SEKIRO: SHADOW DIES AGAIN, in KIVOTOS 作:まーぼーどーふ
お久しぶりです。1年近く待たせて申し訳ありませんでしたっ。
新年度での私生活でいろいろと忙しかったゆえ投稿が遅れましたので初投稿です。
評価・お気に入り登録100件越え・感想ありがとうございます。
それと、アンケートの結果はまた、今後の展開の参考にさせていただきます。投票した結果が完全に反映されるとは限らない事をご了承いただけると幸いです。
今迄の出来事を振り返る。
牢を抜けた後、ミチルさん達と出逢い、彼女の寛大な精神からか、部室として用いている廃校舎を暫くの住処として提供してもらった。曰く、
「詳しくは知らないけど……いつでも頼って!」
「困ってる人を助けるのも、忍者の役目だから!」
とのこと。
なんて心優しい人なのだろう。私を閉じ込めたくらいだから、牢の外には碌な者がいないと思い込んでいた昔の私を殴ってやりたい。
やはり、あの人の言っていた言葉は間違っていなかったのかもしれなかった───
“紛争でいつも殺気立ってるけど───本当は皆んな、良い子ばかりなんだよ”
───穏やかで、如何なる時であっても誠実だった過去の声を思い返す。
ただ一つの救いでもあったあの人を疑っていたなんて、あの頃の私は、少し人間不信だったのかもしれないと、今になって思う。
心優しいと言えば、今現在、何故か手を繋いで歩幅を合わせて歩いてくれているツクヨさんもそうだ。
最後に飯を食べた時から、周期的に鳴ってしまう私のお腹。暫く廃校舎で過ごしていた折に、その音を聞かれてしまってから、『こんびに』とやらで食べ物を拵えようと彼女は躍起になり、其処に連れて行かれているのが現状だ。
食べ物、か。牢にいた頃、死ななくとも飢えていた事を思い出す。
あの人が来てくれていた時は三日に一度はお米が与えられており、暇潰しに牢に入り込んだ蟲を飼う程には余裕があった。だが、来なくなってからはもう飯を恵まれる事などなくなり、蟲を飼って、死したら食い、飼って、死したら食うの繰り返しだった。
何故そんな手間をしていたのかと言えば、飢えよりも、他者がいない方が辛かったからだった。その他者が百足とかの蟲だったとしても、あの頃は唯一の慰めだった。
「ミ、ミコちゃんは……何か食べたいものあるかな?」
「食べたいもの……蟲とか、お米くらいしか食べた事がない……です?」
「……っ!これから美味しいもの、いっぱい、食べれるから……ね!」
やけに固く舗装された道を歩き、そして、やけに憐れむような目線を受けながら問答を繰り返し、歩き続ける。
私は何処から来たのか、何故あの棄て井戸から出てきたのか、どの学校の所属なのか等、打ち解けてから受けた様々な問いに答えていたら、どうやら小さい体躯も相まって、未だ幼いのに辛い目に遭ってきたワケありな子供という扱いになっている様子である。
……学校とやらを私が知らない旨を伝えたのが決定打だったかもしれない。こちらの方が圧倒的に年上という事実から、年下扱いされるのは、こそばゆい感覚があるが、下手な事を言って混乱を招きたくもないので、私が死なない事などは黙っておいた。精神的には私の方が幼いかもしれないし。
「……ミコちゃん?どうか、しました?」
「っ、あぁ、えぇと……少し考え事を……外に出てから、初めて見る物が多くて」
突然話しかけられ、少々言い訳がましく、たじろぎながら応えてしまう。
……表情に出てしまっていたのだろうか?
そう思いながらツクヨさんの顔を見ると、彼女は、あたかも母親が娘に向ける眼差しを漂わせていた。
「初めて……そっか、何か、分からないものとかがあったら……私に、聞いて、ね?」
「あ、ありがとうございます……じゃあ、あの、道を走ってる鉄の箱は……」
「あれは、自動車、ですね。乗り物で、ぶつけられたら痛い……らしいです」
外れの道から大通りに出て、色々と聞き始める私。あの人から聞いた外の話とは大きく異なるが、だからこそ好奇心がくすぐられる。
「あの首が細長い、自動車みたいなものは……?」
「戦車、っていうんですよ。細長いのは、砲身……でしたっけ?あそこから砲弾を発射するんですよ。発射の反動で、空も飛べるとか……!」
「人の頭の後ろで光っているものは……?」
「あれは……ヘイローっていって、生きてる証みたいなもの……かな?」
このような応答を、目的地に向かいながら数十回繰り返し、そうしているうちにも、どうやら目的地らしき所が見えてきた。
硝子細工で誂えられた窓を手前にし、そこから、夜には眩しすぎる白光を漏らす、全体的に四角い建物。
徐に其処に近付いていくと、先程聞いたツクヨさんの話にあった人(?)のどれにも当てはまらない人影が『こんびに』の前で何かの揚げ物に喰らいついていた。
「……あのヘイローがない人は?」
「えっ、せ……先生……!?」
質問しようと向ける目線の先には、心底驚いた様子のツクヨさんの表情。
“はむっはむっ……うまっ……あれ、ツクヨ……と君は? 一応初めまして、かな?”
「あ、初めまして───」
ツクヨさんにつられて私が目にしたのは、忘れもしない、あの人の面影であった。
───その口元に、ちょっと揚げ衣が付いていたが。
◇◇◇
そうして思わぬ逢瀬、初めての邂逅を果たした私は、ツクヨさんが『こんびに』店内で私のための食事を選りすぐる合間、出入り口の外側で隣にいる大人と言葉を交えていた。
“君のことは、なんて言えばいいかな……ってより、まずは私の自己紹介からだね”
人が好さそうな顔───それもあの人と同じような───のまま、襟元から出すのはどうやら首にかけられた手形らしきもの。
身分を示すように、その手形を掲げてこう言った。
“連邦捜査部シャーレの先生だよ、よろしくね”
「しゃーれ……?」
“……少し難しかったかも? まあ平たく言っちゃうと、生徒のための何でも屋、かな? 自分でそう言うのもなんか変かもだけど……”
「いや、そんなことは……」
私の反応を見て、あははと小さく笑いながら後頭を掻く先生。そんな様子を見ながら何故か、変わらないな、という思考がよぎった後に私は口を開く。
「私は、ミコと言います。竜源ミコ」
“竜源ミコ……ミコ……どこかで聞いたような”
先生は顎に手を当て、記憶の底をさらうように少し視線を宙に彷徨わせる。
だが、その思考は、自動扉が開く軽快な音と共に現れた長身の影によって遮られた。
「お、お待たせしました……!」
両手に抱えきれないほどの袋を持ったツクヨさんが、息を切らして戻ってきたからだ。
“大丈夫……? 随分と買い込んだね”
「は、はい……どれが口に合うか分からなかったので、とりあえず、目についたものを……お金は後で返しますので……」
“気にしないで、私の奢りでいいよ。なんたってお腹を空かせた生徒が目の前にいるからねっ”
私に微笑みを見せる先生。そんな先生に対し、ツクヨさんは申し訳なさそうにしていた。それも束の間、私に向けて何処か誇らしげに、袋の中身を広げて見せてくれた。
色とりどりの、見たこともない料理の数々。
透明な箱に詰められた彩り豊かな弁当、柔らかな白い生地に具材が挟まれたもの、きらきらと輝く菓子。どれもが、かつて私がいた牢獄はおろか、外の世界でさえ見たことのない『文明』の匂いがした。
「これが……食べ物、なのですか?」
「はい。ええっと、これはサンドイッチで、こっちは唐揚げ弁当、あとプリンに……ミコちゃん、どれか好きなものを食べていいですよ」
好きなもの、と言われても、私には選ぶ基準さえ分からない。
戸惑い、視線を彷徨わせていると───ふと、見知った形が目に入った。
黒い海苔に包まれた、三角形の塊。
「……にぎり飯」
「あ、おにぎりですね……! これにしますか?」
「……はい。これしか、知らないので」
ツクヨさんが包装を剥がし、私の手に持たせてくれる。
僅かに温かい。
牢で与えられた飯は、いつも冷え切っていた。時には腐臭を放ち、時には凍り付いていた。けれど、掌に乗るこの三角形は、まるで生きているかのような微熱を帯びている。
「……いただきます」
誰に言うでもなく呟き、恐る恐る、その頂を齧る。
パリリ、という乾いた音と共に、口内に広がるのは、柔らかな米の甘みと、鼻に抜ける潮の香り。中に入っていたのは、塩鮭の切り身だろうか。
「……っ」
咀嚼する。
喉を通る。
胃の腑に落ちる。
その一連の動作が、ただの栄養の摂取ではなく、失われた生命の灯火を、一つ一つ丁寧に点し直していくような感覚を覚えた。
「……おい、しい」
気が付けば、視界が歪んでいた。ボロボロと、涙が溢れて止まらない。
五百年の飢えが、孤独が、このたった一つの握り飯によって解かされていくようだった。
「えっ、あ、あの……ミコちゃん!?」
「ご、ごめんなさい、あまりに、美味しくて……」
慌てるツクヨさんを余所に、私は涙を流しながらも、握り飯を頬張る手を止められなかった。生きるために蟲を食らった口が、今は、生きる喜びを噛み締めている。
そんな私を、先生と呼ばれるその人は、静かに見つめていた。哀れみではない。慈愛と、どこか深い理解を含んだ瞳で。
“……ゆっくり食べてね。ご飯は逃げないから”
先生が、私の頭に手を置く。その手は大きく、そして、握り飯と同じように温かかった。
“満腹になるまで食べていいんだよ。ここ───百鬼夜行では誰かから奪うことも、誰かに奪われる心配もないから。とりわけ食べ物に関してはね”
奪わなくても、いい。
その言葉が、私の胸に重く、けれど優しく響いた。私の知る世界は、常に奪い合いだった。命を、食を、尊厳を。奪わなければ奪われる。殺さなければ殺される。それが常の理ことわりだった。
けれど、この人は言う。
この、妙に明るく、夜でも光に満ちたこの街は、そうではないのだと。
“命はね、消費するものじゃない……ご飯と一緒で、分かち合って温め合うもの───なんてね。いつか生徒みんなでこんなことがしたいな”
先生の言葉は、ただ、美味しそうに食べる私を見て、心からそう感じたことを口にしただけの、独り言のような響きをしていた。
だからこそ、私の心の深い場所に、種のように落ちた。
分かち合い、温め合う。
「……はい」
最後のひと口を飲み込み、私は涙を拭って頷いた。
五百年の氷が、また少し、融けた気がした。
ピロリン♪
その時、先生の懐から軽快な音が鳴った。
“おっと……ごめん、仕事の連絡だ。リンちゃんから鬼のような催促が……”
先生は苦笑いしながら、手板のような端末を取り出す。
“ごめんね、ツクヨ、ミコ。私は行かなきゃいけないみたい。……ミコ、また困ったことがあったら、いつでもシャーレにおいで”
「あ……はい。ありがとうございます、先生」
「先生、お忙しいところ、ありがとうございました……!」
先生はひらひらと手を振りながら、夜の街へと駆けていった。
その背中は、やはりあの人に似ていて、けれどあの人よりもずっと、背負っているものが───明日を見ているように思えた。
「……行きましょうか、ミコちゃん。部長たちも待っていますし」
「はい」
私はツクヨさんと手を繋ぎ、来た道を戻る。
お腹は満たされ、掌は温かい。
奪わなくてもいい世界。
殺さなくてもいい世界。
そんな場所が、本当にあるのなら。私の忍びは、血に濡れる必要はないのかもしれない。血を流すのは、私だけで───
そんな気持ちを抱きながら、私たちは廃校舎の教室───部室へと足を向けた。
◇◇◇
「ダメーーーーーーっっ!!!!」
「ぐおっ……!」
部室の扉を開けた瞬間、目に飛び込んできたのは、修羅場だった。
狼が、見知らぬ兜の少女に馬乗りになり、その心臓へ向けて楔丸を突き立てようとしている。
それをミチルさんが涙目で止めに入り、二人して床に転がっている光景。
「イズナちゃん……っ!? この、状況は……!?」
「……狼、一体、何をして……!?」
ツクヨさんの悲鳴に近い声と、私の問いかけが重なる。
狼は、ミチルさんに組み付かれたまま、冷徹な瞳で私を見た。
その瞳には、一切の動揺も、迷いもない。ただ、主の敵を排除せんとする、鋭い殺意だけが宿っている。
「……ミコ様。此奴はこの場を根城にしようとしていた輩。捨て置けば、ミコ様の安寧が脅かされます」
淡々と、事実のみを告げる声。彼にとって、それは呼吸をするように当たり前の判断なのだろう。
私の安全のために、憂いを断つ。それが彼の忠義。
以前の私なら、黙って頷いていただろう。あるいは、「仕方がない」と目を背けていたかもしれない。自分の命も他人の命もどうでも良くなっていたから。
でも。
今の私の腹には、あの温かい握り飯がある。耳には、先生の言葉が残っている。
「……狼。刀を、納めてください」
私は、震える声を必死に抑え込み、努めて冷静に命じた。
「……何故で御座いますか。此奴を生かせば、禍根を残します」
「……ここは、葦名ではありません」
私は、狼に近付き、その目を見据える。
「さっき……握り飯を食べました。とても、温かかったんです」
「……?」
狼が、怪訝そうに眉を寄せる。
言葉が拙いのは分かっている。けれど、この感覚を伝えたかった。
「この街は……人が死ななくても、ご飯が食べられる場所なんです。奪い合わなくても、温かいものを分け合える……そういう、場所なんです」
先生が言っていた。命は消費するものじゃないと。
なら、私の安寧のために、この少女の命を消費してはいけない。
それはきっと、この世界の理に反することだ。
「だから……殺さないで。私のために、その手を血で汚さないで」
それは命令というより、懇願に近かったかもしれない。
私の忍びには、もうこれ以上、無意味な業を背負ってほしくはなかった。
狼は、暫くじっと私を見つめていたが、やがてふぅ、と小さく息を吐いた。
「……御意」
短く、重い承諾の言葉。
狼は、ゆっくりと立ち上がった。
「へ……? あ、あぁ……た、助かったぁ……」
腰を抜かしていた兜の少女は、狼から放たれていた明確な殺気が霧散したのを感じ取り、心の底から安堵の息を漏らした。
「いやぁマジで死ぬかと……話せば分かるじゃんかお兄さ───」
少女がへらへらと笑みを浮かべ、強張っていた身体を起こそうとした、その刹那。
ドンッ
「え?」
鈍い音が、静まり返った教室に響いた。
誰の目にも止まらぬ速さ。
狼の手が霞んだかと思うと、次の瞬間には、少女が糸の切れた人形の如く、白目を剥いてその場に崩れ落ちていた。
「へ……?」
一瞬の静寂。
そして。
「「「うわああああああっ!!??」」」
ミチルさん、イズナさん、そしてツクヨさんの三人が、鼓膜をつんざくような悲鳴を上げた。
「や、やっちゃったぁぁぁっ!!??」
「お、狼殿ぉぉっ!? 今、刀を納めるって言ったばかりではありませんかぁぁっ!!」
「あわわわわわ、し、死体……ど、どうしましょう、う、埋めないと……!」
狂乱に陥る忍術研究部の面々。それは私も例外ではなかった。血の気が引くのを感じながら狼を見上げる。
「お、狼、さん……?」
「……」
狼は、騒ぎ立てる少女たちを一瞥もせず、倒れ伏した少女の首元に指を当て、脈を確認する。
「……殺してはおらぬ」
「え?」
「気絶させただけだ」
淡々と告げる狼。
よく見れば、彼の手にある楔丸は鞘に納められたままであり、少女の首筋には刃傷ではなく、柄頭で打たれたごく僅かな痣が残っているだけであった。
「き、気絶……?」
「左様。此奴を生かせという主命なれば、殺しはせぬ」
狼は、気絶し、涎を垂らして眠る少女を冷ややかな目で見下ろす。
「……だが」
狼は無造作に少女の襟首を掴むと、まるで軽い荷物でも扱うかのように片手で持ち上げた。
「ちょっ、狼殿!? その人をどうするつもり!?」
「……捨てる」
「す、捨てるぅ!?」
「外へ放り出す。……案ずるな。二度と此処へ近付かぬよう、言い聞かせるだけだ」
言い聞かせる。
その言葉の響きに、私は背筋が僅かに粟立つのを感じた。
この忍びが言う『言い聞かせ』が、言葉による説得でないことだけは、確かだったからだ。
「……それくらいなら、いい、ですよね? ミコちゃん」
おずおずと尋ねるツクヨさんに、私はこくりと頷いた。
「……はい。殺さないでいてくれるなら、それで」
「……御意」
狼は少女を引き摺りながら、窓枠へと足をかける。
「直ぐに戻る」
そう言い残し、狼は夜の闇へと消えていった。
数分後、校舎の外から「ひいぃぃぃっ!!? ごめんなさぁぁぁい!!」という情けない絶叫が遠ざかっていくのが聞こえたが、その内容について深く追求する者は、この場にはいなかった。
◇◇◇
嵐が去り、静けさを取り戻した部室。
「はぁ〜……なんかもう、色々ありすぎてお腹ペコペコだよ〜……」
「そ、そうですね……せっかく先生が買ってきてくれたご飯、冷めないうちに食べましょうか」
「イズナ、お茶を淹れますね!」
ミチルがへたり込み、ツクヨが机を整え、イズナが台所へと向かう。
日常の風景が、廃墟のような教室に温かい灯りをともしていく。
戻ってきた狼は、部屋の隅、入り口が見渡せる位置に胡座をかいて座り、じっとその光景を眺めていた。
「……狼も、食べるか?」
ミコが、残っていた唐揚げ弁当を一つ、狼の前に差し出す。
「……」
狼は無言でそれを受け取ると、中に入っていた茶色い塊を口に放り込んだ。
咀嚼する。
味など分からぬかのように無表情であったが、飲み込んだ後、ほんの僅かに口元が緩んだのを、ミコは見逃さなかった。
「……うまいか?」
「……うまい」
その言葉に、ミコはふふっと小さく笑う。
殺さず、奪わず、分け合う。
先程先生が言っていた温かい世界の片鱗が、今、ここにある。
明日のことは分からない。
不死の呪いも、追っ手の影も、何一つ解決していない。
けれど、今夜だけは。
この温かい飯と、騒がしくも優しい自称・忍者たちに囲まれて、束の間の休息を得るのも悪くはないだろう。
ミコは、隣で頬を膨らませるミチルたちを見ながら、そう思った。
夜は更け、月が静かに、奇妙な一同を照らしていた。
『コンビニのおにぎり』
『コンビニ』なる商店で売られている、握り飯
薄い膜で包まれたそれは、
パリパリとした海苔と、
柔らかな白米の妙味が楽しめる
かつて葦名の地において、米は貴重であった
ましてや、それを腹一杯食えるなど、
夢のまた夢であったろう
異国の握り飯は、しかし、
どこか懐かしく、温かい味がする
生きるとは、食うことである
◇◇◇
時間がある時期なのでコンスタントに投稿できればな、と思っています。
次回からは忍術研究部とミコ&狼の交流パートです。