このお菓子の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第2話 冒険者と女神との出会い

 俺は、異世界に来て、仮面ライダーガヴに変身する事ができる様になって、しばらくが経過した。

 クエストもこなしていき、レベルも20くらいに上昇した。

 ギルドに向かう中、ある二人組とすれ違った。

 

「さて…………カエル討伐か」

「任せてよ!私は女神なのよ!女神の力で解決してみせるわ!」

「はあ、ダル…………。おい!とっとと行くぞ!」

「ちょっ!女神の言葉に対してダルってなによ!」

 

 そんな風に話す二人組がいた。

 なんか、片方は日本人っぽかったが…………気のせいか?

 そう思いつつも、俺は口を開く。

 

「さて、と。今日は、何のクエストを受けようかな…………」

 

 俺はそう言いながら、掲示板の方へと向かう。

 まだ完全には、ガヴの力を使いこなせているとは言えないからな。

 魔王軍に立ち向かうのなら、戦力を充実させた方が良いだろう。

 現状の戦力では、返り討ちに遭うのが目に見えている。

 ゴチゾウもそんなに多いわけじゃないし。

 今日は、ジャイアントトードのクエストにでも挑むか。

 アレは、結構金が入るからな。

 俺は、ルナさんからクエストを受注して、平原へと向かっていく。

 

「さて、行くか」

 

 俺はそう言うと、ガヴガブレイドを持って、カエルどもに向かっていく。

 ガヴガヴレイドを上手く使って、カエルに攻撃していく。

 途中、カエルが舌を伸ばしてきたりするが、俺はそれも躱す。

 気づくと、五体撃破していた。

 これで、俺のクエストは完了だな。

 すると。

 

「あぶね!?」

「プークスクス!カエルに手こずるなんて情けないんですけど!超情けないんですけど!!」

「はあ、ダル………」

「ん?」

 

 そんな声が聞こえてきて、俺は、その声が聞こえてきた方を向く。

 そこには、あのジャージの男性と青髪の女性が居た。

 どうやら、あの青髪の女性は、俺の嫌いな人種だな。

 仲間の危機に高見の見物で、嘲笑う。

 そんな奴は、俺は大嫌いだ。

 すると、私にお供えをしろなどと、馬鹿げた事を言っていると、カエルに食われた。

 それを見た男性は。

 

「おい………ギルドの奴らにカエルの情報聞いてて飲み込まれるとかバカなのか」

 

 そんな風に呆れた口調で言うと、ジャージの男性が助ける。

 

「たく、カエルがアクアを飲み込んでいてくれたおかげで動けなくなってて助かったな」

「うぅ、うぅ!ありがとう、カズマぁ。ありがとう!ありがとうね!」

 

 そんな風に言うと、アクアという女性は涙目で抱きつき、カズマという男は嫌そうな表情を浮かべる。

 あのカズマって奴、苦労してるんだな。

 何か、関わると面倒臭いのは、あのアクアって奴だな。

 その後、何を思ったのか、女性の方がジャイアントトードに向かって突進していった。

 

「神の力、思い知れ!私の前に立ち塞がった事、そして神に牙を剥いた事!地獄で後悔しながら懺悔なさい!ゴッドブロー!」

 

 ルナさんの話によれば、ジャイアントトードに打撃攻撃は効かない筈だが。

 

「ゴッドブローとは、女神の怒りと涙のこもった一撃!相手は死ぬ!」

 

 だが、ジャイアントトードには効いた素振りがない。

 

「………カエルってよく見ると可愛いと思うの」

「はぁ…………この駄女神が」

 

 あんな性格だが、流石に二度も食われるのは可哀想だな。

 そんな事を思いながら、俺はガヴガブレイドのプレイボンを押す。

 

「ハァァァァァ!」

 

 俺はそう叫ぶと、ガヴガブレイドで斬撃波を放つ。

 放たれた斬撃波は、そのアクアという女性を食べようとしていたカエルの脳天を貫き、絶命させる。

 

「なんだ………!?」

「えっ!?」

 

 あの2人からしたら、いきなり現れた青年にジャイアントトードが撃ち抜かれた様に感じただろうな。

 

「大丈夫か?」

「えっ。あっ、はい」

「おい、大丈夫か?」

「大丈夫よ。この人が助けてくれた」

「ありがとな。誰だか知らないけど、助かった」

「いやいや、助かってよかった」

 

 やっぱり、お人好しかもな。

 距離を取ろうと思っても、何やかんやで助けるな。

 俺は、後ろの2人に話しかける。

 情報交換としてだ。

 ジャージの青年がカズマで、青髪の子がアクア。

 やはり、カズマは転生者で、特典として女神のアクアを連れてきたそうだ。

 連れてきた理由に関しては。

 

「ああ?別に特典を選ぶのがだるくて、テキトーに目の前に居たこいつを指さしたら、ついてきただけだ」

「何がそれだけよ!こいつ特典を見る前に私を選んだのよ!おかげでこんな目にあってるのよ!」

 

 カズマが怠そうにそう言うと、アクアは激昂しながらそう言う。

 そういう事か。

 ていうか、女神も選べたのか。

 

「じゃあ、俺はこのクエストを終えたから、先に戻るな」

「カズマ、戻りましょう…………。私たちには、難易度が高いわ…………」

「お前が足を引っ張ったからうまくいかなかっただけなんだがな………。まあ、流石にその状況はまずいな、戻るか」

 

 こうして、俺だけでなく、カズマとアクアも、アクセルに戻る事になる。

 流石に、ガヴガブレイドを貸す事は、出来ないからな。

 その間、カズマから質問された。

 

「おい、ソウマ」

「ん?」

「お前も転生者なら、お前は何か特典を選んで貰ったのか?」

「まあね」

 

 カズマがそう聞いてくるので、俺は答えた。

 仮面ライダーガヴなどに変身が出来るのだと。

 その際、カズマは仮面ライダーはフォーゼまでは知っていると話した。

 フォーゼ以降の仮面ライダーであるウィザード、鎧武、ドライブ、ゴースト、エグゼイド、ビルド、ジオウ、ゼロワン、セイバー、リバイス、ギーツ、ガッチャード、ガヴについてを話していった。

 そんな風に話す中、風呂で汚れを落として、ギルドで報酬を受け取り、カズマ達と共にジャイアントトードの唐揚げを食べていた。

 やっぱり、美味いよな。

 すると、俺の冒険者カードを見ていたアクアが声を上げた。

 

「貴方、ルーンナイトなの!?」

「何だそれ?」

「上級職って訳じゃないけど、魔法剣みたいなのを使える職業よ」

「そうか」

 

 冒険者カードをアクアから返してもらい、覚えられそうなスキルが無いか見ていると、カズマから声をかけられた。

 

「なあ、ユウマ」

「どうした?」

「お前が良ければでいいが俺達とパーティーを組まないか?」

 

 そう誘われた。

 そう誘われ、俺は迷った。

 正直言うと、ソロが良い気がする。

 だが、アクアはともかく、カズマは良い奴かもしれない。

 まあ、距離はとりつつも、仲間になるのもアリかもしれないな。

 

「…………ああ。良いよ」

「そうか助かった。俺は最弱職で、アクアは支援と回復は良いが、攻撃手段が無いダルい状況だからな。『まあ、あえてなんだがな』」

「ちょっとカズマ、どういう意味よ!」

「うるせえぞ!駄女神、ユウマに断られるのを覚悟してんだぞ。ダルいこと言ってんじゃねえ」

 

 そんな感じで、カズマとアクアが仲間になったのだった。




今回はここまでです。
今回は、カズマとアクアが登場しました。
カズマの性格は、ラキア寄りにしました。
その為、セクハラなどはしなくなりました。
次回はめぐみんが登場します。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
ユウマにヒロインが必要かどうかのアンケートを取っていきます。
ラキアが、デンテと接触しましたね。
そして、デンテから闇菓子の原型が語られる。
ダークショウマの正体は、クローンである事が確定しましたね。
そして次回、チョコルドを使ったヴァレンとブリザードソルベフォームが登場しますね。
果たして、どんな活躍をするのか。
楽しみです。

ユウマにヒロインは必要かどうか

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