Sword Art OnlineEdge Brave Remake Alicization   作:アサシン・零

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第2話「盟友・Aerial Sword Moment」

「キリトはどこ行っていたの?」

 

「それがなユージオ覚えていないんだよ。」

 

俺は今、ユージオの天職を見に来ていた。

 

「ユージオ、その樹は..........?」

 

「ギガスシダーの樹だよ。これを伐るのが僕の天職だ。」

 

ユージオはそう言うと切り株に腰掛ける。その顔は微笑んでいた。

 

「マジか。俺の天職は父さんの小麦畑の手伝いだぜ?」

 

「キリトよりはマシさ。少なくともね。」

 

「だろうな、大麦、小麦にオリーブの樹まであるからなうちの農園は。」

 

「お父さん、元気にしていた?」

 

「あぁ、農園で仕事をしている。」

 

「この瞬間が大切なんだ。」

 

「そういえばユージオ、おまえ、ギガスシダーの樹を伐ったら天職終わるよな?次の天職は何したい?」

 

「キリトってば............. でもそうだな。アリスを探したい。キリト、共に探したいんだがどうだろうか。」

 

「でもアリスは昔、公理教会に連れていかれたのでは?」

 

「もちろん。そんなことは承知の上でさ。」

 

「ねえ、キリト、昔、言っていた僕とキリトとアリスの夢はさ。剣士になることなんだ。」

 

「三剣士か。いい夢なんじゃないか。俺はその頃をまだ思い出せていないんだ。だから俺だけに言わせてもらう。俺たち三人はいつまでも一緒だ。」

 

「ああ........キリト.......ありがとう。」

 

「でもギガスシダーは大きいし硬いから全部伐るのは何年後かな.................」

 

「そもそもユージオはなんでギガスシダーを伐る?」

 

「あぁそれは開墾のためだよ。ほらキリトのお父さんであるグスタフさんが農園をこっちまで拡げたいんだって。」

 

「...............それまた難儀なこと...........」

 

「でもノーガンガルズ北帝国は寒い分、高地で平野部が多いから。そもそも開墾というのは新規の事業を開拓できるというからだよ。」

 

「そういえばユージオの家の隣のサムソンさんがうちの農園で採れた大麦を使って造酒蔵を作ってエールを製造しているな。ここもそのうち、ザッカリアのようになるのか。」

 

「問題は人手だけどね。うちの田舎の村に来ようだなんてそれこそ移住とかしにくい土地だし。」

 

「なあ、ユージオ、アリスはどこにいるだろうね。」

 

「キリト、多分、公理教会に連れていかれたから公理教会の牢屋かはたまた働かされているとかどちらだと思うよ。」

 

「ユージオ、もう夕方だぞ。」

 

「いっけない。勉強しなくちゃ。」

 

「俺は秀才だからな。」

 

「キリトに関してはアリスと同じように神聖術が得意だから。じゃあ、キリトまた明日ね。」

 

「あぁ、ユージオ、また明日だ。明日の昼にここに来よう。」

 

「うん。」

 

「キリト、キリト、起きて。」

 

「やぁ、アレクシア。どうしたの。」

 

アレクシアとはグスタフさんの娘であり、つまり俺の実妹である。セルカとは歳が1歳下であり、4歳になる。

 

「もう朝だよ。早くお父さんの手伝いをしよう。」

 

「そうだな。」

 

「お父さん、なんか手伝いすることある?」

 

「ようキリト。珍しく早起きだな。じゃあ、そこの大麦を製粉所に持っていけ。あと、小麦の刈り入れを頼む。」

 

「分かった。あと昼にユージオと会う約束をしているから途中で抜けるけど大丈夫?」

 

「なぁに問題ない。あとは次の小麦の種蒔きを翌日にやるからおまえが手伝えることは正直言ってもうないよ。」

 

「そうか..............そういえば勉強したんだけど一つ分からないことがあって。」

 

「どれ?見せてみろ。」

 

「ここだよ。」

 

「ふむ。炎(熱素)と氷(凍素)の混ぜ方か。修剣学院の論文だな。」

 

「俺も正直できるか分からんが多分、晶素も混ぜると混ざるのではと推測する。」

 

「お父さんありがとう。」

 

「じゃあ仕事手伝え。」

 

「ジャンおじさん製粉所に届けに来たよ。」

 

「おう。あとは任せとけ。」

 

 

「ユージオ、ごめん待ったか。」

 

「キリト、大丈夫。僕もさっき来たばかりだから。」

 

「ねえ、キリト、セルカが洞窟の方へ行ったんだってさ。」

 

「危険だな。俺たち二人で行こう。」

 

「いや............それが件の洞窟はアリスが公理教会に連れて行かれた例の洞窟なんだよ。まずグスタフさんなど大人に相談してから行こう。」

 

「ああ、そのほうがいいな。俺たちまで公理教会に連れて行かれたらシャレにならないからな。」

 

「うん。とりあえずグスタフさんや他の大人に相談しに行こう。」

 

「あぁ、確か北の洞窟だったな。ダークテリトリーがあるあの洞窟。」

 

「間違いないよ。セルカはなんで行ったんだろう。」

 

「それは俺にも分からないけど多分、教会に行けば分かるんじゃね。」

 

「ナイス!!キリト、教会へ行こう。」

 

「ごめん、シスター、セルカはなんで北の洞窟へ行ったの?」

 

「確か山菜を採りに行くと北の方に向っていたそうじゃ。洞窟に行ったのか?」

 

「猟師であったオーラズさんが教えてくれたんだ。だから急いでグスタフさんたち大人の人達を集めて」

 

「ああ、分かった。キリト、ユージオ。セルカを頼むよ。」

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