東方欲心録   作:鰹ノ烏帽子

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この自己満小説を読んでる方はいるのでしょうか……。
ま、僕が楽しいので続けるんですけどね!


博麗の巫女と夜ご飯

流「ルーミア、あとどんぐらいで着きそうだ……」

 

ル「ん〜……あとすこしなのだー」

 

流「もう5回は聞いたぞそれ……」

 

今まで運動も殆どしてこなかった男が休憩無しで森を歩き続けるのには限界があるんだよ……。そう心の中で愚痴を零しながら歩を進める。

 

流「ルーミアは良いなぁ空が飛べて……」

 

ル「んー?みんなとんでるぞー」

 

流「そうなのか?!」ル「そーなのだー」

 

空を飛ぶのが基本なのか……。じゃあ俺クソザコナメクジやん、空飛べんやん。俺も空飛びたいなぁ……ん?

そうだ、俺は空を飛ぶ力()()()()()。という事は。

 

流「能力の使い所じゃね、これ」

 

そうして俺は能力を発動させる。

空を飛びたいと心の底から思いながら丹田に力を込める。すると段々身体中に何かが流れている感覚がしてくる。

 

ガクッ

 

流「うおぉっ?!浮いた!」

 

かなり拙くはあるが身体が宙に浮いた。と言っても30cm程しか浮いてないが。

 

ル「おー!浮いたのだー」

 

流「あぁ!浮いたぞ!ルーミア、ペースアップだ!」

 

ル「らじゃーなのかー」

 

俺の歩きに合わせてくれていたルーミアは先程の倍以上のペースで飛んでいく。俺はまだ空を飛ぶことに慣れていないがどうにかルーミアの後を追う。

 

 

 

 

 

――少女&青年移動中――

 

 

 

 

 

森の中を飛び続けて1時間弱程ころ経った頃だろうか。

木々が少なくなり、民家のようなものが見えた。

 

流「あれってもしかして……」

 

ル「人里なのだー、神社までもうすこしなのだー」

 

ルーミアの案内に従って人里を飛んで進む。

人里を通り抜けたその先に見えたのは、見た事ない長さの階段だった。

 

流「うおぉ……えぐいなこれ」

 

ル「流華、飛べてよかったのだー」

 

流「それなぁ」

 

相槌を打ちながら、階段を飛んで乗り越える。

すると見えたのは綺麗とは言えない、それなりの年数が経っているであろう神社があった。

 

流「ここが博麗神社か?」ル「そーなのだー」

 

空を飛ぶのをやめて歩いて博麗神社へと近づく。

 

ル「流華、これを入れるのだー」

 

流「ん?お金?」

 

入れろって賽銭箱にか?ま、言われた通りにするか。

ルーミアに急かされながら賽銭箱にお金を投げる。

 

チャリ-n「お賽銭!!!」

 

嘘だろ音がした瞬間に飛んできたぞこの巫女。もっとお淑やかな巫女を想像してたんだが……。

 

?「こんな時間にお賽銭だなんて、素晴らしい心掛けね!……ってあら?見た事ない顔ね」

 

流「どうも初めまして、如月流華と申します」

 

ル「私が案内したのだー」

 

?「あら、ルーミアが?よく食べられずに済んだわね。私は博麗霊夢よ、博麗の巫女って呼ばれてるわ。よろしくね」

 

あまり信じたくなかったがこの金の亡者っぽい奴が博麗の巫女らしい。俺の巫女像が崩れ去る音がした。これじゃあ博麗の巫女というよりかは残念の巫女じゃないか。

 

霊「というか、本当になんの用かしら?」

 

流「実は……」

 

俺はここまで来た経緯を博麗さんに伝える。

 

霊「あんのクソババア……。また外の世界の人間を連れてきたのね……そろそろ退治してやろうかしら」

 

博麗さんは相当お怒りらしい。

 

霊「とりあえず、今日はもう遅いわ。泊めてあげるから早く入りなさい」

 

女性の家に泊まる……抵抗はあるが仕方がない。俺とルーミアは博麗さんの家の中に……ん?

 

霊「ルーミア、なんであんたも着いてくるのよ」

 

ル「流華が美味しいご飯くれるって約束してくれたのだー」

 

流「お店のじゃなくて俺の料理って事だったのか?」

 

ル「気分なのだー!」

 

気分で約束を変えないで欲しいが明言してなかった俺も悪いなこれは。

 

霊「あら、私も夜ご飯食べてなかったから丁度良いわ!流華、作ってちょーだい」

 

流「博麗さんまで……」

 

霊「博麗さんってなんか気持ち悪いわね。霊夢でいいわよ」

 

博麗さん、もとい霊夢はクスクスと笑いながら言う。

まぁ、泊めてもらうし料理くらいしないとダメだな。

 

流「泊めてもらうお返しです。腕によりをかけて作りますよ」

 

ル&霊「「やったー!」」

 

喜ぶ2人を微笑ましく思いながら台所に立つ。

とはいえ料理はバイトで厨房に立ってた時くらいしか経験が無いが……。

 

俺は心の底から美味しい料理を作れるようになりたいと願う。また身体中に何かが流れる感覚がする。

 

流「よし、とりあえず何作ろうかな……。あるものは使ってもいいって言ってたけど……」

 

台所中を探して見つかったのは

 卵、人参、玉ねぎ、かまぼこ、米、各種調味料だけだった。

ほんとに貧乏なんだなぁ、博麗神社って……。

そう思いながら米をとぎ始める。

 

 

 

 

――青年料理中――

 

 

 

 

 

流「はい、即席卵とじ丼の出来上がりぃー」

 

ル&霊「「おぉー!」」

 

2人は歓声をあげるのだが、人参、玉ねぎ、かまぼこを切って炒めて、醤油等調味料と卵ぶっ込んで煮込んでご飯に乗っけただけだ。

 

全「「「いただきまーす!」」」

 

俺も何も食べてなかった為に超絶空腹だったので卵とじ丼をかき込む。

 

ル&霊「「お、美味しい!(のだー!)」」

 

やはり能力のお陰なのか、簡単な料理でもかなり美味しく感じる。

 

霊「流華!あんた外の世界から来たなら家無いのよね?!」

 

流「お、おう……」

 

霊夢が興奮しながら俺に尋ねる。

 

霊「じゃあ、これからあんたを居候させたげる!代わりに私に美味しい料理を振る舞うこと!これが条件よ」

 

と、まさかの申し出がある。俺としては願ってもない事だが……。

 

流「いいのか?俺……男だぞ?」

 

霊「ふふんっ!私は博麗の巫女よ?外の世界から来たばかりのあんたに襲われた所で負けるわけないじゃない!」

 

との事だ。料理をするだけでいいなら、かなりの好条件だ。家が決まるまでは、霊夢の所でお世話になろう。

 

流「分かった、一時の間よろしく頼む」

 

霊「ふふっ、交渉成立ね!」

 

残念巫女と外来人の奇妙な共同生活が始まった。

 

 

 

 

 

 

 




実は同じ名義で小説家になろうでオリジナルの小説を投稿しようかと考えています。と言ってもまだ初心者なので、この小説を書いて練習してからになるので時間はかかると思いもす。
ある程度構想は練っているのでこれからが楽しみな烏帽子です。
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