛いこともあったが、珍しい薬草を研究するのに夢中になり、気が付けば一年が過ぎた。

 

 

今日も山で薬草を探し、目印になる川沿いを歩いていた。

 

・・・ん?人が落ちてる??

 

死人かと思い近付いてよく見ると、微かに息があった。

 

大変、凍傷になりかけている。

 

急いで火を起こし、体を温める薬を飲ませる。

軍人か、ならば仲間が探しているはず。

急いで一通りの処置を行って、狼煙を上げた。

 

しばらくして、狼煙に気付いて駆けつけた軍人に訳を話すと、ぜひお礼をしたいと兵舎に招かれた。

遠慮はしたものの、川から彼を引き上げた際に着物のほとんどが濡れて寒い。

「我々の仲間を助けていただいたのに、風邪をひかれては申し訳がない」と押し切られ、大人しくご厚意に甘えることにしたのだ。

 

第七師団と名乗った軍人達は、私を知っている様だった。

「町で評判の薬売りで有名だよ」と言われ気分が良い。

単純な私はにこにこしながら兵舎を歩き、応接間に向かっていたのだが、いきなり首に衝撃が走り目の前が真っ暗になった。

 

 

 

 

───そして目が覚めて冒頭に戻る。

 

目の前の琺瑯の額当てをした男は笑顔を向けているが、目だけは逃がさんぞと言わんばかりに鋭い。

 

「あぁ、自己紹介がまだだったね。大日本帝国陸軍第七師団二十七聯隊中尉の鶴見篤四郎だ」

『・・・何故私は縛られているんでしょうか?』

 

話はまずそこからだ。解せぬ。

 

「我々に協力して欲しいのだよ、七海さん。君の薬が評判がいいと有名でね。幾つか買わせてもらったんだが、治癒効果が高い薬と痛み止めは素晴らしい!我々が使うモルヒネは副作用でせん妄になる者も少なくないが、君の痛み止めは副作用が無いというじゃないか!これは革命だよ!!」

 

・・・なるほど、目をつけられてしまった訳だ。

それなら普通に買ってくれればいいのに。

 

私の心の内を見透かした様に、鶴見は話を続けた。

 

「戦地に赴く我々は常に薬が不足している。そしてモルヒネで精神異常を患ってしまう兵士も減らしたい。戦地で治癒効果が高い薬は貴重。そこでだ!君の薬を大量に作る事が出来れば、軍事力も上がる。素晴らしいじゃあないか!!」

『・・・つまり薬の調合を教えろと?』

「話が早いね七海さぁん。報酬は弾むし悪い話ではないと思うがね?」

 

捕まった事を考えると、私の薬を渡したくない人物でもいるのだろう。

監禁されて第七師団専属として薬を作る事になるか、最悪調合を教えた後に私は用済みになるのかな?

 

『・・・断ると言ったら?』

「手荒な真似は好きでは無いんだが・・・つい足の腱を切ってしまうかもしれんなぁ」

 

ついってなんだ。

普通に怖いし、痛いのも嫌だ。

 

『はぁー・・・。どうせ断れないんでしょ?』

 

後ろの扉には背の低いが壁の様な体格の男が一人。

手首が縛られていなければ毒の薬瓶を投げられたかもしれないけど、逃走は難しいだろうな。

 

「では、交渉成立かな?」

 

鶴見がにっこりと笑う。

 

『薬は作ります。・・・ただ、調合を知っても私を殺せば二度と薬は手に入りませんよ?』

 

鶴見の顔が険しくなり、目を細める。

 

「・・・どうしてだね?」

 

すると七海の着物の合わせから白い"何か"が出てきた。

それはゆっくりと首を這い、彼女の褐色の肌に巻き付いた。

その生き物は、鋭い赤い目と細長い舌をチロチロさせながら鶴見を睨む。

 

 

 

 

 

『私の薬はこの子の毒を使っているから』

 

 

 

七海は白蛇を撫でながら静かに微笑んだ。

 

 

 

 

◆◆◆

 

七海 結月

つるちゅに目をつけられた可哀想な褐色美人の23歳独身女子。結婚適齢期?知るかそんなもん。

三線で旅芸人・薬売りの二足のわらじでお金を稼ぎ旅をしていた。

本人はそう思ってないけど、美人だし目立ってる鯉登タイプ。

長い事旅をしていたので、肝は据わってる。

 

鶴見中尉

七海を攫う機会をうかがっていたら、向こうからやって来てくれたからラッキーだね。

本州にない薬草があると七海に情報を流して、北海道に来るように仕向けたのはこの人。怖いね。

 

月島軍曹

七海よりは背が高い。また鶴見劇場メンバー増えちゃったよと頭を抱える第七師団の良心。

え、私がお世話係ですか?業務で忙しいのに??

・・・面倒くさい。

 

白い生き物

ちゅるちゅるの真っ赤おめめがかわいい白蛇。

猛毒の牙が自慢だよ。

あったかいから七海の着物の中(ぱい)に隠れてた。

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