がんばります。
あの戦い以来、私はあの2匹とは友達になりました。
久しぶりの友人にその日の夜は興奮して眠れませんでした。
~回想・あの戦いの後~
「ただの、か。クク、おもしろい」
「ところで、あの時どうやったんだ?避けたようには見えなかった」
「あれはね~
光線が私に直撃する瞬間、私は
「『全てを喰らう』」
その瞬間、私は光線を吸収します。
私は身体能力だけで一気にアルビオンの背後に回りこみます。
キスショットと同じ身体能力なのでこれくらい朝飯前です。
アルビオンの体も身体能力で腕を突き刺します。突き刺したまま妖力を放ちます。
すぐにもう片手をドライグに向けます。
さっき吸収した妖力で妖力の矢を作り、放ちます。
矢はドライグを貫きました。
と言うわけだったんです」
「なるほど、吸収したわけか」
「めちゃくちゃだな、お前は」
「しかし、お前は魔力の量が多いな」
魔力?なんでしょうか?
「魔力って何?」
「おい、本気で言っているのか?お前も使っていただろう。
あれが魔力だ」
「え?これは妖力っていうんだよ?」
「ああ、なるほどな。それはお前たちでの言い方だ」
「俺たちは魔力と呼んでいる」
魔力=妖力のようです。今度から魔力って呼びましょう。
それからいろいろと話しました。
いつの間にか仲良くなっていました。
友といえる関係です。
~回想終了~
一睡もできませんでした。
しかし、ドラゴンがいるなんて思いませんでした。
この世界は何の世界なんでしょう?
二天龍との交流を深めてきましたが、ある日ばったりと会わなくなりました。
1年くらい寝込みました。それくらいショックでした。
次会ったら半殺しにします。
むかついて大西洋で魔力を思いっきり放ったらアトランティスと言う島が消し飛びました。
こんなことにならないように太平洋でやると、ムー大陸が消し飛びました。
伝説とは違ってオーストラリアの1.3倍くらいの大きさでした。
島や大陸は消えましたが、すっきりしました。
どのくらいたったのでしょうか。
ある日、番をしていた式神から侵入者が来たと反応がありました。
行ってみると服を着た人間40人くらいがいました。
村人side
私たちは村を失いました。
私たちは人口60人くらいの大きさの村でした。
途中で多くの人が死にました。今では40人くらいです。
私たちは腹を空かしていました。
どのくらい歩いたのでしょうか?
私たちはある場所にたどり着きました。
なんとそこには天国と言ってもいいほどの場所でした。我々は夢を見ているのだろうか。
ゆっくりと近づきます。作物を取ろうとした瞬間―――――
「止まってください。これ以上近づくことは許しません。とまらない場合、実力行使へ移行
します」
私たちはその言葉に動きを止めます。
見るとそこには、獣耳と3本の尻尾を生やした女性でした。
あきらかに人間じゃありません。聞いたことがあります。
人間や動物の姿が違う存在がいることを。その生き物を妖怪と言うそうです。
この少女もそういう類なのでしょうか。
だとすればどうすることもできません。
妖怪を倒すには、特別な力を持った人間にしか倒せないそうです。
この中にそんな人間はいません。
終わった。何もかも終わった。
みんなの顔は絶望に染まっています。
そんな時
「あっ、こんにちは~。
ここに何の用でしょうか?」
そんな幼い子どもの声が聞こえました。
私たちの子どもの声ではありません。
声をしたほうを見ると、輝くような髪をした小さな少女がいました。
少女は1本しかない尻尾をパタパタと振っています。
???(主人公side)
「あっ、こんにちは~。
ここに何の用でしょうか?」
そういって、声を皆さんにかけます。
こっちを見ますが、ポカーンとした顔でこっちを見ます。
「あの~、聞いていますか?」
「は、はい。私たちは争いにより村をなくしたものでございます。
どうかここの食べ物を分けて貰えないでしょうか?礼は必ずお返しします。
どうかお願いいたします」
一人が答えました。リーダーのような存在のようです。
しかし、食べ物ですか。全く問題ありませんね。むしろ消費してほしいです。
「いいですよ。後で私の家に来てください。場所はあの山の頂上です」
そういって私は背を向け去ります。
どうです?かっこいいでしょ?
村人side
私たちはその作物を食べます。どれも食べたことのないくらいのおいしさです。
作物を一つ食べればその者の体力は回復し、病をも癒しました。
私たちは、感謝しました。
さっきの女性たちに私たちは感謝しました。
この土地の所有者に間違いありません。
私たちは少女に言われた通り、山の頂上へ向かいます。
向かったのは、少女に答えた村長代理をしている男性と私と女性です。
道は整理されて歩きやすくなっていました。
山から頂上まではきれいな直方体の石で石段になっていました。
とても人間業ではありません。
石段の入り口には先ほどの女性と同じ顔をした女性が二人いました。
「お待ちしていました」
「どうぞ、こちらへ」
まるで感情がないような声でした。
ただ命令を忠実に守る何かのようでした。
私たちはついて行きます。
「あの、さっきの少女や同じ顔をした女性はどんな関係ですか?」
私はさっきから思っていたことを聞きます。
「少女。少女とは私と同じ顔をしていない方のことですか?」
「そうです」
「あの方は私たちのマスターつまり主です」
「そして私たちは主によって作られ、主に言われたこと守る道具です。物です」
主?作られた?道具?どういうことでしょう?
あの少女に対して少し警戒します。
頂上には見たことがない建物がありました。木でできています。
その建物の中は私たちが見たことがないものばかりでした。
他の2人も驚いています。
「こちらに主がいらっしゃいます」
そういって
2人の女性はどこかへ行きます。
中にはいると、さっきの少女がいました。
「あっ、てきとうに座って」
「我々は何をすればよいのでしょうか」
「そのことだけどね~。とりあえずみんなこの土地に住まない?あの畑も貸すよ?
ただ私も食べないといけないから、少し私に頂戴。どう?」
私たち3人は少女からの提案に驚きます。
少女は私たちに住む場所を与え、畑を貸してくれるというのです。
対価は少女の食料の分だけ。
「少し時間をください」
「いいよ」
私たちは話し合います。
「どうする?」
「私はいいと思います」
「俺もです」
「では、受けるとしよう」
私たちは少女のほうを向きます。
「どうする?」
「はい、その提案を受けます」
「分かったよ~。場所はあとで案内するよ」
私たちは部屋を後にします。後にする前に私は
質問します。
「さっきの女性たちが言っていたのですが、あなたが主であの者が作られた道具
とはどういうことでしょう?」
「あ~なるほどね。そのままの意味だよ。あの子たちは私が作ったもので私が主。
よく分からない?つまりこういうことだよ」
少女は机の上にあるペラペラした薄いものを手に持つと空中に放り投げる。
それが地面に着く前にそれが光を放つ。その瞬間一人の女性が現れた。
私たちは驚くことしかできませんでした。そして、意味を理解しました。
「あ~勘違いしないでね。道具だからと言ってひどい扱いはしていないよ。
だって同じ姿をしているんだよ。私にはひどいことはできない。
だから、別に警戒しなくてもいいよ」
私たちは山から降りるとみんなに伝えました。
みんなは喜んでいました。
私はさっきのことを考えていました。しかし今は信じることしかできません。
???(主人公)side
みんなが住み始めて数週間。その間私の家にはたくさんの人たちが来ました。
どうやら個人で感謝をしに来たようです。
私が名前がないと言うと数日後に名前を貰いました。
名は
「
だそうです。そしていつのましか神様として崇められていました。
作物と怪我の神様だそうです。
名をつけられたことにうれしくてこっそりと泣いたのは内緒です。
私は日頃村の人たちと一緒に畑の仕事をしています。
他にも怪我や病を治していました。
私は
ただの狐で妖怪で吸血鬼そして神様です