色々と仕事が立て込んだり、体調崩してしまったりと色々とばたついて書き上げなかなか進まず、GW中には投稿したかったのですが、出来ませんでした…
そして感想で司馬じゃなくて司波だという劣等生読んでるというのに主人公の名前を間違うという最もあるまじくことをやってしまいました。申し訳ありません!
剣術部騒動の騒動から数日後
帰りのホームルームを終え、風紀委員の見回りのために風紀委員会本部へ行こうとしたところ爆音で放送が始まり、一部の生徒が差別撤廃を求める有志同盟という名目で放送室を占拠して立て篭っているのだ
啓介「すみません!遅れました!」
現場の放送室前へ行くとそこには先に現場に到着していた達也と深雪さん、十文字会頭、渡辺委員長、市原先輩、中条先輩がいた
渡辺「来たか」
啓介「どういう状況ですか?」
渡辺「司波兄妹には説明したが、放送室の電源は切ったからこれ以上の放送はできないだろう。ただ連中は内側から鍵をかけてたてこもっている」
啓介「外からは開けられないんですか?」
渡辺「奴らは事に当たり、既にマスターキーを盗んできていてな……」
啓介「なるほど…慎重に行動しないとさらに事態が悪化する可能性がある。しかし、このまま引き伸ばしてもなんの解決にもならないから強行突破するべきか意見が割れていると」
俺がどうしたものかと考えていると隣にいた達也が口を開く
達也「十文字会頭はどうお考えなのですか?」
十文字「……俺は彼らとの交渉に応じてもいいと考えている。元より言いがかりに過ぎないのだ。しっかりと反論しておくことが後顧の憂いを断つことになろう」
達也「では、この場はこのまま待機しておくべき……と」
十文字「それについては決断しかねている。不法行為を放置すべきではないが、学校施設を破壊してまで性急な解決を要するほどの犯罪性があるとは思われない」
すると達也は携帯端末を取り出し、誰かに電話をかけ始めた
達也「壬生先輩ですか?司波です」
その言葉に俺達全員の視線が達也に集まる。
達也「…それで、今どちらに?」
達也「はぁ、放送室に居るんですか。それは……お気の毒です」
直後、達也は顔を顰める。
おそらく、大声で返されたのだろう
達也「馬鹿にしてるわけではありません。先輩ももう少し冷静に状況を……ええ、すみません。それで、本題に入りたいんですが」
場がさらに緊迫してきた
達也「十文字会頭は交渉に応じると仰っております。生徒会長の意向は未確認ですが…生徒会長も同様です」
達也が市原先輩を向くと市原先輩のジャスチャーで達也はすぐに言い直した。
達也「ということで、交渉の場所やら日程やらの打ち合わせをしたいのですが……ええ、今すぐです。学校側の横槍が入らない内に……いえ、先輩の自由は保障します……では」
達也は電話を切り、渡辺先輩に向き直った。
達也「すぐに出てくるようです」
渡辺「今のは壬生沙耶香か?」
達也「ええ、待ち合わせの為にとプライベートナンバーを教えられていたのが、思わぬところで役に立ちましたね」
渡辺「手が早いな、君も…」
達也「誤解です」
そんな会話を尻目に俺は中条先輩に問いかける。
啓介「中条先輩」
中条「え?どうしたんですか?竜胆君?」
啓介「なんで、達也は壬生先輩の番号知ってるんですか?それに待ち合わせって」
中条「ああ!実は…」
中条先輩が言うにはこうだ
剣道部と剣術部のいざこざの後、達也は壬生先輩から助けてくれたお礼がしたいということだったのだが、実際のところ
は非魔法クラブ同盟への勧誘であったが、二人の姿がカフェテリアで目撃されてしまい、何故か壬生先輩から交際を迫られたや壬生先輩を言葉責めにしたなどの噂が立ち始めたということだった
啓介「そういえば達也って、女性の扱いにやけに慣れてるよな。実際、女子生徒で仲の良い人多いし」
達也「それは啓介。お前も一緒だろ」
啓介「俺は達也みたいに風紀委員の見回り中に女性の教師と仲良くなるまでは行ってないから」
俺の言葉に深雪さんが即座に反応し、俺の隣に移動して小声で話しかけてくる
深雪「竜胆君?その話詳しく聞かせてくださいね?」
啓介「わかった。かわりに達也が過去に女性を無自覚に口説き落とそうとしたエピソードがあれば教えてほしいな」
深雪「もちろんです。山ほどありますので」
会話が聞こえていた達也はこのままだとマズイと思ったのか達也は渡辺委員長に次の行動を促す。
達也「それより、態勢を整えるべきだと思うのですが」
渡辺「態勢?」
渡辺委員長が何言ってるんだ?という顔で、達也を見た。
達也も何言っているんですか?という顔で渡辺委員長を見返すし話を続ける
達也「中の奴らを拘束する態勢ですよ。鍵まで盗み出す連中です、CADとか他の武器とかも所持しているかもしれません」
渡辺「……君はさっき、自由を保障するという趣旨のことを言っていた気がするのだが?」
達也「俺が自由を保障したのは壬生先輩一人だけです。それに俺は、風紀委員を代表して交渉しているなど一言も述べていませんよ」
深雪「お兄様は悪い人ですね」
達也「今更だな、深雪」
深雪「ふふ、そうですね。ですが、壬生先輩のプライベートナンバーをわざわざ登録されていた件についてとわたしの知らない所で様々な女性の方と仲良くされている件については後ほど竜胆君も交えて詳しく聞かせてくださいね?」
啓介「安心しろ。普段の達也の行動を深雪さんに伝えるだけだ。まあ、なんかあったら骨は拾ってやるから」
達也(啓介には余計なことを喋らせないようにしておこう)
その後、放送室の施錠されたドアが中から開けられ、風紀委員数名によって壬生先輩以外捕らえられた。
壬生「どういうことなのこれ!?私達を騙したのね!」
壬生先輩は達也に食ってかかる
十文字「司波はお前を騙してなどいない」
壬生「十文字会頭…」
十文字「交渉には応じようだが、お前達の要求を聞き入れることとお前達が取った手段認めることは別問題だ
七草「それはその通りなんだけど彼らを離してあげてもらえないかしら?」
俺達が振り向くとそこに立っていたのは七草先輩と呼びに行っていた市原先輩だった。
十文字「七草」
渡辺「だが!」
七草「わかっているわ摩利。でも壬生さん一人では交渉の段取りもできないでしょ?当校の生徒である以上逃げられるということもないのだし」
壬生「私達は逃げたりしません!!」
七草「学校側は今回の件生徒会に委ねるそうです」
渡辺「何!?」
七草「壬生さん、これからあなた達との交渉について打ち合わせをしたいのだけどついてきてもらえるかしら?」
壬生「ええ構いません」
そう言うと壬生先輩は七草先輩と市原先輩に連れられて何処かへ行ってしまい、放送室立て篭もり事件は一時的に解決し、討論会が明日の放課後に行われることになった。
その後、深雪さんに俺が知っている範囲で達也の女性に関することを全て教え、深雪さんから達也の過去の女ったらしエピソードを教えて貰い、家に着いてすぐに姉貴の端末に連絡を入れ、放課後の騒動と討論会が行われることを伝える。
未香「なるほどね、もしも討論会の時に襲撃してくるような普段のように加減は要らないわ」
啓介「わかったよ、そういえば親父達はこの事…」
未香「知ってるわ。まあ、あんたは気にしないで良いわ」
啓介「ごめん…」
未香「気にしないの。っと、部下が呼んでるからそろそろ切るわよ。それじゃあね」
啓介「ああ」
通話を切ると俺は何も起きなければいいなと考えながら、最悪の事態を想定して籠手のメンテナンスを行うのであった
いかがでしたか?
次回は啓介VSテロリスト集団となります!
よければ感想や質問、意見があればお気軽にどうぞ!