Sword Art OnlineEdge Brave Remake Alicization   作:アサシン・零

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第4話「運命の岐路 Your destiny is yours」

「なあ、ユージオ、ザッカリアまであとどれくらいだ?」

 

「うーん。この調子だと2日と3時間半かな。」

 

「まだまだ先、道は長いな。」

 

「しょうがないよ。ルーリッド村がノーガンガルズ北帝国最北端の村だもの。」

 

「まぁな。ルーリッド村からザッカリアの街まで後、4000なんぼぐらいだからだな。」

 

「あれ見てよ?キリト、女性が戦っているよ?」

 

「助けるか。」

 

「うん。」

 

3分後

「ちょっくら手助けしてやるよ。」

 

「すみません。」

 

「貴公らは何者だ!?」

 

「俺はノーガンガルズ北帝国のルーリッド村のキリト・ツーベルク。」

 

「僕はユージオ・ツーベルク。」

 

「君、この獣は?」

 

「私は二等爵家オルティナノス家九代目当主であるメディナ・オルティナノス。貴殿らの手助けに感謝する。」

 

そして一閃で獣を斬るとメディナは言った。

 

「こちらの獣はだいぶ森林の奥地へと住んでいたおそらく新種の獣だろう................。」

 

「メディナは二等爵家か。ならばメディナ卿、どうすれば戦える?」とユージオが言う。

 

「せめて遠距離攻撃できる弓兵か、短剣使いが欲しかったが致し方ないだろう。」

 

とメディナは一瞬、考えた様子で言った。

 

「キリト!!後ろ!!」

 

「アインクラッド流バーチカル・アーク!!」

 

ドーンという音がしたかと思うと獣が斬られ、血を噴きながら倒れる様子が見えた。

 

全て終わると思うとメディナは

 

「ほう。まだ平民に重要な人材がいたとは?(だがそれも凶器になる可能性も考え得るか。)」

 

「貴殿らはどこへ向かうのか?」

 

「ザッカリアです。メディナ卿。」キリトがそう言う。

 

「メディナ卿もザッカリアに向かわれるのですか?」ユージオが言う。

 

「そんな敬語や謙譲語で話さなくてもいい。多分、年齢は私と同じなのであろう?私もちょうどいいザッカリアへ向かい、修剣士になるところであった。」

 

「実は僕達も修剣士になりたいのですか?」とユージオが言う。

 

「なるほど。だから貴殿らはノーガンガルズ北帝国北方にあるルーリッド村を出てザッカリアを目指していたのか?」

 

「実を言うと貴殿ら平民が修剣士になれるのは難しいであろう。」

 

メディナはそう言うと

 

「ちょうどいい、夕方になってきた。ここ近くに私の野営地がある。付いてきてくれ。ゆっくり話そう。」

 

と女性らしからぬ言葉と覇気、そして面構えまで見せて言ってきた。そんなメディナにキリトもユージオもついていこうとした。

 

 

 

メディナの野営地

 

 

「キリト殿にユージオ殿といったか?私は二等爵家なのだが貴族は一等爵家から六等爵家があるのはご存知かな?」

 

「ええ、本で読んだことがあります。」とキリトが言う。

 

「うむ。私のような貴族が言うのもアレだが修剣士になれるのは推薦を受けた貴族だけなのだ。」

 

メディナは肉を食いながら言う。

 

「平民は貴族もしくは衛兵隊に推挙してもらうのが無難だ。幸いなことにこの二等爵家の私がいる。力が衰えたとはいえ、オルティナノス家の力はまだまだ盤石だと言えるだろう。私が推薦しよう。あとはザッカリアで開かれる闘技大会に出るだけだ。」

 

と言い、メディナは水も飲む。

 

「私は実は修剣士になれるのが怖かったが貴殿らが学友になれるとおそらく心強い。明日、共にザッカリアへ向かうか?」

 

キリトとユージオはお互いに顔を見せ合い頷く。

 

「かしこまりました。護衛という立場ならおそらくメディナ殿に付いていってもいいと思います。」キリトがそう言いながらユージオは

 

「かしこまりました。メディナ様なら大丈夫でしょう。この先、どんなことが待ち構えていても我々は旧友のため全力を尽くします。」

 

「ほう?旧友とは?」

 

とメディナが言うとユージオが

 

「失礼ながら公理教会へ赴き、旧友を探したいがため、修剣士になるつもりで来ています。」

 

「両親の反対もなく既にこちらに来てしまいました。今さら引き返せません。」とキリトが言う。

 

「ふむ。良い旧友なのだな?私も君たちのような学友を持てること良いことのように思う。私も実は修剣士になるのは整合騎士になりたいがためなのだ。」

 

「どうしてです?」とキリトが言う。

 

「民のためなら私の命をかけても良い。幸いにも私は二等爵家だが領民は貧しく。領地も小さい。しかし、暗黒界との戦争が日に日に近づいていく気もする。」

 

「そうなればここ人界は荒れ果てた大地で民は困窮に遭えぐであろう。だからこそ騎士や貴族も変わらぬといけぬ。」

 

「キリト殿、ユージオ殿、貴殿らは客人だ。私の護衛の兵士達と同じ天幕ですまぬがゆっくり安んでから行こう。」

 

 

 

翌朝

 

「キリト殿、ユージオ殿、今日の正午前にはザッカリアへ着くであろう。幸いにも剣技大会は貴族部門と平民部門に分かれている。希に平民の大会にも貴族が混じっているかもしれぬがそれは金に困った七等爵家以下の貴族。しかし、平民と違って訓練はされている。ゆめゆめ油断なされるな。」

 

そう言うとメディナは兵士達に

 

「今からザッカリアへ出発する。我が領の兵士達よ。すまぬが私にもう少し付き合ってもらおう。」

 

こうしてメディナ一行は出発した。途中、谷や渓谷をいくつか越えたがそんなことは問題なかった。

 

メディナの言う通り、ザッカリアには正午前に着いてしまった。

 

「御苦労であった私の兵士達よ。休息が済んだ後、我が領地に帰ってもらう。」

 

「はっ!!」

 

兵士達はメディナに敬礼するとそれぞれ解散して休んでいった。

 

「さてキリト殿、ユージオ殿の推薦を渡してくる。剣技大会はトーナメント形式だがブロックにそれぞれ分かれている。キリト殿、ユージオ殿、武運を祈る!!」

 

「ここまで付いてくださり、ありがとう御座いました。」

 

そう言うとメディナは微笑みを浮かべるとどこかへ消えてしまった。




オルティナノス家はゲームと違って欠陥品と呼ばれていませんがメディナがその代わりにキャラ崩壊を引き起こし、男勝りな女性キャラになっています。
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